はなればなれ』の作文集

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はなればなれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

11/16/2024, 12:28:42 PM

はなればなれ

「お嬢の婚約者クソじゃね」
「…………椿様ですか。クソ野郎ですよ」

先月、お嬢の婚約者、椿京志郎なる奴を知った。
一週間ほど前からお嬢がやけに楽しそうにしていたから、何かあるのかと聞いたらお茶会だと。今度こそ仕事を調整したからいけるはずだと。前々から会えないか、と言う話はお互いにしていたらしい。ただ結局どちらかの都合が合わず、会えない。
それが10年。なんかの呪いじゃね。
俺の体質どうこう言ってる場合じゃなくない?
幸運の神様に見放されてるとしか思えない。
いや別に神様信じてねぇけどよ。
待って今石蕗さんクソ野郎って言った?

「ごめんてっきり『他人の婚約者をそう簡単に貶す発言をしてはいけませんよ』とか言われると思ってた」
「言うわけないでしょう」
「だって石蕗さんお嬢命じゃん!!お嬢が大好きな執事じゃん、いやなんか変だな、確かにこの間椿さんはお嬢が楽しみにしてたお茶会来れなかったけどわざとじゃないでしょ、俺は『椿様も事情があって来れなかっただけで、お嬢を思う心は本物ですからそのような事を仰らないでほしい』的な事を言われると思ったんだよ」
「お嬢様を悲しませた人間に何故そのような事を言わねばならないのか、理解に苦しみますね」
「怖いよ目が座ってるよ」
「ははは、お嬢様が許せばあんな男ははは」
「お嬢の前に法律が許してくれない奴だよ目を覚まして石蕗さん!?」
「法、律……とは……?」
「誰か———————-ッ」

スマホもタブレットも使いこなす石蕗さんだけど今いくつだっけ、70?政治家だとそこそこだけど正直おじいちゃんだよな。
見た目若々しいからあんまり意識した事ないけど。

「ボケた訳じゃありませんよ全く……」
「良かった…」
「ただお嬢様を悲しませた男を心底憎んでいるだけです」
「お嬢っ、笹本さん、誰かーーッ石蕗さん止めて!俺じゃ役不足!!」
「そこは力不足の間違いでしょう」
「力不足———————————————ッ」

ちなみにここは柳谷邸談話室。
陰陽師専用宿屋と化している柳谷邸の共用スペース。
そこそこ声が響く。のでまぁ誰か来るよなこんだけ騒げば。

「どうしたんですか大騒ぎして……」
「お嬢—————————ッ助けて——————ッ椿さんが消される!!」
「石蕗、ダメですよ」
「はいお嬢様」
「だって貴方私より先にお父様やお母様の所に行くでしょう、お茶会欠席くらいで京志郎様を責めるのはお門違いですわよ」
「ヴッ」
「お嬢—————-ッ」

慣れた具合で渾身の一撃。
石蕗さんは胸の辺りを押さえたまま動かない。
エッ心臓発作とかじゃないよな?持病の○○?聞いてないけど大丈夫?だっておじいちゃんだぜこの人。
この間俺というオバケ吸引体質が原因で起こった神隠し(未遂)、決着つけたのこの人だけど。悪霊にコブラツイストかけてたけど。

「お嬢様……石蕗はお嬢様の最期の時まで隣にいます……いさせてください……後生ですから……」
「良かった生きてる」
「石蕗大丈夫ですよ、ちゃんとできますよ、自慢の私ですわよ」
「…………お嬢様ぁ……」
「石蕗が安心できるよう私も頑張っていますからね」

それはそれとして椿様をとっちめます、はいはい、じゃあ私からの伝言もよろしくお願いしますね、とお嬢は返す。
「京志郎様、次のお茶会楽しみにしております、とでもお伝えくださいな」
ぽかんとする俺たちに構わず続ける。それだけ?
「約束は何度でも。会えない時間が愛を育てるって言うじゃないですか」
これだけ代わりに怒ってくれるひとがいるので、怒る必要ありませんし。
「それに地獄に落ちる時も一緒なので」
「ねぇ石蕗さん念のために聞くんだけどお嬢って愛が重いやつ?」
「そうですよ知らなかったんですか」

