光と闇の狭間で』の作文集

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光と闇の狭間で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/3/2023, 6:00:17 AM

じりじりと焼け付くような焦燥感に冷や汗をかく。
 いかにも戦闘に適した大広間では、絶え間ない魔術の応酬が繰り広げられていた。
 応酬というより防戦一方。二人して攻撃を相殺するのが精一杯だ。

 対して相手は、外敵を排除するため淡々と詩を口ずさんでいた。傾いた鍔広の三角帽子からは、感情が読み取れない。
 どちらにせよ、こちらが消費するのは目に見えていた。

「どうすんの!これ!?」
「僕が隙を作ります。後は最大火力でよろしくっ」
「はっ!?ちょっ......!」

 言い終わるや否や右手側に飛び出したマルクに静止の声は届かない。
 それを追うように相手は攻撃を左に集中させ始め、一時的にこちらへの攻撃は止んだ。

 彼はといえば、軽やかなステップと魔力の障壁を巧みに駆使して難なく攻撃をいなしている。
 流石自己紹介で特技に死なない事と答えただけはある。ちなみに彼は能力強化を得意とした付与魔術師だったりする。後衛とは何ぞや。

 魔法による最大火力の一撃必殺、物理攻撃を持ち合わせていない私達が出来る最善手。当然事前に決めた作戦通りではあるのだが、それで上手くいくか否かは甚だ疑問であった。

 学生の頃彼らと一緒に奴に挑んだ時はどうだっただろうか。
 能力低下耐性。そんな私特攻のような性質を持つ奴との戦闘では足手まといだったような――

「僕は元から無力だったんですよ。過去の栄光なんてのはなくて、ずっと僕は僕だった。光でも闇でもなく」

 ふと、今現在奴の隙を伺っている少年の言葉が頭に過った。

「過去の栄光なんてのはなかった、か......」

 過った言葉を再度口に出し、にやりと笑う。思い出した、何もかも。
 何故私が冒険を離脱したのかも、あの日の戦闘の事も、私に力なんてしょうもないものが要らない事も――!

「星示すは祖の奔流。光羽ばたき、闇墜ちよ!『原初の星灰(オリジン・マギア)』!!!」

 手にした杖から放たれたその名に違わぬ力の奔流は大広間ごと敵を蹴散らした。
 上階へと続く階段までの道を塞いでいた扉は無惨にも原型を留めておらず、開く手間が減ったのはここだけの話である。


「光と闇の狭間で」

12/3/2023, 5:49:20 AM

オレンジ色に染まる空

もうここに居ないはずの貴方

(光と闇の狭間で)

12/3/2023, 5:18:14 AM

光と闇の狭間で
私には今光がない。闇の中をずっとさまよってるだけ
いつ私に光が訪れるんだろう 闇の中から抜け出したい

12/3/2023, 5:16:44 AM

すごい。
頑張ってるね。
えらい。







イイヒト

の仮面を

上手に

被っている


わたし。







はぁ。
また
あんなこと
こんなこと
押し付けられて

もう
嫌になっちゃう。







愚痴が

止まらない

わたし。





わたしって
性格
悪いのかな。

とも思ったけど


他の人だって

オモテも
ウラも
あるんだから




巧く
使い分けて

生きていけば
いいよね。


#光と闇の狭間で

12/3/2023, 4:50:24 AM

いつでも僕はひとりぼっち
親は必要最低限のものは用意するが、
それ以外は何を言っても無視する
クラスメイトも僕を空気のように扱う
この苦しみなど、誰にもわからないのだから
いつしか僕は救いようのない
深くて暗い闇の中に溺れていた

「明日は天気いいのか、でも、崖の上はやっぱり寒いかな」
思う
こんな僕が太陽と輝く自然に囲まれて
逝きたいと言ってもいいのだろうか
死ぬ場所は自由だ、しかしこんなやつが…
もう100回ほど結論づけたはずの疑問に
僕は光と闇の間で頭を抱えた

12/3/2023, 4:41:20 AM

#光と闇の狭間で

言葉の雰囲気でイメージするのは、光が明るくて、闇は暗いみたいなこと。
たくさんのものを表す言葉が存在するけれど、イメージってとても強い刷り込みだと思うのです。りんごと言ったら、赤いものを頭に思い浮かべるみたいに。
光の言葉で、希望や夢や未来の言葉を用いられる。綺麗な言葉は、とても美しくて、眩しくて、それさえあれば無敵で、「正義でしょう」とでも言いたげに堂々と立っている感じ。

暗いより、明るい方がいい。
平凡より、充実の方がいい。
劣っているより、優れている方がいい。

光と闇みたいに対義する言葉があると、どちらが正しいかを求めなければいけないような感じがする。ただ言葉としてあるだけなのだけれど、選ばれなかった片方が悪であるみたい。

