『友情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
友情
友達百人できるかな、ってやつだな。ぼくは友達ゼロ人です。
しかしまぁ友達もそうだけど人間関係なんてうっとおしいだけだからな。わざわざ作る気がしないわ。
人と話すのが楽しいってのはわかるんだけどそれ以上にめんどくさいんだよね。誰だってそうだと思うけど一人のほうが気楽だからな。
なんというかあれだな。このお題はどうも書くことがない。友情とか友達ってのが縁遠いしなにより書く気がしない。
友情
私にはひとりの友人がいた
彼以外にも友人と呼べる者はいたが
彼以上の友人はいなかった
悩みを聞いて、聞いてもらい
互いに助け合い
支え合った友人がいた
そんな彼に、ついに恋人ができた
それでも、私達の関係は変わらなかった
彼は2年、3年……と恋人と長く交際をした。
私は今日もなんら変わらぬ日だとぼやいて
外を眺めていた時、電話がかかってきた
ぼーっとしていたこともあり、とっさに電話をとった
聞こえたのは、全く知らない声だった
『お前が--の浮気相手か』
『今すぐ--と別れないのならお前を✖︎す』
それだけ聞いて、電話は切れた
かかってきた番号を見返すと、彼の電話番号だった
私はその晩、再度彼に電話をかけ彼に問い詰めた
彼は言った
『恋人に嫉妬してほしくて
お前と浮気していると嘘をついた』
と
途端に気付いた
この世に完璧などないのだと
彼が1番の友人だなんて、
私はなんて蒙昧な人間だったのかと
彼との思い出も、なにもかも
全てが白く染められた
以降私は、異性の友人を作らなくなった
【友情】
友情なんて薄っぺらいのに中々切れない
愛情なんて分厚いのに切ろうとすれば切れてしまう
知り合いじゃなくて
いわゆる友達を大切に思う気持ちも
たまたまその場で居合わせた人と
気持ちよく過ごしたいと思う気持ちも
同じ友情という気がするし
もっと大きい人情というのかもしれない
男女の友情は成り立つかどうかについて私は成り立つと思います。
なぜなら、同じ人間同士ならその感情は必ず発生するからです。例えば、、
しかしながら男女の仲といったとこもあるので、異性としても見れます。そうすると性的な目いわゆるセフレ
友情
とても良い言葉。
でも情が付く言葉は一方的な事が多いと感じる。
愛情
・子供に対しては、一方的。
・恋愛に対しては、相互的な時もあるがフラレる時は一方的。フル方も一方的にフリやがる。
同情
・あわれみなので一方的。どうせならお金をあげたほうがよい。
私情
・一方的に挟んでくるなよ。
純情
・一方的にはぐれているだけ。
無情
好きにさせてよは、一方的。
友情は…
まぁ何が言いたいかと言うと、このアプリを含め、一方的な事って俺は好きだなーと感じたお題のお話でした。
おしまい。
情けを感じることが
最近、少なくなった
わたしだけだろうか
感じ手の問題かも
しれない
感じ手?
わたし自身、
感受性が劣化
してきてるかも…
もし、
『友情』が感じられない
ようになったら、それは
豊かさを1つ失うようなものだ
まー
友情とは簡単にヒビが入るものだと思っていた。
毎日遠慮しながら少し疲れてたかも。
でもね、気づいたんだよ。
それは友情ではないってね。
向こうから声をかけてくれた、
少し不安だったけど
何故か笑いが笑顔が
晴れた天気のように止まらない。
これが友情なんだ。
なんかスッキリした。
お題: 『友情』
いっぱいあって、色々な色がある。
時々途切れてしまったり、いざという時にはとっても強くなって。
不規則だけど、私はいちばん大切にしている。
友情は、人間同士じゃなくても成立するのだろうか。
「ニャー」
「よしよ〜し!今日も可愛いねぇ〜!!」
「ゴロゴロ」
私は平凡な社会人2年目の女。
毎日のように働いて、こうして近所の野良猫に構ってもらうのが最近の日課だ。
飲み会に誘ってくれるような仲の友達はいないし、上京したのもあって気軽に遊べる友達もいない。
そんな心の寂しさを埋めてくれる猫のことを、私は友達のように大切に思っているのだけれど、猫はどうなんだろう。
「今日は奮発しちゃいました!」
そう言ってチュールを差し出すと、猫が目の色を変えて「ニャーニャー」と鳴き出す。
猫の言葉は分からないけど、これは多分「早くくれ!!」と言っているに違いない。
「よく食べるねぇ〜。たんとお食べ!」
「ニャー!」
一度おやつを与えるようになってしまったら、もうおやつなしでは構ってもらえなくなるんじゃないかと怖くて、少ない給料からおやつを買い続けている。
これは果たして友情なのか疑問だが、猫と打ち解けられたし、今じゃ私の顔を見るなり擦り寄ってくるくらいには仲良しなので、友情と思うことにしよう。
猫が友達でもいいじゃないか、幸せだもの!
