『忘れたくても忘れられない』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
連続殺人事件を解決した探偵の勇姿を
忘れたくても忘れられない
解決後、探偵が助手に見せた微笑みを
忘れたくないのに忘れてしまう
滝壺に落ちてしまった探偵のすべてを
助手は忘れたいと思った
忘れたくても忘れられない#6
ある日、今日は星降りの夜
君の笑顔輝いてる
星の見える美しい空
今日はなぜか浴衣の君いつしか言っていた「いつか浴衣で星を見よう」ってね
あれから何年経ったのだろう
あの時の僕はいつも楽しくて浮かれていた
流れ星も流れるふたりの世界
ある日、今日は星降らぬ夜
いつだってそうだった
夏になれば無意識に空を見上げる星のない空
あの時の記憶忘れたくても忘れられないよ
あの時の君はいつも笑顔で僕も自然と笑顔になって
あの時の僕たちはいつも楽しくて
でもさ、ほら今の僕を見てよ流れ星なんて捕まえられない
流れ星は流れない独りの世界
あの時の僕たちはもう何処にもいないの
僕があの頃好きだったあの子は?ねぇ教えてよ
流れ星は?浴衣の君は?あの頃の星空
全て虚像の世界 僕の記憶は全て夢の中
それは忘れたくても忘れらない光景だった。
家中に響いた両親の悲鳴で目が覚めた。まだ五歳だった私はなにも考えず、両親の部屋へ向かっていた。走り回る音や、物が落ちる音などが響いていたのに、突然音が止んだ。両親の部屋のドアをノックしても反応はない。恐る恐る開けてみると、部屋中に血が飛び散っていて、両親は床に倒れていた。父が母を庇うようにして死んでいた。
そして、窓際にはレインコートを着た高校生ぐらいの男の人が今にも飛び降りようと構えていた。
「なんだよ、終わったと思ったのに。てか、ガキがいるなら先に言えよな」
直感で自分も両親みたいに殺されるのだと思った。だが、彼は「まぁいいや」とだけ言って出て行った。
そこからどうなったのかはあまり覚えていない。気づけば、あの顔を忘れらないまま、あの時の男と同じくらいの年齢になっていた。
そして、高校の帰り道。二十代半ばぐらいの男に声をかけられた。俺を覚えているか、と。当然、記憶になく否定すると彼は笑った。
「じゃあ、これでも見れば思い出すか?」
そう言って取り出したのは、亡き両親の死体の写真だった。暗いせいもあり、鮮明には映っていないが、それでもあの時の光景だとわかる。激昂してその首を捕えようとしたが、すぐさまかわされて後ろから締め上げるように両腕を掴まれた。
「なにがしたいの! 今度は私を殺しにでも来たわけ!?」
「そうじゃねぇよ。お前を誘いに来たんだ」
そう言って、私の腕を離すと今度は耳元に近づいてきた。
「俺を殺してくれよ」
状況が理解できないまま黙る。
「俺の代わりになる人材を探しているんだ。お前は俺に恨みがある。俺が特訓してやるから、強くなって俺を殺してくれよ」
この日から私は殺し屋として生まれ変わった。
『忘れたくても忘れられない』と思っていてほしい、と思っていてほしい。
今日という日は、いかがお過ごしでしょうか?私は今、授業中にもかかわらず、
『忘れたくても忘れられない』
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⤴︎︎︎書いている途中で、間違って投稿してしまいました。なのに、8個ほどハートがつきました。
そのおかげでハートが100達成しました!ありがとうございます。
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間違って投稿することも、神様が仕組んだ事なのかもしれません。これもまた、縁と言うのでしょうか。この出来事も、忘れたくても忘れられないものになりそうです。
この投稿は未完のままにしておきます。未完の姿が完成形、なんだかかっこいいでしょう?
