彼のお気に入りの本
彼は僕に何回も彼の声で読んでくれた
優しく温もりのある声でいつも包まれていた
そんな彼と目が合うと彼は顔を赤らめていた
僕まで顔が赤くなった
手と手が触れ合って彼を体で感じていた瞬間は
鼓動が早くなった
こんな他愛のないほのぼのした時間が続いてほしいと願った
この時間この恋愛の仕方今の時代的に
先をいっている
普通じゃないからこそ愛おしい
何回も読んでくれた
彼のお気に入りの本
お出かけのたびに羽織っていたコートに触れながら
「またね」
と呟いた
こんなこと言ってもずっと記憶に残るし
忘れられない
この部屋から出られる気もしない
でも「またね」
って言った時確かに彼の声で
「あぁ、またな」
って聞こえた
いつまでも愛しているよ
「お気に入り」
2/18/2026, 7:10:13 AM