『夜景』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
天壇青に染まる世界をあてもなく彷徨い歩く。
歩けども歩けども、何処へも辿り着けない。
昼も夜もない、自分でさえ本当に居るのか分からない、この世界で。
歩き疲れて息も絶え絶えで、もう止めてしまおうかと思っていた時。
ふと、誰かの声が聞こえた気がした。
懐かしい、でも誰の声かは思い出せない。
その声のする方へ、一歩また一歩と進む。
何故だか無性に、その声の主に会いたかったから。
また、足に力を込めて歩きだした。
テーマ「夜景」
「夜景」
宝石箱をひっくり返したみたい
君はそう呟いたあの夏の終わりの夜
『夜景』(創作:詩)
遥か昔の光の粒を星といい空高く眺め
地上に光る美しい人工光の夜景に見惚れる
生まれたての光の粒は
まぶしいほどに明るくて
その人工光の明るさは
空の星まで飲み込んだ
明るい空の静かな月は
地上を見おろし冷ややかに笑う
遥か昔の光の粒の
その旅路の果てを想い
冷ややかに 冷ややかに
夜景は大好物である。高台や展望台などの上から見下ろす夜景も好きだが、街中でふと上を見上げた時、周りを見回した時のザ・繁華街の夜とわかる景色も好きなので、夜帰る時は駅周辺を通るのを楽しみにしている。
8月に東京に旅行したことがあるが、サンシャインシティの展望台から見下ろす爛々と光り輝くビルが大量に眼下に広がる夜景は絶景であった。夕食を食べ終わったあとホテルをぶらり回ったのだが、駅周辺のネオンがぎらついて「これが東京かあ」と実感させられた。展望台上から見たこの場所に今自分は立っている、しみじみと感慨深かった。
博多の夜景も印象深かった。上から見下ろすと言ったようなことはなかったが、2月に母と訪れたときに夕食を食べる店を探しつつ街をぶらりとしたことは本当に楽しかった。またこのように夜にぶらりと昼とはまた違うショッピングを楽しんだり、美味しいお店を探したりするような旅行をしてみたいものだ。
写真の中に広がる光
夜を彩る鮮やかな夜景
今では当たり前の光景
未来ではありえない光景
あの星と星を結ぶと何座になるんだよ。と夜景を優しく教えてくれたあなた。
そんなあなたが、まさか他の人のところに行ってしまうなんて。
今は、夜空を見上げるのが、辛い。
今度は夜空を見上げて、あの星がきれいだよね。とただ、それだけを言える人を。
#夜景#
ソフィア
「あれ?先客が居たんだ♪」
人気の少ないビルの屋上,見下ろせば車や街灯の光が満面の星空と思えるほど輝いている。
僕は今日,このビルから飛び降りようとしていた…いわば自殺である。
「君は誰?…もしかして止めに来たの?」
フェンスに手をかけ,突然現れた彼女を怪しく思い,顔を顰めながら問いかける。
すると,彼女は焦った様に首を振り,
「えッ?違うよ,私はたんにこのビルに来ただけ」
そう言うとほほえみながら僕の方へ歩み寄り,フェンス越しに周囲を眺め,つぶやく。
「私さ,夜景が好きなんだよね♪きれいだし嫌なこと全部、忘れさせてくれる。」
彼女がそばに来てようやく気づいた,彼女の体は小枝のように痩せており,健康体には見えぬということに。
「…病気なの?」
言わぬべきだったか,その言葉を口にした途端彼女は驚いた表情を見せ”なんで病人が外でてるんだとか思った?”と悲しそうにつぶやき,恐る恐る僕の顔を見る。
「…別に」
どうせ死ぬんだから今更気にしても無駄だろう…,そう考えれば興味がわかず素っ気なく返す。
「そっか…」
僕の反応を見,彼女は安心した様子で小さく笑みを浮かべ,僕の手を取り,
「ねぇ,私と一緒に来てくれない?君と逝けば怖くないと思うんだ」
彼女と過ごせる時間がまだ続くのならそれも悪くないだろう。僕は”いいよ”そう一言だけ言えば,彼女の手を強く握る。
ほんの少しの勇気を振り絞っただけで,僕の心と身体は未だかつてないほど身軽になった気がした。