光の持つ輝かしい印象を好ましく思う人もいれば、あまりに眩しくて苦しくなっちゃう人もいるから、結局、ポジティブがいいとか、ネガティブがだめなんてことの勝敗をつける必要はなくてもいいと思うのです。

綺麗な言葉は美しいけれど、時々、少しやさしくない。

暗闇の中にいるからこそ、見える光はある。
けれど、ずっとひとりぼっちで息を潜めておくには寂しい。

自分が見たいようにしか、この瞳には映らないみたい。

12/3/2023, 4:41:09 AM

貴方と体を重ねる夜には、絶対にライトは付けなかった。
貴方を独占できる優越感に浸る自分の顔はきっと醜い。
綺麗な顔で会えるその人とは、比べて欲しくなかったから、明るくする勇気なんて欠片も無かった。

小さなワンルーム。バスルームの隙間からオレンジの光が細く射し込んで、それだけで充分だった。

幼すぎて、自分を正しく見せる事に必死だった。


ただただ、貴方を、好きだった。



題目「光と闇の狭間で」

12/3/2023, 4:20:02 AM

『光と闇の狭間で』


光にも入れず
闇にも入れず
中途半端に生きる私に
手を差し伸べてくれる人はいた

同時に拒絶する人もいた

どっちも選べない私は
上手い方便を使って中途半端に生きる道を選ぶ

だけど本当は
どっちかに入りたいと願っているのかもしれない

葛藤する私に
同じ狭間で生きる人は言う
「真ん中でも良いじゃないか。第三の世界だよ」

結局その言葉が心地良くて
今の道を逸れることはしないのだ




2023/12/03
(創作)

12/3/2023, 4:10:07 AM

光と闇の狭間で、私はただ佇んでいる。
 昼と夜。
 朝焼けと、夕焼けのさなか。

12/3/2023, 4:03:27 AM

光と闇の狭間で

私は歩いている
右は光がきらめき
左は闇に満ちている

私はどちらにも傾かない
私は光と闇の狭間を歩く
中庸がいい

12/3/2023, 3:22:20 AM

光と闇の狭間で
お前を悪だと言い切った

そいつは驚いた顔をしたあと
戸惑いながら俺を悪だと言った

12/3/2023, 3:12:11 AM

〚光と闇の狭間で〛

右が光で、左が闇

僕は迷わず右に進んだ

だが、1年も経たないうちに闇へと引っ越した
「光は僕には合わない」と思ったからだ

それから約1年、やっぱり光へ戻ることにした
「闇は僕には合わない」と思ったからだ

1年後、また闇へ戻ろう
「光は僕には合わない」 



「闇は僕には合わない」

「光は僕には合わない」

「闇は僕には合わない」

「光は僕には合わない」――――――

―――――――――――――――――

12/3/2023, 2:59:17 AM

光と闇の狭間で。

私の立ち位置は光より?闇より?
私が思う猿どもは私にとっては闇の住人。
しかし、人よっては私が闇の住人に見えるのか。

仕事とプライベートをきちんと切り分けないと。
心が持たない。

12/3/2023, 2:58:41 AM

親からの期待。それはものすごく重く、辛く、暗い。だってその期待に添えないの暴言と暴力が飛んでくる。なんで、こんな辛いの?


口の中に滲む鉄の味。熱を帯びる頬の痛み。必死に目を伏せて泣くまいと耐える。こんな私に何ができると言うんだ。



でもあるとき。


「それどうしたん?」


崩れた口調、気だるげな言い方。でもその中に興味と不安そうな意味が籠った言葉。


「別に。なんでもない」


痛い。親に殴られた。そんな言葉を隠しての自分の一言。なんて馬鹿なんだ。話したこともない男子に、必死に自分を隠してそういうなんて。


彼は、ジーッと私を見つめるだけ。そんな時、ついに呆れたのか、興味を失ったのか私に背を向け出して歩き出す。


また心が重くなる。助けて欲しかったのかもしれない。強がりな自分が心底嫌だった。



「おい。」

急に彼は振り向き、私に手招きした。

「そんなんじゃ痛いままだろ。保健室行くぞ」

「ぇ、でも」

「強がんな。早く行くぞ」



荒い口調。でも私を保健室に連れて行ってくれて、頬のことを心配してくれた。それがいつか。


「あなたにこの子の何がわかるって言うの!!子供が」

「お母さんがコイツを見てきた時間は、俺には敵わないと思います。でも、こいつが辛い時、泣きたいと思った時、助けを求めた時、俺がこいつの手を取ってやりたいんです!!それは俺にしかできないと思います……」



