『バカみたい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつも人の目気にしてバカみたい。
みんなに愛想笑いしてバカみたい。
思ってない事ばっか言ってバカみたい。
人なんて所詮みんなバカ。
自分が思ってるよりバカなんだから。
どうでも良くない?
変な事ばっか気にしてもただのバカ。
疲れるだけ。
それならいっそ、盛大に嫌われて好きにしてる方が
いいわ笑
バカみたい
バカみたい
スマホを開いた途端に目に入ってきたこの5文字。
僕と付き合ってた頃の君の口癖。
新しくできた彼氏に送ろうとした言葉なのだろうけど
君の中に、まだ僕が残っているようで
不思議と嬉しかった。
こんなことを考えている僕は本当に
住めば都というけれど、ど田舎生活は楽じゃない。
特にアップデート不可の老人には泣かされる。
車で外出しようものなら、怖い顔して怒鳴り込んでくる隣の婆さん。
「あんたのこと毎日見張っているんだから」
婆さんちの車でも、嫁でもないのに。
犬の散歩をする爺さんは、私の家の庭に犬を放す。
庭にいた私に吠えかかってきた。
「俺の庭に入ったら、この犬噛むからな」
何で噛む犬を他人の庭に放すのか。
こんな老人たちに振り回されっている私はバカみたい!
バカみたいというとなんだろう。生きていることそれ自体がばかばかしくてほかのことなんて誤差みたいなものだ。
だけどあえて言うならソシャゲと食事かな。どちらも刹那的な快楽でしかないのに我慢できない。
昨日ソシャゲのガチャで爆死してストレスを溜めてるがそんなのソシャゲをやめればそれで終わる話だ。だけどついやってしまう、やめる気になれない。
別に大して面白くもないのに惰性で続けている。
食事は毎日デザートを食べている。朝食に一個つけるだけだけどこれをやめれば痩せられるし健康的になれる。なのにやめられない。
デザートは心の栄養を接種するための必須栄養素だ。とはいえそんなのが言い訳でしかないのはわかっている。
弱い。あまりにも弱い。だが根本的な問題としてこの二つをやめてどうするという話でもある。
生きるための目的がない。ぼんやりとした夢はあるがやる気にならない。惰性で生きている。そんな人間が時間と健康を取り戻したところでなにになるというのか。
そうして今日もデザートを食べてソシャゲをする。なんともバカらしい。
いつも他人の評価ばかり気にしてバカみたい。
いつも他人の顔色ばかり伺ってバカみたい。
いつも他人を優先してバカみたい。
いつも要らない気ばかり張ってバカみたい。
バカみたい。バカみたい。バカみたい。
でも、こんなバカみたいな性格でも、バカみたいなこの世の中を生きていける。
同じバカだから?
それでもいっか。
バカみたいに生きていればいいのさ。
『バカみたい』
書けない事なんて
作家じゃあるまいし
悩むなんて
バカみたい
確かに寂しいけれど
私は本物じゃないのだから
バカみたい
本当に
もうすぐ春が来るという時期に、タンスの断捨離をしていると、普段は使わない引き出しの奥に懐かしい香水を見つけました。
高くもない、知名度もない、ひどく甘ったるい。そんな香水。
けれど誰とも会わないことをいい理由に、ひと吹きしてみました。
匂いはたぶん、香水を纏っていた当時の記憶が蘇らせる力がある。
4年間好きだった彼のこと。
今は疎遠の、無愛想で理屈ばかりの友人のこと。
今は流行らないであろうシンガーソングライターのあの曲。
だから私は何かの区切りに身に纏う香水を変えることにしています。
大好きな彼を思い出すため。
当時の感覚を取り戻すため。
大切な記憶を忘れないため。
いいえそれよりも、
私が私を失くさないように。
バカみたい
小学校の運動会、〇〇メートル走。
だいたい一人くらいからは、最後になりたくないからって
「一緒に走ろう?」
って、声かけられる。
いわれるがままに、そうしてた。
「一緒に走ろう」
ほんと、なんでそうしてたんだろう。
で、中学生になり。
さすがに「一緒に走ろう」は誰からも言われなくなった。
よし、好きに走ろうっと。
結果は、今はちゃんとは覚えてないけど、たしか1位か2位にはなってた。
うん、走るの楽しい!
ほんと、なんで遅く走って、どんくさい人認定されてたんだろう。
バカみたいだよね。
#バカみたい
学生時代最後のライブ
バンドメンバーで集まるのはこれが最後
バカみたいに歌った
声が枯れるまで歌った
たとえ一人になっても俺は音楽をやめる気はない最後まで歌い続ける
最後まで歌い続ける。
私の個性は否定された
他の子と違うことをすると変な子だと蔑まれ
思ったことを伝えたら空気が読めない子と否定された
自分の行動に素直に従っただけなのに
社会から阻害されたようで孤独と戦う自分がいた
ただ受け入れてくれる場所が欲しかった
他人の言葉の奥にある「バカみたい」が
届いてしまう私だから個性を消そうと必死になった
君からの連絡は今日も来ていない
好きになったのは私からだし、気にしてない
募る思いは時間の倍の倍
なんで考え込んでるんだろう
付き合ってすらいないのに―
題『バカみたい』
「バカみたい」
気が付いたら唇から本音が溢れていた。顔も知らない友達から送られてくる日記みたいな長文メッセージとか、狭い世界で相手の顔色を伺いながら交流してるSNSとか。嫌われたくない一心で我慢してきたけれど、もう、こんなものに時間を奪われること自体が嫌になってしまった。アンタの日常に興味ないし、嫌われたところで明日死ぬわけじゃないし。他人に気を遣って好きなことも言えなくなるなんて、意味がわからない。
スマートフォンの画面をひと睨みして、躊躇いが生まれる前に指を動かす。当たり障りないスタンプや感想を返していたあの子には懇切丁寧なお別れのメッセージの後にブロック、趣味のために作ったのにマウントと陰口ばかりがタイムラインに流れるSNSアカウントは削除。その他もろもろ、あたしを縛るあれこれの整理。嫌いたければ嫌えばいい、何を言われようがあたしの知ったことではない。何故ならぜんぶ見えなくなるから!
