『夫婦』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
いい夫婦の日かぁ
別に良くも悪くもないけどね
と語る友達は
新婚の頃
共働きだけど、毎朝ちゃんと朝御飯の準備していたが
起きてこない夫に
早く起きて食べて
と言ったら
10分でも長く寝てたいんだよ
と、地雷を踏んで
それ以来、彼らの家で
夫の朝食は無くなった
そして、最近のこと
子どものお弁当と一緒に夫婦のお弁当も一緒に作っていたが
出張とかっていう理由ではなく
今日はいいかな
とまた地雷を踏んだ
飽きて来たというのが有り有りの態度だったとか
それ以来、夫のお弁当は無くなった
ものごとは言い方一つだという教訓
のお話でした
『夫婦』
103【夫婦】2022.11.23
判決文を書かねばならない。しかし、手がすすまない。裁判員のひとりが涙ながらに訴えた、
「これでは夫婦ではなく、主人と奴隷の関係ではないですか。私は夫を殺すところまで追い詰められた被告人の気持ちがよくわかります。うちの夫婦関係だってそんなようなものでした。さいわい私はもうすぐ離婚が成立しそうなので、私が事件をおこしかねない、なんていう心配はありませんが、この人は離婚したくてもできない事情があったのですよね。だから、こんな結末になってしまった。もしこれで十分に情状酌量がしてもらえないのなら、私のように夫という名の男の暴力に苦しめられている妻という名の女性が報われません」
ということばが、もう何日も何日も耳の奥にこびりついて離れないのだ。
私はさっきから、一文字でいいからとにかく書き出そうとしては、キーボードのうえで指が引き攣ったように固まってしまうのを繰り返している。
だって、そう……判決を下すなら。まずは自分に対して。なのだから。
このデスクの抽斗には、妻から渡された離婚届がはいっている。
いきなりそれを目の前につきつけられたときは、わけがわからずパニックになり、逆上し、あたりのものを、文字通り手当り次第にぶん投げ散らかした。私のせいでリビングは滅茶苦茶になってしまったというのに、その有様に、ざまあみろ、とでもいういう快感しか、私にはなかった。だが、この殺人事件の審理を通じてわかってきた。私は私の妻に対して、よき夫とはいえなかったのだ、ということが。
私の中で実質的に裁いていたのは、私が行っていた私からの妻への行状だった。私は私の内臓がえぐり出され曝け出されていくのを目の当たりにしているような思いをしながら、暴力と暴言で己を支配してきた男を惨殺した一女性である被告人の殺人動機に向かい合ってきたのだった。
私はそっと抽斗をひらいたものの、やはり、あわてて閉じた。やり直したくても、もうやり直せない。無理矢理夫婦関係を継続しても、行き着くところは殺人、とまではいかなくても、それに似た、荒涼とした関係になるのだろう。にもかかわらず、あきらめきれない。
「……赦してくれ……」
いまさら間に合わない謝罪だとはわかっている。私が裁いてきた被告人達は、法廷で、おろし金に体を削られるチーズのような痛みと身が消え入るような思いをしながら謝罪してきていたのだとの理解は得られたが、それがなんの役に立とう。
ただ時間だけが過ぎていった。遠くの方で、終電が走り去るのがきこえた。私は途方に暮れたまま、ひとりで静かに咽び泣いた。
2022年11月23日 テーマ『夫婦』について
動機:夫婦について書こうと思った動機は、不明だから。夫婦って言葉の意味はわかるけど、関係がわからない。好きになって、一緒にいたいと思って、ずっと続くものなんかな。そういう関係の人おらんわ。
ゴール:今は、夫婦になりたいと思う誰かとの関係がないことがわかった。
「夫婦」
好きっていつから言わなくなったのだろうか。
目で追ってたあの日あの時、アナタばかりを考えてた時間、アナタに触れたいと思ってたあの感情。今どこへ行ってしまったのだろうか。
好きでした。今のアナタはいったいなに?
