『君の奏でる音楽』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いつか聴いた音を探していたら、
いつの間にか追いつけなくなっていた。
君の奏でる音はいつでも正確で、
君の奏でる音色はいつも美しくて、
君の奏でる音楽は、私のすべてを虜にする。
毎日毎日基礎を磨いて、
毎日毎日練習をして、
取り憑かれたように奏で続けて、
血眼になって自分だけの音色を探してもやっぱりできなくて、
満足出来ない結果に涙を流している私の横で、
君は笑っていた。
その表情、感情の差が、
残酷なまでに私に現実を突きつけてくる。
やっぱり、君の奏でる音楽は素晴らしい。
あぁ、また私は君の音を探してしまうんだ。
いつの間にか君はいなくなっていて、
もう、追いつけないことを知っているのに。
「君の奏でる音楽」
放課後、部活を抜け出して教室を覗くと君がいた。
フルートを奏でる君の横顔はとても綺麗だった。
ほろ苦い灼熱の3年間。
大人になった今もその音色を聴くと君の横顔が脳裏にふとよぎる。
君があの時空に行こうとしたことを責めるつもりは少しもない。その決断をするまでの君にあった出来事や君の気持ちを想像すると、胸が張り裂けそうになるよ。自分で終わらせられたと思ったはずがまたこの世界に戻されて、君はどう思ったんだろう。それからの日々には幸せはあったのだろうか。どちらにせよ、再び空に連れていった神様は残酷だと思う。リハビリも頑張って、高校受験もしようと勉強していたと聞いたよ。君のことは小さい頃しか知らないし、私の記憶の中では小さくて可愛いままだけど、立派な少年になって毎日必死に生きて、戦っていたんだろうなと思う。にこにこ笑っていた顔が蘇るけど、最近はきっと笑える時間は少なかったんだね。次こそは、必ず優しい人たちに囲まれて君らしく生きれるはずだから、そう信じたいから。だから気が向いたら、またこの世界に来て、君の音楽を奏でて欲しいと思う。優しい君が優しいまま生きられるように、祈ってるよ。
#15 君の奏でる音楽
君の奏でる音楽
音楽室から音楽が聞こえてくる。
私は音楽は知らないが、心地よい音色だ。
歩調を緩め、耳を傾ける。
誰の演奏かは分かっている。
君の演奏が好きだと、いつかは伝えられるだろうか。
「君の奏でる音楽」
君の奏でる音楽は艶やかで静かだ
天使のハープのように
目をつぶればいつも君が笑いかけてくれる
持ち主のいなくなった楽器は錆びて使い物にならない
君の奏でる音楽は
いつも不思議だった
聞くとずっと聞きたくなって
離れられなくなるような音楽だった
もう一度聞きたいと何度願ったか…
【君の奏でる音楽】
僕が夏の日、音楽室へ行くと
この学校にはいないはずの
知らない綺麗な女の子が
ピアノを奏でてる
その音楽はまるで、
僕を何処かへ連れ出すかのような音楽だった。
テーマ「君の奏でる音楽」
大好きなアーティストの歌を
何度も再生する
君の声は私の心に、頭に、体に、響く
元気が出る
勇気が出る
心が癒やされる
今日のお題。君の奏でる音楽。
君の奏でる音が、楽しそうに踊っていた。画面越しの、よく聴いてる音楽だったけれど。
悲しい曲想と、スタッカート気味のリズムが、夏の線香花火を感じさせる。
忘れないように、今この音をしっかりと聴こう…でもこれグリムノーツの主題歌、いやうん、
いい曲だけどさあ曲選がさあ?sky劇場で弾くにはいいけど…もういいや聴こう。いい曲だし上手だし。
今日行ってきた映画が音楽関係だったのでもう一つ。
推しの歌い手様の映画に行ってきた。感想。…ストーリー性しっちゃかめっちゃかだし
色々おかしい部分多いし古参またはマニア向けのネタ多いし客が十人満たないの苛つくし
ストーリー性しっちゃかめっちゃかだし!ストーリー性しっちゃかめっちゃかだし!
…でも文句言いたくなってきた辺りで爆笑したくなるようなお笑いと文句忘れる程に
上手な歌で黙らせるのはむしろ暴力っていうかひどいと思います。でもそういう所も推してます。
眼福。まああーいうの結構あるから凡作を神作にごり押しでする映画としか文句が言えない。
つまり良かったっていうほめ言葉だよこんちくしょう!
※君の奏でる音楽
ぐー、きゅるるるる。
「うぐぅ」
ぎゅるるるる〜。
「……?!?!!」
声に出せないから、体が反応するんだ
アニサキス!コノヤロー!!!