一通りの操作を終える頃には、怒りに近い感情はすっかり鎮まっていた。むしろ清々しさすら感じている。スマートフォンを置き、ぐっと背伸びをすると共に胸に満ちた達成感。なんだ、こんな簡単なことなら早くやればよかったんだ。
「ほんと、今までのあたしってバッカみたい!」
週2のペースで勉強している英語。最近思えてきた。何のために英語を勉強しているのかと。
別にどっかの国を飛び回ったって、怖くていかれないもん。なのに、その困難を、1人で平気で乗り越えた母がうらやましい。海外へ言っても、迷子になるだけだし、やっぱり一人ではいけない。大好きな大切な、そんな思いでいっぱいの、私のストレスや痛みをもらおうとしてくれるお母さんとがいい!またいつか、大人になったら、料理の道へすすみ、おいしい料理を食べさせてあげたい。
蹴落として
自分が一番なんだって
嫌いって
お前が悪いって
自分のことを棚にあげて
お前のせいで
お前がいるから
ちょっと弱いふりをして
可哀想でしょ?って
味方で囲って
あいつが悪いんだよって
あぁ、ほんと。バカみたい
バカみたい
明日になればどうせ忘れるのに夜に後侮を重ねる自分は本当にバカみたい
昨日飲み会ではしゃぎ過ぎて喉が痛い、声が枯れている。あー恥ずかしい、あーバカみたい。
立派 凄い 素敵 流石 綺麗 可愛い
貴方だから出来る
先ずは称賛の言葉
可哀想 困ってる 大変 親子 恋人 友人 愛している
∴(ゆえに)利用対象の公式が出来上がる
懲りずに公式を使われてしまう
使われる事に疲れた時 距離を取る
使った事を後悔してる時 距離を取る
頻繁に使われバカみたい
常々思わない事もない
でも使って本当の馬鹿にはなりたくない
バカみたい
それで良いよ
#バカみたい
「バカみたい」
1日に何回言うかな?
何回も言われてるかもだけど(笑)
負の感情からの「バカみたい!(怒)」
なんか楽しい気持ちからの「バカみたい(笑)」
両極端に違うのね〜
同じ「バカみたい」なんだけど…
まぁ〜 私自身
毎日「バカみたい」なこと言ったりやったり…
それでもね
空気を読んだり
人並みのことはしてるんですよ(笑)
一応社会人ですから社交辞令的なね〜
世間に馴染もうとはしてるんですよ〜
そういうのウンザリだ!٩(๑`^´๑)۶
ウンザリな事でもやらなきゃいけないなんて
大人って「バカみたい」だね〜(;´д`)トホホ…
🌈黒猫のつぶやき🌈
バカになれるって凄い事なんです
賢くないとできません
バカとバカになれるは雲泥の差だね〜
ーハカみたいー
音楽を聴いていたら涙腺か崩壊。
【バカみたい】
三年生になって、バスケ部を引退した。これから先やる気もない。チームメイトだった奴らは「大学でもサークルに」「社会人サークルに混ぜてもらって」なんて言ってるが、そこまでするか?
恵まれた身長であろうが、小回りが効こうが、ドリブルで抜き去る技術があろうが、敵に回したくないブロックをしてようが、僕らは勝てなかった。それが答えだ。県大会には行けても、全国には届いても、その最初の一戦で落ちる。
そんなもんだってのに。
「すみません、サークル決まってる?」
入学式を終えた大学のキャンバス内はサークルのチラシを配る人、人、人。桜もチラシもごちゃごちゃになって、最後には足元に水と混ざって黒ずんだゴミになるだけ。チラシを受け取りもしなかった僕に、追いすがるような下からの声。
「いや、別に……」
サークルに所属する気はない、と言いかけたが、ホントに、と喜色に満ちた声にかき消された。
「じゃあ見学だけでも! あっ俺二年なんだけど、敬語とかいいから。ほら、もう今日からやってんだよね、来て!」
ぐいぐいと引っ張られる。どこからそんなパワーが出てくるんだというくらい力強い。
連れて行かれたのは、キャンパス奥の体育棟。各種設備を一箇所に集めたもので、紹介文が正しいなら屋上に50mのプールといくつかのアーバンスポーツの練習場、二階に球技で屋内でできるものを集約する体育館、一階に剣道、柔道などの道場と更衣室がある。
引っ張り込まれたのは二階の体育館。手前ではハンドボール、奥では──
「一年生見学来たー!」
「おー、見てけ見てけ」
バスケットボール。数カ月ぶりに聞いた木目の床をボールが叩く音。鈍く響くゴム質のそれ。靴ゴムの軋む音。声が、聞こえる。
(辞めるって、決めたろ)
踏み込んで行く、ボールがまるで手に吸い付くように動く。足が床を蹴りつけてボールと一緒に跳ね上がる。
(バカみたい)
どうしようもなく、高揚してしまうんだから。