『これからも、ずっと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
ねぇ、君と出会ってからもう三年経ったね。喧嘩も沢山したね。でも、その分仲直りして、たくさんデートしたね。ずっと一緒にいるけど、ずっと君のことが好き。ねぇ、愛しい君は、これからもずっと、僕と一緒にいてくれますか?
テーマ:これからも、ずっと
どうあっても、未来のことは分からない。
誰にも手を出せない領域があるのなら、今の私から起こせる行動は、一体どこへ繋がるのだろう?
難しい考え方は苦手だけど、一つだけ言い切れる。
最終的に、自らの意思で選び取るのが決断なら。
そんな風に見えない“もしも”の先で臆さず、いつまでも挑戦できる心のままで居たいなと思えた。
だって、何気なく考えてみた時に気づいたんだ。
私の抱く感情は、いつか最期に命を終える瞬間まで「私」と付き合い続けるのだから。
ウソだけは、吐きたくない。
……あ、でも何だかちょっと疑問も浮かんで来た。
手を組む相手が自分自身であっても、この場合「一蓮托生」って言葉を使えるのかな?
【これからも、ずっと】
【これからも、ずっと】
ずっと書いてきた
これからも、ずっと書いていく
日常を文字に置換して
これからも、ずっと
頭頂部は薄くなりAGAをしている。
白髪も目立つようになってきた。
顔は脂ぎっていて、シミやらシワやらがチラホラと。
メタボという言葉ができる前からお腹は少しぽっちゃり気味。
身長も高くはなく、顔もこれと言った特徴がなく、メガネと顎髭でキャラ作り。
会社では、特に出世の目がない。
メンタルは弱く、プライドは高い。
言いたいこともすぐ言えないし、ヘラヘラ権力に従っている。
そんな自分ですが、これからもずっとよろしく。
「これからも、ずっと・・・」
その後の言葉が、ザーザーとノイズのように聞こえ、かき消されてしまった。
あぁ、まただ。また、同じ夢だ。
夢から醒めると、そこには天井がある。うん。当たり前だ。
当たり前で、見馴れた俺の部屋だ。
覚醒していく意識の中で、ここが自分の部屋だと認識した。
この夢に出てくる女性は、髪が長く整った顔をした人だった。
もちろん、そんな知り合いはいない。
そんなきれいな人が知り合いにいれば、間違いなく覚えている。
では、この女性は誰なんだ?
まぁ、初戦は夢なので大した意味はないのだろうけど…。
その1年後、俺の兄が結婚相手を連れてきた。
ちなみに俺は、高校生2年生だ。
おわかりいただけただろうか?
そう、その女性は夢の中の女性だった。
つまり、夢の中で俺は兄の目線で結婚相手を見ていたのだ。
それを知った時、壊れたラジオのように何度も何度もその言葉が再生された。
「これからのずっと一緒にいようね。ゆうちゃん!」
今度は最後まで聞き取れた。
…兄さんのこと、ゆうちゃんって呼ぶんだな。
ぼんやりと、どうでもいいことが思い浮かんだことを今でも鮮明に覚えている。
天寿をまっとうするも
桜のはなびらが散るように
人の命は儚いもので
ただひたすらに、あなたが安らかに眠れるようにと
私は祈り続けたい
これからも、ずっと
感謝の気持ちを持ちながら
ありがとう また会えるときまで 見守っていてね
【これからも、ずっと】
これからも、ずっと
私はきっとヲタクだ。
この年でアニメも観る。
声優さんも好きだ。
映画も好きだし、最近は2.5次元も好きだ。
そして推しもたくさんいる。
久しぶりに会った幼なじみに趣味の話をしたら、
昔からそうだったよねーと。
私って子どもの時から趣味はかわってないみたい。
いくつになっても、
これからもずっと、
こんな私で人生楽しむんだね。
これからもずっと、
増えていく録画とサブスクに追われ
毎日が忙しい。
【これからも、ずっと】
「好きだよ。」
君を見て、口に出した。
好きだ、と伝えるのもこれで何回目だろうか。
「もう、聞き飽きたよ」
そう言って笑う君も好きなんだ。
何度だって、君が離れて行くまでは伝え続けるよ。
それまでは、ずっとね。
きっといつかは君も僕の元から離れて行ってしまうんだろう。
そうなったらどれほど悲しい事だろうか。
君と居ることが生き甲斐の僕は、どうなってしまうのだろうか。
君が中心なんだ。
心の支えなんだ。
どうか、どうか、居なくならないで。
そう願う。
でも神様なんていないからさ、叶わないんだよ。
どれだけ願ったって、どれだけ祈ったって。
だから言葉で君を縛り付ける。
少しくらいは離れにくくなるでしょ?