とりあえずまぁ、平和ならいっか。
オチとかないよ。そんな日もあるよ。
この物語のオチは多分、お嬢が結婚式で幸せに笑ってる所だと良いな。

11/16/2024, 12:25:04 PM

はなればなれ


もしも家族と離れ離れになったらって思うと怖い。

ずっと一緒にいるんだ。

11/16/2024, 12:25:04 PM

夜中にハッと目が覚めた
眠れそうにないので君のことを考えた
もう隣にはいない君
離れ離れになってしまった
私のこの世界で1番孤独で
そして1番哀れだ。

私の傍に居なくなったのはなぜ?
問いかけても答えるものはいない
そんなことわかっていたのに
自然と涙がでてくる

君がいなくなったのは私のせいだ
私のせいで君は       。
自業自得というものか
それとも因果応報か

私の隣にぽっかりと穴が空く
私は近いうちに君の所へいくだろう
そしてこう言うはずだ
「      」

            「はなればなれ」

11/16/2024, 12:21:07 PM

はなればなれ


 終業式の帰り、彼とミスドに寄った。


「4月からオレたちも受験生か」
「お互い東京の大学に行けるようにがんばろうね」


 いつものように他愛もない話をして、家路についた。
 家に着くなりスマホが鳴った。持っていたカバンからスマホを取り出しタップする。私は制服のままベッドに腰を下ろした。

 
「さっき言えなかったんだけど……」
 言いかけて珍しく彼が黙っている。
「どうかした?」
「……実はさ、父親の転勤が決まって4月から東京なんだ」
「え」
 
 ここから東京までは新幹線で1時間半。
 
「1年、離れちゃうけど」
「そうだね。でも私も東京の大学に入ればいいんだし」
「良かった。同じ大学に入れればいいよな」
「うん。がんばろうね」
 
 直接会うことはできなかったけど、私たちは頻繁にビデオ通話で話した。
 それから半年がたち秋も深まる頃。
 
「実はさ、大学決まったんだ」
 決まったというわりには浮かない顔の彼に不安がよぎる。
「良かったじゃん。おめでとう!」
「それが、言いにくいんだけど」
「え、どうして?」
「体育大に行くことにしたんだ」

 さすがに同じ大学は無理だなって思った。
 本当に私たちは、はなればなれになった。

11/16/2024, 12:20:39 PM

はなればなれ

学業を終えたあとも、親の援助のもとで自分は働かず生活する。自分は働かないくせに部屋に籠もり暇だから本を読み頭でっかちに本から得た知識の自分の正しさ理想のみの元に生きようとする。高等遊民いわゆるニートそんな人間だから必然分不相応な恋愛は必要ないとしなければ誰かの人生なんぞ背負いきれない、にもかかわらず、友人の妻に横恋慕して略奪するという、阿呆な暴挙を描いた作品が誰もが知る文豪が書いた文学といわれるものです。

正しさや正義感、倫理観、道徳心からは、はなればなれですね。おまけに高等遊民だとか、ただの無収入の男があっちだけは一人前で、これまた、西洋かぶれで働かずに政治世論を語るのもまるで正義正論、道徳心、倫理観とは、はなればなれで滑稽ですらあります。

こいつ、働かなくていいことを良いことに
「労働のための労働は悪である」とか吐かします、「パンがなければお菓子を食べれば良いじゃない」と同じ感覚です。社会人なら何故働くか?学業終業したら何故働くか?考えるまでもなく、生きるためですが、それが通じない人種もいます、こういう層が、戦争を起こし労働者階級の市井の息子は鉄砲玉みたいに使われました、それが古今東西今昔の戦争の歴史でした。

