Krsb夢 (pkmn Z-A夢注意)
甘いガレットと芳醇なロズレイティーが好き、オシャレはよくわからない、雨よりも晴れが好き、滞在してそれなりに経つが未だにミアレ中を迷う。
自称バトル苦手の英雄のことをその男は思い浮かべていた。仲間の借金のせいで監視され、問題が解決したあとも監視され続けていることに気が付かないその無垢な横顔をスマホの画面から覗く。
今日の彼女は珍しくのんびりとカフェでくつろいでいる。彼女のポケモンがゆらゆらと体を動かして何かをアピールしている。それに気がついた彼女は優しく手を伸ばして頭を撫でた。
いつものキリリとした顔からは想像できない解けて緩められた表情。
「きみは、かわいいね」
彼女は撫でながらそう言った。
画面を見る目は気づかないうちに細くなる。
「お前の方がかわええわ」
ミアレの英雄はいつもどこからか現れ、人を助けては消えていく。人はみなそう言う。
だが今は俺しか知らない彼女の時間。
かわいいただの俺の好いた女。
2/16/2026, 1:10:02 PM