『宝物』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『宝物』
あなたの『宝物』ってなんですか?
私には幼い頃からなかったんだ
毒親はさ、姉ばかり可愛がって
サンタさんは
どんなにいい子にしていても
私には欲しいものは届かなくて
小さい頃なら『宝物』って何が普通?
大人になったら…
何が普通?
普通、普通って…
普通ってなに?
みんな簡単に使うんだ
「普通で十分じゃん?」
「普通にしておけば大丈夫だよ」
とか…
でも私は普通の家族じゃなかったから
その普通が分からないんだよ?
法律上とか、学校や社会のルールは分かる
それは普通じゃなくて、
ダメなことってだけのことでしょう?
私の『宝物』は何なんだろう?
別に明日、あなたは死にますよ!って
死神に言われたとて
「あ、はい…了解です」って
言っちゃう自信はあるもんね
だって…別に
自分にとって自分自身も大切ではないし
誰かの『宝物』でも、存在でもない
生きてる証くらい残して~!
【宝物】
合言葉は決めたけど
やっと見つけたんだから
君とは はぐれないつもり
恋とか愛とか
よく分からないけれど
君でよかった
・宝箱
深夜二時の闇に飲み込まれそうになりながら、屋上のフェンスを這い上がった。こんな夜は月も出ていない。いじめっ子の名前を書いた遺書だけを武器に遂に上り詰めた。生と死の境界線がそこにはあった。
「お邪魔するよ」
急に声をかけられ、フェンスからずり落ちそうになる。
「何ですか?あなた?」
「俺は勇者ヤト。君が死ぬのを待っている」
「死ぬのを?何の理由があって?」
「勇者の近くで死んだものは、必ず宝物をドロップする。それを待っているんだ」
勇者?まるで死神だな。
「僕が死んだって、大した宝物はドロップしないと思うけど」
「じゃあ、これは何かな?」
勇者は僕の胸に手を突っ込み、何かを取り出した。
それは、小学校一年生の時に金賞を貰った母の絵だった。
「おお、絵の才能か、ちょうど欲しいと思ってたんだ」
「駄目だよそれは。母さんが褒めてくれたんだ」
「じゃあ、これはどうだ」
それは母が死んだ日の朝に僕に作ってくれたお弁当だった。
「食料か、まぁ良いだろう」
「駄目だよそれは。母さんとの大切な思い出なんだ」
「何だ、お前には宝物が沢山あるじゃないか?これは楽しみだ」
「僕は死なないよ。お前に上げる宝物なんかないや」
僕は急いで家に帰った。大切な宝物を守らなきゃと思った。
大切なものを否定された。
どんどんヒートアップしてきて、手に負えなくなってきた。
守らなきゃと思った。
失くさないように奥底に仕舞ったはずだった。
奥底に仕舞ったから取り出すことが億劫で触れる機会が減った。
そのうちいつ、何を仕舞ったかすら忘れてしまった。
整理しようとして蓋を開けた。
昔懐かしの品々に混じる、一際輝くもの。
ひと目見ただけで、頭の中に蘇る記憶。
鼻の奥がツンとなりながら、胸に掻き抱いた。
ああ、私、これが宝物だったんだ。
今度は手元に置いておこう。
忘れないように、いつでも見られるように。
『宝物』
お題『宝物』
腐女子であることが母親にバレた。母親が私が部屋に置きっぱなしにしていたBL同人誌を手に取っていたからだ。
私は思わずカバンを床に落とし所、あわ、あわと震えた。
すると、母はふ、と不敵な笑みを浮かべ始めた。
「ついてきなさい」
部屋を出ようとする母に促されるまま、私はついていく。うちにはそういえば地下室があって、でも小さい時から「入らないで」と言われてきたから入らないでいたんだっけ。おまけに地下室の部屋は鍵がないと入れないらしい。その鍵のありかを私は実は知らない。
母は地下室へ進み、鍵を使って扉を開ける。そこに広がっていたのは、とんでもない光景だった。
ぎっしり詰まった本棚。それに目につくのは、私が小さい時見ていたアニメのイケメンの等身大パネルだ。
実は母もオタクだったのだ。その事実を十九年間生きてて初めて知る。
「血は争えないってことね」
そう言いながら母は、部屋の中に入ると本を一冊取る。それはさっき私が読んでいたカップリングと同じだった。
「お母さん!」
私は部屋に入ると母親と熱い握手を交わした。
「宝物」
団栗と銀杏と松ぼっくりとか?
あとなんだっけ?あ、あと、柿かなぁ?
冬に備えて宝物を隠しておかないとね。
埋めたことも埋めた場所も忘れちゃうけどさ
団栗と銀杏と松ぼっくりとか一時的なものだけど
僕にとって宝物なんだ
所で
団栗て品種によって
味が違うんだよ?
