『心の灯火』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の中の心の灯火は、美しいものであって欲しい
でも今の灯火は黒い炎
憎しみという名の。
「心の灯火」
心の灯火が消えないように、大切に大切に扱う。命の灯火と違って消えただけでは死にはしないけれど、消えたらまた灯るか、と言われたら肯定はし難い。
大丈夫、君はすごいよ。頑張ってるし、努力しているところも見てきた。どうしても出来なくて消えたくなったら、自分でいいならなんでも力になるから。だから無理をしないで。君はただ、自分を大切にして。火を、消さないで。
心の灯火が消えた自分から、消えそうな君への精一杯の言葉。
[心の灯火]
君が送ってくる視線…
それに気づいてそちらに視線を向けると、
君は視線が合わないように顔を背ける。
君の笑い声…
耳に届いて居ることに気づいているのか いないのか
クスクスとした笑い声が私の耳を熱くさせる。
君からのプレゼント…
机、靴箱、ロッカー
本来入っているものが無くて、
本来入っていないものが入っている。
君のそのイタズラが、この心に火を灯すんだよ。
に く い
『心の灯火』
両手をかざすと、
ぱちっという音とともに火の粉が手に触れた。
反射で腕を引っ込めそうになったものの、自分の手には火傷の跡ひとつない。
火の粉はじりっとして冷たかった。見た目からは想像もつかないような冷感で、指先がじわりと痛む。
こうこうと静かに燃える青い炎は、近づくものを寄せ付けまいとしていた。誰に似てしまったのだろうか、この炎は。あたたかさで心を溶かすどころか、まるで凍結する心を加速させているようだった。
心の灯火.
ー消えてしまうんだ。
彼はそう言って私を見て笑った。
ー何が消えてしまうの?
私は彼を見て問い掛ける。周りは驚くほど静かで、世界には私と彼の二人っきりなのではと錯覚するくらいだ。
狭い6畳の部屋には私と彼の息遣いが響く。軋むベッド、お互いの汗、お互いの体温が交わるこの部屋で貪るように身体を求める。タバコの匂いが彼の身体から立ち上る。事が終わると、彼は私の頭を撫でながら、
「好きだよ。」
と囁く。これが当たり前みたいに私は彼の胸元に顔を寄せる。この関係が続いてからもうどのくらい経っただろうか。緩やかに訪れる眠気に身をまかせながらぼんやりとそう思う。どうせ朝になれば彼はいなくなってしまうというのに。温もりが消えないようにしがみつく。いけない関係とわかりつつもズルズルとこの関係を続けている私はきっと世間様では最低な女なのだろう。左手の薬指に輝く銀色の指輪を見ながらそう思う。夫とは違う若い身体に溺れて、愛されている実感を持った私は夫には内緒で彼の家に通っている。薄々向こうも気がついているだろう。やたらと余計にスキンシップをとろうとして来る。正直夫はもう男としての魅力を感じなくなってしまった。結婚して10年。子供はいない。私の体質のせいで子供は諦める事にした。それでも私は夫を愛するように努力したし、寄り添おうとした。夫は私を責めるでもなく、子供は授かり物だからと言って私を慰めた。年齢が高くなるにつれ、夫の身体に触れる事が怖くなった。子供がいなくても私達夫婦は円満だと思っていた。
私が夫の携帯を見るまでは、順調に夫婦生活を送れていると思っていた。私にはけっして言った事がないような甘い台詞。それに答えるような「わたし」以外の女の文章。やり取りはだいぶ前からあったようで、私の知らない夫の姿がそこにはあった。見るんじゃなかったと後悔したがもう遅かった。
年下の彼とはパート先で知り合った。彼は社員で独身。まだ家庭を持ったことがないような若くて野心的で真面目な今時の男の子。そんな印象があった。そんな彼と話すきっかけになったのは、よくあるだろう些細な悩み事。夫の事や、仕事の事、本当に些細な悩み事を話した事が切っ掛けだった。こんなおばさんの愚痴を一生懸命聞いてくれる彼に、私はだんだんと「異性」として見るようになった。夫以外に抱いた、初めての感情。これが世間様でいう「不倫」の始まりだったかもしれない。頭では分かっていたけど、心は彼を求めていた。若く逞しい身体に触れるたびに夫への罪悪感と、求められる悦びの間に私はいた。遊びでもいい、また女として求められたいと思っていた私に天罰が下されたのは穏やかで雲一つない秋晴れのことだった。
「離婚しよう」
夫は別の女のところに転がり込むように私から逃げるように居なくなった。そのことを話すと、
「俺達も別れようか」
目の前が真っ暗になった。私の心の灯が消えた音がした。
<心の灯>
『心の灯火』
人の心にはきっと
灯火がある
あかりがある
きっとね
そのあかりが
消えてしまった時
人は、、、、、
亡くなってしまうのかな、、、
でもね
亡くなってしまうのと
死んでしまうのは
違うと思う
亡くなってしまっても
死んでしまってはない
人が死ぬ、、、
それはきっと
その存在を
忘れられてしまった時
その存在を忘れない限り
その人は
その人の存在を
覚えてる人の中で
生き続ける
わたしは忘れないよ
だから、安心してね
××心の灯火××
今日は
何も浮かばない…
貴方が微笑んだその時
私の心に火がついた
気がした。
心の灯火。
どんなときに、ともる?
