『冬は一緒に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『純粋無垢』
人
モノ。
溢れる
街頭
虎狼が飢え
月に吠える
己が身勝手
荒れる記憶の海
紅色の頬が煌めいた
淡い壁画が何を云う
逢おう蒼う
空の下で
鶏が鳴き
雷鳴響き
私が泣く
瞳
チ。
溢れる
街頭
冬は一緒にコタツでのんびり過ごしたい。机の上にみかんの入ったカゴを積んでおいてぼんやりと時間を過ごしながら時に食べ時に誰かと会話し時に誰かとテレビを見て笑い合いたい。
アイスがあればなおのこと嬉しい。寒い日のコタツでアイスは至高である。とはいえ常に外に出しておくわけにもいけないから冷凍庫に入れておかなければならないため、食べるためには取りに行く必要がある。そのため時に一緒にコタツに入っている人と喧嘩になる可能性も秘めている。そう意味では諸刃の剣でもある。それでも一緒にアイスも食べられれば幸福は増すため寒さに耐えて私は今日もこたつの外の世界に踏み出すのだ。
冬は一緒に。
冬は一緒に
いられるなら
飛んでいくのに。
冬は一緒に
冷たいおててをつなごう。
雪の降るこの街には、その白色の厚みとおなじくらいの後悔が積もっていた。薄暗い街だったことを覚えている。白い手袋で耐えていた。黒い靴下で歩いていた。赤いマフラーを巻いていた。
ペースを合わせて歩いてくれたわたしの風避けは、なくなった。
丁度一年前までは、となりを歩いていたその厚みも、今では土に埋まり、雪を固める音さえも、合わさることはなくなったのだ。それが寂しいことだと感じられるからこそ、わたしはそれを大切なひとだと認識していた、と証明できるのだろう。
憎まれ口を叩いて、無遠慮に心に入ってきて、それでも風上を歩き、耳も鼻も赤くして、わたしに心配と安心をおんなじくらいに与えてきた。冬は寒いものだと思えなかったのは、ひとえにこいつのせいだろう。
だって、寒さを感じたのは今年が初めてだ。
ことしのふゆもいっしょがよかった。
冬は一緒に
秋から冬にかけて木々の葉っぱが落ちて枝だけになると枝にとまっている鳥がよく見えるようになる。冬はバードウォッチングの季節だ。
冬は一緒にフィルドワークに出かけませんか?
そんな堅苦しいことは言いません。近所の河原や公園てもバードウォッチングは充分楽しめます。カラスやスズメはもちろん、シジュウカラ、キジ、ウグイスなどなど身近に鳥はいます。余りにも近すぎて双眼鏡で見てみるなんてしませんよね。でも、試してみて下さい。可愛い鳥たちに癒されて、バードウォッチングの魅力にハマるかもしれません。
冬になると雪の振る雪原で大型の鳥を見ることができます。1番見ててみたいのは、北海道の流氷の上を飛ぶオジロワシ。数百羽の群れが越冬のためにやってきます。大きな羽を広げた姿は、凛々しく雄大だ。
自然を肌で感じることができるのもバードウォッチングの魅力の1つかもしれない。
北海道の冬。それも流氷の上。当たり前だがめちゃくちゃ寒いはず。寒さとバードウォッチングは切り離せないが、澄んだ空気がその姿をより美しく見せることもある。
きっと、オジロワシを見たら寒いなんて言っいられない。写真に納めないと。スマホを構えて連写しているはずだ。
考えているとワクワクしてくる。今度の冬は北海道へ行きたい。
『冬は一緒に』
夜、好きな人と電話をしていた。さすがにうとうとしてきた頃、向こうからはしゃいだ声が聞こえてきた。何かと思い尋ねると、雪が降っている、と弾んだ調子の声が返ってきた。そうとう嬉しいらしい。彼はまだ子供なのだと思うと、妙なくらいに愛おしい。雪だるま作れるかな、かまくら作れるかな、雪合戦したいな、と楽しそうに話す向こうの声とは裏腹に、私はなんだか寂しかった。無性に寂しかった。何が、とかの宛がないのだ。考えてもわからず、適当に彼の言葉に返事をしていた。そうしていると、やけに耳にするりと入ってきた言葉があった。
「明日一緒に帰ろう」
一体、どんな文脈でそれが出てきたのか、見当がつかない。逆にいいの、と問うてみると、
「冬は一緒にいる人がいないと寂しいからね」
なんて、なんとも思ってなさそうな声で返事が来た。
罪な人。私の想いも知らないでそういうことを言うんだ。
でも、もうそこに寂しさなんてなかった。
冬は一緒に
今度こそ、一緒に過ごそう。俺たちの冬はいつも邪魔が入ってくる。いつも冬は俺の母が暴走して、帰ってこい!と言い、俺の彼女のことを罵倒する。俺はブチギレて母と縁を切った。母のせいで彼女は精神病になってしまった。今度こそ、最高の冬を
