『お気に入り』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「お気に入り」のルームウェアを着て
お気に入りのハーブティーと
お気に入りのお菓子屋さんのケーキを一緒に
ぬくぬく温まって、ほっと一息
たまには自分を甘やかす
朝の誰もいない通学路。誰にも邪魔されない私だけの時間。
お気に入り
『僕のお気に入り』
僕の名前は富樫健(とがしたける)、普通の男子高校生だ。
なのだが普通じゃないことがよく起こる。
僕が好きになり仲良くなった女の子はみんななぜか死んでしまう。
だから僕はいつしか人を好きにならないようになった。
そんなある日のこと、僕は罪を犯してしまった。
そうだ、また人を好きになってしまった。
その子の名前は管藁文美(すがわらふみ)さん。
文美さんとはちょっとだけ会話をするようになっが壁を作ってあまり仲良くならないようにしていた。
たまに冷たい態度をとってしまった時はすごく心が傷んだ。
友達のようなでどこか距離を置くような関係性のまま時が過ぎた。
僕は自分の気持ちをすべて文美さんに打ち明けた。
健「僕、文美さんのことが好きです」
文美「ありがと」
文美さんは涙ぐんだ声で言った
健「でも!好きになれないんです、僕が好きになった女の子はみんな死んでしまうんです、だからだめなんです」
健「すみません、好きになってしまって、」
文美「大丈夫だよ、私は絶対に死なない、だって私も健くんのことが好きだから」
そう言って文美さんは僕を優しく包んでくれた。
僕は文美さんの胸の中で泣いた。
10年後
僕と文美は結婚した。
高校生の頃なぜ僕が好きになった人がみんな死んでしまい、なぜ文美だけ死ななかったのかは今もまだ謎だ。
でもそんなことどうでも良かった、だって今幸せだから。
文美は、僕のお気に入りだ。
『私だけのお気に入り』
私の名前は管藁文美(すがわらふみ)、普通の女子高生だ。
私には同じクラスに好きな男の子がいる。
その子の名前は富樫健(とがしたける)くん。
高校1年の冬
私はいつものように健くんのことをつけていた。
そしたら健くんは同じクラスのリコちゃんと仲良さそうに会話していた、それから時が経つにつれて2人はどんどん仲良くなっていく。
それをずっと見ているのが私は辛かった。
だからやるしかなかった。
時間をかけて丁寧に藁人形を作り、そして夜中に家の近くの神社へ行き、良さそうな木を見つけた。
その木にリコちゃんの顔写真をつけた藁人形を釘で刺し、金槌でその釘を叩きつけた。
何度も、何度も。
文美「死ね、死ね、死ね」
そしたら2日後にはリコちゃんは電車に轢かれて死んだ。
高校2年の夏
私はいつものように健くんのことをつけていた。
そしたら健くんは1つ年上の先輩のサチさんと仲良さそうに会話していた、それから時が経つにつれて2人はどんどん仲良くなっていく。
それをずっと見ているのが私は辛かった。
だからやるしかなかった。
やることは同じ、もうなんの躊躇いもなかった。
藁人形に釘を叩きつけた2日後にはサチさんは心筋梗塞で死んだ。
高校3年の春
私はいつものように健くんのことをつけていた。
そしたら健くんは2つ下の後輩のエリちゃんと仲良さそうに会話していた、それから時が経つにつれて2人はどんどん仲良くなっていく。
それをずっと見ているのが私は辛かった。
だからやるしかなかった。
やることは同じ、可哀想なんて全く思わない。
藁人形に釘を叩きつけた2日後にはエリちゃんは通り魔に刺されて死んだ。
高校3年の秋
私はついに健くんと仲良くなった。
しかし健くんはどこか距離を置いているようだ。
いつもは優しいのにたまに冷たい態度をとってきたり、同い年なのに敬語だったり。
なぜだろう。
そんなある日、健くんは私に打ち明けてくれた。
健「僕、文美さんのことが好きです」
私はやっと夢が叶い思わず涙を流した。
文美「ありがと」
