『光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
*光と闇の狭間で
光と闇の狭間?
おかしな事を言う。
光と闇は連続している。
少しずつ暗くなっていく。
少しずつ明るくなっていく。
どこに狭間があるのか、境界があるのか。
曖昧。
日常には光も闇も映らない。
平穏な日々は常に霧に包まれて曖昧に。 真実などどうでもいい。
光を見れば霞んでしまう。闇を覗けば飲まれてしまう。
真実などどうでもいい。曖昧に。曖昧に。曖昧に。
《光と闇の狭間で》
そりゃあ 一度っきりのこの人生
光と闇の狭間で
右往左往してるけど
そもそも 光と闇は表裏一体
どっちもあってこそ
自分らしく居られる
ただ その按配が難しいんだよね…
光と闇の狭間。
周りどころか自分さえ見えない程の暗闇はなく、
己の目が焼かれる程の鮮烈な光もない。
双方ともに程々の空間。
実のところ居心地が良いのでは?
『光と闇の狭間で』
光と闇って言ったら昼と夜
昼と夜って言ったら明るいと暗い
明るいと暗いって言ったら元気と悲しい
元気と悲しいって言ったら感情
感情と言ったら人間
人間と言ったら光と闇
じゃあ、光と闇の狭間って言ったら?
どん底を知らない人間の慰めが無意味にみえるように、闇を知らない光は何処か説得力が足りない。
君の瞳の色がそれに似ていると思って嫌悪していたのは間違っていたのだろうか。
お題:光と闇の狭間で
「闇は光を吸収する」という印象がかなり強いので、狭間なんて存在しないのでは、というのが正直なところ(実際は知らないけど…)。でも、もし存在するのなら、それはどんなものなのだろうと考える。そこは恐らく眩しすぎず、かといって不安なほど真っ暗なわけでもない、安心できるような場所なのだと思う。
俺は我が儘なもので、一人だけの真っ暗闇は嫌いだし、まばゆい光の束に面と向かうのも苦手だ。なら「光と闇の狭間」なんてのはまさに天国ではないか?
───そんなことを考えている内に夜も更けてしまう。見上げれば空にはうっすら照らす月。この時間は、光と闇の狭間に近しい場所なのかもしれない。雲一つない晴れた夜、どこか落ち着くと思っていたがそういうことなのか?なんて思ったり。
光と闇の狭間で
光に向かって走る人
闇は嫌だと足掻く人
そんな2人を見て闇もいいなと思う人
夜景って、なんであんなに人の営みってものを感じさせるのかね。
自分の心が追い詰められてる時なんかは、
夜景を見ても「きれいだな」と思うよりまず泣けてくる。
ひとつの光に、ひとつの幸せ。ひとつの喜び。
そして、悲しみや苦しみももちろんある。
あの光と闇のコントラストは、
そこに替えが利かない誰かの人生がある証。
「光と闇の狭間で」
という本を手に取った。
主人公が光と闇の中をただ彷徨う、少し暗い話だったけど、なんとなく好きだなと思った。
この主人公は、自分が光にいるのか闇にいるのか、結局分からずじまいだったみたいだけど、私はどうなんだろう。
光にいるには幸せが足りないし、闇にいるには不幸が足りない。
結局は私もこの主人公と同じ、ただ彷徨うだけの旅人に過ぎないのかもしれない。
光と闇の狭間で
明るい世界と暗い世界
自分はどちらの世界で
生きているのだろうか
幸せだから明るい世界で
不幸だから暗い世界なのか
周りから見たら不幸かもしれない
けど
自分は不幸とは感じなかったら
明るい世界なのか
自分の価値観で
明るい世界にも
暗い世界にもなる
そんなあなたは今
明るい世界と暗い世界の
どちらで生きていますか?
