『あいまいな空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
遠い彼方に
漂う雲
どこに行くかも
曖昧なまま
優雅に揺れて
流れていく
曖昧な空
僕の気持ちも
君の気持ちも
飲み込んだような
空を見上げて
決めたんだ
「一緒に前に歩こうよ」
これが僕の答え
どんな天気なのだろうか。
どんな色をしているのだろうか。
それを見て今の気持ちは?
楽しい。寂しい。モヤモヤする。果てしなく続くものに思いを馳せて。
曖昧な空。曇りのような晴れのような。暗くて何も見えやしない。君にはこの空がどう見えるのかな。
今日はなんとも言えない天気だ
雲りのような雨のような
雨は降っていないはずなのに
なぜか雲はものすごく暗い黒だ
今日はせっかくの休日なのに
はぁ、
ため息まで吐き
心まで暗くなりそうだ
外は暗いから今日は家から出ずに
1日を過ごしたのだ
お題_あいまいな空
鳥が囀り、朝日が私の死んだ顔を照らし、冷たい風が私をあおる。
あぁ、朝が煩わしい。
どんなに朝を恨んだって、あの子が帰ってくる筈がないのに。
ふとバルコニーから下を見ると、遠くであの子が遊んでいるのが見えた。たしかに。
「いかなきゃ」
そういって、私は______________________________
あいまいな空
変な表現だと思う。
あいまいな空模様、ならわかるけど。
失恋した。
大好きだったあの人に
今日、振られた。
涙を必死に堪えようと上を向いて、
自分の視界からは、
雨のような大粒の水が止まることを知らず溢れた。
「どんな雨でもいずれ止む」
だから私は、雨が止むのを待った。
ひたすら、私が振られた場所で
端っこで1人、雨を降らして。
20分くらいしたら、雨が止んだ。
空を見上げると、空は真っ青に染まっていた。
まるで新しい恋がみのったかのように。
あぁ、いやだな。
この天気。
あぁ、嫌だな
こんな気持ち。
捨ててしまいたい。
(題・あいまいな空)
「あいまい」この言葉は日常的に使うだろうか
あいまいな関係、あいまいな言葉、あいまいな気持ち
色々あるけどあんま使わないな(笑)
あいまいな空って今の、自分の気持ちみたい
「あいまい」も「空」も正直好きだけど
あれよね、不思議な感じになって好きなんだけど
本音を言うと君とあいまいじゃない関係になりたいな
【あいまいな空】
あいまいな空って言われて浮かぶのは…雨降りそうだけどまだなんとかもってるーって空かなぁ
なんと言っても私はまわりのみーんなが認める雨女でありまして・・・
なので、あいまいな空の時は私が職場から帰ろうとすると
『あーーーちょっとだけ待って!先に出るからっ!』ってみんな一斉に言いだすんだよね〜まったく笑
で、もうすぐ家に着くって頃に信じられないくらいの土砂降りとかね、ほんとあるある〜
まず浮かんだのはこんなところでしょうか
そして今回も明日の19時までたっぷり書き込む予定です!
まずはお風呂で想像、妄想に浸って参ります
スッキリ爽快!
お風呂での想像、妄想の世界に浸ると次々浮かぶ浮かぶ
たーだ、上がるころには『あいまいな空』は何処行った?ってくらいに内容がそれていましたが笑
『曖昧』に焦点をあててみて考えると…自分には曖昧さはあまりないなーと
すぐに返事をしなかったり、答えを出さない時でも、自分の中では迷いはほぼなく明確に決まっていることが多い
ただ、タイミングや伝え方を思考しているだけ
これだけハッキリしているとショッピングや食事のメニュー決めも即決タイプに見られがちですが…そこはじっくり考えて迷って最善をさぐる笑
私にとってオシャレや食事はとても重要なモノなんだと思う
おはようございます♪
今日の朝空は〜あいまいではなく、雲ひとつない澄みきった青
暑いけど気持ちイイ
さてと、ホットコーヒーを淹れますか…
あいまいな空
朝かも夜かも、昼かも夕方かも、わからない1番綺麗な空
オレンジ、ピンクっぽい色、水色、淡さのある綺麗な色が入り交じった最高の空
認められたくて。
愛されたくて。
気づいて欲しくて。
何かに縋って生きている。
でも、本当の自分は弱虫で。
愛することも愛される勇気もない。
自分の殻に引きこもっているただのおバカさん。
なにかに向かって進んでいる人を羨ましがって。
キラキラしている人を見て嫉妬して。
自分と比べるからこんな感情になるってのはとっくに知っている。
こんな自分が嫌だからムカムカする。
進まなきゃ置いてかれるって分かっている。
進まなきゃいけないのに何故か涙がでたり自分で作りあげた暗い世界に一瞬で引き戻される感覚。
私の背後を影のようにまとわりつくていく負の感情。
一体どこから間違ったんだろうと後悔する日々。
あいまいな空にあいまいな自分。
とっくに過ぎ去っていった時間。
すれ違う人々。
帰る場所もなく。
待っている人もいない。
私は一人だ。
孤独な者達よ。
今どこで何をしていますか。
私は、息を吸って吐いて。
日が昇って落ちていく同じような日々を過ごしています。
きっと、私の気持ちは誰にも届くことも無いし。
きっと、気づかれることもない。
囁いた言葉はあいまいな空に消えていくだけで。
明日は幸せが待っているはずだと微かな期待を抱いて今日もここにいる。
【⠀あいまいな空 】
あいまいな空
赤、橙、紫、青、夕方の空は様々な色に変わっていく。僕の心も毎日色んな色に変わっていく。色んな環境、色んな人間と関わり合いながら変化していく。
バイト帰り、朝から働いたあと帰路に着く。車が1台通れるだけの路地に、歩く猫と鮮やかな橙。梅雨の時期に珍しく雲のない空。憂さ晴らしに海でも行こうか。広く澄み渡る夕空に僕の心も晴れたようだった。
オワリ
夕空を見ると写真を撮りたくなりますね。暑いの苦手なので早く秋になって欲しいものです。
ナツキとフユト【11 あいまいな空】
上目づかいに見るナツキに、フユトは言った
「別にここにいてもいいけど、恋人と仲直りしなくていいのか?」
「だって…」
「恋人は、お前が好きだからキレたんじゃないのか?」
「そうかなあ…」
「そうだろ? 今ならまだ間に合うぞ」
「でも…」
「なんだ、はっきりしないな」
答えないまま、ナツキは窓の外を見て言った
「今にも降り出しそう…」
(つづく)
嗤うようにたなびく雲と
澄まして横を向く月のあいまいな夜
降るんかい!