#夫婦
互いに幸せを分け合い
互いに慈しみ合い
互いに高め合える
力を合わせて困難に
立ち向かえる…
傷つけ…
裏切り…
貶め…
背中合わせ
そんな夫婦も…
いろいろな形の夫婦
ひとつとて同じ形はない
だけど…
幸せでありたいと
思う気持ちは
皆同じだと思いたい…
『夫婦』
二人で笑い合う。
辛いことも悲しいことも。
全部、分け合って過ごす。
それが叶わぬ夢だって。
本当は全部、知ってたんだよ───────
夫婦
結婚生活50年。
無事に金婚式を迎えることができた。
夫婦になって、いろいろなことがあったけど、
なんだかんだ上手くやってこれて、良かった。
あるところに、小さな娘がいた。
ある日、その子はお母さんに聞いた。
「夫婦の定義って、なに?」
と。
するとお母さんは言いました。
「結婚したら、夫婦なんじゃない?」
しかし、娘は納得がいきません。
(結婚したら、夫婦になるの?
そもそも、結婚ってなに?
婚姻届けを出したら結婚したことになるの?
紙一枚で?
なんか、違う気がする・・・・・・。)
そこで、今度はお父さんに聞いてみることにしました。
「ねぇ、お父さん、夫婦の定義ってなんだと思う?」
すると、お父さんは
「夫婦の定義?ずいぶん難しいことをかんがえているんだね。うぅん・・・・・・、一緒にいて楽しかったら夫婦なんじゃないかい?」
と、言いました。
しかし、娘は納得がいきません。
(一緒にいて楽しい人と夫婦なのだとしたら、友達や、先生とも夫婦になってしまうわ。
なんか違う・・・・・・。)
なので今度は、花屋のおばさんに聞きました。
すると、
「うぅん・・・・・・、花を大切にできる人と夫婦になりたいわ!」
と、願望を言われました。
娘は次に、肉屋のおじさん、野菜屋さん、文房具屋の店長、魚屋さん・・・・・・、いろいろな人に聞きましたが、どれもなんだか違う気がするようです。
(どの人の答えもとてもすてきだけど、なんか違うのよね・・・・・・。)
そろそろ、日が暮れそうです。
娘は最後に、物知りおばさんのところへ行くことにしました。
「ねぇ、おばさん、夫婦の定義って、なんだと思う?」
すると
「う~ん・・・・・・、難しくてわからないわ。」
といいました。
娘は驚きました。
「え~、おばさんでも分からない事ってあるんだ。」
「そんなの沢山あるわ。そもそも夫婦のあり方なんて、十人十色だもの。みんな違うんだからわかりっこないわ。」
(???????????)
「つまり、生きていくなかで、夫婦のあり方を探れば良いってことよ。」
十年後
今日は、私の結婚式。
夫婦の定義については、未だによくわからないけれど、
それぞれに、素敵な夫婦のあり方があって、どれも、とても素敵なことだけはあの日からちょっとだけ、分かった気がするよ。
私もいつか見つけられるといいな。
#夫婦
並んで座っている老夫婦
何か話しているわけでもなく
微笑み交わすわけでもなく
さして仲睦まじくも見えず
まるで
ただ一緒に座っている
えらいなあ
何がえらいって
あんな澄まし顔をしてるところだよ
あの二人の間には
さぞかしいろんなことがあったろう
そんなことはおくびにも出さずに
何でもないようなふうをして
黙って静かに座っている
えらいじゃないか
ああいうふうになれるなら
歳をとるのも悪くないと言えるだろ
イチョウの葉っぱを踏みながら
公園のベンチの前を通り過ぎ
私はそんなことを考えた
少し歩いてから振り返ると
やはり老夫婦は座っていた
一面黄色な背景に
地味な色彩の老夫婦
一幅の絵画のような美しさ
夫婦
夫婦って憧れる。
これから先何があっても
パートナーと死ぬまでずっと一緒に居られる。
そんなの最高じゃんか。
お互い生涯愛し合う。
そんな夫婦みたいな恋愛してみたい。
理想の将来像と言われても
今はまだ上手く想像できないけれど。
相手を思いやること。
相手の味方でいること。
そんなことがお互い当たり前にできる人と
いつか出会えるといいな。
そんなことをふと考えた、いい夫婦の日。
夫婦
私たち、どう足掻いても婦婦だもん。
男なんて知らないもん。ね
"夫婦"
恋は今日でお終いだけど、
今日から終わらない愛を一緒に育てていこうね。
じょうろの水を花に与えるように優しく、
ケーキにナイフを入れる瞬間、
2人呟いた出来事。
「夫婦」
昨日は良い夫婦の日だった。