「それから」、阿呆な高等遊民はこうも吐かします「自然児になろうか、意思の人になろうか」・・・どっちでも良いから横恋慕の末に掻っ攫った友人の妻の為に働け!となるが、それで懸命に額に汗して働いては高等遊民の名が廃れ文学では、ないのです。そんな道徳心は溝にでも捨てるのが文学です、文学は倫理観や道徳心とは、はなればなれなのです、だから人間の内なる欲や業を抉るのです、それが、ドラマです。

この阿呆な高学歴ニートの高等遊民は、働くことを馬鹿にし働かないことに固執しますが、結局働きますザマアミロです、自分が1番蔑んでいた労働のための労働を、欲しかった女を手に入れたが為に、彼的に労働者に成り下がります。

高等遊民無職の男は、無駄なリスクを負わまいとしながら、友人の妻への恋慕断ち切れず、ついには告白、略奪します。

無論友人とは絶交、無職の男は愛する女を手に入れますが、多くの社会的まあ、もともと社会責任を追わないニートですが、その安楽の立場さえ失います、失ってお先真っ暗ならぬ真っ赤だったりして、働かないことが偉いこととでも思っていたボンボンは、背徳の愛の代償として
半人前の理想論や安穏とした守られ与えられた暮らしや友情とはなればなれになり貫いた愛の代償として生きることになります。

・・・ そりゃあ引きこもりの無職の立場じゃ恋愛否定も社会批判も仕方がない、自分には分不相応だから、否定批判するより他ない。

現実を生きるとは理想論を語るより難しいことだということを学んだ、夏目漱石の「それから」という一冊をご紹介しました。

言うが易し行うが難しですね(笑)

他人を責めるのは簡単で、自分を責めるのは難しいです、特に「私が悪いの」なんて言って、返しの「そんなことないよ」を求めている、寄り添ってさんや、自称繊細さんは、、高等遊民も自称繊細さんですから(笑)世の中とは、はなればなれなのでしょう。

あくまで、個人的感想です。
嫌なら、読むなー(笑)

いや、「それから」は真剣に馬鹿をやってのける馬鹿の見本みたいな噺ですので面白かったです。


令和6年11月16日

               心幸

11/16/2024, 12:18:49 PM

すんなりネタが出てきません
書けそうな気がするのに……
後日何かしら上げるかもです
→書いてみました
─────────────────
【はなればなれ】


はなればなれになってもまだ友だちでいられるなんて、小学生のわたしにはそんなふうには思えなくて、引っ越したら連絡なんか全然取らなくなっちゃって。

それなのに、高校に入学したら君の名前があった。同姓同名の別人かと思えば、印象的な目元のほくろが間違いなく君だった。

「あたしのこと覚えてる?」
大人っぽくなった君が笑う。もちろんだとも。
「覚えてるよー。あの時のにゃんこ元気?」
「元気元気。でも獣医さんにダイエットした方が良いって言われちゃった」

同じ部活に入れるといいね。なんてどちらが言い出したのか。
年の離れた弟が生まれたという君は「調理部なんていいな」と笑う。
「調理実習のクッキーとか、弟に持って帰ったら喜んでたし」
「手作りおやつかー、確かに喜ぶだろうね」

そんなことを言いながら、わたしの脳裏に浮かんだひとつの野望。
調理部に入れば多少は料理ができるようになるだろう。お菓子作りもするだろう。君が大好きなガトーショコラも作れるようになるはずだ。

君の次の誕生日……はちょっとまだ無理かもしれないけど。来年のバレンタインには、うんと美味しい手作りのガトーショコラをプレゼントしたい。しっとりしてほろ苦くて、甘すぎない君の好みに合うものを。綺麗に粉砂糖をふって。ちゃんと箱に入れて。

「一緒に調理部入ろうよ」
「そうしよう」

それからわたしたちは離れていた数年間を取り戻すみたいにべったりくっついて仲良く過ごした。

ただ、わたしが彼女にプレゼントするよりも、彼女がわたしの誕生日にチーズケーキを焼いてくれる方が早くて。
先を越されたみたいで、ちょっと悔しかったから、何でもない日にお弁当を作って行ったら、すごく驚かれて。

