寒くて目を覚ます。
隣で恋人が眠っている暖かいベッドから抜け出した。
ドアを開けると、眩い光と一緒に冷たい空気が入ってガラスが白くなっていく。
この寒さはおかしい。
私はドアを閉めて色々を見ていると、空気の入れ替えで窓を少し開けていたことを思い出す。
開けていた扉を閉めつつ、時計を見るともう起きた方がいい時間だった。
加湿器と暖房をつける。
彼が起きた時にはご飯が食べられるよう準備しちゃおうかな。
そう思った私は洗面所に足を向けた。
凍る……には程遠いけど白くなった鏡を濡らしたタオルで拭いていく。
さあ、新しい一日を始めよう!
おわり
五九〇、凍てつく鏡
12/27/2025, 1:40:43 PM