夜、自販機に100円を入れ、10円を3ついれ、どれにしようか迷っていると、
「よう」
と、声がした。
ちなみに、わたしは女なんだけどね。
「あっ、恭介」
彼は上司なんだけど、会社を出ると、普通の人になってしまう。
だからといってさんをつけると、
「やめてくれ、俺は恭介だ」
と、言ってくる。
まあ、仕方がないと思いながら、彼は自販機を見て、
「なんだ?こんなに寒いのに、温かい紅茶でいいじゃないか」
紅茶のボタンを押した。
缶紅茶が、出てきた。
『まあ、いいか』
と思いながら、温かい紅茶をだして、
「俺も買おうかな」
と言うと、
チャリチャリと音を出して、温かい缶コーヒーボタン押して、取り出す。
「あっ、この前渡したファイル、返すの・・・」
「イイって」
と、恭介は缶を開け、コーヒーを飲んだ。
わたしは、そんな恭介の事がだんだん好きになっていった。
8/2/2025, 2:46:46 PM