『プレゼント』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「プレゼント」
神様が、私にくれたプレゼント。
健康な身体。
ポジティブな考え方。
努力する才能。
恵まれた親。
素晴らしい友達。
もう、考えたらキリがなくて、一つ一つなんてとてもあげられない。
でも、一番のプレゼントは。
この、ちっちゃな、可愛い、娘。
おバカだし、反抗期で口ばっか達者な割に行動が伴ってないけど。
でも。
親バカだって分かってるけど、私にとっては、世界で一番可愛い子。
神様からの、最高の、最大の、プレゼント。
神様、有難うございます。
お題『プレゼント』
カリステの聖堂で挙式を終えてから数ヶ月後のこと。
「ご懐妊ですね」
主様夫妻にそう告げたルカスさんは、おめでとうございます、と付け加えた。
「あらあら、赤ちゃん。よろしくね」
そうお腹に話しかけている主様と、旦那様——かつてパイ屋で働いていた青年——はニコニコと微笑みあっている。
「フェネス、何で泣いてるの?」
「だって、桜の木に登って降りられなくなったあの主様が、お母さんになるだなんて、俺、胸がいっぱいです」
「やだ! それは忘れてってば!!」
このなごやかな光景は、この屋敷への、そして俺へのプレゼントなのかもしれない。
プレゼントは誰に渡す?
さぁね?誰に渡すと思う?
プレゼント。
以前は貰う側か、自分へのご褒美的なニュアンスが強かったけど、今はプレゼントすることの楽しみも覚えた。
大人になったということだよねえ。
大人になりすぎて、もうすぐまた一年歳とりますけど。
あーもう
クリスマスプレゼントに
休みをくださーい
貴女は、人へ贈り物をするのがお好きですね。
これを選んだら、どんな顔で受け取ってくれるだろう。
こちらの方が、あの子の好みには合うかしら。
そんなことをぶつぶつ呟きながら、様々な品物を眺める貴女はいつでも楽しそうで、俺はとても嬉しい気持ちになります。
人を幸福にすることが、貴女にとっての幸福でもあるということは、何より素晴らしい美徳であり、幸せの一つの極致だと思うのです。
お前が生きているという事実が、最高のプレゼント。
だからなにもいらない。お前がいればいい。
【プレゼント】
プレゼント
もらった方もあげた方も嬉しいのがいいね
プレゼント
いくつになっても嬉しい
送ったり貰ったり
大きさではない
金額ではない
送りたくなる様な人
相手にとっても
そんな自分でありたい
明日届けにいくね
もうすぐクリスマス。
恋人もいない、家族と過ごす予定もない。
クリぼっち、ってやつだ。
自分の慰めと、
自分へのプレゼントを。
今年のクリスマスは、
少し楽しくて、寂しかった。
二万円、我が予算!
財布の紐、解放!
君に相応しいプレゼントは決まった!
欲しいは欲しいけど自分のお金で買うのはちょっとためらうと言っていた、前衛的なぬいぐるみ!
買いに行きたいけど、子供っぽくて入るのがちょっと恥ずかしいと言っていたお店の、キュートな限定ぬいぐるみ!
そして、発表時から絶対に買いたいと熱く語っていた、例のイラストレーターの新作画集特典付き!
喜べ、クリスマスプレゼント、三連弾ッ!
今年の君はとっても頑張ったから、お姉さんちょっとだけ奮発しちゃったぞ!
気にしなくて大丈夫、君は今年、メチャクチャ偉かったからね!
それを称えてのことだから、自分自身を誇りに思うといいよ!
さあ、気の済むまでプレゼントを存分に楽しみたまえ!
