『同情』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
同情
同情される筋合いなどない
誰も同情してくれなど頼んでいない
お前はただ話を聞いただけだ
まぁ同情される様な話をした自分が悪いのかもしれないが
同情目当てに話したのではない
浮世に蓄積された不満と苦しみを吐き出しただけだ
それにお前が勝手に同情した。ただそれだけだ
誰かが怪我をしたら、アア可哀想
汚い鳥の様に ア゛ア゛可哀想。と繰り返している
不運なことがあるごとに可哀想と騒ぎ立てる
怪我をしたら処置の話をすればいいだけであろう
何故、可哀想と思うのだ
同情して哀れみの目を向ければそこで解決だと思うなよ
同情は確かに世渡りの術になるかもしれないが
実際に同情されたら良い気分になる人がいるだろうか
いるとしたら同情されたがりの構ってちゃんだ
その潤んだ瞳はゴミでも入ったのだろう?
無駄な芝居はよせ
可哀想と言えればそれで満足か?
傍観者だから同情出来るのだ
当事者はその同情すらに負の感情を抱く
人は自分が同じ立場になったら〜と考えるらしいが
そう考えているなら可哀想という言葉は出てこないだろ
可哀想など自分はならなくて良かった
ああ貴方はなったのね。可哀想という意味だろ?
自分がこんな事になったらたまったもんじゃないと思ってるのだろう?
負の感情を抱くかは人によるだろうが、
同情されてそれをまんまと信じる輩がこの時代にいるだろうか
人間そんなカラクリ人形の様に上手く馬鹿に出来ていない
同情などされて嬉しい馬鹿などいない
もし同情されたくなったら
拾ってくださいと書いた段ボールにでも入ればいいさ
そこで一日を過ごせばいい
世間の風当たりが分かるだろう
可哀想など何も意味のない言葉だ
可哀想としか言えないお前のお頭が可哀想だ
同情
同情
同情ってなんだろう。小説の主人公が叫んだ言葉。「同情なんてやめて!」同情ってなに。分からない。そんな風にたまに思い出したようにぐるぐると考える。
同情してくれてるの?
ありがとう
もう泣きやんで
大丈夫だから
はぁ めんどくさい
全てがめんどくさい
"同情"
同情はいらないし、されたくない。
この感情は俺のもの。何かをするのに、俺と同じ感情を抱く必要は無い。
せめて《同じ思いを持つ》だけじゃ無くて、《同じ思いを持った上で自分で考えて行動》して欲しい。
俺に同情するより、目の前の事に集中して動いて欲しい。
私の傷を見て「可哀想」という人。
私の気持ちを知って「大丈夫?」という人。
私の悩みを知って「相談乗るよ」という人。
同情してんじゃねーよ。
そういう絡みが一番だるい。普通のお話しよーよ。
同情なんて、クソ喰らえ
「同情なぞ要らぬッ!」
道経はそう怒鳴り散らして稽古場から飛び出した。
地団駄を踏みながら渡り廊下を去ってゆく。
「道経さまに何を申されたのですか。」
木刀の手入れをしながら幸仁が問いかけた。
「べつに何も…。親父が死んでたいへんだろうから私の屋敷に来れば良いと申しただけだ」
不思議そうな顔をしてそう答えるのは直秀。幸仁の主人であり道経の稽古仲間である。
「何がそんなに気に食わんのか…。」
「直秀さまとは対等なご関係でいらっしゃりたいのでしょう。そのお気持ちは分かります」
幸仁はそう言って微笑んだが、直秀にはその気持ちがさっぱり分からぬ。
時に助け、時に助けられるのが人間というものであろうに…。
* * * * * * * * * * * *
「おい。これで機嫌を直せ。」
縁側で一人黄昏ていた道経に直秀が菓子を投げ渡す。
「それともこれも同情と云って受け取らぬか。」
「ふん。」
道経は菓子を受け取ると大口を開けて放り込んだ。
「不味い菓子だ。」
「助け合うのが人間の関係と云うものだ。」
直秀は道経の横に腰掛け、従者が蝋に火を灯すのを「すぐ帰るゆえ」と止めさせて云った。
「私の屋敷に来るのが良かろう。」
「同情は要らぬ。」
「同情が悪いか。」
「悪い。お前とおれは対等ゆえに、同情は要らぬ。」
幸仁とおなじことを云う… と直秀は思った。
「おれはお前の助けになってやりたいのだ。」
道経はゆっくりと直秀を見た。
そして直秀の真っ直ぐな眼差しをとらえ、諦めたようにふっと笑った。
「ならば、まいにち稽古終わりに先の菓子をくれ。それで十分だ。」
「不味い菓子で良いのか。」
「良い。」
「わかった。」
直秀は力強く頷いてその場を後にした。
「あやつの生真面目さには敵わんな…。」
そう云って道経はまた少し笑った。
【同情】
私が
行った場所
見た景色
聞いた音楽
すべて知っているのは私だけで、
そこから生まれた私の気持ちを
理解できるのも私だけでしょう。
だから
誰かの同情なんかいらない。
誰にも同情はできない。
ただ
君の紡ぐ話に、耳を傾けるだけ。
