『冬休み』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつもこの時期は繁忙期で、冬休みなんて学校卒業してからとってないなあ。
学生の頃はあたりまえにあった冬休みだけど、大人になるとせいぜい3日とかしかなくて、かといって無理くり長期休暇をとると休みをもてあましてしまうようになったのは年のせいなのかなんなのか…。
二週間もないのに夏休みみたいなノリで呼びやがって
【冬休み】
春休み、夏休み、冬休み、どれが好き?という話は必ず出てくる。春休みは宿題が少ないし、夏休みは長いし、冬休みはクリスマスもあるしお年玉も貰える。
僕は全部、好きでも嫌いでもない。だって春休みは進級進学の準備で忙しい。夏休みは宿題が沢山ある。冬休みは寒いし乾燥する。それぞれの長期休みに優れた点もあれば劣る点もある。強いて書くならば夏休みが一番好き。冬休みが一番嫌い。冬はもう、乾燥。唇も肌も喉も大変なことになる。夏休みの宿題はそんなに苦ではない。そういうことで言うともし秋休みがあればそれが一番好きだっただろうなあと思う。だって、多分あまり忙しくないし春休みと同様宿題もあまりないだろうし、気候も丁度良い。
結局、ないものが一番。人生はそんなものなのかなとも思う。
……冬休みを好きになれるよう、努力します。
冬休み。
雪が溶けるまで、休みが欲しいもんである。
冬休みは、暇だった
でも、今は
君が傍にいる
「冬休み」
僕にとっては大仕事。
僕の吐息で世界を銀世界に変え、
僕のくしゃみで雪を降らせる。
動物たちを寝かしつけたと思ったら白鳥たちが踊り出す
他のみんなは休憩なのに僕だけやることいっぱいだ。
僕の名前は冬休み。
大学3回の冬休み。特に課題もなく今日はバイトもなく、ぼーっとした日 将来どんな仕事をしたいのかを考えた時に何も思いつかなくて焦ってます。ゆっくりでいいと声をかけてくれるけれど、4回はしたいことが沢山あるから、来年の3月で決めたい!今日どんな自分になりたいのか、どんな仕事をしたいのか考え抜くぞ!!
#90 冬休み
社会人だから何、
会おうよ、逢おうよ
私は今しか味わえないのよ
雪の降る冬の朝、温かいココア片手に読書。家族との時間、友達との冒険、思い出に包まれた楽しい休み
社会人の冬休みは忙しい。
12月の30日、31日と正月三が日の、計五日間。
短いとはいえ、休みは休みだ。
その五日間で普段できないことをしなければいけない。
社会人ともなれば仕事に時間を取られ、体力も取られる。
はっきり言って、趣味の時間は格段に減った。
だが、仕事ごときが私の趣味への情熱の炎を止められると思わないことだ。
今でも私は趣味に燃えている。
私はいわゆるオタクである。
休みの日はアニメかゲームをしている。
冬休みも見れてないアニメをまとめて見たり、積んでいるゲームをやる予定だ。
いや、予定だった。
休みを明日に控えた夕方、遊び倒す準備をしていると、突然女神が現れた。
「私はある世界の女神をしています。
異世界というものが好きだと伺いました。
いまから私の世界に転移させるので、世界を救ってください。
安心してください。
チートをあげるので、あなたの五日間の休みが終わるぐらいで救うことが出来るでしょう」
気が付くと、見慣れない光景が広がっていた。
先ほどの女神の言うことは、どうやら本当のようだ。
『世界を救ってください』。
女神の言葉を思い出し、あることを決意する。
とりあえず、女神ぶっとばす。
何が異世界だ。
何が休みが終わるくらいだ。
こっちは忙しいっての。
とっと終わらせて、迎えに来る女神に一発ドついて、ケジメをつけてもらう。
そしてそこから趣味の時間だ。
社会人の冬休みは忙しいのだ。
もう長らく、冬休みなんてものとは無縁だ。
大学生の頃に戻りたい。お金は無かったけど、今より体力があったし、なんでも出来る気がしていたから。
31日に仕事納め、4日に仕事始め。その僅かな期間は、寝て過ごす。
旅行を楽しむ気力は無い。初詣?初売り?そんなものに行くなら休んでいたい。
買いためておいたカップ麺を、お腹がすいたら食べて、時々お酒を飲んで、一応毎日風呂には入るが、大体寝て過ごす。
ただただ、無気力。充電期間。足りないけれど。
年末年始に休みがあるだけマシな方だ。転職前は日にちも曜日も分からなくなる働き方をしていたから。
ああ、ほんとに、大学生の頃に戻りたい。
冬休み
一年間お疲れ様。
良いお年を
みんなの幸多い2024年を祈念しております。