優しいさを感じたとき。
癒やされる空間に浸るとき。
安心感に包まれたとき。
美味しい料理に舌鼓を打つとき。
欲しいと思ったものが手に入ったとき?
案外ちょっとしたことでも、ともって。
でも、とても小さいから。
ちょっとしたことで、消えてしまう。
でも、あんまり強すぎると。
疲れてしまうから。
ロウソクぐらいの小さな火が。
心地いいんだ。
穏やかなぐらいが、丁度いい。
残業続きでいつか消えそうよ。
どんだけ残業するんよ。
8月は残業70時間以上だった
そう教師の友達にこぼしたら、
俺は100時間
ち。
いやどんだけ残業しよんよ笑
少し胸が空くような気持ちになる。
だから今日もベンチプレスをやる。
心の灯火
ぼくの心には強い火なんてないけど、
強い味方がいる。
だから心を保ててる
ありがとう君。
全部が壊れて消えた。。。
あの日
とうとう真っ暗になった
もう 何もかもおしまいに思えた
生きていく力を無くした
死のうとする力すら 無くした
あれから7年の月日が経ち
それでも今 私は生きている
そして
私は笑ってもいる
当時を振り返り 自分を励ましてもいる
歳月の流れとは
そういうものだということ
今 諦めている人達に
届けと。。。
《 心の灯火 》
029【心の灯火】2022.09.02
そんなにすごいことを書いているわけじゃない。にもかかわらず、いつも♡を贈ってくれる友に感謝。あなたからの通知は、私の心の灯火を、ぱっと強く明るくしてくれる。
インターネット上で♡を交わしあうだけの仲だから、お互い、顔も知らない。声も知らない。知っているのは、お互いが、どんな文字列を綴るかだけ。それでも、気心が通じ合うことは充分伝わる。
最近、私からは♡を贈れていなくて、ゴメン。まだメンタルやられたのから回復しきってないんだ。
あともうすこし待ってて……元気になったら、私もあなたのところに、♡の灯りをともしにいくからね。
蝋燭みたいなものかも。
ランタンでしょ?
提灯というか。
安心する暖かい光。思い出すと安心するもの。
お題《心の灯火》
俺の心に月をくれたのは、お前だ。
俺にとっての道標は、今も昔も月(おまえ)だよ。
わたしが?