健「でも!好きになれないんです、僕が好きになった女の子はみんな死んでしまうんです、だからだめなんです」
健「すみません、好きになってしまって」
全て理解した。
健くんがずっと距離を置いているようだったのは私が死んでほしくないくらい好きになっていたからなのだ。
嬉しかった、嬉しくてたまらなかった。
もう名前も忘れた3人の死のおかげで健くんの私に対する愛がわかった。
だから言ってあげた。
文美「大丈夫だよ、私は絶対に死なない、だって私も健くんのことが好きだから」
そう言って私は健くんを優しく包んであげた。
健くんは私だけのものになった。
健くんはは私の胸の中で泣いた。
健くんは、私だけのお気に入りだ。
幕 間 そして、娘は姿を消した
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京の都には、歴史の深い由緒ある祭りがある。
伝統により、今代も京の都にゆかりのある未婚女性から、祭りの主役である巫女が選ばれた。
そして着々と祭りの準備が進む中、奇妙な事件が勃発する。
主役である、巫女の誘拐だ。
直前、十二単を着た美しき巫女と従者たちは、小川で心身の穢れを祓っていた。儀式には、巫女と五十程の従者による女人列が、境内の川にて臨んだという。
そしてその場にいた全員が、こう口を揃えた。
怪しい人物は、一切見当たらなかった――と。
祭りには新たな巫女を迎えて行われたが、誘拐された娘が京の都との関わりが深く、由緒ある家柄の金持ちの令嬢だったためか、日本は疎か世界中でこの事件が報じられた。
未だ懸命な捜索が続けられているが、目撃証言や証拠が一切残されておらず、世間では「自作自演?」「駆け落ち?」「神隠し?」などと、令嬢の名誉を穢す声も上がっているという。
残された家族は、お気に入りだったという花壇に水をやりながら、娘の帰りを待ち続けている。
二十歳になった娘は、まだ見つかっていない。
#お気に入り/和風ファンタジー/気まぐれ更新
【 お気に入りの場所 】
空も風も匂いも空気も全部独り占めしたいのに
一瞬で別の人の場所になってしまった
ねぇ、
何で私は
貴方の隣にいるのが当たり前だと思っていたのだろう
今はもう別の人の
私のお気に入り
お気に入りのコーヒー豆を挽いて
お気に入りの曲をかけて始まる朝
今日は 久々の休日…
何もかも お気に入り三昧にして
思いっきり 自分を甘やかそう…
窓辺で揺れるサンキャッチャーが
部屋に伸びるポカポカの日差しを
集め キラキラと虹色に舞う…
名も知らぬ小鳥さんが やってきて
お庭の木にとまりさえずっている
いつもと変わらぬこの場所だけど
今日は ほんわかした幸せに包まれて
時間が ゆっくりと流れている…
お気に入り三昧のひととき…
それは 自分自身と向き合う
大切な儀式……
#お気に入り
お気に入りだった部員がいた
小さくて
ひょろっこくて
ぐずぐずしてて
でも
誰より勝負を楽しんでいた
その目に見える景色が、どれだけ美しいんだろう、綺麗に見えるんだろう、羨しかろうか
でも
誰よりも強さを求めてしまった
その目に見える景色が、どれだけ醜いんだろう、きたなく映ってしまうんだろう、それを反発したかろうか
今まで考えたこともなかったのに
一人で突っ走って
無理してクマ作って
しまいには、笑わなくなって
いいぜ
全部元どおりにさせてやるよ
勝負の楽しさ、教えたのは誰だったか
思い出させてやる、覚悟しとけ
お前に勝てなかった自分が言うものじゃない
けど
「前みたいに…楽しくやろうや」
_2024.2.18.「お気に入り」
pkmn。つばさん
最近、ハイキューの映画が始まりましたね。学生の私もなんとか見に行けそうで歓喜(母がいいよって言ってくれましたヤッター!)。
なので、今はハイキューを観てます。追い中です。ちょうど二期に滑り込みました。
お気に入り
