たった1つの希望』の作文集

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たった1つの希望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/2/2024, 12:29:19 PM

「たった一つの希望」


糸である。
触っただけで切れてしまいそうなほど細くて繊細な糸。
希望とは、そういうものだと教えられたのは9歳の頃であった。


母に言われ、父に教えられ、兄によって教え込まれた。
希望とは、ほとんどありはしない幻想、妄想の類であると。


私は生まれたとき確かに生きていたが、死んでいた。
兄の代わりに過ぎなかったのだ。私はいなかった。
思考を止めた、息をするのもやめてしまいたかった。
この世に、自分が自由に生きれるとは思えなかった。
口を開くのをやめた、感情を出すのもやめてしまった。
それほどまでに、私は幼子でありながら、諦めた。
ただ、それでも、やはり人とは哀しい生き物だった。

ずっと。
ずっと、ずっと、祈っていた。
自由に生きたいと、生きていたいと。
私は、自由に生きて良い、それだけを言われたかった。
誰かに救われるのをずっと待っていた。


細い、か細い、繊細な糸に縋り付くしかできなかった。

3/2/2024, 12:29:07 PM

「間違えるなよ」
「分かってるって」

 そんな会話が、何度も響く。今まさに、この宇宙船の酸素カプセルがパンクしそうになっている。

 なぜこんな危険な状況に居合わせているのか?答えは簡単、僕が宇宙飛行士だからだ。

 と言っても、初心者中の初心者で、操縦なども実際に動かした事も無い。

 そんな僕は今日、相棒の友人のミスで、酸素カプセルが地球に帰還前に切れる、いや、パンクしそうになるという事態に陥った。

 そんな中、勇敢にカプセルの修復をすると言い始めたのが、友人だった。その勇気に僕も心を動かされ、僕も修復を手伝った。

 正直言って、僕は焦っていた。みんなの命がかかっているんだから。僕は急かすように隣の友人を見る。

「間違えるなよ」
「そう何度も急かすなよ。緊張するだろ」
「でもさ、今のお前は、最後の希望なんだ」
「だから!」
「たった一つの希望なんだよ!」

 その一言で、友人は黙り込む。と共に、酸素カプセルが正常になった。

 後に僕はなんだか恥ずかしくなった。

3/2/2024, 12:28:56 PM

沢山のタスクがあると
頭がいっぱいになって
鬱々した気分になる

重要度でひとつずつ
こなしてきたけれど
今回は飛ばしすぎて疲れた

少し休ませてもらえませんか
時間の流れを止めて
それがたった一つの希望

3/2/2024, 12:25:35 PM

これは真面目な話だけど、小説のコンテストで賞をもらって書籍化されたい

そして、業界のほんの隅っこでいいから、プロの作家として活動させてほしい

それさえ叶うならば、愛も恋もなくてもかまわない

まあ、どっちにしても愛も恋もないんだけど

3/2/2024, 12:24:51 PM

【たった一つの希望】

 卒業すると、新しい生活・学校が待っている。
環境だけでなく、人だって変わってしまう。

 新しい人とまた一から友達作り。
違うところに行ってしまう友達が増えた。

 だから、いつまでも願っている。
 「君だけは変わらないで」と。

3/2/2024, 12:21:17 PM

愛してる
恋してる
愛する
恋する
愛せる
恋せる
愛して
恋して
愛さない
恋さない
愛したい
恋死体

3/2/2024, 12:21:06 PM

薄っすらと。
 たった1つの希望が潰えてしまうかもしれないという予感に、恐怖している。

3/2/2024, 12:20:46 PM

「ねぇ。きみの希望って何?」
「えー?難しい質問すんなよぉ〜」

たった1つの希望を
見出すためには
数多の絶望を
知らなければならない……気がする

「嫌だー。俺は絶望なんて1つも知りたくない…」
「わぉ!楽観的な希望だね」


#たった1つの希望

3/2/2024, 12:20:06 PM

学校でいじめられている幼馴染が居る
僕は、止めたくても止めることが出来ない
ある日、幼馴染が家にも、教室にも居ない
嫌な予感がして屋上へ走った
そこには、飛び降り数分前の幼馴染が居た
幼馴染は「来ないで!」と叫んでいた
けれど、僕は無視した
無視して幼馴染に近づいた
幼馴染は、不意に涙を零して「なんで?」と
呟いたから僕は「君に生きてほしいから」と
返した
僕は、あとから付け足すように「君が生きてくれる…それが僕のたった一つの希望だから」と
呟いた
幼馴染は、飛び降りを諦めたかの様子で
涙を零しながら、僕に抱きついて
ありがとうと耳元で呟いた
僕のたった一つの希望は、幼馴染が〇殺しないように、ずっと生きてほしい

