『もしもタイムマシンがあったなら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
もしもタイムマシンがあったなら、私は間違いなく、あの夏の日に行くだろう。
まだ家族がみんなで暮らしていて、誰も何ものでもなかった、あの夏に。
灼熱の太陽のもとで自転車を駆った、あの暑い暑い夏に。
ほんの半年後には、みんな離れ離れになってしまったけど。それでもあの夏だけは、一つになって駆け抜けた。
今なら、どんな未来を選ぶだろう。あの日の私は、今の自分より幸せになっていけるだろうか。
【もしもタイムマシンがあったなら】
「もしもタイムマシンがあったら」
もしもタイムマシンがあったら、この世界は崩壊するかも知れない。または、想像もしないユートピアが誕生するかも知れない。いずれにしても、無数の過去が存在し無数の未来が生まれ、今この瞬間でしか、真実というものがなくなる。もちろんタイムマシンがあろうとなかろうと、変わりはないが。
良くも悪くも誰かの行動が誰かの未来を変え、それは世界を変える事もある。
もし、自分の行動を自分自身で決める事ができるのなら、それは幸運である。多くの人は、それができない。自分で自分の未来を決める。それはその結果の責任が自分にある。
ある日、徴兵されて戦場に行き、たくさんの人を殺しても、それは兵隊の責任ではない。自分では責任のおえない罪に苦しむことになる。悲劇である。
タイムマシンという空想はSFの中だけの人の欲望であれば良い。それがどんな幸せな、また不幸な結末であったとしても、空想の中だけで収まる。
過去は変えられないけれど、いまも一人一人の行動や思考が未来を変えている。私達の一人一人がある意味、タイムマシンなのだ。少なくとも未来を変えることができるのだから。
注意⭐︎推敲しました。
「もしもタイムマシーンがあったら」
「ねぇ今から遊び行こうよ〜」
「いや!行かねーから!しつこい!」
大学の校門の前でいかにも陽キャな連中が一人の女に男二人でナンパらしきものを繰り広げている。
「元気だな陽キャ連中は」
横目で見ながら通り過ぎる。連中の声がヒートアップしてくるのが聞こえる。
「はぁ〜損な性格だな…」
1度深呼吸をし校門の方へ戻る。気持ち小走り
「あっ悪い待たせたな、こいつ俺の連れなんで、ほら行くぞ!」
手を取ってその場からすぐに遠ざかる。後ろからは陽キャ共の舌打ちやらなんやら聞こえてくるが無視して歩き続ける。
男共が見えなくなった所まで来た時
「ねぇ」
俺は手を握ている事を思い出し慌てて離した。
「あ〜なんかしつこく言い寄られてるみたいやったから…俺の勘違いやったらすまん…んじゃこれで」
俺は彼女の顔も見ず歩きだそうとした。
「ねぇ待てって」
なんか後ろで言ってるがこれ以上は関わらないほうがいいな、語気ちょっと強いし「余計なことすんな」とか言われそうだし。もう会うこと無いだろうから離脱あるのみ。
俺は無視して歩く速度を早める。それと同時に駆け寄ってくる足音…ふぁ~とした香水の良い香りとともに俺の身体は静止した。
「えっ」
背中にぬくもりを感じ同時に柔らかなものも…これ後ろから抱きしめられてる⁉
「無視すんな!」
そう言って彼女は俺の背中に顔埋めている。
「えっと〜これはどういう状況なんですかね」
「分かんないの!抱きしめてんの」
「そういう事じゃなくて…」
「あんたもしかして私の事わかってない?」
「え〜っと…どちら様?」
「まじでむかつく!!やっと見つけたのに…」
彼女は抱きついてる手を離し俺の顔を覗き込んできた。
「これでも分かんないの?」
近い近い!思わずキスしそうになるわ!
白くて透き通るような肌、髪は艷やかな金色でストレート、肩までのセミロング、整った顔立ち、薄い唇、華奢な身体だが出てるとこは出てるいわゆるモデル体型…いやこんな陽キャな知り合いおらんぞ…と思ったが…1人いたわ…
「理沙?」
その瞬間今度は正面から抱きついてきた。
「遅いし!」
「もう離さないし!」
俺は忘れようとしてた高校時代の記憶を思い出していた。
中2
久しぶりです!!!!!