これからも、ずっと。
そばにいてよ。なんてね。
これからも、ずっと。
大好きだよ。ずぅっと、ね。
るあ
これからも、ずっと一緒にいようね
口では簡単に言えるけど
その約束が叶うのは
互いのへ思いが
自分の努力へと変わった人達だけだ
これからも、ずっと
俺とお前が一緒に仕事して。
お互いのやり方が気に入らずに、
派手な言い合いして。口喧嘩になって。
…そして、先輩に叱られて。
俺がお前の仕事を手伝って。
慣れぬ俺の作業に、お前が注文付けて、
俺が言い返して。口喧嘩になって。
…そして、同僚に呆れられて。
俺とお前が休憩していて。
元気なお前に、疲れ果てた俺が文句をいうと、
お前が言い返して。口喧嘩になって。
…そして、友達に止められて。
顔を合わせれば喧嘩ばかりしている俺とお前だが。
お前と居るのは、決して嫌じゃない。
寧ろ、着飾らなくて良くて…気が楽だ。
喧嘩するのさえ、なんだか居心地が良くて。
お前にとってもそうだと、嬉しい。
絶対言わないが、お前には感謝している。
お前が居るから、俺は…俺で居られる。
だから。出来れば…。
俺と喧嘩してくれ。
これからも、ずっと。
自分の話をしよう。
自分は、自分でわかる限り「自信過剰」で「完璧主義」なくせに「人を見下す」。
言わば人に嫌われる対象である。
こうなったのも、こうであると気づいたのも姉のせいだ。そう言っても姉は「責任転換がしたいだけでしょ。」と無責任に自分を突き放す。
こんな事を言われ続けると、人は勝手に自分の意見は通らないし、バカにされるし、受け入れられない、と錯覚し始めるらしい。自分はざっと小学5年生まで酷く続いていたと思う。今でもまだ少し残っている。
嫌われ者は幸せな人生を送れないのだろうか。
嫌われくないのにそういう態度を無自覚にもとってしまう。後から後悔しても遅い。分かっている。だけど、人の本質は変わらない。
自分は嫌われ続けなければならないのだろうか。
どうすれば、自分を変えられる?
今まで幸せだった瞬間はあったか?
これからもずっと、こんなことを思いながら生きていく。
あぁ、人生とはどうしてこうもめんどうなんだ。
これからもずっと、こんな人生を歩んでいく。
これからも、ずっと…
「チェル、これあげる。」
「なにこれ。」
渡された紙袋を様々な角度から観察するレイチェルに、ジルはにこにこと嬉しそうな笑みを浮かべていた。
「開けていいよ。」
紙袋は縦横40cmほど、上からは箱が見えるだけで何が入っているのかを特定できない。
いたずら好きなジルだ。
嫌がらせなのでは、と瞬時に訝しんでみたが、ジルが悪い事をするときはそれを隠そうと真顔になるので、おそらくもっと別のなにかだろう。
彼はずっとレイチェルが紙袋の中身に触れるのを待っている。
「……変なものだったらぶっとばすから。」
「いいよ!」
箱を取り出し、ラベルを剥がして蓋を開けた。
「うわ。」
「綺麗でしょ?」
「なにこれ。」
「見たまんまじゃん、ハイヒール。」
ぱっきりとした赤色、心臓から少し外れた肩を突くような鋭いかかと。
まるで女を象徴するかのような研ぎ澄まされた出で立ちに、レイチェルは顔をしかめる。
巡り合わせてこなかったものだ。
「おれからプレゼント。」
「ヒールなんて似合わない。履いたこともない。」
「似合うよ。好きな女の子には可愛いもの身につけててほしいから。」
「お前の好きは恋愛じゃないだろ。軽率にその言葉を使わないで。」
〈レイチェル〉
つんとした女の子。あんまり女の子らしいものが好きではなく、男前。
〈ジル〉
無邪気な男の子。何かとレイチェルに構うけどかわされがち。
生まれた時からそばにいた君。
お母さんが忙しい時、お父さんが構ってくれない時、君は私の相手をしてくれた。
それが嬉しくて、私は君が大好きだったんだ。
あの時から今も思っていることがある。
これからも、ずっと一緒だよ。
たとえ終わりが違くとも、私は君と過ごしていくよ。
これからもずっと現実逃避する毎日が続くんだ
幼馴染のセンスに嫉妬して、
同級生の日常に嫉妬して、
弟の才能に嫉妬する