今日,僕は名も知らない少女と,ともにビルから飛び降りた。
夜景
夜のバスに乗り込んで、みんなで見に行った長崎と函館。あんまり綺麗でワーワー騒いで、ふと振り返ったら酷く車酔いしてる人がいて、気の毒だなあと思ったこと。
かげろふの日記。
なぜかハマって何度も読んでるうちに、語り手の母より息子の道綱の姿をハッキリ浮かべられるようになった。
野分の後の山屋敷。
湿った渡り廊下を道綱が歩いてる。
歩みはだんだん遅くなり、ついには廊下の途中で止まってしまった。
柱に額をくっつけたまま、右手で静かに烏帽子を取った。
その指先に一瞬走った小さな火花。
女達は野分の片付けに気を取られ、慌ただしく走り回っている。
道綱に気付く者はいない。
穏やかで優しく誰よりも母思いの息子から放たれる雷(いかづち)に。
小さなため息ととも溢れ出た彼の声。
「そんならどうすりゃいいんだよ」
ディズニーランドの帰りの景色。
保育園の頃に見た強烈な夢と全く同じ。
大人になった私が車を運転してる。
夜の高速道路。走ってるのは黒くて平べったい、プリウスみたいな車だけ。
視点は交差する上の道路から。
たくさんのオレンジ色の照明に照らされて、後部座席がよく見える。
中には薄い布にくるまれた子供が二人眠ってる。
獰猛な生のエネルギー。その塊二つ。
夜景と聞いて、思い浮かぶイメージはこれくらいかな。
夜景を見て
何かネタになりそうな気がします
秋の夜景と冬の夜景。
どちらも好きです
ずいぶんと遅くまで残ってしまった。時はすでに20時。今日文化祭があったとはいえ、これほどまでに遅く残るのは、流石に先生に怒られてしまった。
独りで帰る。わたしの学校が駅近なこともあり、ほとんどの生徒が電車で登下校する。だから、徒歩のわたしはいつも一人で登下校している。それなのに、なぜだか今日はそれがひどく寂しくて少し悲しい。下だけを見てとぼとぼと歩いていた。
疲れていたはずなのに、帰りたくなかった。無意識の内に、海に着いていた。歩いて1時間ほどはかかるはずなのに、まだ10分しか歩いていない気分だった。
残業でできた光。海沿いの工業地域が輝いていた。どうにもその光はわたしを落ち着かせない。なんだろう、もうとっくに気力だけで働いているような、そんな気分。わたしと同じだ。
あ、そういえば今日の夕飯シチューって言ってたっけ。早く帰んなきゃ。
高校生の考えはすぐに変わるものだ。重たい足がとれて、わたしは帰路に着いた。
#夜景
仕事をサボろうと思った。サボる、というか、本当に身体はダルいんだけれど。1回そう決めてしまえば心は固い。
朝6時に起きて、一番に職場に電話をいれて、もうどう思われていようと今日は休む。
熱をはかってみると本当に微熱があったから、いつもの薬をもらいに病院に行くことにした。正直、ラッキーと思った。
平日の真昼の病院で、人の流れもまばらな待合室。そこにはない、無を漂うような時間が過ぎてゆく。
暇だから何か文字に起こしたいけれど、もともと
文章は得意ではないし、こんな昼間に夜景に想いを馳せられない。
でも、だいたい目を閉じればそこには夜がある。
しばらくすると、ぽつんぽつんと瞼の奥に灯りが
滲み出てきてくるから、ああこれは、仕事の帰り道の川だとわかる。
あそこは本当に汚い川だ。川端康成の言葉を借りれば、「死の色をした緑」。たぶんあの川のこと。
東京の人間と歴史、感情、すべてを煮詰めたように淀んでいる。
そんな川は夜になると、闇の色を吸い込んで、静かにビルの灯りを映し出す。川沿いを走る電車が水面をきらきら反射させて、絶え間ない光がとうとうと流れてゆく。
いつもはドブ臭くってしょうがない緑の川の匂いが、ふと、静謐な夜の匂いに変わる瞬間。
「銀河鉄道の夜みたい」と友達がいってから、星のない都会の雑多な景色が、少しだけ嫌いじゃなくなった。