夏休み入りましたね〜
私は剣道部で今日も
部活でした!
もし、タイムマシーンを使うんだったら
絶対に過去に戻って
違う部活に入ってます!
今日疲れすぎて
氏にました( ;∀;)
私の質問を聞いた途端、彼は馬鹿にしたように笑い出した。
「ちょっと!本気で聞いてんのになんで笑うの」
「だって、そんな、ドラえもんみたいなこと言うから」
タイムマシンがあったらどうする?朝ご飯を2人で食べながらなんとはなしに聞いただけなのに。彼は私の顔を覗き込んできて、そして、声を出して笑った。まだ寝ぼけてんのか、とまで言われて。ばっちり変な奴扱いをされている。でもそんなことでめげたりしない。
「それで、どーなの?行きたいとことか時代とか、ないの?」
「まだそんなこと言ってる」
彼は私の相手を真面目にせず、食べ終わった皿をキッチンへ運び始めた。こんな“もしも”な話を嫌うことくらい分かってる。でも、たまには良いじゃないか。最近毎日のように帰りが遅いから、たまにはこーゆう、息抜きになるような話もいいかなって思っただけなのに。
「過去にも未来にも興味ないかな」
冷めた声で彼が言った。水を出し、2人分の皿を洗い出す。
「過去のキミを見に行っても、俺の知らないキミがいるだけだし。未来を先回りして見たら、これからの俺たちの楽しみが半減しちゃうだろ」
だから今がいいんだよ。今この瞬間が。
私は何も言えなかった。そして、最後にごちそうさまを付け加えて彼は着替えに寝室へ向かおうとする。その後ろ姿に急いで追いつき飛びつく。
「ぐえ、苦しい」
離れろ、って言われたけれど聞こえないフリをしてやった。さっき馬鹿にした仕返しなんだから。
過去を見てもその頃には戻れない。創れるのは未来だけ。でもその未来を、先回りして見に行くくらいなら、何も知らないまま貴方とじっくり創っていきたいよね。
だから、もしもタイムマシンがあったとしても。私たちは使わない。
「もし過去を変えられるとしたら、自分自身はどう変化すると思いますか?」
「そりゃあ、怠惰になるさ」
今だって怠惰だろうと思わせる風貌で笑われた。サングラスが目元を隠して、ちっとも感情は露わにならない。
「後からなんとでもできるからですか?」
いやあ、違う違う、と先輩は寝そべったままごろりと体躯を転がす。俺はパラソルの下でもサングラスを外さない理由を聞きたくなった。けれども答えが続いたのでじっと背中を見るにとどめる。
「この世の誰かが不平不満で変えてくれるンだから、俺ァ怠惰になるってもんよ」
もしもタイムマシンがあったなら、
みんなのタイムマシン話しを聞いて、
いいなぁ~って、羨ましがってると思う。
なんせ、ビビリだから。
タイムマシンに乗ることも、
今の自分以外を見るのも恐い。
楽しいアトラクションならいいけど、
命懸けのミッションなら、辞めとく。
もしもタイムマシンがあったなら、
自分の特性にあった勉強方のメモを残して
夏休みはもっと外に出て、いろいろな世界を見て欲しい、と昔の私に伝えるだろう。
そう思うほどに、勿体無い高校の夏を過ごしてきた。
だけど過去には行くことは叶わず、今のただの私だけが残っている。
今の私も未来の私からしたら、どう思っているのだろうね。勿体無いと思っているのかな。
#もしもタイムマシンがあったら
タイムマシン、そんなものがあったら私は今から10数年前に戻りたい。
10数年前、私が20歳になろうかという頃、友人が自殺した。
理由は分からない。
でも、そいつとは20歳になったら他の友達も含めて呑みに行こうって約束してたんだ。
それなのにあと少しで全員が20歳になる、そんな時にあいつは死んだ。
だから、タイムマシンがあったらあいつが死んだ日に行きたい。
ぶん殴ってでもあいつを死なせない。
なんて、こんなタラレバ言っても意味無いけどな。