「同情」
炬燵に潜り込むと、先客のきなこが面倒くさそうに一声鳴いた。
「あら。ごめんなさいね」
布団をあげて中を覗くと、きなこは丸い目でこちらを見たあと、これまた面倒くさそうに起き上がると、私の真横を通り過ぎて炬燵から出ていった。
きなこ色をしているからという安直な理由で名付けられたことを恨むように、この猫はちっとも私に懐かない。
気まぐれに猫じゃらしに面倒くさそうに反応する程度で、おそらく私の方が遊んでもらっている。
寝転がってスマートフォンをタップする。
SNSを開くと、華やかな写真の洪水に窒息しかけて、すぐさま閉じた。
惰性で、インストールしているソーシャルメディアを順番に開く。が、自己嫌悪と劣等感を育てただけだった。
視線を感じて顔を上げる。
きなこがこちらを見ていた。
猫の世界はどんなだろう。
昼寝と、ごはんと、ちゅーると、毛づくろいと、時々人間の相手と。
「君になりたいよ」
呟きを拾ったわけではないだろうが、きなこが面倒くさそうにこちらへやってくる。
炬燵に潜り込むと、中で方向転換をして、布団から顔だけを覗かせる。
気まぐれに身体を寄せてくる愛猫は、きっと明日はまたつれなくそっぽを向くのだろう。
「同情してくれるの?やさしいね、君は」
きなこはひとつ伸びをすると静かに目を閉じた。
その日の朝。友達の父親の顔がテレビに流れていた。娘に性的虐待をしたという疑いで逮捕されたとのことだった。
学校に行くと、案の定その事件について学校中がもちきりになっていた。
私は泣きたい気持ちを必死に堪えながら、教室で友達が登校してくるのをじっと待った。一体どんな思いで毎日あんな被害に耐えていたのだろうか。毎日どんな思いで笑顔で学校生活を過ごしていたのだろうか。考えれば考えるほど、友達としてなにもできなかった自分を恥じた。何度だって助けてのサインはあった。でも、私はそれに気が付かなかった。どんな言葉が最適なのだろうかと悩んでいると、突然教室の音が無くなった。パッと顔を上げると、友達が教室のドアをあけて立っていた。その表情にいつものような笑顔はなく、すべての光を閉ざすように髪が下ろされている。いつもの揺れるポニーテールが幻だったのかと思うほど、面影がなく疲れ切った顔をしている。でも、これが本心だったのだ。今まで必死に偽って隠して生きていたのだろう。だから、事件が大っぴらになって、隠す必要がなくなって、今、素の自分でいるのかもしれない。立ち上がって駆けつけようとする頃には、教室に音が戻っていた。
「ねぇ、大丈夫……?」
声をかけたが、無視された。私の横を通り過ぎて自分の席に座る。
「よく学校来れるよね」
「あれってどこまでヤったんだろうな」
「父親に犯されるとかエグすぎ」
みんなが面白おかしく、本人に聞こえる声で話す。近づいて、今度は正面に向かい合った。
「つらかったよね。何にもできなくてごめん」
「なんで謝るの? 私助けてなんて言ってないでしょ」
それでも、と言葉を続けようとしたところで彼女は爆発した。
「テメェら全員面白がってんじゃねぇよ! いいよなぁ。まともな親のもとで生まれて、ちゃんと愛されて育った奴らは。全員、死んでこいよ」
以前の彼女からの口からは出てこなかったであろう鋭い刃のような言葉に手を差し伸べた。落ち着いてほしいと、その一心で。だが、すぐに払い除けられる。
「お前も、同情してんじゃねぇよ」
荷物を席に置いたままにして、教室を飛び出した彼女を追うことはできなかった。再び、教室から音が消える。
それから、彼女は一度も学校に来なくなった。いつの間にか行方不明との噂が広がった。彼女が生きているかどうかを知る者は誰一人としていなかった。
同情なんてするな
余計に僕が惨めになる
同情なんてする前に
君は前を進んで行け
僕なんかに構う前に
君は光を見ていて欲しいんだ
お題『同情』
好きな子の目の前で、おならをしてしまった僕に
親友はこう言った。
「あなたの悲しみはわかりませんが、僕はいつでもあなたの味方です。」
「どうかこの試練を乗り越えてください。僕はあなたを応援しています。」
「あなたの痛みを分かち合いたいと思います。僕はあなたのそばにいます。」
「あなたは一人ではありません。僕も同じように苦しんでいます。」
「あなたのために祈ります。あなたに平安と希望がありますように。」
同情の形は、人間の美しさや尊さの証です。
『同情』
トタトタトタと階段を上がる愛猫。
途中、踏み外したのに、澄まし顔です。
「ちゃんと、見てましたよ。」と、声を掛けても澄まし顔のままです。
同情の余地なしなので、ワシワシ撫でちゃいます。
同情
そんなものはいらない
ただ可哀想だと思われ生きていく
それがひどく苦しく
そして空い。
道場は自分にとっていいことだろう
ただその相手の立場に立って考えると
ただただ、迷惑なだけではないのか?