帰りの車窓から、暗がりの川を走る光を、空っぽな頭でただ眺める。とりとめもない日常の一部として、それは心の空隙にまで流れ込んでゆくみたい。
だからどうってことはないんだけれど、
明日は仕事に行こうとは、思ってる。
満点の星空、ムードのあるライトと上品な音楽。
高層ビルの高級なホテルのレストランでバースデイディナー。
サプライズでケーキをつついているときにふと差し出される指輪。
「結婚してほしい」
「……よろこんで」
そんなベタなプロポーズだけど、多少は憧れる。
「――――……ん」
自然と開いた瞼。
まだ微睡みのなかにいる頭とだらだらと気だるげな身体に、シーツの上でゴロゴロ駄々をこねた。何の違和感もなく手が枕元のスマホを取った。
パッと光を放つそれに目を細めてディスプレイに表示された数字を見る。
「うぁ…寝すぎた……」
そろそろ深夜12時を回る頃。すっかりと寝坊して1回目の食事は逃してしまう。食べようと思って冷蔵庫に入れていた鶏肉のパプリカ煮込み。まあ、いまから食べればいいか。
そうぐうたらな思考。
ふととなりを見るときみがいない。
あれ、まだ眠くないのかな?
とりあえず部屋着を着替えてリビングに顔を出す。煌々とついた室内灯。まさか、まさか、まだ起きてるの? そう思い見渡す。
「あ」
ソファの背もたれに傾けたきみの後頭部。
前に回れば目を閉じて寝こけているみたい。部屋着もパジャマに着替えて、もうベッドに入るだけの姿で。
珍しい。
いつも夜更かしもほどほどにしてるのに。
ふとサイドテーブルが目に入った。
きみのお気に入りのカップにこげ茶とはちょっと違う色。いつもは紅茶派なのに。
……もしかして、ぼくが起きてくるのを待っててくれたのかな。
うわぁ、ぼくってばひどいやつ!
せっせときみの毛布を持ってきて、冷蔵庫のごはんはレンジてチン。きみのとなりに陣取る。
眉間に薄く寄ったシワを指先でぐいぐいと伸ばしてやった。あんまりひどいと痕になるって聞いたことがある。
ソファの前にはおっきなガラス窓。ベランダもないそこからは、きれいにお外が見える。きみがどうしてもって言って、こういうところを探し回ったのはまあまあいい思い出。
高台を選んだからここから見える景色は抜群。
もう少し早く起きていれば、きみといっしょに薄い夜が紫に染まってゆくのが見れたのに。
そっけない味がする。
ガラスの向こうに広がる街並みはすっかり光を宿している。だけれど車も人も通らないすっからからんの道。大きな明かりはあるけれど小さな明かりはとっくに消えている。
まるで無重力の世界みたい。
きみがいる世界はぜんぶがぜんぶ自然に明るくて華やかなのにね。
って言うと、きみはいつも「あなたの世界は誰もが見れるものじゃない、特別なものですよ」って言うの。そんな大層なものじゃないのにね。
ぜんぶ地に足が着かないみたいにぷかぷかして、ゆるやかに死んで生き返るのを待つみたいな。
まあ、ぼくは好きだけれど。
この部屋はコロニーみたい。
室内灯をオレンジにして、きみに寄りかかる。なんだか優越感に浸るの。
ぼく、今日は寝坊したからね、きみと地球にいられる時間はいつもより長いはず。
「たのしみだなぁ」
#夜景
【夜景】
満天の星空を地上に敷き詰めたのにも似た、まさしく宝石のような夜景。呼吸も忘れ見下ろしていると隣に立つ人がそっと囁きかけてくる。
「綺麗だね。…君にどうしても見せたかったんだ」
優しい声に胸が詰まる。滲む輝きに目が眩む。震えそうな声で囁き返した。
「とても。…ありがとう」
#5 夜景
あるビルの42階にある展望台。
星空を見るつもりが空はあいにくの雨模様。
こんなところもどこか私たちらしいね
火曜日に来てよかった
やっぱり人が少ないねと君は言う
2人きりがいいから平日にしたのに
そんなこともお構い無しに
大富豪ってこんな気分なのかなと大はしゃぎの君
冬は街がキラキラするから
クリスマスも楽しみだね、て笑ってるけど
まだ秋も訪れてないよばか!