※昨日は日記がお題を奪っていたね
まぁ切実だったし今もキツイから仕方ない
君の奏でる音楽
君が奏でる音楽はとても綺麗
私の大好きな音
私の大切な音
私の宝物
君の奏でる音は何処か聴いたことのある様な優しい音色がする。
透き通った、夏にぴったりな涼しい音でもある。
チャレンジ23(君の奏でる音楽)
思いもしなかった
君の奏でる歌を聞けなくなる日がくるとは
去年と同じ祭り囃子が
今年も聞けると思っていた
君の音楽を聞ける日はいつになるだろうか
1ヶ月後か、半年後か、1年かかるのか
医者にも分からない
もう一度、君の奏でるお囃子を聞きたい
煌めきの 陽落ちたるは 学び舎の
恋し悠かの 音たちて去ぬ
#14 君の奏でる音楽
見えない波を起こして
胸の奥を震わせ
私の鼓動を従えて
全身を駆け巡る
頭の芯に届く倍音が
過去と未来を結び
感情が熱となって
現在(いま)を融かす
二度とはない音の繋がり
永遠に消えない響きの記憶
(君の奏でる音楽)
このハイルデンの土地の11人の魔女のうちの一人、音楽の魔女の通り名を持つ君は僕の幼なじみだ。君の奏でる音楽は聞くもの全ての心と体を癒し、魔を払う能力を持っている。剣士である僕は君とのパーティーは今まで数々のモンスターを屠り、たくさんの宝物を見つけてきた。そんな僕たちの冒険はまだまだ続くだろう。これからも彼女の音に助けられながらたくさんの世界を見つけていきたい。
君の歌を初めて聴いたとき、なんて美しい音楽を奏でる人だろうだと思った。
感情を真っ直ぐ乗せて、弦楽器のように滑らかな声。
丁寧にひとつひとつ音を重ねるように紡がれる旋律。
割れたガラスに触れたい。積雪の上で眠りたい。知らない街を気ままに散歩したい。そうしてただ無邪気に綺麗なものを見つめたい。
そんな感性で奏でられる君の歌が好きだ。
(君の奏でる音楽)
遅刻魔だった俺が早く学校に行くようになった。
それだけで周りは騒いだけれど、3日も経てば収まった。人は人のことにあまり興味なんてない。
朝7:30。
学校の正門にまであの音は届いている。
一度も話したことのない彼女のトランペットの音は、明るくてどこか寂しげだった。
ハトと少年。
あのジブリの名曲が毎日毎日聴こえてくる。
明日は音楽室まで行ってみようか。
彼女と喋ってみたいと思った。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
遅刻魔だったクラスメイトが学校に早く来るようになった。
毎日毎日ギリギリに来てセーフだアウトだと騒ぐ姿は見慣れていて、それがなくなっただけで周りは皆理由を知りたがった。
早く来るようになったことを知って、わざと窓を開けてトランペットを吹くようになった。
自分でも分からない。
ただ気づいてほしかったのかもしれない。
私のことを知ってほしいと思った。
「君の奏でる音楽」
「君の奏でる音楽」
窓の外に佇んで聴いてる、ピアノの音。
水の流れを思わせる…雨の響きを思わせるそれを、
恩寵のように大切に聴いている。
君の奏でる音楽は、私には痛くて…ひとりの時じゃないと聴けない。……泣いてしまうから。
こんなに心の奥深くに切り込んでくる音を、私も出せたらいいのに…。
悲しいし悔しいけれど、君の音楽を知らないで生きるよりはいい。
こんなに痛い幸せをもたらしてくれる神さまに、苦し紛れに感謝している。今日も密かに。
君の音楽を聴いてから私は、苦しみと優しさと、よろこびと悲しみを、ふたつに切り離せなくなった。
幸せに宿る悲しみ、悲しみに宿る幸せ。
複雑でシンプルな(だってふたつがひとつになるんなら、その分シンプルじゃない?そして混ざってしまうなら、やはり複雑。)悲しみに満ちて、まるきり恋をするように君の音を聴く。
窓の外、たったひとり、世界中の誰にも氣づかれない、日だまりの死角に……今日の日も私は、君の音楽を聴く。
【君の奏でる音楽】
鏡の向こうへ僕は問う
「こんな小さな手ではギターなんて弾けないよね」
鏡の向こうの私は答える
『やってみないとわからないよ』
期待した答えではなかった
数ヶ月二一度触れるだけ
憧れで初めてすぐに終わったもの
だけど僕は音楽が好きで、ギターが好きで…
『だけどきっと君の奏でる音楽は聴こえないだろうね 』
「どうして」
『君が誰にも聴いてもらおうとしないからだよ』