「君は負けず嫌いだなぁ。それに、あたしのこと大好きだよね」
なんて言われて。
再会した時の世界がまるで色を取り戻したみたいな感覚を覚えていたわたしは、ただ黙って赤面した。

11/16/2024, 12:16:04 PM

『はなればなれ』(創作)

「後悔のないように生きなさい」

母が私によく言う言葉だ。
その言葉を大切にして生きてきたつもりだった。

決して派手な生活を送っているわけでもなく、かと言って不幸でもなく、本当に普通に。でも、後悔のないように、楽しく生きている。

私はうまく生きられていますか?
進んできた道は、これで正しかったですか?

【大丈夫】って笑ってくれないかなぁ、
ねぇ、お母さん…。
時々、無性に会いたくなる。

ふぅと小さなため息をはいて、空を見つめると、一番輝いている星が【大丈夫】って笑ってるみたいに見えた。

11/16/2024, 12:13:43 PM

※はなればなれ

穀物は皮部分の近くが1番栄養があるんだ!
お願いだ!ぼくと皮を剥がさないで!
ああっ!少しのおこげと美味しく食べて……!

「あれ?焼き芋の皮、食べない人?」
「そっちは食べる人かー。食感が苦手でさ」
「少し苦味があるのがアクセントでね」

11/16/2024, 12:10:14 PM

ひらがなである意味を考えよう。
離れ離れでなく、はなればなれ。
もしかして、クラムボンの曲?
それとも古いフランス映画?
漢字よりも柔らかく優しい感じがするけど、はなればなれは悲しい言葉。
いや…はなればなれで嬉しい人もいるか。
その場合は、離れ離れ、でいいのかも。

漢字って、冷たく感じる時がある。
カッコ良く思える時もあるけど。
それを言ったら、ハングル文字なんて角張ってるよなー。
タイ語なんかは原始的でなんか優しい。
멀리 떨어져。
ห่างกัน。
どちらも、はなればなれ。
さーて、どれがいいかな。

やっぱり、日本語は、そしてひらがなは安心する。
そりゃそーか。
もう何十年も一緒に過ごしてきたんだ。
これからも、はなればなれにはならない。
仲良く手をつないで、たくさんの言葉を紡ぎ出してゆきたい。

11/16/2024, 12:08:50 PM

【はなればなれ】

ずっと一緒にいられると思ってた
これから先もずっとずっと
あなたがおじいさんになって
私がおばあさんになるころまで
それどころかどちらかが命を終えるときまで
一緒にいられると思ってた

だけどあなたの心は
いつのまにか離れていたんだね
突然連絡がとれなくなって
何度も電話やメッセージをしたけれど
つながらなくなってしまった

せめて何か言って欲しかった
私を好きじゃなくなったなら
ちゃんと理由を聞きたかった
離れなきゃいけない事情があったなら
きちんと話をして欲しかった
それは我儘でもなんでもないよね
だって納得しなければ
私は前に進めないもの

はなればなれは
一方的で
はなればなれは
それまでに
優しい時間を過ごせば過ごしたほどに
残酷だ
あなたは私を
一番酷いやり方で裏切った
あなたにそんな自覚はないからこそ
余計に残酷なのだと
どうか気づいて

11/16/2024, 12:04:56 PM

お題:はなればなれ

ぼくらの名前はわりとばし。
この世で一番好きなのは、出てきたお料理運ぶこと。
わり、ばし、わり、ばし。

ある日、空からとっても大きな手が伸びてきて、くっついているぼくらを、引き離そうとします。
「わりーっ!!」
「ばしーっ!!」
ぼくらは声をかけあってお互いの身体をつかんでいましたが、パキン、という音とともにはなればなれになってしまいました。

