『降り積もる思い』
私が彼女に恋をしたのはいつなのだろう。
自分が人とは違うと認識してからだろうか。
自分の恋が世間では許されないと知ったからだろうか。
日に日に増すこの想いはもう私には抑えることが出来なくなり、違うもので霧散させるが溶けてしまった真っ黒な雪だけが私の心の中に残る。
一度も彼女に「好き」と伝えることが出来なくて
いえ、「好き」自体は何度も伝えていました
ですがあなたを心から愛していますとは言えなくて
貴方を思う度に涙だけが溢れかえり、私の気持ちは一生貴方に伝えることができなくて
私は、貴方の幸せを心から願っています。
だから、お願いだから、泣かないで、下を向かないで、私のことを忘れないで──……。
12/21/2025, 12:39:43 PM