今日はとても寒い、こんな寒いと寒さが先立って忘れてしまうけれど、寒い日ほど寒いという記憶が身に残って思い出しちゃうよね、今日みたいな寒い日に一緒に過ごしてくれた人が居たなって、冬は一緒に過ごしたかったなと思い出す
今日のテーマは『冬は一緒に』ということで。
唐突ですが、あれは確か2017年4月11日。
自宅への帰路の途中「てとてと...」なんてオノマトペが聞こえるような足取りで、私の家まで子猫がついてきました。
拾い上げるか迷った末に「のたれ死なれても、保健所に連絡するのも後味が悪い。この命の責任を背負ってみよう」と思って拾い上げた記憶があります。
子猫にはヘブライ語で「安息」という意味を持つ「ノア」と名付けました。我ながらセンスがいいですね。
実際、ノアはその名の通り、私に安息を与えてくれる存在として、今も一緒に暮らしています。
夏は暑いですから、ノアは一緒に寝てくれません。
ただ、『冬は一緒に』寝てくれます。現金な奴ですね。
私が布団に入ると、時間差でやってきて、私がひょいと布団を上げるとモゾモゾと入ってくれる。大抵は脇か股の間にスポッと入り込んで、そこで丸くなる。
猫は暖かい、体温的な話ではなくて。
なんというのか、多幸感でどこかくすぐったい気持ちになって、心がやんわりと暖まるような、そんな暖かさがある。
「冬は人肌が恋しくなる」なんてフレーズもありますが、私は猫肌が恋しくなるわけです。
はい、過去に思いを馳せていたら30分が経過しました。
最後に精神分析の創始者フロイトの名言を書き残して、このテーマは終えたいと思います。
「猫と過ごす時間は決して無駄にならない」
by Sigmund Freud
17.
ただあなたを求めてた。
他の誰でもないあなたを。
ただ、そばにいてほしかった。
ただ、振り向いてほしかった。
ただ、愛してほしかった。
そう、望んだだけなのに。
「冬は一緒に」
冬は人肌恋しくなる
誰かと一緒にいたくなる
そんな冬の力を借りて、
一歩勇気を踏み出してみようか
なんてね
いつもと同じように
ドイツクリスマスマーケットへ行こうよ
赤のホットワインを飲もう
きっとおいしいから
一緒にイルミネーションに紛れて
窮屈な世界から切り離されに行こうよ
夢よりも灼かな光に浮かされて
ベツレヘムの星を探そう
あなたと夢をまだみていたいんだ
こんなにも寒い冬だから
お題:冬は一緒に
逃げ出した先の小さな小屋であの子と二人で肩を寄せ合って寒さをしのぐ……とかいう妄想を部活終わりに雪が降る駅のホームで震えながら一人でしていると自分のみじめさにいっそう寒く感じて来る。
冬は一緒にアイスでも食べませんか
別にどうという訳でもないんですけど
なんだか冷たくなった手を温めたくなりませんか
私の手は暖かいんですよ
雪やこんこん、想いも溶けずに積もれよ
一番多い誕生日の人たちから逆算すると、サンタさんのプレゼントだった話はじわじわずっと面白いです。クリスマスマジックで誕生するのはなんだか幸せに満ち溢れてて良いですね。靴下に入ってたのかな、かわいい。
冬は一緒に
作品38 冬は一緒に
夢の話をしようよ。お互いの将来の夢。職業でも願望でも何でもいい。未来の話をしよう。
まずは君から言ってよ。え?先にどうぞって?しょうがないな。先に話すから、ちゃんと次に話してね。
……なんか、照れくさいね。よし、じゃあ言うね。
毎朝起きるたび眠そうな君の顔を見て、ご飯食べてる顔を見て、楽しそうな君を見て、喜んでる君を見て、泣いてる君を見て、落ち込んでる君を見て。毎日、百面相してる君の感情に触れていたい。
ストーカーとかじゃないからね。純愛だからね。……ほら、笑ってくれた。それをずっと見てたいんだ。
見れるためなら何でもする。
具体例?えーそうだな……。
春はさ、桜を見に行こうよ。近くの公園までお弁当持っていって。あ、でも夜桜も好きそう。どっちがいい?あとで教えてね。
夏はさ、海に遊びに行って、祭りでりんご飴食べようよ。貝殻を持って帰って、思い出として形に残してさ。りんご飴は大きいから一緒に食べることになるかもね。君一人で食べてもいいよ。好きなもの、何でも買ってあげる。
秋はさ、紅葉を見にどっか旅行行こうよ。少し肌寒いかもだから、羽織るものも買わなくちゃね。準備するの楽しそう。服は君に選んでもらいたいな。いいかな?
