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お題:星になる

じーちゃんから聞いた話。ボクはあんまり覚えてないけど、おばーちゃんが亡くなって間もない頃、星空を見てたら突然「おばーちゃんはあそこにいるの?」って聞いたらしいんだよね。「そうじゃよ。あそこからわしらを見守っているんじゃ」ってその時は返したんだけど、仕事にばかり目を向けていたからかな、もっとおばーちゃんと話せばよかったってかなり参ってて、ポロッと「お前のところに行ければなぁ」って零したら、ボクが涙目で「じーちゃん粉々になっちゃやだー!」って言ったんだって。どうやら、夜空の星全部がおばーちゃんだと勘違いしていたみたいで、可笑しいやら嬉しいやらでひたすらボクの頭を撫でたんだとさ。

星空を見るたびにこの話されてさ。正直蒸し返されて恥ずかしいんだけど、まあじーちゃんが話したいならそれで良いかなって。そんな話。

12/15/2025, 10:02:13 AM