お題『友情』
友情と聞くと、武者小路実篤の『友情』を思い出す。
確か、男の友人同士で同じ女を愛してしまい、苦悩する話であったと思う。
私は友人が多い方ではないので私自身に絡めた友情に関する話をすることはいささか難しい。
そこで、ここでは友情についての話を進めていきたい。
友情とは、友愛として解釈すると私的には分かりやすい。
愛の定義として私がしっくりきているのは「対象との関係の持続」である。
即ち、友情とはその友人との関係を大切にしていきたいという気持ちなのだ。
私が語れるのはこのくらい。
私にとって友情とは、対等な立場の相手に対して「(その相手だから)損得勘定なしで力になりたい」と思えること。そこに性別・年齢は関係ない。その感情は一緒に遊んだり何か同じものに取り組んだり、同じ時を過ごす中で育まれていって、思う強さにはグラデーションがある。しかし一度強い友情で結ばれた関係ならば、たとえ相手と何年会わなくともその気持ちが変わることはない。どこにいようと何をしていようと、相手が幸せで元気に生きているのならそれで構わない。「相手の特別」である必要もない。「相手の特別」であることを望むなら、それは"友情"ではなく"恋"だと思う。
在るのは『情(なさけ)』ばかり
(友情)
友情
「俺たちさ、付き合わない?」
そう言われた私は彼の方を見て涙を流した。
「男女の友情って、成立するものだと思ってたのに。」
男女の友情は成立しません。もうリームーでバイヤー。
オニロ。
友情
友だちの恋愛相談で、言外に(直接的だったかもしれないが)脈ナシっぽいことを伝えてから、その子と連絡が途絶えてしまった。
高校からの友だちで、唯一卒業後も続いていたんだけどな
言っちゃあ悪いが、こんなことで途切れる友情だったんだろうな。なんて言えば良かったんだろう。ごめんね。
私には友達はすくない
親友1人かも
友達同士の
友情さは 信頼一番は
やはり親友だ
例え親友が私にないが
未来裏切るがあったら
私は ただ 親友が
そうしたのは何故と
私を傷つけ 苦しまないかを
考えれたら
親友は私の未熟 粗さ
言葉のキツさ 何も咎めない
他者と行き違い言葉さ失敗
愚痴 親友は 大丈夫
誰かに キツイ言葉なり
私なり 愛情あるから
唯一理解者と
有難う 今日も暑い
離れ離れ なかなか会えない
そんな間に 熱中症やら
まだコロナ終焉てまない
ずっとかな 通勤電車ない
マスクを 人が近いわ
考えたり また風邪気味体質
気にしながら
互いにというか
私はやることなり
親友の頑張ってさに
私も 頑張るか なれる
不思議だ 親友よ有難う
友達って、なんなんだろう。
漫画のようなぶつかり合って仲直りして絆を深めるなんて相手なら僕にはいなかった。
「友達なんだから」と宿題を写させてくれと頼んできたり、掃除や雑用を押し付けてくる奴らは本当に友達?
いや、これは絶対違う。良いように使われてただけなんだろう。きっと断れば気を悪くして二度と話しかけてこなくなるかいじめられるかだ。
じゃあ、クラスでもそこそこ話すし、一緒に遊びに行ったりもする奴が2人。
僕が死にたいといったとき、必死に止めてくれた子と一緒に逝くと言ってくれた子。これはどちらが正しい?