五感の中で、最も強く記憶に残るものは『臭覚』です。
そう誰かが言っていた。
私はそれを信じて疑わない。
思わず口から溢れた「好き」に、目を丸くして、それから困ったように笑っていた。
ふんわり香る甘くて爽やかな香り。私の初恋。
【忘れたくても忘れられない】
忘れたくても忘れられないこびりついた記憶。
きっとそれは君を傷つけてしまった後悔。
嗚呼どうか神よ、私に罰を。
まさか人生で九死に一生を得る体験をするなんて思いもしなかった。海水を含みずっしりと重くなった服を引きずりながら身を起こすと、今しがた自分をコンクリートの上に載せてくれた「主」と向き合った。
「あの、ありがとうございます」
『……』
「今度から気をつけます。お礼とか、今何も持ってないんですけど必要なら」
『忘れろ』
でかい。こわい。そして響く声もひくい。如何とも言い難い「主」は簡単に忘れろなどと言うがこんな強烈なインパクト、忘れられるはずがない。
『難しいなら記憶を消すこともできる』
考えてることが筒抜けになっているかのように返事が来る。礼として命を要求されないだけマシかもしれないが、正直未知の生物に脳をいじくり回される方が怖い。
「忘れたくても忘れられないです。でも、忘れたいとも思わないです」
怖くて忘れられないのは本音だ。しかし、息を諦めて沈んでいく体を押し上げてくれた恩を忘れたくないとも思った。小銭すら入ってない上着のポケットを握りしめ目がどこにあるか分からない顔を真っ直ぐに見つめる。つるんとした表面に小さな細波が広がったのは、何の感情だろうか。
今思えばあれは隕石だとか落雷だとかの類で、人の尺度で測ってはいけない存在だったのだ。
記憶というものは儚くまた薄情なもので、過ぎ去った過去も苦い思い出も、かつて友人と呼んでいたものの顔すらも今では薄れてしまっている。
放っておけばそうやって勝手に消えていくというのに、どうして僕は
今日には春雨の中にいるみたいに掠れてしまった輪郭をなぞって、わざわざ明瞭に直そうとしているのだろう。
【忘れたくても忘れられない】
【忘れたくても忘れられない】
忘れたい記憶ほど忘れられない
そんな経験は無いだろうか
それはもう二度とその失敗を繰り返さないようにするためだって聞いたことがある
だからそんなに思い出して悲しんでまた思い出さないように心の奥底にしまい込むなんて事する必要はないよ
それは君を強くするものだから
ほら過去が無ければ未来はないって言うでしょ
その失敗の積み重ねで今の君がいるんだから
だから・・・
だからそんなに悲しまないで
君は僕が眠る石の前で泣いていた
忘れたくても忘れられない
私が忘れたくても忘れられないことは 子どもや犬に
酷いことをしたことです。
忘れたくても忘れられない
辛かったこと、苦しかったこと、もう皆は忘れてしまっているか、気にさえしていないこと。私だけが忘れたくても忘れられない。
傷が治っても傷跡は消えないように。
文章を書くようになった時、思い出したくない出来事の一つ一つが、書く文章に影響していることに気がついた。あんな出来事でも無駄ではないのかもしれないとその時初めて思った。
書くことで傷は書くための材料に変換される。思い出すとあの頃がリアルに甦り、余計に苦しくなるのに、書くのをあきらめたくないのはなぜだろう。書けば癒やされるというのは本当なんだろうか? まだ実感はない。
それでも生きづらいと思ったことや、身が縮むような恥ずかしさ、悲しかった子供の頃の仲間外れも、あの頃の私が踏ん張ってくれたから今があるのだ。忘れなくていいのかもしれない。生きてて良かった。今の私は素直にそう思えている。
#60
『忘れたくても忘れられない』
脳のメカニズム的には、思い出さなければ忘れるらしいので、「忘れたい」と意識すればするほど思い出してしまい、記憶に定着されてしまいます。
過ぎたことにこだわらず、未来に役立てたら良いように思います。