2024年最後の最高のプレゼントは貴方の笑顔だった。
今日は友達の吹奏楽部クリスマスコンサートだった。素晴らしい演奏でとても楽しかった。だけど…だけどあの人の顔をもうちょっとだけ見たかったな。とか想っちゃったりして。そしたら…サンタさんからのプレゼントかな。あの人と目が合って…その後一緒に遊んだの。友達はいっぱい居たけれど…最後はしっかりお話できたし笑顔でバイバイって…サンタさんありがとう。
クリスマス、子供の頃は枕元にプレゼントがあって、
1番幸せな日だった。
サンタさんはもう来ないけど
君というプレゼントがあるから幸せだね
「プレゼント」
今日はついに引越しの日だ
だいたいの荷物はトラックに積んである
「あとは…」
君から貰った腕時計を手に取る
君が去年のクリスマスにくれた物だ
「これは、着けておこう」
君が最期にくれた物を身に付けて
僕は君人の思い出の家から1歩踏み出す
あなたと一緒に過ごせるだけで
最高のプレゼントなの私にとって
今年のプレゼントは何がいいかな
店から店へ探す僕
私が編んだ大きな靴下
これにあなたは入るかしら
プレゼントなんですラッピングして
有料のやつで豪華にね
千のプレゼントより嬉しいものは
あなたの心よ私に頂戴
「わぁっ!ぴょんちゃん〜〜〜!!♡」
目を輝かせる末の妹と、
「やったーー!」
真ん中の妹。
そんな微笑ましい会話を端で聞くわたし。
「あれ?はるちゃんのはないの??」
と、末の妹。
「中学生になったらもうなくなるん?」
と、真ん中の妹。
「うん、まぁ。」
曖昧な返事しか返せないわたし。
“サンタさん”の存在を、お母さんに教えて貰うまで、私は“サンタさん”の存在を本当に信じていた。
心の底から。
だが、小学校6年生の頃、真実を伝えられた。
『サンタさんは居なくて、親がプレゼントを置いている。』
(これはあくまでわたしの家での話であって、全家庭が、とは言いきれない為、サンタさんは親だなんて思わないようにして欲しい。)
びっくりして、わたしは言葉が出なかった。
それから月日は流れ、中学生になった。
もうサンタさんの正体の話は頭の片隅に追いやられるくらい、私の生活は充実していた。
そんな中訪れた12月。
「あき、お任せがいいんだって」
「…え?」
何を言われているのか、初めは分からなかった。
「クリスマスプレゼント。でも、ぴょんちゃんの腕時計がいいんだって。」
「…嗚呼、そうなんだ。」
漸く理解した頃には、もう話がだいぶ進んでいた。
「これとこれ、どっちがいいと思う?」
「こっちの方が可愛い。」
「やっぱり?」
私の中では、サンタさんは親ではないとまだ信じていた。
否、信じようとしていた。
それすら呆気なく砕け散った。
そして今、クリスマスの朝のこと。
(家ではイブの日の夜にプレゼントが届く。)
プレゼントを貰い喜ぶ2人を尻目に、わたしは何も感じてません、とでも言うかのような顔をしていた。
わたしだけ、プレゼントが貰えないんだ
分かっていた筈なのにそう感じている自分が居ることを知って、嗚呼、わたしはまだ信じていたんだなと思った。
「晴乃。(ハルノ)」
「なぁに、お母さん。」
妹たちが2階に遊びに行った頃、お母さんは私を呼んだ。
「いつもお姉ちゃんしてくれてるし、勉強と部活、大変そうだけど、がんばってたから。」
そう言ってお母さんは私に小さな箱をくれた。
「…ありがとう、」
驚きで口がふさがらない。
「開けてもいい?」
「もちろん」
嬉しさと驚きが入り交じった顔で、私は箱の蓋に手をかけた。
────── パカッ
「…!」
箱の中には、ネックレスが入っていた。
私は途端、笑顔になる。
そして、母を見上げた。
「メリークリスマス、晴乃」
母はにこりと笑い返してくれた。
# プレゼント #5
生きるのが下手な16年
うざ
こんなのも出来ないの?
なんで出来ないのか先生に説明しなさい。
廊下に立ってなさい。
お前邪魔
お前のせいだよ
冬の寒さとフラッシュバックする。
今も続くその光景。
繰り返す記憶と現実。
坂道で涙流して歩いた帰り道。
何かが切れたように、
止まらない涙早い心臓
死にたい。苦しい。そう初めて思ったのは
10年前の学校で。
友達がいないわけじゃない。
楽しい日もある。
ただ少し不器用な16年。
生きづらい16年。
続く
#プレゼント
この世に生まれて
たくさんのプレゼントを
受け取ってきた
カタチあるもの
カタチの無いもの
思い出になるもの
失くしてしまったもの
最後の最期に
私の中で心にのこるプレゼントは
なんだろう…
それはやっぱり
出逢い
そこから生まれた全てのSTORY
去年の彼氏からのプレゼントいまも開けてないなんでかって?怖いから私の彼氏優しんやけどうちの友達には暴力しててめっちゃおっきい箱渡しててその中見たら◯ねって書いてあった紙が1枚入ってたのだから別れとか書いてたら無理だから開けてない
貰った想いは、形にしたい。最高の手紙に。最高の文字に。そう。隣には居てあげられないから、願うよ。貴方の対を探してあげよう。見つかれば、もう寂しくないでしょ。プレゼントを置いとくよ。箱を開けて見て。私の想いを添えておきます。
メリークリスマス
プレゼント129
また来週月曜日