3/2/2024, 12:19:55 PM

(※二次創作)(たった1つの希望)

 かつて、たった一つの希望はあの二人だった。
 プロクス族最強の戦士と名高いサテュロスと、そのパートナーであり姉であるメナーディ。二人は、数多の同胞を失った例の嵐も乗り越え、エレメンタルスターを奪取し、4つある灯台のうち2つを灯した。だが、敵対する年若い戦士たちに敗れ、その命を散らした。
 その日から、希望はメナーディの妹カーストと、そのパートナーのアガティオになった。
 全ての灯台を灯さねば、迫り来る虚無にやがて世界中が喰われて消えてしまう。故郷プロクスが滅んで終わりではないのだ。
 ――そして今、カーストは冷たい灯台の床に、仰向けに倒れていた。
 指一本、動かすこともできないほどの疲労に見舞われていた。それは、パートナーのアガティオも同じだろう。灰色の雪雲に覆われた空は、もうよく見えない。
 カーストたちは、負けた。気が付いたらドラゴンの姿になっていた二人は、何者かに斃されたのだ。竜に化ける能力なんて持ってなかったのに、無理に変身した挙句、負けて――もう命も、残り少ない。
 あと少しだったのに。あと少しで、灯台を登り切り、火を灯してみせたのに。だが、一方で、自分たちを斃したのは、ガルシアたちだったような気もしていた。
(あの子たちなら、きっと……)
 辺りはしんと静まり返っている。視界はいよいよ暗い。ただ最期の時を待つしかないカーストは、しかしあることに気付いた。
(あたしたちはダメだったけど、でも……!)
 たった一つの希望は、今やガルシアたちなのだ。自分たちは失敗したが、希望は潰えず、真に強きものに託された。もしかしたら、姉たちも、死の間際、自分たちに託したかもしれない希望は、確かに繋がった。
「アガ、ティオ……」
 感覚はなく、何も見えないが、声は出るし耳も聞こえる。
「最期まで、一緒だったね……」
 絶対に近くにいる男の、声がした。
「……悪くはなかった、ぞ」
 きっと、そうなのだ。カーストは何も映さない目をそっと閉じた。

3/2/2024, 12:16:04 PM

あなたの傷になりたい。

柔らかい心に小さく爪を立てて、



じくじくとした痛みになりたい。


ふとした瞬間思い出して感傷に浸って欲しい。

ずっとずっと忘れないで。

3/2/2024, 12:15:36 PM

題 たった一つの希望

住めなくなった地球

大気汚染と核戦争の末遺伝子異常を起こした生き物。

人間も例外じゃなかった。
遺伝子の異常をきたした人間の足や腕や目の数がおかしくなり、人類の選別が行われた。
遺伝子異常がある人間は地上に置き去りにし、異常がない人は地下へと隔離して、地下で子孫を残していた。

地上の汚染は深刻で、地上の物は食べられないのに地下では人口が増え続けた。そして慢性的な食料不足に陥っていた。
地上には遺伝子異常がありながら生きている人類がいたのに、遺伝子異常がない人々はそれらを人と見なさなかった。

人類は食料や資源確保の為に他の星に移住することを考えた。

約150年の長い歳月をかけて地下では遠くの星まで行けるロケットがようやく完成した。

悲願が達成されて祝福ムードに包まれた人類。
この頃には食料不足での戦争が頻繁にあちこちで起こり、略奪、強奪など、治安が悪化しまくっていた。

そんな中、選ばれた地下人類が住める惑星を探索する旅に飛び立つことになった。

地下の人々は、ロケットに希望を見出し、新たな安住の地を求めた。

希望を探索乗せたロケットは静かに飛び立った。

地下に住んでいたロケットの乗組員は久しぶりに地上に出た。
何百年も地上は死滅の灰の地と言われ、誰も出てはいけなかった。

地上に出たとたん、眩しい光がロケットの乗組員を襲う。
眼の前に広がった光景に、乗組員達は絶句した。

そこは核戦争の跡形もない美しい緑と水が溢れる惑星だった。

遺伝子異常を起こした人と生き物はいたものの、みな幸せそうな顔をして暮らしていた。

ロケットの乗組員は放射能の数値計スイッチを押す。

その数値は充分人類が住んでも問題がない数値まで落ちていたのだ。

乗組員たちは戸惑いの表情で顔を見合わせる。

希望の地として探していた場所は実は地上だったのではないか?

