『たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
たった1つの希望
美しい言葉だけど人生の希望は1つにしない方がいい
2つ3つあっていい
5年以上マイナーなアイドル育成ゲームを応援してきたけど
約2年前に終了し未だに希望を見つけられない女より
たった1つの希望を言えば
会いたい
ただそれだけでいいんだ
なにか特別なことしてほしいわけでもないの
隣に来てほしいの
そりゃ欲を言えば触れたいとか触れられたいとか思わないわけでもないけれど
そんなことしなくてもいいから
顔が見られたら嬉しいのだけれど
いつになったらその希望を叶えてくれる
きっと時間が合わないとか言われるだろうな
あなたに相手が出来たら会えないじゃないか
テーマ『たった一つの希望』
『人生なんて、いつだってどん底だ』。彼がこの口癖を言うたび、わたしは「そんな事言わないでよ」と、自分より高い彼の背をパシリと叩きました。
幼くして両親が死に、親戚中をたらい回しにされてきた彼にとって。人生とは、誰とも心を通わせられない寂しい時間なのかもしれない。それでもわたしは、彼に笑ってほしいと願ったのです。
お見合いで結婚し、一緒に暮らし始めた当初。彼の言動の意味が分からず、わたしはいきなり戸惑いの日々を過ごしました。
何が食べたいですか、と聞けば「なんでもいい」。どかたの仕事が終わる時間になってもなかなか帰ってこず、ようやく帰ってきたかと思えば酒に酔って顔が赤くなっている。どこに行ってきたのかと尋ねると「散歩」。
こちらが親睦を深めようとしても、彼の方から避けているように見えました。でも問いただすには、まだ心の距離が遠すぎる。わたしは彼にも何か思うところがあるのだろうと、ひたすらに彼を観察し続けることにしました。
日常生活に会話はほぼありませんでした。必要最低限「醤油を取って」だとか「着替えはどこだ」とか、そういうものばかり。ただ……幸いなことに彼は、表情に出やすいタイプだったわね。
嬉しかったり、少しでも心が上向いた時は、左の眉がピクリと上がるの。
わたしはそれを「眉毛アンテナ」と勝手に名付けて、メモ帳にアンテナの反応を書き記しました。
一ヶ月もすれば、気づけばメモ帳は半分くらい埋まっていて、彼のことも少しずつ分かり始めてきたわ。
まず、好物は白米。試しに水加減をあえて間違えてみたら、明らかに眉毛アンテナがしょぼくれて垂れさがっていたの。もちろん、彼にはアンテナのことは内緒よ。
あと、夕食に肉料理を出すと喜んでいたわね。仕事前に「今日は豚の角煮ですよ」と言った夜は、珍しく酒を飲まずに帰ってきたんだから。
「今日は、散歩はいいんですか」と訊けば「雨が降りそうだったから」と言って、いそいそと作業着を脱ぎ始める。窓の外を覗くのは辞めておいたわ。
そんなこんなで、二人での生活が二ヶ月を過ぎた頃。土曜日の休日。朝の洗濯を終えて、お茶でも飲もうかと台所へ立っていると、彼が来てボソリとこう言ったの。
「……散歩、行かないか」。
突然のことで、わたしはあんぐり口を開けてその場で固まったわ。すると彼は、わたしの方を見ながらフッと笑って「のどちんこ、見えてる」ですって。
赤面するわたしに、彼はまたフフッと笑いながら「外で待ってる」と台所を出て行ってしまった。
彼の生い立ちを聞いたのは、この日の散歩で一休みしたベンチでのことでした。
何も言わないのに徐々に自分の好物を覚えていく嫁に対して、『こいつに隠し事はできない』と思ったらしいのね。
「妖怪悟りみたいだ」と言われたから、「そんなわけないでしょう」とむくれると、今度は「失敬、ふぐのお化けだったか」と茶化される。
どうしようもなくなったわたしは、ついに吹き出して笑ってしまった。つられて彼も笑ってた。
あなたが初めてクシャリと笑ったのを見て。……わたしはとても、満ち足りた気持ちだったのよ。