目線を合わせ、やさしい声音で語りかける夜を纏う青年。
わたしが……。
青年の深い青の瞳が少女を慈しむように見つめる。青年は神代(かみしろ)と呼ばれる、《神の代行者》。
神に代わって、神の意思として――。
「君はもっと泣いていいし、俺を頼っていい」
「……でも。私は狭間の……」
「そんなの関係ない。君であるなら、俺は何者でもかまわない」
これ以上何を望むだろう。
私はこのとき誓った。――あなたをもう、悲しませたりしないって。
中学生のうちは今の私を貫く
だってその方がいいでしょ?多分ね
高校生からもう一度1から始められたらいいな
【心の灯火】
ぱちぱちと爆ぜる小さな火は
ぼっぼっと大きくなり
わたしの心を温める
とろりと蝋を溶かしながら
この心の灯火はいつまでもこの胸に
心の灯火。
心の灯火は
大好きな
推しちゃんが
目の前から
消えても。
2年経っても
結局
ずーっと
好きみたい。
心の灯火
仄かな光りを感じながら
いまをじっくり見続け…
心の灯火
拠り所にして…
今を生きる…
それまでの人生はとてもつまらないものでした。
家庭環境は良好で、交友関係も良好。
何一つ不自由のない人生とはこういう事を言うのでしょうね。
なのに私の心はいつも曇っておりました。
何をするにも晴れることはなく 何に対しても楽しむという事が出来ずにいました。
私のこれは所詮我儘でしかないのでしょう。
けれど、いつか私の心を晴らしてくれるような そんな人を探しておりました。
私が曇った心を持ち続け幾年かたった時の事です
大学時代の友人から紹介したい人がいると言われ、断る理由もなかった私は、試しに会ってみることにしたのです。
約束の場所へ向かうとそこには、大学時代より少し大人びた友人と、美しい人がおりました。
陶器のような肌と言うのでしょうか。
白く艶のある肌に、触れると柔そうな髪、長い睫毛の奥から覗く、黒く澄んだ宝石を思わせる煌めきを持つ瞳。
人を見て息を飲むのは初めてでした。
周りの通行人も彼女に目を奪われております。
その位美しい人だったのです。
友人曰く 私の話をしたらお友達になりたいと彼女から申し出たそうです。
その話をしている途中、彼女は恥じらうように目線をさ迷わせ微笑みます。その姿はなんと愛らしいことか。
はじめて感じる胸の高鳴りに私は二つ返事で彼女と友人になりました。
最初は普通に友人関係を続けておりました。
彼女の興味のある映画、彼女が好きな画家の絵画展、彼女の好きなカフェ。
色んな所に足を運びました。
行く先々で彼女が見せる色んな表情にきっと私は恋をしていたのでしょう。
友人関係が続いていたある日、彼女と街を歩いていると見知らぬ男が彼女に声をかけました。
男は酷く激昂しておりました。
隣にいる私がまるで見えていないかのように彼女に掴みかかります。
私が止めるのも聞かず遂に男は彼女の頬へ拳をふりました。
その時の光景はまるでスローモーションかのようにゆっくりとそしてハッキリと見え。
私はその時の彼女の表情をよく覚えています。
彼女は男に殴られ、笑っていたのです。
今まで見た愛らしい笑みではなく。妖艶であやしいけれど何処か嬉しそうな笑みでした。
男は彼女を殴った事に満足したのが足早に去っていきました。
その場に居るのは私と彼女の2人だけとなりました。
大丈夫か?と聞くと彼女は震えた声で大丈夫と言います。
私はそれが恐怖や悲しみからではなく悦びによるものだと理解しました。理解してしまいました。
そして、この時の私は何を思ったのか彼女の頬を叩きました。
皮膚と皮膚がぶつかる音がその場に響き そして静寂が訪れる。
彼女は目を丸くし数秒瞬きをして此方を見遣りそして。
あろう事か私にも”あの”笑みを向けてきたのです。
その時でしょうか。私の心にあかりが灯りました。
それは太陽のように暖かくもなければ真っ赤に燃える炎のように熱くもありません。
暗い部屋に一つだけ灯る小さな灯火のような物が私の心に灯りました。
この小さな火が心の灯火というのでしょうね。
その日から私と彼女の関係は崩れ果ててしまいました。
崩れ果てるなんて言い方は良くないのでしょうか。
ならば、180℃変わった。という言い方にします。
私は加虐者、彼女は被虐者となり
度々私は彼女に手を上げるようになりました。
手を上げるたびに彼女は今まで見た事ないような美しい笑みを浮かべるのです。
私の純粋だったであろう恋は汚れきってしまいました。
けれど、何処か嬉しく。
これ迄の人生で1番充実していたであろう日々でした。
その関係が幾年続いた日。
彼女に首を絞めて欲しいと懇願されました。
その時はまだ、少しばかりの道徳心があったのでしょうね、私は断りましたが。彼女がずっと懇願するのです。
恋しい彼女の頼みでも、あまりにも懇願されるので。
幾分しつこくなった私は何かが切れ彼女の首を絞めていました。
気付いた時には彼女の意識はなく、そこに居るのは美しい妖艶な笑みを携えた肉の塊でした。
あァ。彼女はもう居ないのだと理解した私は警察に連絡し、今に至る訳です。
……え? 反省をしていないのかって?
嫌ですね、していますよ。殺してしまうつもりはなかったのですから。
あぁ、けど死んだ事に感謝もしております。
彼女の美しいあの笑みを最期に見たのも最後にしたのも私なのですから。
あぁ、今あの笑みを思い出しても後悔より悦びが胸を支配するのです。
「私のこの心の灯火は死ぬ迄ずっと消えないのでしょうね。」
それはきっと素敵な事だと思いません?
思いませんか、残念です…