そんな毎日が続くんだ
居場所はあるのに落ち着かない
相談に乗ってくれる子はいるのに気は晴れない
嫉妬も焦りも無い毎日がほしい
でも嫉妬と焦りがなければ僕はきっと育たないから
この日常が変わることはない。
『これからも、ずっと』
亡くなった大切な人を思うとき。
何年経っても、まるでその場にいるかように。またひょっこり顔を出すのではないか?というくらい、当たり前にその人を知っている同士で思い出話をする。
同士は私より幾分も年上で、いつの日か見送る時が訪れるのだろう。
互いにとって大切だった人のことを面白おかしく話し、机を挟んだ向かい側でよく笑うこの人を。
そうして私は大切な人を通じて人と語り合い続けるのだ。
これからも、ずっと。
終わりが訪れるその日まで。
「私たち、いつまで一緒にいられるかな?」
ふと思ったことを口に出すとキミは不思議そうに首を傾げた。
「どういうことだ?」
「だって、ここを卒業したら私たち別々の道に進むでしょう?そしたら今よりもずっと会う時間も減るじゃん」
少し考えるように、キミは顎に手を置いた。
「……それはつまり、別れるってこと、か?」
「可能性があるってだけだよ」
私がそう答えるとキミは思ってもなかったとばかりに小さくなるほど、と呟いき俯いた。
しばらく私たちの間には沈黙が漂っていた。
「僕は」
沈黙をキミの言葉がかき消した。
「この先も君といられるって考えてた」
私の目を真っ直ぐに見てキミは言った。
「それってプロポーズ……?」
言葉が、胸の中にじんわりと広がる。
急に恥ずかしくなって照れ隠しで意地悪なことを聞いてしまう。
「そう言うわけじゃないが……」
らしくない言葉を吐いてしまった、とキミは目を逸らしてしまう。
あぁ、どうして私は素直じゃないんだろう。単純に私も!って言えばよかったのに。
「はははっ、いいよ。私だってずっと一緒にいられるって思ってるもん」
あくまで冗談めいたフリをした。
このままずっと、離れたくない。ずっと側にいて、なんて、キミに言ったら重い女って思われそうだから。
【これからも、ずっと】
昨日僕の好きなグループに新メンバーが入ってきた。
それで、僕が知ってる限り結構荒れてる。
クラスメイトなんて今日「私降りるよ」って言ってた。SNSでは「〇〇の代わり?」、「〇〇もう出てこないの?」って相互さんがめっちゃつぶやいてる。
相互さんの中で意見が分かれてる。
「新メンバー喜び派」と「新メンバー嫌だ派」
僕は「新メンバー喜び派」だ。
今好きなグループを推さなくなってもきっと僕は他のグループを推すだろう。
小さい頃からこの界隈を推しているから
何回も推しのグループは変わっている。
これからも、ずっと僕はこの界隈を推すだろう。
この界隈を推さなくなる日はきっと僕がリアコになって、そのリアコの人が結婚した、してるとわかったときだろう。多分そんな日は来ない。
だって今日推しが実は結婚して子持ち説を友達から聞いて膝から崩れ落ちたけど帰って、その推し見てニマニマしたから。多分ない。
これからも、ずっとスマホにニマニマしてる気持ち悪い人だよ。僕は。
これからも、ずっと
もしも…何かの間違いで、あの人の隣に、並べたら…なんて…いつも妄想してしまう…想像の中では、積極的で、明るくて、あなたに愛されていて…真逆な私を思うのは、勿論、意気地無しで、挨拶すら交わせないから…誰よりも、あなたが大好き…って自信あるから…だから…でも…多分、ずっと云えない儘だろうけど、これからもずっと、この世界から抜け出せない…かも…
「これからも、ずっと」
ピロリンッ
貴方に会いたいな、そう思った瞬間
あなたからの着信。
「会いたい。」と書かれた貴方からのメッセージ。
遠距離。会えない。お互い分かってるはずなのに。
窓を開けた、雨の匂いがふわっとはいってくる
なんだか、窓を開けたら貴方と繋がれる気がした。
会えないのは心苦しいけど、
涙が出るような夜もあるけど、
これからもずっと、そばにいてほしいな。
your my sunshine my only sunshine