けれど、今地上に住むことは出来るのだろうかという疑念も沸く。

地上の住人は選別され、言わば捨てられたのだ。

地下の人間が地上に住むことで争いが起こるだろう。

乗組員達は再び顔を見合わせて頷く。

ロケットはそのまま計画通り安住の惑星を求めて飛び立つ。

地上の秘密を地下で打ち明けるのはまだ早い。

安住の地が他の惑星に見つからなかった時に考えても遅くない。

ロケットの乗組員達は皆複雑な表情で、遠ざかっていく緑の地球を眺めていた。

3/2/2024, 12:14:15 PM

長く、彼の隣を歩いてきて、その瞬間が来る時はハッキリとわかった。

覚悟とかいう名ばかりのものがなかった訳でもないけど、やっぱりそれは名ばかりと言うだけあって、現実を目の当たりにしてしまっては、そんな覚悟が私に安寧を与えてくれることはなかった。

隣に居続ければ、長年の願いが叶うなんて都合のいいことが起こることはなく、あっさりと彼は私以外の女性を選んで行った。

結局、私が長年持ち続けていた希望は、現実を目の前にしてあっさりと瓦解していくほどに、脆く愚かなものだった。

―――失恋

お題【たった一つの希望】

3/2/2024, 12:10:01 PM

「たった一つの希望」

余命いくばくもない
意識が遠のいていく瞬間
最後の
たったひとつの希望
妄想でいい
あなたに会いたい
会えるはずのない
愛しいひと

3/2/2024, 12:09:39 PM

たった1つの希望



君と出会うべきではなかった

願わくば

君と出会うずっと前に戻って

心の底から笑っていられた

自分に戻りたい

だから返して

君と過ごした時間全て

それが

たった1つの



僕の希望だ



なんて事言われたら
立ち直れないな
きっと


              end

3/2/2024, 12:09:36 PM

希望を持てるなら
人生捨ててない


《たった1つの希望》

3/2/2024, 12:07:27 PM

【たった1つの希望】

20X X年。

5年前に政治が崩壊してからの日本は、廃れていた。

物価高、政治家の暴走。

日本経済は地に落ちたまま回復することはなく、むしろ悪い方向へと進んでいった。

それでも国民達は知らないフリをし、顔すら見えないSNSで政治家を叩く。

そんな中、千葉県在住の1人の会社員は冴えない毎日を過ごしていた。

『はぁっ、、物価高でトイレットペーパーもろくに買えねえよ、、』

ベッドにダイブし、タプタプとスマホに何かを打ち込む。

"物価高で生活必需品もろくに買えねえ。世の中クソ。"