また、嫌なことを忘れるために飲むやけ酒は、決して嫌なことを忘れさせてはくれないのだそうです。寧ろ、お酒を飲むたびに思い出すのだとか。やけ酒は周りも楽しめないので、良いことが何もありません。どうせ飲むなら楽しいお酒がオススメ。
わたしの忘れたくても忘れられない記憶は、幼い頃に見ていた怖い夢です。毎晩毎晩、死体の夢を見ていました。
これが普通ではないことを知ったのは成人してからです。
今は、夢をやり直せたり出来るので、怖い夢は見なくなりました。
たまに、ひたすら漢字が並んでいる夢とか、変な夢は見ます。ずらりと並んだ漢字を読んで、何かを閃いて「わかった!!」って叫びながら起きるけど、何がわかったのか、サッパリわからないとか(笑)夢って不思議ですね。
ちなみに夢のやり直しや、夢の中で夢である自覚があることを「明晰夢」と、言うらしいです。
忘れたくても忘れられない
私はもうすぐ還暦になるが、小学生低学年の時、授業中にお漏らしをしてしまった事が、どうしても忘れたくても忘れられない思い出だ。それで、誰かに虐められたとか馬鹿にされた等、全く無かったが、何故かその事を思い出すと、恥ずかしくなり、今でも後悔してしまう。なんであの時、勇気を出して先生にトイレに行きたいと言えなかったのか、せめて隣の友達に言っていたら何とかなったのではないかと、今でも真剣に考える。
ふとその事を思い出すと、大きな溜息が出る。頭を抱えたくなり、抱き枕にギュッと顔を埋める。
タイムマシンがあったらあの頃に帰って
「先生!トイレに行ってもいいですか!?」
と、手を挙げて訴えたい。
そしたら人生が変わっていたかも?
いや?決して悪い人生ではないけれど、何かが変わるような気がする。
皆んなそんな些細な、忘れたくても忘れられない思い出ってあるのでしょうか?
ないだろうなー、、、?
知らない女性の名を
私宛のメールに紛れ込ませてしまった
貴方の過ち
言い間違えだったのか
うまく言葉が発せられなかったのか
切ない吐息と共に
二文字目からは別の名をこぼした
貴方の過ち
どうか
私の名は
他の人の前には現れないよう 願う
全て台無しにしてしまってごめんなさい。
色々やってくれてたのにすみません。
【忘れたくても忘れられない】
ベランダでのんびりとコーヒーを嗜むのが、私の至福の時間だった。
朝日はまだ顔を出したばかりで、ひんやりとした空気が肌を撫でる。寝間着のままだったので、上に何か羽織るものを、と部屋に引き返そうとした時、視界に何かが入り込んだ。
私は外を振り返って向かいのマンションを見つめる。やはり何かが動いている。さらにじっと目を凝らすと、そこには女が髪をなびかせて立っていた。私が五階に住んでいるので、彼女は七階あたりの住民だろう。
同じく寝間着姿の女は、私に気がついたのかこちらへ微笑みながら手を振ってくる。よく見るとなかなかの美人だ。私も気分が良くなって手を振り返す。ここから始まる恋愛もあるのかも、と心が踊りだした矢先、彼女がベランダの手すりに足をかけ出した。
咄嗟のことで声が出なかった。
彼女の視線は尚もこちらを見つめている。距離があって本来なら見えないはずの瞳の奥まで、そのときはなぜか見えた気がした。
瞳の中に潜んでいたのは闇よりも深い漆黒だった。そこには漆黒が飼われていた。それが彼女の笑みを特段不気味なものへ昇華する。私は彼女の準備が済むまでの間、その瞳に魅入られていた。
準備が整うと、彼女は声も出さず空中へ飛び降りた。
直後、嫌な音がこだまする。
私は震えてまともに動かない手で、なんとか救急の番号へ電話をかけるのだった。
あの時の彼女の瞳、響き渡った肉塊が弾ける音は忘れたくても忘れられない。
あれ以来、私はベランダへ出ていない。外を見ると、脳裏にびっしりと染み付いたあの映像が、事細かに再生されるのだ。
「忘れたくても忘れられないもの」が今回のお題です!