「わりぃ…」
「ばしぃ…」
ぼくらがしくしく泣いていると、目の前に大きな焼きそばが置かれました。この人は、どうやって食べるのだろう。
「手でつかんで食べるのかな」
「やけどをしてしまうよ」
「顔を突っ込んで食べるのかな」
「行儀が悪いと笑われてしまうよ」
「しかたがない。ぼくら2人で食べものを支えてあげよう」
「しかたがない。ぼくら2人で口まで運んであげよう」

ぼくらの名前はわりとばし。
この世で一番好きなのは、出てきたお料理運ぶこと。
2人はSDGsの観点から焼きそばを運んだ後も洗って再使用され、しあわせに暮らしましたとさ。

11/16/2024, 12:03:12 PM

はなればなれ

好きな人とははなればなれになりたくない
好きなのだから近くに居たい
心が繋がっているとなんとなく分かるのに
はなればなれ
距離がある
近寄れる磁石があればいいのに‥
距離を縮める魔法があったら教えて欲しい
はなればなれは寂しいよ

11/16/2024, 12:02:27 PM

謎解きゲームに職場のメンバーで行くことになった。急な話だったから、一緒に住んでいる彼女にメッセージを送ろうとスマホを取り出す。
 
『ごめん。今日、職場のみんなと遊ぶことになったから遅くなるかも』
 
 メッセージを送ると、そんなに時間をおかずに返事が返ってきた。
 
『分かりました。うちの職場でもそんな話が出たので遊びに行きますね。気をつけて行ってきてください』
 
 最後の一言が嬉しくて顔がニヤついてしまう。俺も同じ気持ちだと伝えたくて、『そっちもね。楽しんで』と返事をした。
 
「おーい、行けそう?」
「問題ないー!」
 
 声がかかったから、返事をする。誰かの車で行こうかなと思ったけれど、帰りが手間になるから、各々の車かバイクで移動することになった。
 
 俺はバイクに跨って会場に向かう。会場はとあるお店。何度か謎解きゲームをした実績のあるお店だから、店に着くまでのワクワクが半端なかった。
 
 店に着いてみんなで集まって受付をすると、後ろの方から聞き覚えのある声が耳に入った。
 
「あれぇ! 救急隊の人達やんかー!!」
 
 振り返ると恋人の勤め先の社長さんと他にも……ってことは……。
 
 少し背伸びして社長さんの後ろにいる人達を確認すると楽しそうに笑っている恋人の姿を発見した。
 
 やっぱり!!
 
 彼女も俺を見つけて驚いた顔をしていた。そして、周りが盛り上がっている中、自然に俺のそばへ来てくれる。
 
「謎解きに来たんですね」
「そう。なんか行きたいねーって盛り上がっちゃって……」
「私たちのところもですよ」
 
 そう、小さく話していると、受付している謎解きのゲームマスターである店主が提案をする。
 
「この人数だし、チーム戦にしたらどうかしら?」
 
「面白そう!!」
「ほな、会社でチーム分けやな!」
 
 会社ごとのチーム分けとなり、周りが楽しそうに盛り上がる中、俺たちはお互いをちらりと見つめる。
 
「はなればなれですね」
「今度、別の謎解きがあったら一緒に行こう」
「はい!!」
 
 そして、彼女は俺に軽く手を振って職場のみんなの元へ戻って行った。
 
 頑張るぞー……と意気込んだ後に気がついた。
 俺は彼女と謎解きに行ったことがある。ぽやぽやして頭の回転が悪いように見えていて、そんなことはない彼女。あの時の謎解きを解いたのはほとんど彼女で……。
 
 やばい!
 知恵を捻り出さないと絶対に勝てないぞ!
 今度は役に立つぞと自分を鼓舞して、チームメンバーの元へ戻った。
 
 
 
おわり
 
 
 