そんな場面がいくつもある。
その人の立場になってようやく気づく
自分がどれだけその人を傷つけていたのかを…
【207,お題:同情】
「同情」の類語は「思い遣り」だそうだ
類語とは同じような語を指す言葉だが、
何故だろう「同情」と「思い遣り」が同じような意味とは思えない
「同情」のほうが、なんとなく悪い意味に聞こえるのは何故だろう
日本語は、実際に使っている我々からしても
とても興味深く難しいものだ。
哀れみの目なんて欲しくない。
でも、ひとりにしないでほしい。
その人の気持ちをわかったつもりになって同情するするべきなのか私にはわからない。人が何を考え、どう感じるかはその人にしかわからない。実際に自分が体験したわけでもないのに慈しみの言葉をかけるのはどうなのだろうか?自分の立場やその人の感じ方次第では嫌味に聞こえるかもしれない。だけれどなんの言葉もかけないのは非情に思い罪悪感を感じてしまう。一方で同情の言葉をかけられたことで救われたみたいな話も聞く。マジでわからない。そもそも、同情事態が良くないのかもしれない。いろいろ書いたけれど、少なくとも私は同情されるような立場であったら、慈しみの言葉をかけられるのは嬉しいと思う。これも実際にそのような立場にならなければわからないことだけれども。
※物語です。グロ(?)注意
「ねえ見て、あの子の足」
「うわっ傷だらけじゃん、可哀想…」
廊下ですれ違う他クラスの子たちがコソコソと呟く。もう慣れたものだ。あたしを同情する話し声。
傷だらけの足に袖から覗く血の滲んだ包帯。
_あたしのことなんて何もわからないんだろうなぁ
同情するからあたしは可哀想になるの。
家庭環境もあたしの気持ちも何も分からないのに、どんな気持ちで発言しているんだろう。
_無知って幸せだなぁ
そんなことを考えて何も聞こえなかったのかのように立ち去る。
誰もいない空き教室。あたしのお気に入りの場所。
あたしはいつものように錆びたカッターナイフを取り出す。
自分のことながらおかしなくらい痩せた足に傷をたしていく。痛みは感じない。流れる鮮やかな血液に興奮を感じる。
「ぜーんぶあたしがやったのに気づけないなんて可哀想」
自分でつけた傷を見て勘違いしたあの子達を憐れむ。
そして自分以外につけられた痣を覗き込む。
「見えないとこばっか殴るからなぁ」
内出血を起こした骨の浮き出たお腹を見てため息をつく。
視線を足へと戻しさっきのあの子達の表情を思い出す。
途端に頬が緩み出す。
_あーあ!
同情されるあたしだーいすき♡
同情、というものはしばしば、本来意味する「思いやりをもって寄り添う」のとは全く別物の動機のために「仮面」のように利用される「ふるまい」として現れる。
心が温まり、純然と励ましを受け取れる「同情」は、言葉通りのまっすぐな、優しさの表れたものだと思う。
反対に、侮辱を感じる「同情」もある。
違いはどこで感じるのか、考えたことがある。随分昔のことだ。自分の経験を振り返ると、当時の私の、怒りの反応ときたらまるで瞬間湯沸器のようだった。私はいったい、その「同情」に何を感じたのか。ちょっと言葉回しが古いが、「汝、弱き者よ。憐れみを垂れてやろう」という、「相手の心理的な態度と、相手が自分に対してとろうとしている立ち位置の観」とでも言おうか。
居なくなれ、私を貶める行為に依存しようとする者よ。私は汝の自己価値感の不足を補う部品などではない。絶対に。私の誇りを踏みつけるな。…という怒りだった。
こういう状況のたちの悪いところは、正直言って「しんどい苦境にある」ときに出くわすことだろう。もっとアレな場合、相手の考えのかたちの中に「かわいそうな人は憐れんであげるのが、善い行い」という、「悪意なきテンプレートと思考停止」が鎮座ましましていたりする。まったく悪意が無いから、スルーするしかない。
もしかしたら、こだわり無くそういった「人間関係の偏り」を自分の良いように転じる「達人」も居るのかもしれない。それはそれで才能だ。
でも、私は粗忽者なので「きーっ」となるのだ…
同情
偽善じみた言葉にも見えるけど
私はそこまで悪い印象じゃない
同情は相手がどう感じているかを想像して
心の中で寄り添うことだと捉えているから
この世には相手がどう思うかなんて考えないで
平気で人を傷つける発言や行いをする人間が
たくさんいる
私も興味のない事や自分に関係のないもの
にはほぼ無関心だ
だから一瞬だけでも相手に関心を向けて
寄り添おうとする行為は尊いものだと思う
やめて
私の辛さなんて私だけが知ってるの
貴方達には分からないの
理解出来るはずがない
そんな薄っぺらい気持ちなんかいらない
「分かる」なんて言葉簡単に言わないで
この気持ちが
分かられてたまるもんですか
何度眠れない夜を過ごしたか
何度泣いたか
その辛さを
軽軽しく認めないで
ああ、やめて
優しくしないで
今まで堪えてきたのに
全部崩れちゃうから