「……僕は君だと思うんだ。」
「ん、何の話?」
「いいや、ただの独り言。」
運んできた机や掃除モップで作った適当なバリケードは案外その役をしっかり果たしている。
扉の向こうから聞こえるのは必死に止めようとしてくれる友人の声。と、先生数人の声。
先生にバレちゃったの嫌だなぁ。下にマットでも敷かれちゃう前にとっとと落ちなきゃだ。
「……最期ぐらい静かに逝きたかったなぁ。」
「場所、を変えるべきだったかもね。」
「うん……でも、何となくここが良かったんだ。」
隣りにいる一緒に逝くと言ってくれた友達の方を見る。
これから死ぬだなんて思えないような清々しい顔をしている。
そっと手を握られた。誰かと手を繋ぐなんていつぶりだろうか。
「……ほんとにいいの?」
「うん、俺も疲れちゃったし。そっちこそ、アイツおいてっていいの?」
「……うん。もう、いいんだ。」
「じゃあ、いこうか。」
彼に手を引かれるように、下へ。最期まで僕を否定せずにいてくれた、唯一人の友人と共に。
#3『友情』
あいつといると楽しくて
あいつにはなんでも話せて
あいつがいると元気が出て
あいつの前では素直に笑えて
あいつにだけは負けたくない
【友情】
私には、
定期的に連絡を取り合う友達が1人もいない。
「友情」を感じる相手がいない。
学生時代の友達、職場の同僚…
それぞれで仲良くしていた人はいる。
というか、
私は低姿勢で人当たりが良いタイプなので、
特に社会人になってからは、
人間関係で困った事は一度もないぐらいだ。
けれど、学校や職場が変わると、
その付き合いは終わる。
その後も連絡を取り合う事はごく稀で、
プライベートで付き合う人が1人もいない。
ついこの間も、
以前の職場で仲が良かった3人組で
夕飯を食べに行こうと誘われたけれど、
職場が変われば会う事も無いのに、
プライベートな時間を使ってまで
話をする必要が無いと思って、
断ってしまった。
私はいつもそうだ。
つい「必要」か「必要無い」か…
そこで判断してしまう。
なのでいっつも「知人」や「同僚」止まり。
プライベートな時間を共有する「友達」には
ならない。作ろうとも思わない。
たまに寂しく感じる事もある。
何でも話せる友達が1人でもいたら、
人生もっと楽しいんじゃないか?って。
こんな匿名性の高いSNSばかり選んで
投稿しているようじゃ、
そんな友達は出来ないって事も分かっているけど…
母親とすら良好な関係を築けない自分にとって、
赤の他人との友情は、
本当にハードルが高い。
ノックと共にガチャリ、と扉を開ける音が聞こえて、瞬間的に目を覚ました。貴女の溌剌とした声が、耳朶を震わせる。
「夕ご飯できたけど、食べる?」
私は右手で自分の髪を梳かしながら、食べます、と答えてベッドから起き上がる。ダイニングに行くとすでに夕食は配膳されていた。藍美さんと向かい合わせになって座って、顔を見合わせて、いただきます、と手を合わせる。今日の献立は、お姉ちゃんが好きだったハンバーグだった。丁寧に焼き上げられたハンバーグを口に運ぶ。
「随分寝てたねえ」
「ちょっと、疲れてたから」
「まだ大学生になって二ヶ月しか立ってないもんねー。せめてここぐらいはリラックスしなよ?と言っても、下宿生活もまだ慣れないかもだけど」
肩口で切りそろえられた髪を小さく揺らしながら、藍美さんが微笑む。私の瞳は、その笑みの眩しさに焦がされてしまう。
東京の大学に行く事を決めた時、住む場所に困っていた私を救ってくれたのは、お姉ちゃんの友人の藍美さんだった。年は私の5つ上。新しい会社に入って、社会で働き出している藍美さんは、きっと私よりも大変なはずなのに、そんな素振りを一ミリも出さないで、私が過ごしやすいようにしてくれる。初めて、藍美さんと会った時の事を覚えている。お姉ちゃんが帰省した時に、ついでだからと藍美さんを連れてきたのだ。目があった瞬間、きれいな人だな、と思った。次第に、その言動やそぶりの愛らしさが、私の心を掴んで離さないようになって行った。それでも、藍美さんはお姉ちゃんの友達で、私はあまり接点がなかった。こんなに可愛い藍美さんの隣にずっと入れるお姉ちゃんが、ちょっと恨めしかった。お姉ちゃんは、私と比べてとても賢くて、クールな人だった。感情を表に出さないけど、しっかりと周りの事を気遣える、そんな素敵な人だった。半年前に亡くなってしまったが。ある朝、お姉ちゃんは電車に跳ね飛ばされたそうだ。その時間は早朝で、現場検証によるとお姉ちゃんの周りに人はいなかったらしい。
「もう六月かあ」
藍美さんは天井をずっと見つめている。大学生になったらお姉ちゃんと同居する予定を立てていた私は、受験前の大事な時期に露頭に迷うこととなった。正確には精神的にはそれどころじゃなかったのだけれど。その時、藍美さんが拾ってくれたのだ。でも、藍美さんと一緒に暮らしていて、ある違和感を感じることがあった。
「リリはハンバーグが大好きでさー。ファミレスいったらいっつも頼んでたのよ。私が作るハンバーグもいつも美味しそうに食べてくれて。ねえ、夜子ちゃん、ハンバーグ、美味しい?」
「……美味しいよ」
いつも、お姉ちゃんの話しかしないのだ。ずっと、どこか遠くを見つめて、藍美さんはお姉ちゃんの話しかしない。きっと、藍美さんは私にお姉ちゃんの幻影を重ねているのだ。強くそう思う。
「リリにももっと、食べさせてあげたかったなあ……」
藍美さんの瞳から涙が溢れる。私は淡白な声音になるように努めながら、
「食べてるんじゃない?きっと向こうで」
と答える。藍美さんは、お姉ちゃんを救えなかった代償行為で私を住まわせてくれている。きっと彼女にとって、私は、お姉ちゃんの綺麗な姿のプラネタリウムでしか無いのだろう。それでも、藍美さんと一緒にいれるのなら十分だ、と私は自分に言い聞かせる。
一口啜った味噌汁は、なんだか少ししょっぱかった。