冬はさ。冬は一緒に熱々の肉まん半分こして食べよ。クリスマスだったらケーキを半分こ。プレゼントを交換こして、一緒に過ごそう。年越しも一緒がいいな。
そういうのを一周だけじゃなくて、飽きるまで何度も何度もしたい。
えっと、だからね。何が言いたいのかっていうと。
夢は、君とずっと一緒にいることだ。
どんなに天気が悪くても、どんなに辛いことがあっても、どんなに周りから否定されても、君の隣にいたい。
……ほら。次は君の番だよ。早く言ってよ。……泣かないでいいから。ごめんねとかもいいから。ねえ、おねがいだから。
これ以上その手を冷たくしないで。ちゃんと心臓動かして。ほら、息吸って。
ねえ、一緒に未来の話をしようよ。君の願いを聞きたいな。さっき約束したばっかじゃん。聞かせてよ。喋ってよ。
聞かせてくれるまで、ここにいるからさ。
だからお願い。まだ寝ないで。その顔はまだ見たくない。
こう寒いと鍋が食べたくなる、でも一人鍋は多すぎるから人を呼びたくなって来る。
さぁ〜人選ゲームだ、先ずは娘夫婦そして友人達。
この寒い冬の日を、寂しく過ごして居るだろう元旦那。
冬は一緒に鍋でも食べよう、過ぎた事は忘れて鍋を食べよう。
白い息を吐きながら、まだ暖かくないこたつの中に足を入れる。
私は自分の足の裏を擦って暖かくしている。あなたも自分の足の裏を擦って暖かくしようとしている。そうしてまだ赤い頬を自分の手を当てて暖かくしているあなたが可愛くて、叶うならば私の暖まった手で暖かくしてあげたい。そんな気持ちを抑えてあなたを見る。
ああ、どうか神様、私の願いを叶えてくださるならば、自分の好きな人と一緒にお互いを暖め合いたい。
冬は一緒に
夜空を見上げて星を見よう
今もオリオン座を見ては
子供の頃を思い出す
お父さんの車の中から見たね
あんまり良い思い出は無いんだけど
それは、数少ない中の平和な思い出
【冬は一緒に】
こたつの中の攻防がだんだん激しくなっていく。
引くことを知らない兄弟の勝負は、天板を蹴って倒れた湯呑みをきっかけに落ちた母の雷が圧倒的勝利で幕を閉じた。
冬は一緒に
あなたと一緒なら怖いものなどなかった。
周りの視線も噂話の類も
そんなもの簡単に跳ね除けられると思っていた。
それくらい純粋な気持ちだったから、もしかしたら許されるのではないかと勘違いしてしまった。
でも間違いだった。
そう気付くまでに、そしてそれを受け入れるまでにずいぶんと時間が掛かってしまった。
冬は一緒に
春こそ一緒に
夏なら一緒に
せめて秋なら
そうして叶わない季節の繰り返しを何度したことか。
あなたの弱さを責めることで、私はどうにか自分の心を保つことが出来たのです。
もうあんな恋はしたくない。
草食男は懲り懲りです。
お題
冬は一緒に