そんなマイペースな彼と振り回されてばかりの私
豪華な料理と夜景もいいけど、
雨が降って、雨女と雨男だねって笑い合える
そんな君と過ごす時間が好きだよ
夜景
夜景との空間はいつも静寂だったから
そこに居ると 私は
少しの時間だけ日常から離れられた
ぼんやり光る街の灯りや
ブルー宝石のような斜張橋
瞬く星の輝き
飛び回る蛍の灯り
別に有名なスポットじゃなかった
ただ、通りかかっただけ
うつむいてたのがバカみたい
なんでだろう
強くなくちゃいけなくて、泣いたら負けだって分かってるのに
ここまで絶対に泣かなかったのに
近くではただただ憎かった輝きはこんなにも綺麗なの
#夜景
夜景。昨日の花畑もそうだけど景色ってどれだけきれいでもすぐ見飽きるからあんまり興味ないんだよな。
それはそれとして今日はジャンプの発売日。電子版は昨日発売だったけど紙で読んでるから一週遅れの感想だ。
まずなにから読むか迷う。鵺か魔々勇々か。この二つの期待値は同じくらい高いからどっちも早く読みたい。結局前の方にのってるほうから読むのだけど。
なので先に読んだのは魔々勇々。早速敵が現れるのはテンポがよくていい。予想通りに期待していたものを出してくれた感じだ。
展開がすごく昔のRPGのオープニング感があって好みだ。来週敵を倒して色々明かされるのかな。来週が楽しみだ。
鵺はお色気回。えちえちだけどちゃんと話も進めて強敵襲来。師匠ポジがいるからこの敵に主人公が負けてもなんとかなるから勝敗が読めない。どうなることやら。
呪術ワンピースは休みだから後は細々した作品をちょいちょい読んだ。元々よかったけど今週はキルアオがよかった。
正直今週一番面白かったのはキルアオかもしれない。なんだかんだ無双ものは面白いしベテランだけあって絵も話もよくできとる。個人的に今週でキルアオの株が大分上がった。
今週は新連載があったので読んだ。絵はいいし話も一話できっちりとすっきりさせていい出だし。これはまた大型の作品が出てきたな。
新連載カグラバチは打ちきりはないだろうな。順当にアニメ化までいきそう。とはいえ迷走して打ちきりも珍しくないから断言はできないか。これも今後読む作品だな。
「夜景」と聞いて、最初に思い浮かべたのはスマホのサンプル画像の「山と星空」でした。
どれだけ本物の夜景を見てないのか…。
仕事の帰路で見る、車のテイルランプの流れが、今の私の「夜の光景」です。
なんだか寂しいな…。
2023.09.19
神山はるか
同じ景色でも、全く違う景色に見えた。
高層マンションの最上階から貴方と二人で見た夜景。あの日は私たちを祝福する灯火のように輝いていた小さな光の粒は、一人で哀しみに昏れる自分を嘲笑っているように思えてきた。
「…寂しいよ……リオ」
口にしたらもう止まらなくて、ボロボロと涙が頬を伝っていく。拭っても拭っても止まらないそれは、買ったばかりの深紅のカーペットに水玉模様を描き出していった。
様々な想像が出来るようあえて細かい設定は付けずに書きました。
リオと呼ばれたあの人と寂しさになく自分。性別も分からないシナリオでこれを読んでくれた皆さんが自由に想像してくれたら嬉しいです