もしも、タイムマシンがあったなら…
あの日に勇気をただ1つ振り絞れていれば。
君といられたのかも。
タイムマシン。
でも
あっても使えないと思う。
#もしもタイムマシンがあったなら
もしもタイムマシンがあったなら(2023.7.22)
期末テスト最終日の最後、英語の試験が終わり、教室には安堵のような解放感ような、少し浮ついた空気が流れている。
「あー!やっとテスト終わったぁ!」
「いや、今回の英語マジむずかったわ…英作文の1問目、解けた?もう時間なくて飛ばしたんだけど」
「あー、あれだろ?『問一、「もしもタイムマシンがあったなら」というテーマで、50語以上の英文を書きなさい』みたいな」
「問題文暗記してるのきしょいわー…多分仮定法使って書くんだろうな、って思ったけど、普通に書く時間なかったわ」
「えー、あれさ、普通に日本語で書くなら何て書く?」
「うーん…とりあえず、テストの記憶もったままテスト初日に戻って満点取りに行くわ」
「え、天才か?」
「いやでも、過去を変えると今の自分が存在しなくなる、みたいな話、SFであるしなぁ…タイムパラドックスだっけ?ま、過去の自分あってこその今の自分だしなぁ」
「うわ、哲学じゃん。深いわぁ」
「いや、浅いだろ。そう言うお前はタイムマシンがあったら何する?」
「ふっふっふ…俺も天才かもしれん。『タイムマシンがあったら』なんて問題が出されるのは、まだタイムマシンが存在していない時代だけ!つまり!タイムマシンが普通に存在している時代に行けばいい!」
「いや、自分がタイムマシンに乗れる時点で、タイムマシン普及してるだろ」
「あっ…なんてこった。タイムマシンなんて何の役にも立たないじゃないか!」
「少なくとも、タイムマシンは馬鹿に与えるには過ぎた代物ってことだな」
「馬鹿じゃねえし!!」
とある時代の、他愛もない会話。
もしもタイムマシンがあったなら
「後悔先に立たず」
最もわかりやすいことわざであると同時に、何をするときもこのことわざを理由に自分を納得させる。
それを予防線と言えばその通りでもある。
失敗したとき、結果が自分の理想と違ったとき、過去をやり直したいと思うことは多々ある。
本当にそれがやり直せてしまうとしたら、やり直すだろうか。
本当は簡単にそうしてしまいたいと思う。自分に関わる全てのことを気にしなければ。
「やり直しが可能である」
それはとても魅力的であると同時に、とても怖いことだと思う。
どれだけ自分だけのことだと思っていても、自分の行動は、きっとどこかで誰かのなにかに影響する。
過去を振り返ることは同時に、その先の未来を変えようという意志でもある。
自分の経験を活かすこと、だからこそ大変なこともあるし、時にそれは辛い。
振り返ってもすぐには変われないことも多いことは事実。時に数年だってかかる。
自分で自分のことに気づくことは簡単なようで難しい。
自分で考える限り、自分で簡単なことを難しくできるからだ。
とはいっても、人生の多くをかけても変わらないものがあるとすれば、それはもう自分の本質だと認めるしかないかもしれないが。
こうして、生きている限り常に何かは表裏一体で、この世の中で本当に一人だけでできていることはとても少ないのかもしれない。
そう考えると、タイムマシーンで過去に戻ることに恐怖を感じないだろうか。
好奇心でタイムマシーンを使ったとして、過去の自分に手を出さずにいられるだろうか。
過去の自分に手を出さなかったとして、その時の自分の気持ちに耐えられるだろうか。
何に代えても、絶対に失くしたくない何かがあるとき、そこからの自分の人生がどうなろうと覚悟し、その覚悟を持ち続けられるだろうか。
葛藤がその歩みを止めるとしても、葛藤できるからこそどこかで何かは進んでいる。
戻れない事実があるからこそ、人生とは一度しかないものなのだろうか。