母親からの束縛と暴力と暴言。



暗く冷たい鳥籠の中で閉じ込められていた私は、彼という名の光に包まれていた。やっと耐えていた涙が頬を伝う。



彼は、私には敵わなかった母親を言い負かし、私の手を握って外に連れ出してくれた。そこで初めて抱きしめてくれた。


「俺が……お前を何があっても守り続ける。絶対だ。」



やっと私は……暗闇から、光に包まれたのか。

12/3/2023, 2:56:33 AM

負の感情をいつまでも見せないで、切り替えられる人を尊敬します。

憤りや悲しみを感じても、その場ですぐさま吐き出してまた歩き出す。毎日忙しくくるくる変わる表情で生きている。
なんてかっこいい。なんて強い人なんだと思っていたけれど
「自分をコントロールする術を知っている人なんだ」

そう思ったら、貴方みたいになりたいと思いました。

12/3/2023, 2:53:33 AM

光と闇の狭間で。こりゃまた中二病っぽいお題がでたな。光はともかく現代で闇って言葉はあまり使う人いないんじゃないか。

 最初に思い付いたのが朝と夜。物理的な光と闇だ。まぁ一番単純に考えたらこれだろう。

 太陽の光をちゃんと浴びないと鬱になるとかならないとか。太陽は偉いっちゅう事ですな。

 そして暗くないと眠るのが難しい。睡眠は大事だからちゃんと寝ないとね。俺は毎日寝過ぎで悩んでるけど。

 もう一つ思い付いた光と闇は政治とか戦争とかだけどこれは語れることないしどうでもいいな。

 それで昨日楽しみにしてたハイエンドキーボード、リアルフォースってのが届いた。二万越えのキーボードは果たしてどんなものか。

 まず安物との違いは重さだった。明らかに重くて安心感がある。これならちょっとやそっとじゃずれることもないだろう。

 外見も重厚感があってなんだかテンション上がる。買ったのは有線だからUSBを繋ぐだけですぐ使えた。

 肝心の打鍵感、触った感じは正直よくわからなかった。ん?これ安物となんか違うのか?って感じ。

 ただそれからちょっと使ってみると確かに文字を打っていてちょっと気持ちいいかも。耳に届く音も心地いい。

 俺にはちょっとした違いしか分からなかったけど毎日結構な時間触るものだからこの違いが年単位だと疲れやモチベーションに差を生むだろうなと思った。

 長い間使うものだからこれで二万はそこまで高い買い物じゃなかったな。これは満足いくものだと思う。

12/3/2023, 2:40:57 AM

#光と闇の狭間で

まだ日が昇っていない、午前4時。

珍しく目が覚めた。
同時に冷たい寒さが押し寄せて
慌てて布団を引き寄せる。

天窓から空を見る。
月も太陽も見えないこの時間の空が、
私は意外と好きだった。

そうは言っても、ほぼ起きる事のない時間だから
あんまり見る事はできないけれど…。

仕事に行く母が隣の部屋で準備をする時。
普段より早く寝た朝。
あるいは、次の日に不安な事がある夜。

そんな時、この空を見る時間に目が覚める。

でも、起きる時間まで後3時間。
早起きするのも良い事だけれど、
まだ温かい布団に包まれていたい。

さっきの夢の続きが見られるかな。
私は目を閉じて、闇の中へ包まれていった。

12/3/2023, 2:34:52 AM

光と闇の狭間で人は何を見つけるのか
何を見るのか、、、
もしくは、何もないのかもしれない
ただ見つめるだけ
光も闇も
ただ、そこに在ることを
光があるから闇があること
闇があるから光があることを
どちらもあって
どちらもないことを

12/3/2023, 2:29:30 AM

学校では猫を被っているため光。
1人の時は無表情なので闇。
家族といる時は闇と光の狭間、

12/3/2023, 1:32:31 AM

光と闇の狭間で


○月■日

今日は、大人気RPGゲーム
『光と闇の狭間で』の発売日だ。

僕 卓也(小4)も まさに
そのゲームを買う為に今行列に
並んでいる。


母親や父親のお手伝いをして
コツコツ貯めたお小遣いを
握りしめ 整理番号の紙を見つめ 
僕の分までは、回るはずだと
頭の中で計算しつつ 今か今かと
待ち続けた。


『光と闇の狭間で』このゲームは、
主人公が 二つの人格を持っている。
光の人格 ミハイルと
闇の人格ルシュハー この二つの
人格に主人公は、葛藤しながら
ゲームは、進んで行く

戦闘画面では、光の力と闇の力を
状況によって駆使し使い分ける事で
ゲームが進んで行く

そんな光と闇 善と悪みたいな
相反する対比が受けて
今や 大人 子供 関わらず大人気だ。
シリーズ化するのも納得と言われている。



そんな事を考えている内に
僕の番が来た。

真新しいパッケージを受付の人から
手渡され 僕は、両手を震わせ
落とさない様にしっかりと握った。

僕は、瞳をキラキラ輝かせ 
格好いいパッケージを眺めながら
大切に抱え込み 家路へと歩いて行った。

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