立ち止まって考えている間は
明るい世界と暗い世界の狭間の世界です
答えが出たらそこが今あなたがいる世界
無理はしないでね
12テーマ【光と闇の狭間で】
今日も僕はもがく
もがいてもがいてもがきまくる
なにかしていないと気がおかしくなりそうだから
僕は今日も
光に向かわず
闇にも向かわず
白い箱の中で一人
もがきまくる
昼は明るすぎて、夜は暗すぎるから、
夕暮れが好きだった。
人の顔も曖昧で、
なおかつ周囲が見渡せる。
それくらいの明かりで良かった。
それくらいの暗がりが良かった。
顔も知らない僕たちは、
寂しがりのハリネズミに似た、
刺々しい優しさしか持てないから。
傷付け合わない様にそっと離れた。
時期に暗闇に溶けるから。
忘れないようにそっと伸びた影で口付けた。
#光と闇の狭間で
私は恋愛の定義がわからない。
あの日なぜ私はいいと言ってしまったの…
断れなかった。勝手に燃え上がらないで
早く消えて。
私はもう当分独り身でいい…
好きじゃない。嫌いじゃない。
楽しくて怖い胸の奥の光と闇…
もう長いこと迷子になったままの気分
どこへ行き着けばいいのか
何を希望にして生きていけばいいのか
この先に良いことは待っているのか
良いことってなんだ?
それすらもわからないなんて
迷子なら帰る家はあるだろうに
私にはそれもない
[光と闇の狭間で]
僕は外が怖い
日光にも当たりたくない
日中は日差しが僕を部屋の隅に追いやるんだ
僕は日光に当たらない闇へと逃げていく
たとえそれは外に出たとしても同じ
輝いてる人には近ずかずに誰にも関わらない闇へと逃げていく…
だったらずっと部屋にいた方がマシだ
僕は今日も部屋の闇で部屋の光をただ見つめている
光と闇のギリギリの狭間で…
光と闇の狭間で
一本の線が引かれているくらいわかりやすかったらいいのに。ここまでが0で、ここから先が1みたいにちゃんとした区切りみたいなものがあれば、きっとこんなにも悩んだりなんかしない。
その境界線が曖昧だから、揺れ動いて、相反するような感情が1つしかない心を奪い合うように埋めていく。
自らの闇の中で苦しいと嘆くのに、救ってほしいと一筋の光る希望を抱いて、その狭間で今日も泣きながら笑っている自分がいた。
光と闇の狭間で
言葉で隠した
物思いの本当
白を黒に染めて
時の経過を
また白く塗った
無音から聞こえる
暗闇に隠れた
滝の流るるを
白い水の清らかに
時の不止を見る
窓辺から聞く
街の音の行方を
暗闇の光景から
遠い彼方を
見るように
目の前に見る
光と闇の狭間で
目の前にあるものを
遠くを見るように
探し続けていた
そんなあくる日
全てを知るのを
拒んで見た闇の
目の前を気づかぬ
ふりをした
揺れる心の内側を
光と闇の狭間で
天秤にかけていた
光と闇の狭間で、例えると、白と黒の間のグレイな、色のこと。
つまりは、曖昧な事で、どちらの側にも傾かない事。
テーマ:光と闇の狭間で #20
ある国に一人の少年。次期、国王になる少年だ。
その少年の親は、
光の女王ライト・クラベルと
闇の帝王ブラック・ゾアーム。
まさに、光と闇の狭間に生まれた子供だった。
光と闇。王国にはかつて対立し、日が昇っているときは光が、日が沈むと闇が、この国を支配していた。
時が過ぎ、そんな呪縛も解け始める頃、二人は出会った。
そして光と闇がともに助け合うそんな国を作ろうと誓ったのだ。
もちろん親は大反対。
しかし、二人は引き下がらなかった。そんな二人にとうとう親もおれた。
国民にそのことを伝えると、不満や不安の声も上がった。そして一人が言った。
「両国の国王は誰になるのか」
と。
二人は思った。それなら、私たちの子供に託そう、と。
そして生まれたのが、ラック・クラーム。
彼は光と闇、どちらへ傾くのだろうか。
国民からの期待は高まっていた。