『友だちの思い出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
一緒に買い物に行ったり、テーマパークに行ったり、カラオケに行ったり、食い倒れしたり、長電話したり、愚痴を言い合ったり、慰め合ったりとか、そういうことを積み重ねて、私たちは思い出を糧に毎日を生きていく。
いつもそばにいてくれたあなた。
1歳の頃から一緒だったよね。
喧嘩してもすぐ仲直りしてた。
少し長かった時もあったけど、
長くても2日ぐらいだった。
あなたは覚えてるかな?
覚えてないことが多いと思うけど、
さりげないあなたの気遣いに
私はよく救われてんだんだよ。
例えば、ハンカチを教室に置いてきてしまった時。
それに気づいたあなたは「ほら。」って言いながら
私にハンカチを貸してくれたよね。
その時に、やっぱりあなたは優しいなって思った。
他にも、私がしんどかったり気持ちが
落ち込んでたりした時には何も言わずに
ただそばで寄り添ってくれてたよね。
私はそれがすごく嬉しかった。
あなたは私のそばで自分のやりたいことを
していただけかもしれない。
でも、私はあなたがそばにいてくれたことで
すごく気持ちが落ち着いたし、安心した。
私は多分、これから親友と呼べるのはあなたしか
居ないんじゃないかって思ってる。
まず、あなたみたいな人に出逢えると
思ってないけど。
中学生からは全然会えなくなって寂しい。
その分たまに会った時に話すのがとても楽しみ。
これからも仲良くしてね。
大好きだよ。
#友だちとの思い出
『徐行運転』
徐行運転はノスタルジーだ ぼやけた頭 少しの眩暈
僕は今泣いてるんだろうか 上水路にあの日の友達
影になった思い出はなんだかはしゃいでいるようだ
ありったけのコインは偽物だけど たった1枚の百円玉は本物だ ペットボトル 炭酸飲料を分けあって 冒険に出かけたんだな 見通しの悪い交差点 青信号が僕を囃し立てている
最近痩せたんだ。鬱んなっちゃって。
ショウコちゃんっていつも酒のんで酔っ払ってるよね
私たち二人、おかしいですか?
出会いから何年経つだろう。
優しいあなたは、地下鉄で会いに来てくれた。
半分のあなたは、なぜか半分知っている叔母に
先に、声をかけられ
私は、不思議なまま話しかけた。
鬱を打ち明けてくれてありがとう
偏見どころか、、
助けにきたよ。
よく、頑張ったね。
おめでとうありがとう
:D santa clause
友だちの思い出とかいう話題が心底嫌いだ。何故なら語れる話を持ち合わせて居ないから。
まず第一に友だちと呼べる人間が居ない。学友は皆知り合い以上友だち未満、ただ偶然同じ年に同じ学校の同じ空間で時を共にしただけの他人だ。
そして二つ目、思い出になどそもそも興味が無い。俺にあるのはただの記憶であり、それらは思い出と言えるほど感情が含まれるものでは無い。
そんな俺にとって友だちの思い出なんて避けたい話題の最上位だ。のらりくらりと何とか躱したが、思う所が無いと言えば嘘になる。
関わりが無くなって十数年、今思うと悪くない奴らだった。詳しく覚えている訳では無いし、あってもなくても変わらない学生時代だった事は確かだ。でもそれでも────悪くなかったと、そう思う。何かが違えばわいわいと喋る奴らのようにキラキラとした思い出があったかもしれない。
とはいえそんな事を言っても今は今だし過去は過去。何が変わるわけでもなければ、相も変わらず思い出に興味は無いし不要だとも思う。我ながら友だち甲斐のない人間だなと独りごちた。
これからも、今までと変わらずこの手の話題は流し躱して過ごすのだろう。
胸の奥底、記憶の隅に確かに存在するそれを認める日。掬い上げられる日は果たして来るのだろうか。
2023.07.07朝「友だちの思い出」#09
【短歌・病褥】
「自信作」初めて食べたその粥は
塩味が強くて優しかった
-燭台切光忠・へし切長谷部-
(友だちの思い出)
あなたと過ごした
何気ない時間
そのすべてが
今となっては貴重なもの
たとえあなたが忘れても
わたしはずっと覚えてる
―友だちの思い出
僕たちは付き合いが長い。
友達の時から今までずっと仲良しだ。
もちろんケンカもするけど。そんなにないし。
あちこち遊びに行って遅くなった日は親に怒られたりさぁ。テスト期間中勉強どころじゃなくなったりさぁ笑
友達期間が長い。僕はずっと忘れられない出来事がある。
君が初めて泣いた日だ。
いや僕が泣かせてしまったんだ。
あの日から僕は君を泣かせないと決めたんだ。
——-
『好きだよ』
「え⁈なにどしたの急にやめてよ!照」
『こんなに1人の人とこうして長くいられるのはなかなかないと思うし、君だからなんだろうなって。
いつもありがとう。』
「、、や、やめてよ。、、」
『あ、泣いちゃった、ごめん笑』僕は彼女を抱きしめる。
「、、、私だって、す、すきだよ。、これからも、よろしくお願いします照。』
『ははっ。うん、もちろん!こちらこそよろしくお願いします!』
ぎゅーっと抱きしめる力がお互いに強くなる。
強く、
『いだだだっ!笑笑ちょっと!笑強く抱きすぎ!』
「離さないんだからっ笑」
あははっと君が笑えば僕は幸せ。
『友達の思い出』
私の1番の親友が昨日亡くなった。あっという間の出来事だった。私は今高校2年生でその子は中学の時の親友。今は高校は別だけどたまに連絡をとって遊びに行っていた。でももう会うことは出来ない。その子から高校であまり人間関係が上手くいっていないことは聞いていた。でも私は話を聞くだけで解決に導くことは出来なかった。