朝ごはんのクラムチャウダーが、冷えて、あたためてまた冷えて、そのたった半日すこしが人生はんぶんくらい長かった。会えても会えなくても痛くて恋はなによりも重くつきまとうのだった。
冬休み。
決まり事が予定を埋めていく。
その隙間で楽しい事を詰め込んでいた。
今は隙間を埋める予定なんてなくて。
一人、食べてお酒を呑んで。
そもそも冬休みなんてあってないようなもの。
ただ、寒さだけが身に沁みる。
クリスマスおわって、もう冬休み。はやおきしなくていい。キライなさんすうやらなくていい。めんどくさいこくばんのそうじもしなくていい。うちでゲームできるし、もうすこしでオトシダマもらえるし。たまにかあさんにそうじしなさいとか言われるけど、それくらいだからあんまきにしない。とにかく、いいことづくしで冬休みばんざい。
でも、学校休みになるとアイツに会えない。オレのとなりのせきのアイツ。へんてこなケシゴムもっててからかったら泣きそうになってやんの。そんなんで泣くなよな。でもま、オレおとなだからその日のきゅうしょくのみかんゼリーくれてやったんだ。なんか、ものほしそうにしてたから。そしたらうれしそうに笑いやがった。ゼリーくらいでおおげさなヤツだよな。やっぱアイツはオレよりぜんぜんガキだ。
冬休みになったとたん、アイツのことばっかかんがえる。アイツは冬休みどっか行くのかな。どこも行かないんなら、サッカーおしえてやってもいいけどな。でもアイツ女だしとろっこいからムリか。まーべつにいいけど。でも、ワンチャンひまならどっか行くか、って、さそってやってもいいかもな。
どーしよっかな……って。
かんがえてたらアイツんちのまえまできちゃった。いるかな、アイツ。
やば。なんか……ドキドキしてきた。
こたつにて
みかんを食べて宿題をしてうたた寝
庭にて
真っ白な景色
兄ちゃんと雪合戦
そんなこんなでいつもの日常
あなたの事を恋愛的に好きです
愛してます
ごめんなさい
【お題無視】
チリーン。
どこかでベルが鳴った。
私は吸い寄せられるように、音のした方に向かっていった。
──────
目の前にいる若い男がさめざめと泣いている。見るからに年季の入った車に乗っていたのは先日免許をとったばかりの高校生だった。今日は彼女と初めてドライブデートをする予定で、バイトを増やしてやっと手に入れた愛車で彼女を迎えに行く途中だったのだという。古ぼけた車体に初心者マークが輝いていた。
事故が起きたのは表通りではないがそこそこ広い、見通しのきく道路だった。運転初心者でも安全に走行できるはずの道だ。
だが、最近この道、特にこの事故現場付近での事故が多発している。
事故の“加害者”である車の運転手は、皆口を揃えてこう言った。
『あの建物から突然人が飛び出してきた。』
あの高校生も、ここで事故を起こした他の運転手たちと同様、運転上の過失は無かった。
彼は当日出かける前にも家族からも気を付けるように口酸っぱく言われ、また彼自身も、自分の運転技術が未熟であることを理解していた。大事な人を初めて乗せるということで、多少逸る気持ちや浮わついた気持ちがあったことは否定できないが、当日の車内記録から、彼はいつにも増して慎重を期して運転していたことがわかっている。
まだ若く、しかも免許とりたてで事故を、それも人身事故を起こしてしまった彼は不憫としか言いようがないが、卒業の前祝いとして家族から贈られたドライブレコーダーをつけていたことで彼の責任は最小限に抑えられた。それでも、相手の歩行者は死亡しているから、100:0で歩行者が悪い、とはならないのが現在の日本の法律だ。彼の心には、人一人の命を奪ってしまった、というトラウマがいつまでも、それこそ死ぬまで残り続けるかもしれないというのに。
白状しよう。
私は、なぜこの場所で事故が多発するのか、その原因を知っている。数年前、この場所にできた“ある店”。歩行者は全員、ここから飛び出してくるのだ。
警察も当然マークしているが、なかなか思うように捜査が進んでいないのが現状だ。
しかしこうしている間にも、不幸な事故は起こり続け、死者と哀れな加害者を生み出し続けている。
私はため息をついて、もう日も暮れた年の瀬の町を歩いていた。
そして、“ある店”の目の前に差し掛かったとき。
チリーン。
どこかで、ベルが鳴った。
(ベルの音/プレゼント)
冬休み
今年も冬休みがやって来た
今回はどう過ごそう…
毎年いつもと変わらない日々を過ごしてしまうから今年はまた違うことを始めてみるのもいいのかもしれない
貴方に会えない寒い夜に
ベットの上のぬいぐるみに
ぎゅっとしてみて
寂しさ和らげる
"冬休み"