『明日への光』
山に差し込む夕日
夜を告げる月明かり
夜空を埋めつかさん限りの星は今にも降ってきそうで、ひんやりとした風は頬を撫でる。
光は輪になって
輪は循環して、息絶えもなくまわり続ける。
そこに私たちが存在し、光がある。
例えこの世界から人類が消えたとしても明日への光は無情にもこの星をも照らす。
明日への光は、希望でもない。
救いでもない。
ただ、そこにあるべきして有るのだ。
だが、我々の祖先は皆この光に名前をつけた。
神と崇めた。
それは何千年のときをえて紡がれ、そして紡いでいく。
天空を見上げればそこに光があり、道標となる。
私はそんな人になりたい。
12/15/2025, 11:12:48 PM