朝のテレビ番組では理想の芸能人夫婦ランキングが企画として挙げられたり、インスタグラムではバービーが良い夫婦の日に乗っかってどこかへ旅行したりしていたが、わたしの周りで「良い夫婦の日」にちなんでなにかしている人はいなかったように思う。
わたしがもし結婚できたら、良い夫婦の日にあやかって何かするだろうか?というかそもそも、良い夫婦になれるのか?ていうか結婚できるのか?そんな不安は漠然と持ちながらも、「良い夫婦」についてたまに考える。
こんなふうになれたら幸せだろうな、と思う芸能人夫婦はたくさんいるが、いまのところのわたしなりの「良い夫婦」の答えは、「お互いの不足を補い、許しあえる夫婦」になっている。
まあ、これは夫婦だけでなく、友人、恋人も当てはまる事だけれど、死ぬまで何十年も添い遂げるとなると、「許しの力」が最重要な気がする。
実際、神経質で几帳面、台所は汚されたくない母と、仕事人間で寡黙(なようで実はお調子者)だけど、おおらかで大雑把な父を見ていると、2人とも「許している」という自覚はないだろうが、なんとなく許しあえてるんだろうな、という気がする。
両親を良い夫婦だと思いますか?と聞かれたら、はっきりイエスとは答えられないが、まあまあ良い夫婦です、と笑って答えると思う。実際ふたりは私がいてもいなくてもふたりで喋っている事が多いし、仲は良いのだ。
娘のわたしはと言うと、朝起きて部屋のカーテンを開けるかどうかはその日の目覚めの良さによるし、ドライヤーを使った後、引き出しをきちんと閉めていなくていつもお母さんに怒られるし、ベッドメイキングなんてよっぽど乱れていて、寝てる時に寒いだろうなーって思う時にしかしないしで、つまりズボラ。
その割に外に出ると神経質なところがあったりして、我ながら面倒くさい性格だと思う。この非常にアンバランスな特徴を許してくれる人と出会うには、まずわたしがひとを許せるようにならなくちゃいけないと思っている。が、最近疲れているのか仕事でもプライベートでも許せないことが増えた。もうすでに矛盾している。いまわたしの人生は、将来だれかと寄り添い、夫婦として生きるための修行タイムに入っている。
あっついスープに息を吹く。もう一度。あっついスープに息を吹く。飲む。舌に触れる。あっつい。
隣で笑う人が今日はいない。うん。あの人はあっついスープをいつも冷ましてくれていた。だからあっついスープをあっついまま飲むのに慣れていない。一緒に飲みたかったなあ。このあっつくてあっつくて美味しいスープ。考えているうちに少しは冷めただろうか。あっついスープ。匙に取る。今度こそ。フーフー。飲む。やっぱりあっつい。もう飲めないよ。
お母さんとお父さん。
私を育ててくれてありがとう。
夫婦は良いものですよね。
当たり前に生活できているのは親のおかげです。
よく、11月22日に婚姻届を出す方が居ますよね。
語呂で、いい夫婦の日となっているので多いそうです。
私の親は、普段は私を甘やかしてくれ、時には
夫婦
あなたと過ごした時間は
私が生きてきた時間の中で
ほんの、ひと時ほどの長さでした
夫婦という言葉の意味も分からぬまま
過ぎて行ったものですが
今でも鮮明に、思い出せます
今日も私を
支えるように
胸の中で、熱く輝いています
夫婦
夫婦は、ふうふういいながら、一杯のうどんを
一緒に食べ。
ふうふういいながら、共に苦労し。
ふうふういいながら、人生を共に駆け抜けていく。
やがて、夫婦共白髪になり。
おじいちゃん、おばあちゃんになり。
お互い夫婦で、よかったと言える日が、来ますように。
夫婦とは
相手の声を聞かなくても
求めているものが手に取るようにわかり
自分の宝物以上に失いたくない特別な存在
世界中の何十億人の中からたった一人
残りの人生を預けあった存在だからこそ
綺麗事ではなく等身大で
お互いが心地よく向き合えることである
僕らは夫婦にはなれないけれど、そんな紙切れ1枚で何が変わるって言うの?僕は君と一生一緒にいると決めているのに、君はカタチだけの確約を求めているの?わかってくれないかな。
俺たちが夫婦になれないのを何処かで安心している自分がいる。時折お前にプロポーズしてみるのも、お前が断ると知っているから。結婚はしたい、けれどお前を縛りつけたくないんだ。パートナーシップ制度なんかに手を出していないのも同様。俺なんていうものがお前の人生にバツ印をつけられない。
愛のカタチ