怖がりだから、そう、思ってしまうのだろうか。
きっと、私だから、そうなのだろう。
お題:もしもタイムマシンがあったなら
就業時刻をとっくに終えたオフィスには、私以外誰もいない。
節電のため照明を抑えた薄暗いオフィスでは、私を照らすPCの光がやけに眩しく感じる。
「自業自得、かぁ。」
終わりの見えない残業の原因は自分にあることは承知の上。
それでも誰かに手伝って欲しかった。
人の気配のないオフィスに1人いるだけで泣きそうになる。
……こんな時、先輩がいればなぁ。
産休中の先輩を思いながら隣の席を見る。
席の主……篠崎先輩には会社に入ってから幾度となく助けられてきたのだった。
ああ、そう言えば。
同じような状況になった後、先輩と飲みに行ったっけ。
*
「もう無理です……。私は人が当たり前にできることさえできない、使えないダメ人間なんですぅ……。」
遅い時間までやっている大衆居酒屋。
その個室で私はカルーアミルクをちびちび飲みながら言った。
ざわざわ聞こえる話し声や、忙しくなく動くスタッフ。
それらを見聞きしていると、自分がどれだけできない人間か思い知らされるようだった。
「死ぬのはダメだぞ、佐川。お前は何かあるとすぐ死にたがるからな。」
目の前の篠崎さんの声に私は顔を起こす。
少し赤い顔をした彼女の前のジョッキは、すでに空だった。
「死んじゃダメならどうすりゃいいってんですかぁ。失敗失敗失敗。今日の件も先月の件も全部私のせいじゃないですか。」
「だから全部が全部佐川のせいじゃないって。私や松井さんの問題もある。話しただろう?」
何度も聞いた。
でも何度聞いても自分のせいとしか思えなかった。
「こんな大人になるなんて……子供の頃は思ってなかっただろうなぁ。」
ため息をつきながら呟く。
戻りたい。あの頃に戻りたい。
何も考えなくて済む、楽しかったあの頃に。
そんな話に篠崎さんは少し真剣な顔で答えた。
「その理由でのタイムトラベルか。私は賛同できないな。」
「なんでですか?過去に戻れたら全てうまくいくんですよ?」
「その根拠のない自信はどこから出てくるんだ……。子供のころだって覚えてないだけで大変だったこともあるんじゃないか?」
「それは……そうかもしれないですけど。」
でも今よりはよっぽどマシだと思えるけどなぁ。
そんな私の内心を見透かしたのか、枝豆を食べながら篠崎さんは言う。
「それにだ。100歩譲ってうまく行ったとして、私とは会えないだろう?
会ったことや、2人で体験したこと。佐川しか覚えてないことになる。
……それは悲しいな。」
「先輩……。」
「佐川もそれは悲しいだろう?」
枝豆の皮を弄びながらこちらを見る。
思い出かぁ。
「……。正直、子供に戻れるならやむなし、ですかね?」
「ははっ、正直なやつめ。」
笑いながら篠崎さんは枝豆の皮を捨てた。
「ともかくだ。今回の責任は私と松井さんでとる。失敗したっていいんだ。そこから次に活かせばいい。」
「いやでも活かせる気がしないんですよ……。」
失敗続きだし。
一向に収束する気配なし。
「大丈夫。私はな、実はお前を買ってるんだ。打たれ弱いけど責任感も根性もあるしな。」
「……買い被りすぎですよ。」
重くのしかかる期待はつらい。
応えなきゃいけないと思うから。
……でも、この人に認められていると思うと不思議と悪い気分じゃない。
「明日休みだろ?今夜は飲めるだけ飲んで記憶も飛ばそう。」
「……そうですね。飲みます!飲んでなきゃやってらんないですからね!」
「そうだそうだ!」
ケラケラ笑いながら篠崎さんはビールを頼む。
そこで唐突に思い出した。
「篠崎さんはタイムトラベルしたくないんですか?なんかさっき理由がどうとかって。」
「ああ、その話か。タイムトラベルに賛同できる動機みたいなものだよ。もしタイムトラベルが許されるとしたら……。」