3宝物
ないものねだりはやめなよと自分に言い聞かせてた
見えないものに覆い隠され在るはずなのに分からない
そんな世界に僕は1人だけど上位がよっぽど出回ってる
今日も〜おなかいたいー
昨日も痛かったけどー
今日の方が痛いー
ほぼ毎日痛いー
ただー病院には〜
行きたくないー
宝物
誰もが大切に、心に抱えているものがある。友情だとか愛だとか、昨日もらった小さなお菓子の1粒とか。それは誰に伝えるでもなく、ただその人自身の中で大なり小なり特別な意味を抱えている。だから僕は答えた。
「昨日飲んだジンバックの、氷で薄くなった最後の一口。」
時間の価値なんて所詮それだけのもの、人によって変わり得る、どこまでも不確かなもの。そんなものに縋っているから、人生は苦しくつまらない。
「厳しくあるべきも期待すべきも、全ては自分自身なんだよ。」
君は少し驚いたような、呆れたような、初めて見る表情をしていた。
少し酸っぱくて、苦くて、ぱちぱちとくすぐったい。
そんな全てが、僕の宝物。
ねこあつめの楽しみのひとつに
ネコたちからもらえる宝物がある
セミの抜け殻とかつやつやのドングリとか
虹の向こうへ行ったニャンズたちの
宝物はなんだろう?
私たちと過ごした思い出だといいな
#宝物
君がくれた宝物
私にはタダのビー玉にしか見えなかったけど
小さな手一杯にビー玉を持ってくるから
可愛らしくてひとつ貰った。
じゃあお礼に私もキラキラのシールあげるよ
─────『宝物』
キラキラした宝石
いつのものかもわからない硬貨
歴史的発見になる化石
世界の新たなエネルギーとなる物質
この世の中は、人にとって宝物と言われるようなものがたくさんある
それらは、人によって大切にされ、酷使される
宝物であろうと、そうでなかろうと、全部人の勝手だ
僕の宝物はポケモンBW2での
ルリテツイベントの交換でもらった
夢特性+3Vのミカルゲとか
ヤミラミだな♪すりぬけミカルゲ
はARサーチャーでも入手出来るけど
2024年11月現在は3DSのEショップ
終わってるから新規購入不可能だから
ルリテツイベントか特性パッチ使う
しか入手方法無しヤミラミは
ここか特性パッチついでに言うなら
3V固定だから対戦やらない人でも
まあまあ強いポケモン入手出来るから
やってみてください
まぁ交換出来るようになるまで
相当手間あるけど・・・😓
宝物
子供や犬は
自分で宝物をつくる
落ちてるどんぐりでも木の枝でも
なんだって彼らの宝物になる
きっと彼らは
自分が好きだと思うもの
大切にしたいと思うものを見つけて
宝物にしている
そして
大事にしているのは宝物だけではなくて
自分の好きの気持ちもなんだと思う
眩しい
自分で宝物をつくれるってすごいと思う
〜宝物〜
宝物
きっとそこにはもの以上の想いがある
大切な人に貰ったもの
どうしても欲しくて買ったもの
それを手に入れた時の嬉しさが
物の価値になっている
それを見たら幸せな気持ちになれる
嬉しかった時を思い出せる
そんなものを置いておきたいな
その時の気持ちを大切に
今を生きていたいな
誰にも見せないよ、あなたが僕から離れて行かない限りは
僕のとっておきの宝物
おいそれと誰かに見せるのは勿体ないからね
僕にしか見せないあなたの顔は他の奴らには絶対に見せたくない
だからどうか僕から離れていかないで
この宝物はあなたと僕を結ぶ唯一無二の約束事
「1番の宝物は何ですか?」
駅前でマイク片手にインタビューが行われていた。
ああ言ったのは苦手だ、どうにも恥ずかしくて逃げてしまう。
ふと、聞こえるのは
お金です
家族です
と言ったインタビューの回答だった。
どうにも、恥ずかしい答えばかりだ。
宝物は恥ずかしいのだろうか?
いや、恥ずかしいと思っている自分が嫌なんだろう。
なんだかんだで28年
雑な水やりでも
生き残ってくれた
よくここまで
大きくなってくれた〰🥹
また花冠を見せてね
宝物のサボテン
✴️217✴️宝物
私には宝物がある
それは小さい頃に拾った石だ。
子供の頃、河原で丸い石を集めることが好きだった。
理由は分からない
今、改めて見ると、スベスベとした丸いだけのなんの変哲もない石だが。
田舎町で育ち、よっぽど一人遊びも持て余していたのだろうなと思う。
ただ、この石を見るとあの当時の河原の匂いや、草木の匂い、夜遅く家に帰って、両親に心配された出来事など全てが思い出される
この石にはたくさんの記憶が詰まっている
小さい頃大切にしていたぬいぐるみの
復刻フィギュアのガチャガチャを
お目当てが出るまで頑張ってくれるあなた
「宝物」