──昨日のように思い起こされる日々。しわしわになって細くなった旦那の手を握りながら、わたしは「あんなこともあったわね」、「こんなこともあったわね」と、意識も朧気な彼にずっと、何時間も語り続けました。
時々、眉毛アンテナがピクリと反応する……気がするのは、わたしの目の錯覚かしら。
最期は住み慣れた自宅がいいと、老いてから彼は度々言うようになりました。
何か嫌なことがあるたびに言っていた「人生なんて、いつだってどん底だ」という諦めの言葉は、いつの間にか「お願いだ、俺より一日でいいから長く生きてくれ」という願いに変わっていったわね。
「いいですよ」と、わたしは笑顔で応えました。
彼は子供の頃から、たくさん寂しい想いをしてきたんですもの。だから最期くらい、独りになんてしたくないって。そう、思ったんです。
子供には恵まれなかったけれど、わたしはあなたと一緒にいられて幸せです。
もう聞こえないかもしれない彼の耳元で、わたしは何度も何度も囁いたの。
──わたしに、心を開いてくれてありがとう。わたしに、笑いかけてくれてありがとう。わたしと生きてくれて……
不意に、彼の口元がもごもごと動くのが見えました。
「ありが……とう。幸せ、だったよ……」
小さな、小さな声だったけど、わたしには確かに聞こえました。
最後の力を振り絞って、彼はにこりと笑いかけてくれた。
わたしも、彼の手を頬に当てて、視界がにじまないようにぐっとこらえながら
「こちらこそ。……ありがとう」
体温がなくなるまで、わたしはずっと彼の手を握り続けていました。
『たった一つの希望』
私のたった一つの希望‥
パッとこれだと出てきたことは
自分のことじゃなく君のことで
君が今日も明日も笑っていること
好きなこと、やってみたいこと、叶えたいこと
君がのびのびと人生を生きていて欲しいってことが
2023/03/02 「たった1つの希望」
大好きな君に伝えたい事があります。
笑顔で居てください。
君の笑顔は、まるで太陽のようで
僕の心を暖かくしてくれます。
僕の宝物です。
涙流れる時は、どうか僕の傍で。
君の涙を拭うのは
この先もずっと僕で在りたいです。
どうか君の喜怒哀楽を
これからもずっと傍で見て支えたいです。
君と出会えて良かった。
僕のたった1つの希望(たからもの)。
【たった1つの希望】 #25
たった1つの希望が消えてしまったのに
私はまだ頑張り続けている
頑張る意味を失ってもなお
動き続ける体に感情はなく
まるで壊れたロボットのようだ
自分でもどうしたらいいのか分からない
何をしているのかさえ分からない
失ってから初めてその大切さに気付く
というありふれた言葉を
改めて実感させられる今日だった
お題《たった一つの希望》
それは心の奥に記憶してきた物語かもしれないし、紡いできた言の葉かもしれない。
わたしの希望は、後にも先にもそれだけ。
わたしの道を照らし導いてくれる――唯一無二の案内人なのだから。
たった1つの希望、
希望は皆もってる
自分はもう希望はない
そう思っても自分が気づけない心の底で
希望を捨てきれない
希望が1つでもあるのならば
なんでもできる
その一つを諦めないのなら
「たった一つの希望」
たった一つだとしても、
希望があるならば掴み取るまでだ。
仕事で腹が立ったとき
仕事を辞めたくなったとき
これを乗り越えたらいいことがある、と
座を蹴りたくなる気持ちを抑える
家族と意見が行き違ったとき
友達となんだかうまくいかなかったとき
いずれ自分のターンが巡ってくるさ、と
その場をじっと凌ぐ
この先に少しいいことが待っているのを想像すると、現状に耐える気力が湧く
その想像に具体性がなくても、もう少し頑張ってみようと思わせてくれる力がある
その想像すら乾いてしまった時、どこまでも自分勝手に振る舞ってしまいそうで恐ろしい
たった1つの希望
かけがえのないどうしようもなさと
これからもずっと向き合っていくと
心に決めた事こそがたった1つの希望
望みを叶える為に願い努力し打ち破れ
それでも回りくどい言い訳を考えては