私がそのこと最後に会ったのは1か月ぐらい前のお祭りのときだった。その時はお互いに悩みも忘れて楽しんだ。と思っていた。お祭りでは知り合いもたくさんいて。私は友達いないかなぁと密かに探していた。しかし彼女は違った。いじめの主犯格が居ないか気が気ではなかったのだ。お祭りでその主犯格の子に会うことはなかったけれど、私の親友はずっと怯えていた。
それが私と彼女の最後の思い出。
友だちが中学の思い出を話していた。
あの子はとても楽しそうに話していた。
私に話題を振ってきた。
私には楽しい思い出なんてなかった。
中学では隅に居るような人間だったから
高校デビュー成功しても
過去が変わらないから
今こんな子だから
私がクラスの隅にいたなんて思わないんだよね。
私も楽しい思い出があったかのように話した。
友だちは楽しそうと言っていたけれど
私は友だちの思い出が羨ましかった。
─────『友だちの思い出』
『友達の思い出』
人付き合いが苦手な僕には、友達と呼べる人が少ない
それでも、いないわけではない
自分から近づくのが苦手なだけ
楽しかった思い出もあるし、辛かった思い出もある
だけど、いつだって見捨てたことはないし、見捨てられたこともない
どんな時も寄り添い合っていた
それが僕の思い出
初めて友達ができたのは、5〜6歳の頃。
内気で友達が1人もできず、保育園でいつも1人でいた私に、先生が「あの子と友達になったら」と話しかけてくれた。
多分自分からは言えなくて、先生がきっかけを作ってくれたんだと思う。
もうそのきっかけは全く覚えていないけど。
初めての友達は、礼子ちゃん。
わたしのたった1人の友達だった子。
多分その子も人見知りで、ひとりぼっちだったんだろうな。
同じような2人をそっと結びつけてくれた先生、めちゃくちゃ優しい。
そして、一人一人の子をちゃんと見ていてくれたんだと思う。
小学校に入っても、ずっと仲良しの友だちで、毎日のように遊んでた。
いっしょにいても気を使わない、特にはしゃぐ2人ではないけど、とても気が合っていっしょにいるだけで良いって感じの関係だった。
上級生になってクラスが分かれて、なんとなく疎遠になってしまった2人。
何せ性格が似てるから、お互いにもうクラスも変わって親しい友だちができてるんだろうなぁ、私なんてもう忘れられてるに違いないなんて思って声もかけられなかったんだと思う。
今ならそんな事気にしないで、話しかければよかったのに!って思うけど。
幼い2人にはそれができなくて。
だけどずっと忘れられない、懐かしい存在。
今でも故郷の町に行くと、礼子ちゃんどうしてるかな?って思い出すし、町で偶然会ったりして!なんて淡い期待をしてみたり。
会っても2人ともおばあちゃんだから、多分わからないだろうな。
でも、何か感じるはずだとも思ったりする。
私の友だち第一号は、一生礼子ちゃんなんだからさ!
友達の思い出
いっしょに泣いてくれた
おともだち
助けてくれたおともだち
など
長くは続かなかったけど
…
親しくもなれないけど…
でも
そこには
優しさがあった
温かさがあった
それだけでいい
ありがと
拙いことばで
人には伝わらないけど
それでも
すこしでもつたわれば
いいなぁってきもちで
かいてます
見てくれてありがとう
ございます
かんしゃ
秘密基地。
親友の君と僕だけの秘密基地。
そこで一緒に遊んだり、おしゃべりしたりしたよね。
君の弾けるような笑顔を見て、
辛い時は寄り添ってくれる君に、
僕は恋してしまった。
僕は今日、君にこの気持ちを伝えようと思うよ。
〜友だちの思い出〜
友達となんかいろいろあっても
結局振り返って見る友達との思い出はキラキラしてる
─────「友達との思い出」
「友だちの思い出」
私の友だちはいつも何が思い出に残っているのか分からない。
テストの事か?それとも違う子との遊びか?何だろうと考えてしまう時がある、友だちの思い出は何だろうと。
友達の思い出。
あの日のあの夕焼け。一生忘れられない思い出だな。。
変わってしまったと思うのは
時の流れのせいなのだろうか
そして、それはきっと自分もだろう
変わってしまった
だから、その陳腐な言葉は、酒と共に飲み下した
同窓会とはやけに苦い味のビールが出るものだ
お題:友達の思い出
友達の思い出
友達ってなんだろうなってふと思う時があるんだよね。
喧嘩したり、信じれなくなったり、急に普通に話すようになったり。いろんな思い出があるな。
でも、友達は多くなくてもいることだけで幸せ。
「…引っ越し?」
「うん、結構遠くに行くことになっちゃった」
平然とした態度で、隣にいる親友__トモコは事実を伝える。
引っ越し。意味がわからない。何故そんな平気そうなのか。
悲しくないのか。私が嫌いだったのか。
(否定したいけど、否定できない。トモコも、こんな私に愛想が尽きたのかな)
「__楽しかったよね、色々」
(何で今さらそれ言うの)
「……そうだね」
「二人で買い物に行ったときはさ__」
それからトモコは、思い出を話し始めた。止まることなく。
(…速く、どっか行けよ)
ふと、あることに気づく。
トモコの語る声が段々頼りなくなっている。
そして、最後には、「ごめんなさい。ごめんなさい」とすがりつくように、私に謝る。
「ほんとは、引っ越し、なんか…行きたく、ないんだ。ユミと、一緒に、いたいよ」
__友達との最後の思い出。