私のお気に入りの場所の一つは、自分の部屋のベッドだ。私にとって、睡眠は生活の中で欠かせないことだからというのもあるかもしれないが、とても気に入っている。私のベッドは二段ベッドの下だ。スッキリ起き上がることはできないが、天井が近くて、秘密基地みたいなその空間が大好きでたまらない。見た目は普通だけれど、寝転んでしまえば、誰でも深い眠りにつくはずだ。
今日もふかふかのベッドで気持ちよく寝たい。
お気に入り
今日手に入れたお人形さんは、3つともマリオネットだったよ。
お嬢様と、おじさんと、王様。
こんなふうにお人形さんをコレクションし続けて、数えるのもバカらしくなるくらいの量を持ってる。
その中でも、あたしのお気に入りはこれ。
“❤︎My Darling❤︎”
ひとつの欠陥もない整った顔面に、艶のある髪の毛……おまけにスタイル抜群。
まさに、あたしの理想を体現したようなダーリン。
いちばんのお気に入りだから、人間みたいな体温も感じられるようにしたの。
お人形さんには少しだけ心が残ってるから、毎晩ダーリンと添い寝してると、夢を通じてダーリンの思念が伝わってくるの。
夢の中のダーリンはいつもあたしに怯えて、怨みのこもった眼でじっと見つめてる。
【お気に入り】
不思議な夢を見た。
河原で1人佇んでいると、遠くから女の子がやって来た。
「お兄ちゃん。わたし、困ってるの。助けて欲しい」
この状況を気にも止めなかった俺は快く了承した。
女の子はありがとうと言って俺の袖を引っ張る。彼女に連れられていくと、そこには小さな石が積まれていた。
「これをもっと高くしたいの」
俺は彼女と石を積み上げる。膝丈くらいまで高く積み上げると、女の子は飛んで喜び、お礼と言って小さな黒い人形を差し出してきた。
「お気に入りなの。お兄ちゃんに持っていて欲しい」
そこで、目が覚めた。
変な夢だと思いつつも、大学へ行くため支度し玄関を開ける。そこで足が止まった。
玄関先に小さな人形が落ちている。
拾い上げてみると、どことなく夢で見た女の子に似ている気がした。直感的に、これは夢のあの子がくれたものだと気がついた。
少し気味の悪さを覚えつつも、何故か俺はその人形をポケットに入れていた。
その通学途中、俺は信号無視の車に跳ねられた。
目が覚めたのは病院の中だった。奇跡的に軽い打撲で済んだらしい。
医者の話をぼんやりと聞きながら、右の太ももがじんわりと熱くなっているのを感じた。
軽く触ってみると、熱くなっていたのはあの人形だった。
あの女の子が守ってくれたのか?
なんにせよ、俺は彼女がお気に入りだと言った人形を今でも大切に持っている。
私は誰かのお気に入りにはなれない
だから 「私なんか」って考えて自己肯定感が低くなり ネガティブすぎると みんなから言われ さらに誰かのお気に入りにはなれなくなる
あいつは先輩のお気に入り
あいつは先生のお気に入り
あいつは同輩のお気に入り
わたしはあいつが大嫌いだ。
顔が可愛いだけで、背が小さいだけでちやほやされてる。
だからあいつが持て囃されるたびに、イライラする
あいつはわたしの部活の同輩
典型的な女の子
泣けば許される
自分は世界の中心
私が正義
そんな心が透けて見える
あいつは許されることが
わたしは許されない
どうしようもなく自分が惨めに思える
結局ひとは顔なのだ。
中身じゃない
そんなこと言ってる奴は絶対
他人と自分との違いに気付かないクソ鈍感野郎か
顔がかわいくても振られたことのある奴だ
どうか将来
その性格のせいでなにか面倒ごとに巻き込まれてほしい
わたしはあんたの性格を指摘してあげない
落ちぶれて
惨めに
泣き喚いて
自分は世界の中心ではないと、思いしればいい
そしてその後で、
「やっぱり人は中身だよね」とか言って見せて欲しい。
滑稽極まりなくて、非常に愉快だから
お気に入り
遠回りして通るお気に入りの道がある。
どこからかサムライが出てきそうでワクワクする!