それを理由に悪くないと悪態ついてる
なんだかんだで憎たらしいはずなのに
結局、諦めずに足掻いて生きてく覚悟
かけがえのないどうしようもなさを胸に
絶対に見捨てない私を率いて生きていく
たった1つでも
それが確かな希望であるなら
現実は逆転する。
たった1つの希望
「ちょっと待って」
と叫んだ。
たった1つの言葉だけで
美月をとめられたら、どれほど楽なことか。
「悪いけど、私の意思はかたいから。当たり前のことだけど、死ねば……もう生きなくて良いんでしょう?」
いつから、こうなってしまったのだろうか。
どうして私は美月の気持ちに気付けなかった。
こんなに情けない私が言えることでもなかったが、沈黙に耐えきれなくなった私は、もう構わず本音を話してしまおうと思った。
「生きたくないという理由だけで死なないで。死ぬことを甘く見ている人間に死ぬ資格はない。それくらい、命は失くしてはならないものなんだよ。」
「……分かってるよ。でも、優奈は私の何を知ってる?夜になる度自己嫌悪に陥るせいで毎晩眠れなくて、寝不足の日々が続いた。それでも毎日学校に行って、家に帰ったら親に勉強しろとかちゃんとご飯食べろとか言われて。もう、しんどかったんだよ。何回死のうと思ったと思う?優奈には分からないよね。私のこういう部分を見て見ぬふりしてきたんだから。何も見てこなかったんだから。」
「でも私ね、優奈に会えたおかげで、ちょっとだけ生きようと思えたの。それも、本当のこと。」
美月の優しい声を聞いていると頭が痛くなってくる。
私は美月の肩を思いっきり掴んだ。
「そんなに死にたいなら、さっさと死のう。」
「は……?とめてきたのは優奈でしょう」
「そっか。美月こそ、私の気持ちに気付いてなかったんだね。私さ、美月のこと好きだったんだよ。ずっと前から。だから1人で飛ぼうとしてる美月をとめた。」
これが、この結末こそが、大好きな美月とたった2人だけの世界で生きられる、たった1つの希望だったから。
放課後の、冷たい風の吹く屋上で
私は、自分の身体を美月の肩に思いっきりぶつけた。
わたしには夢みることができる
誰も夢みることを止められない
他の全てを奪われたとしても
どんなに激しく打ちのめされても
もう二度と立ち上がれないと思っても
今を耐えるために
いつか打ち勝つ力とするために
暗い未来に囚われることを拒んで
夢をみる 思い描く
顔をあげて 前へ進む
「たった一つの希望」
#33
先の見えない未来があるから生きてゆける
自分の人生は誰かに明け渡してはいけないよ
いのち、
それは たったひとつの
希望と言う名の贈り物です
たった一つの希望
うーん。何だろうな。
僕は優柔不断なので、一つには絞れません。
たった一つと言えればいいんとけどね。
あなたが私を大切に思ってくれてる
そう感じていた日々が
たった一つの希望なの
諦めないで
自分を信じて、、、
それとももう
そんなことどうでもよくなって
過去のこと、、?
━━━僕も、あの娘も、彼を失った。
━━守るべき村はあの娘が氷に沈めた。
━僕が彼を奪ったから…。
本当は違う、彼自ら選んだことだけど、
そんなん言い訳だ。
あの娘には人魚遺伝子による再生能力がある。
つまり遺伝子を破壊すれば消せる。
━遺伝子……?
━━その遺伝子を彼に交ぜたら…?
━━━…他に選択肢なんか思いつかない。
選べないことが最高の希望に導かれる……
………………………………なんてね。
さっき初めてお気に入りした人を見る欄を見てみたけど…あれ…一覧に名前で出るんやね…びっくりしちゃった…みんな私の名前見てタップして読みに来てくれてるの…??私、普通の検索で誰かの文がどんどん出てくるみたいに、お気に入りにしてる人の文が順番に次の人、次の人、ってだーって流れてきて、文であ、あの人だ〜とかわかって、それで読んで良かった〜って思ったらもっと読みたいを押してくれてるものと思ってた…。
私を名前で覚えて読みたいと思って来てくれてる人がいるかもしれないってこと…?