一八四、はなればなれ

11/16/2024, 12:01:17 PM

一番星を合図に右手はまたひとり
言葉になり損なった溜め息ごと
ポケットの中に隠した

11/16/2024, 12:01:15 PM

はなればなれ 
席替えによってようやく離れられました。
2連チャンも一緒だったからもうええわ!!
多分お互いそう思ってたはず!笑

11/16/2024, 12:01:05 PM

いつも大切に思っているのに
どうして言葉でいえないの
言おうと思っても
喉に突っかかって伝えられない
苦しい悲しい
どうしてなんだろう


今日もまた言えずに…
あぁなんて悲しいだろう

いつかそういつでもいいの
だからきっと
あなたに【大好き】だとしっかりいえますようにと今日も願っています

また今日も心と体が『はなればなれ』

11/16/2024, 12:00:53 PM

はなればなれ

くっついて

反発して

はなればなれになって

それでも

気づいたら

貴方のことを考えてて

ふと外に出てみたら

やっぱり貴方が立っていて

そんな気がしたんだ

はなればなれが、

はなればなれになって

今度はちゃんと寄り添って

2人で歩いていく

11/16/2024, 12:00:08 PM

『はなればなれ』

   輝きを失った目、悲しさが滲み出た表情、
  喪失感からの涙。
   普段、表情に出ない親戚も今は泣き崩れている。

   俺は「絶対に泣かない」と決めたのに。
 
   周りの大人が泣き崩れていたら、瞳の奥に溜まった
  涙なんて、我慢できずに溢れてしまうだろ。

   顔を出し、棺桶の中を覗く。そこには、冷たくて、
  綺麗な花に包まれた、両親がいた。

   何度、「父さんっ」「母さんっ」と呼んでも、
  いつもの微笑みの混じった返事は返ってこない・・・・・・。

   冷たくなった二人の手を握って、自分の体温で
  温めようとしても、二人の手の温度は上がらない。

   何をしても生き返ることはない、とわかっている
  はずなのに。

   どうしたら二人が生き返るのか、ただ、それだけを
  考えた。


   今日は、両親の葬式だ。

   
   両親が棺桶に入る姿を見るのは、もっと先だと思って
  た。

   俺はまだ、高一だよっ・・・・・・。

   俺の両親は、駅で電車を待っていた時、隣で線路に
  突き飛ばされた子どもを救おうと線路内に入ったと
  いう。
   突き飛ばされた子どもは救うことができたが、
  両親は電車が来る前に、線路内から脱出することが
  叶わず、電車に轢かれてしまった。

   二人共、その場で即死が決まった。

   両親は、結婚してからずっと行けていなかったから、
  新婚旅行に行く予定だったんだ。

   二人で楽しい時間を過ごしてもらいたくて、
  俺は新婚旅行の参加を辞退した。

   だから、約1ヶ月は両親と離れ離れになることに
  なっていた。

   でも、まさか「はなればなれ」が永遠になるだなんて
  想像もしてなかったよ・・・・・・。

11/16/2024, 12:00:04 PM

「はなればなれ」

さようなら。なんて言いたくなかった。

君との出会いは運命だと感じたんだ。

君は太陽よりも明るく、輝いていた。

ずっとそばにいたいと思った。

君に会うために毎日学校に行ってた。

でも、それももう少し。

僕は天国に行くけど、君には生きて欲しい。

離れ離れなんかじゃないよ。

僕はずっと君のそばにいる。

君の心の中に。

君が覚えてくれる限り。

僕は君をずっと好きだから。

涙は流さないで。

君を悲しませたくないから。

泣かせたくないから。

でも、僕は少しだけ泣くね。

君に見えない場所で。

いつだって君を思ってる。

だから、さようならを告げたくないけど。

ただ、告げなきゃいけないから告げるね。

さようなら、僕の愛した人。

11/16/2024, 11:58:45 AM

お父さん、お母さん

ごめんなさい。私はもう帰れないの。
幸せになるから、どうか、どうか、


はなればなれ
『あるはずの未来は』


※お題「子猫」の作品を読むと理解できるかもしれません。

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