降らんのかい!
どっちなぁんだい!?
ザザァー!!
降るんかい‼️
洗濯物
どうしてくれる!?
【あいまいな空】
どんより濁った雲と
はっきりしない天気予報の数字
それを見ながら
いつもより早く家を出る
君の影を探しながら飲む
いつものカフェのコーヒーが
なんだか今日は少し甘い
見つけた顔の眉間に
思わず笑いたくなるような深い皺
忍ばせた折りたたみ傘は
君に近づくための少しの希望
夕方の空に答えを託す
臆病な僕を笑わないでいて
【あいまいな空】
『あいまいな空』
曖昧。
毎日眺めるこの空は、好きになる日と、
好きじゃない日がある。
広く、澄んだ綺麗な水色の空が好き。
黒く、曇った薄暗い灰色の空が嫌い。
透明な、綺麗な空から降る雨は、心を洗い流してくれる気がして。
でも、何故か ぎこちない。
なんだか、この空に、気持ちが左右されている気がして。
空なんて所詮、神様の気分かな。
それくらい あいまいな空が、
私を曖昧にしているのかもしれない。
例えば、気分屋だってこととか、ね。
あいまいな空
僕の心は今日の天気の晴れてるか曇ってるか分からないような感じで楽しいのか楽しくないのか分からない
麻痺した感じで
どうすればいいかわからない
僕の気持ちがわからなくてどうすれば良い?
辛いのかも苦しいのかもわからない
だから動けなくなるまでいつも動いて考えてしまう。
空に手をかざす。
青とも赤とも白ともつかない、うっすらと焼けた儚い空が、透けて見える。
僕は両足で立っている。
立っているはずだ。
地面は遥かに広がって、入り混じっている。
前にも後ろにも右にも左にも。
ただただ広い空間が広がっている。
地平線はもうない。
空と陸と海は混じり合って、境界線は存在しない。
僕の、上にも下にも後ろにも。
あいまいな空が際限なく広がっている。
「名前なんて消えて終えばいい」
絶望に打ちひしがれた帰り道、僕の口からこぼれ出たヤケみたいな願い。
誰の目にも触れないような、奥まった土地に鎮座する、古ぼけた鳥居と荒れ果てた社の主は、そんな願いを聞き入れた。
全てのものから、名前は消えた。
名前は儚く霧散して、名前によって、自分と他人、外と内に、引かれていた境界線も消え失せた。
「空」は空という名前を失って、陸と同化した。
「陸」は陸いう名前を失って、空と混ざり合った。
「海」は海という名前を失って、空と陸に溶け込んだ。
全てが全てになった。
全てのものから名前が消えた。
「ビル」はビルではなくなって、全てに呑み込まれた。
「道」は道ではなくなって、全てに沈み込んだ。
「港」は港ではなくなって、全てに潜り込んだ。
全てが全てになった。
全てのものの境界線は消えた。
「鳩」は全ての染みになった。
「犬」は全ての影になった。
「魚」は全ての皺になった。
全てが全てになった。
僕も、君も、彼も、彼女もなく、僕たちは人間で、人間という線引きもなくなって、全ては全てに全てとなった。
…願い主に、願いが叶ったところを見せる決まりでもあるのだろうか、全てが歪んで、混じり合い、結合し、一言も発することなく、境界を超えて瓦解する中で、僕だけが、「僕」だった。
その時にやっと僕は気づいた。
言葉は全て名前だった。
あいまいな言葉も、あいまいな定義も、あいまいな区別も。
その現象や物を指し示す名前が言葉だった。
全てのものに境界線を引き、分かりやすく指し示す名前で、それが言葉で。
それが世界から無くなれば、全ては全てとしか有り得なくなり、全てに呑み込まれるということを。
それに気づくのが、あまりに遅すぎた。
僕の体はすでに溶け込み始めている。
僕の体は全てに滲んで、溶け込んで、体が軽い。透明にも思える。
僕も、全てになる時が来たのだ。
僕はかろうじてわかる自分の右手を伸ばす。
色彩の薄くなった右手の甲は、あいまいな空模様を透かして、瞳に映す。
あいまいな空だ。
僕の脳裏はそう告げる。
これは全てかもしれないが、僕にとってはあいまいな空だ。
最期の人類の僕が名付ける。
これは「あいまいな空」。
指先が、ゆっくりと、あいまいな空に溶け込んでゆく。
あいまいな空は、白くぼんやりと、どこまでも、どこまでも、どこまでも、広がっていた。