はっ、恥ずかしい、こっ、怖い、と思った…
私の名前を見てタップしていつも読みに来てくれてる人、いるならありがとうございます…。
たまたま出会って読んでくれてる人も、とってもありがとうございます…。
ここでは最初にちょっと覗きに行った以外大体ずっと書くばかりで、みんなの文を読みにいくということをしていなかったから…まさか名前で一覧が表示されてるなんて…びっくりした…。
今日のお題は…たった一つの希望。
ちょっと今、最近書いている通り、母が…なので、実家に帰ってきているんですが、最近食も細くなってて、ってことだったけど、巻き寿司が食べたいって言ってたので買って帰ったら、なんか美味しかったのかだいぶしっかり食べてくれたので良かったです…。
いや、たしかに美味しかったんやけど…。良かった良かった…。
とりあえず本当に、見る限りではわりと元気そうなので良かったです、やばいのはやばいんだろうけど…。
兄も帰ってこられるそうなので、明日は母と兄と3人で病院に結果を聞きに行きます。
姉は本当にタイミングが悪すぎてどうしても抜けられないらしく、行けないので、…というか今日は無理言って早く帰ってきたもののまた母さんの顔見たら泣き出して…帰ってきて良かった。
心強いって言うてたし、今は落ち着いていつも通りの姉ちゃんやわ。
母さんだってどうにかできるならいいけど自分ではどうにもできないのに泣かれても困るやんなぁ…。
いや、泣きたかったら泣いていいし、姉ちゃんの気持ちもわかるしなんだけど!私だって泣きたいのに姉ちゃんが泣くけん私が冷静になって励まさないかんやん!って言うといたわ!何か起こってから泣け!!今母さんは一緒におれてるんやし本人的には元気にしとるし今を楽しめ!!いやわかるけど!!私も昨日お風呂でちょっと泣いてたけど!!
まあ本当可愛い姉ちゃんです。18くらい年上やけど。
…そしてなんだか最近みなさん、私がこんな状態だから励ましてくださってるのか、読むのを楽しんでくださってるのか、沢山もっと読みたいをいただいてありがとうございます。
いつも通りの文が読みたい人はすみません、ご満足いただけるものが書けるかはわかりませんがまた落ち着いたら前と同じように書くと思いますので、よろしくお願いします…。
最初の感じだと私何者かわからない感じだしそれがまたおもろいかな〜良い感じかな〜とかって何者かわからない感じで書いてたけど、もしそういう感じが好きだったって人がいらっしゃったようであれば、何者かわかる感じの存在になっちゃってすみません!!
いやまぁ、もしそうなら、もしかしたら今こうして書いてるのも虚構かも知れないじゃないですか…ね…?
そう思っててください!
って感じの読み手自身に語りかける系のコンセプトで今日は書かせてもらいました、みたいな感じだったって思っててください!!
たった一つの希望のお題に全然沿ってないけど、希望はね、ええ、たった一つではない、ということなんですよ、ええ………。
私を見捨てずお気に入りに入れて下さってる人がいること、私を私として認知して好ましいと思ってくださっている人がいること、もっと読みたいの♡で気持ちを伝えようとしてくださる人がいること、一つ一つすべてが、希望です…。
とりあえず、今は、母さんが元気になりますように。
私の今の1番の『欲望』です。
みなさんの思いの力もお貸しいただけたらありがたいです。
あとは、家に残してきている旦那さんが、寂しがっていないといいけど…笑
とりあえず今日は実家で家族といるので、
このへんで。
(読んでくださりありがとうございます!)
またお会いできますことを願っています。
『たった一つの希望』
希望なんて持つもんじゃない
何度も挫折し絶望を味わい
そう わかっていた
願望も希望も
すぐに覆され裏切られ
奈落の底に叩き落とされ
所詮こんなものと思っていた
たった一つの希望さえ
踏みにじられ
もう 希望なんて持つものかと思うのに
どうして また
希望の光を探してしまうのだろうか