Twitterにつぶやきを投稿し、男は寝落ちした。

ピコンッ

深夜、彼のスマホが人知れず鳴った。
アイコンはTwitterだった。

ーーーーー

ピピピピッ

スマホのアラームを半醒半睡のまま止める。

『ぐああぁっ、、キツイ、』

何とか立ち上がり、布団を機敏に畳む。

目向け覚ましのコーヒーとニュースをつける。

今日も今日とて、政治家いじりか、、

コメンテーターの煽ったような口調に苦笑いを浮かべながら、パンとコーヒーを飲む。

そして満員電車に揉まれながらも会社へ。

俺は何気ない日常をすごすただの会社員だ。

そう、、会社員のはずだった、

朝、エレベーターに乗った瞬間からいやーな予感がしていた。

何か俺にとって良くないことが起こるのを肌で感じた。

案の定、いつもの席に座ろうとした時、上司に呼ばれた。

嫌な予感はMAXに達した。

会議室。

外の喧騒が微々聞こえ、鼓動音も増していく。

会議室はシンと静まり返っている。

1人仕事を普通にやっている会社員の俺と、1人人事部の上司。

瞬間、俺は全てを悟り絶望した。

ーー

1人、昼に会社を出る。

手にはダンボール。

最悪なタイミングとしか言いようがないだろう。

俺は会社を首になった。

経費削減のため解雇されたのだ。

『クソッ、、』

今あるのは、何で俺が!という自信ある人が言う言葉じゃなく、嗚呼やっぱこうなるか。みたいな客観的な思考だった。

俺は普通の会社員。

営業部のエースじゃないし、位が高い上司でもない。

切り捨てられるのは当然。

虚しくなり、公園のベンチでスマホを開く。

1件の通知が来てる事に気づき、Twitterを開く。

昨日投稿した何気ない言葉に、返信が来ていた。

"じゃあお前が世の中変えろよ。どうせできねえくせにネットでイキんな。"

よくあるコメント。

ネットではあるよ。こういう正義感ぶった人のコメントが。

わかってる、頭の中では。

でも、、見るタイミングを完璧に間違えた。

今じゃなかった。

心ないコメントは、俺の心にズッシリとのしかかった。

家に帰り、着替えずにスーツのままベッドにダイブする。

さすがにアパートだから暴れるのは良くない。

枕に顔を埋めながらバタバタと叫ぶ。

そして俺はそのまま寝落ちしていた。

ーーー

朝。

久しぶりに昼過ぎに起きた。

特にやることがなく、お風呂に入って昼食をとった。

突然の解雇に現実が受け入れられないのか?

いや、頭はいたって冷静。

テレビをつける。

あっているのは選挙報道だった。

もうやらなくていいだろ。

クソみてえな政治家しか集まらねえんだからよ。

そう思いつつ、頭の隅ではあのコメントがループしている。

日本政治を立て直すのは、今しかないのか?

かといって、俺にそれができるのか?

中はんかな気持ちで務まるわけがない。

でも、、やらないよりマシじゃないか?

中3の県予選大会、俺はバスケ部に所属していた。

点差は一向に縮まらず、スタミナももう限界。

そんな時、監督が俺達に言った。

『おいお前ら!もうへばるつもりか!出し切らないで負けるのと出し切って負けるのでは違うんだぞ!!』

結局、俺達は予選で敗退したけれど、高校受験の時も、
大学受験のときも、監督の言葉を胸に頑張って来た。

そうだ。

やらない後悔よりやって後悔だろ。

あのコメント主をギャフンと言わせてやる!!

俺の胸に、小さな炎が宿った。

彼は衰退してしまった政治を立て直す、たった1つの希望だ。

立候補してくる輩はおふざけ系YouTuberや真面目にやってない者ばかり。

彼が、希望だ。

そんな彼の波乱な第二の人生が、幕を開けた。

3/2/2024, 12:07:13 PM

たった一つの希望

心の奥底に眠っている
希望…深く掘り下げて…

たった一つの希望を
探す旅…

見えない隙間に引っかかって
わからなくなってるの

少しずつ…ほどいていく
丁寧に…

きっと見つかる…
たった一つの希望

3/2/2024, 12:04:18 PM

作文テーマ『たった1つの希望』
俺の学校での作文のテーマだ。
俺にとっての、たった1つの希望とは何か。
いくら考えても浮かばない。友人なんて1人か2人いるかいないかだし、家族なんて以ての外だ。
強いて言うのならば、俺の____幼馴染。
数年前に死んだ、彼奴の最後の言葉は、
『またね。』
だった。
またなんてあるわけねぇのに。
彼奴が俺のたった1つの希望であり、今俺が生きている理由だろう。
昔の俺に生きる理由なんてなかったから。
だから、俺の希望は、彼奴だろう。
.....作文に書く訳がないが。
さぁて、なんて書こうか。

テーマ【たった1つの希望】3/2 #4

3/2/2024, 12:02:53 PM

いつの日からか
抱くことも
期待することも
望むこともなくなった

それでもふとした瞬間に
「そういえばいつだったか」なんて
うたた寝から目覚めたような感覚で思い出して

「もう一度」って 起き上がろうとする

繰り返すことを分かっていても
それでもやっぱり忘れられないのは

それがきっと私にとっての

 " 唯一 " だからだろう

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