私のお気に入りがみんなからも気に入られるのは、なんか気に入らない。
「お気に入り」
子供の頃、お気に入りの絵本があった。
母が買ってくれた絵本だ。
水彩絵の具で描かれた美しい海、白い帽子とワンピースを着た女の子。
絵本を開くたび私はガラス細工のような繊細さをもつその世界観に目を輝かせた。
月日は経ち、私は少女から大人になった。
あの絵本は今どこにあるのかわからない。
ストーリーも絵も朧気な記憶の中でしかもう存在していない。
ただ、あの頃絵本を開くたび感じた感情の欠片だけが今も心の奥で眠っている。
「お気に入り」
お気に入りだと思っても途中で飽きてしまうことがある。
これからもそんな感じで、探して見つけては興味が
なくなりまた探して…を繰り返していくのだと思う。
お気に入りを選ぶことは苦手だ。
何かを選ぶことは、何かを選ばないということ。
それは酷く哀しいことのような気がしてしまう。
言葉の裏返しを見て申し訳ないと思ってしまう。
全てを同じだけ愛せたらしあわせだろうか。
(お気に入り)
今日お気に入りのアニメが完結した。
控えめに言って、よい最終回だったと言ってもよい。
体中が満足感で満たされる。
と同時に一抹の寂しさも覚える。
私はお気に入りのぬいぐるみを抱いて心を落ち着かせる。
好きなアニメだった。
一話目から最終回まで欠かさず見た。
ずっと終わらないでいて欲しいと思っていた。
でも終わりは来てしまった。
『みんなよかったね』とは思うけれど、来週から彼女たちに会うことは出来ない。
そのことが私を不安にさせる。
これを楽しみにして一週間を生きていたのに、これからどうしたらいいんだろう……
嫌なことがあっても、このアニメがあるからと思ったら我慢することが出来た。
でも、もうこのアニメはもう見れない。
お別れなんだ。
アニメが終わってからもボーっとしていると、CMが終わり次回予告が始まった。
おかしい、次なんてないはず。
だって、このアニメは終わって――
え、次は新しいシリーズが始まる?
ひどい!
そんなのやるくらいだったら、もっと続きをやって欲しい!
このアニメ以上のものなんて――
……あれ、なんか面白そう。
ダメダメ、誤魔化されてはいけない。
このアニメより面白いわけがない。
だけど次回予告を見ると少しだけ面白そうとは思う。
仕方がない。
とりあえず来週も見てみよう。
話はそれからだから!
絶対に面白いわけないんだから!
『お気に入り』
「それで次の任務ですが……」
任務の話をする、と呼ばれたので上司の執務室に入った俺は、目に入ったものにぎょっとして足を止めた。上司があまりにも普通の顔で此方を見てくるものだから、気を取り直して入室した。上司がそのまま話を始めるせいでどこを見て話を聞いていれば良いのか分からない。少し視線を上げると上司の頭に顎を乗せて御機嫌にニヤニヤしている兄貴分が目に入るのだ。分厚い前髪が無くなったために表情が良く分かる。かと言って視線を逸らしたところでごろごろと重低音が部屋中に響いているのだから大して変わりはしなかった。
★お気に入り★
お気に入りのブランドの香水がある。強い香りが苦手な自分でも使える、優しい香りがコンセプトのブランド。
その中のひとつ、特に大好きな香りは、通院の時……決まった曜日に、いつも少しだけまとっていく。
木曜日ーーー
気付けばいつの間にか、通院のない時でも毎週必ずまとう香りになった。
あなたに会える時の、大好きで大切な……何だかお守りみたいな特別な香りになった。
大好きな先生(ひと)が、すぐ側にいてくれるみたいで、守ってくれてるみたいで、すごく安心するんだ。
ただの勝手な妄想だけど、そう思うだけで不思議と頑張れる気がするの。