thanks101号室

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ぬくもりの記憶だけが鮮明な記憶を蘇がえす
金木犀のコロンを最近は愛用していて
君の使っていた香水は、過去の記憶
僕が好きだった君
君が好きだった僕

過去から今へ
僕は君のため食事を減らす
可愛いリボンが似合うため
君の欲望に敵うため
年月が笑を奪い
真実が現実となる

みんながリボンを掲げる時
僕はどこにいるだろう
そして、誰を想うのだろう
答えは決まっていて
僕は、それを待っている

雨が僕らを新しい場所へと運んでくれる

何もなかったようにそっと。

そして、また日が訪れる
君のぬくもりで目を覚まし
ゆっくりでいい
そっと君に呟いた
それが離れている証拠だと
そっと、冷たいぬくもりで返した。

12/11/2025, 7:41:54 AM