希望なんて光なんて初めから無い方が。暗闇に目が慣れてしまった方が。ずっと楽だろうに。
頭で分かっていたって出来ないの。全てを捨てようとしても纏わりついて離れない。壊そうとしても泣き出してしまう。私が弱いから。
だから、そんな愚かな私は差し込んだ微かな光にも縋ってしまう。全てを変えてくれるんじゃないかって、私を助けてくれるんじゃないかって。根拠の無い過大な望みを抱いて、明日への光にしてしまう。
結果傷ついてばかりだけど、それでも、縋っている間はまだ生きてられるんだって信じてる。
『明日への光』
12/15/2025, 12:40:15 PM