好きな人の命を救うくらいかな。
*
ハッとして時計を見る。
PCの画面下に表示された時刻は21:00を回るところだった。
……物思いに耽りすぎた。
少し伸びをして隣の席をもう一度見る。
しばらく人が座っていないその席には、めんだこのぬいぐるみが鎮座していた。
少しは先輩に近づけてるかな。
めんだこは、何も答えなかった。
もしもタイムマシーンがあったなら
「ねぇ、もしタイムマシーンがあったら、どうする?」
下校中、突然親友が変なインタビューみたいなことを聞いていた。
「いきなりどうしたのさ」
私の戸惑いなんか無視して、親友はあっけらかんと笑う。
「いいじゃん。ほら、色々あるよ。過去に行く?未来に行く?そこにいる人になにかする?ただ見てるだけ?」
いつもの倍は体を近づけてくる親友に、目線を合わせず答える。
「…いや、乗らない。未来はこれからの楽しみに取っておきたいし、過去を変えれば絶対どこかが歪んじゃうから」
「え〜!見るだけなら?」
「興味ないかな」
「冷めてるね〜」
淡々と答えた私を、親友は面白そうに見る。
「でもさぁ、私、何回も見てるんだよね」
「何を?」
「過去に入り浸った私を、迎えに来る君だよ」
親友の瞳が、愉快そうに細められた。
「過去の君といる私が、一番幸せなのにね」
「ひどいね、未来の君は」
『もしもタイムマシンがあったなら』
あの頃に戻りたい
未来へは行きたくない
過去に
過去に戻りたい
でも、過去を変えたら今が変わる
そうしたら、何処へも行かない方が良いのかもな
もしもタイムマシンがあったなら
未来に行きたい
そして未来のスイーツを食べてみたい
【もしもタイムマシンがあったなら】
・もしもタイムマシーンがあったなら
灯「未来か過去、どっちに行ってみたい?」
女子4人でのお泊まり会。突然そんな質問をしてきたのは幼馴染の灯。
智郷「私は未来かな~。どんな大人になってるのか見てみたいの!」
目を輝かせながら話すのは物知りな智郷。
叶「僕は…やっぱり過去かな。もっと楽しいことあるよ!って伝えてあげたいな~」
にこっと微笑みながら話すのは一人称がボクな叶。
灯「ねぇ麗奈は?」
いきなり話題を振られ焦ってしまう。
「私は…今がいいな」
智郷「なにそれ!?超ロマンチックじゃん!!」
ロマンチック?そうかな?未来になんて行きたくない。過去になんて行きたくない。あぁ…このままず~っと楽しい時間が続いて欲しいなぁ。
END
もしもタイムマシンがあったなら、私は過去に戻り自分の存在を消そうとしただろう。誰しも、一度は口にした事が無いだろうか。消えてしまいたい、恥ずかしくて死んでしまいそうと言った事はありませんか。
けれど、それらの言葉の重みを自分自身では軽く感じているのではないでしょうか。言葉というのは、使い手によっては痛みを感じたり、傷つけるための道具として使う事ができます。だからこそ、過去に戻りたいと感じてしまうのです。過去に自分で自分を傷つけるために発してしまった言葉を私は消したくて仕方がないのです。
過去は消えない。
お終い
まず幸せか聞きたい
今よりずっと幸せか
そんで、もう一度死んだ家族に会いたい
家族にはいい思い出はないけど、「ごめんなさい」と謝りたい
もしもタイムマシンがあったなら。
君に伝えたい事がある。あの頃、勇気を出せずに言えなかった言葉。君は僕が「それ」を言うのを待ってくれていたというのに。
もう、君は僕の隣にはいない。
君は優柔不断な僕にきっと嫌気が差したんだろう。
こんな妄想は意味がないと分かっているのだ。
だけど。それでも。僕は─────
「好き。」
この言葉を君に伝えられたなら、といつも思ってしまう。ああ、タイムマシンがあったらいいのに。
『もしもタイムマシンがあったなら』