私、ひなたはこのお題を聞くとなんだか恥ずかしいこととか失敗したこととかもたくさん思い出すのですが、1番最初に思い出したのがお姉ちゃんとのことです。
今は、もういないのですがお姉ちゃんとの最期に私は何も声をかけなかったんです。
あの時が最期になる、だなんて思わなかったんだからと言われればそうですけど、お葬式の時にも私は何も言えなかったんです。
いろいろあったから仕方がないって自分のことを思うところもあるのですが薄情だなーとか思うことも…。
ときどきお姉ちゃんとのことを今でも思い出します。
薄情で弱い部分の私のことなんて忘れてしまいたいんですが、それも含めて思い出します。
まぁ、それが私なので仕方がないです。
さてさて、なんだか暗くなってしまいました。
亡くなった人のことを話すのは悪いことではないですが悲しくなってしまいやすいですね。
忘れたいことではなくて忘れたくないことを増やすために今日も私は生きますよ〜‼︎
忘れたくても忘れられないと、泣きじゃくる彼女をそっと抱き寄せる。
彼女に巣くう苦しみの全てを、僕が分かってあげることはできないけれど。
忘れたくても忘れられないものが、少しでも記憶の隅に薄れればいいと。
僕は彼女の背中に回した腕にぎゅっと力を込めた。
【忘れたくても忘れられない】
「5月9日あたりのお題が『忘れられない、いつまでも。』だったな」
前回は香炉の香りをネタにして、「忘れそうになった頃、また特定の場所から香ってくるので、いつまでも忘れられない」って構成にしたが、普通に今回のお題にコピペしても全然バレなそうだわな。
某所在住物書きは己の過去投稿分を辿り、一度ニヤリ閃いた。「ズルができる」。
問題は、地道に根気よく5ヶ月分辿ればそのズルがバレること。
「ガキの頃、某シマウマ社の香るボールペンが流行して、その香りはなんか、忘れずに覚えてるわ……」
記憶ネタの第2ラウンド。今回は何が書けるだろう。物書きはふと思い立ち、机の引き出しを開けた。
――――――
昔々のおはなしです。まだ年号が平成だった頃、2010年のおはなしです。
春風吹く頃、真面目で優しい田舎者が、雪降る静かな故郷から、東京にやってきました。
今は諸事情あって、名前を藤森といいますが、当時は附子山といいました。
人間嫌いか厭世家の捻くれ者になりそうな名字ですが、気にしません、気にしません。
「すいません。ご丁寧に、道案内までして頂いて」
これからの住まいとなるアパートへの、行き方がサッパリ分からぬ附子山。
たまたま近くに居た都民に助けを求めたところ、「なんなら一緒に行ってやる」との返答。
後に、附子山の親友となるこの都民、宇曽野は、ウソつきそうな名字ですが、とても良心的な男でした。
「地下鉄の乗り方は」
興味半分、退屈しのぎ四半分に、親切残り四半分で、ナビを引き受けた宇曽野。
「大丈夫か、それとも、説明した方が?」
宇曽野は婿入りの新婚さん。この日も愛する嫁のため、外回りの用事やら手続きやら、なんなら重い物の買い出しなど、しに行く最中でありました。
「ちかてつ……」
附子山の表情が、不安なバンビに曇ります。
「地下鉄は、迷路だの、迷宮だのと聞きました。私でも、乗れるものでしょうか」
ぷるぷる。あわあわ。バンビな附子山がはぐれて、迷わぬよう、宇曽野が手を引き、地下鉄の駅へ。
初めて無記名電子マネーカードを購入し、初めてカードにチャージして、初めてキャッシュレスで改札を通る附子山は、宇曽野には完全に興味の対象で、なにより嫁への土産話のネタでした。
「これが、都会の改札か……!」
購入したばかりの無記名カードを掲げ、キラリ好奇の瞳で、それを見上げ眺める附子山。
「便利だなぁ。私の故郷の鉄道に導入されるのは、何年後だろう」
この日見た光景が、駅のライトに照らしたカードの光沢が、今回のお題、「忘れたくても忘れられない」に相応しく、善良かつ美麗な記憶として……
残った、ワケではなく。
お題回収はその10分後。附子山が初めて乗った地下鉄車内で発生しました。
満員の車内で財布から目を離した附子山が、ほぼ当然の如くスリに遭いまして。
「おいお前。今スっただろう」
犯行現場をガッツリ見ていた宇曽野が、次の駅で降りようとする犯人の手をギリギリねじり上げ、
「ボケっとしてる田舎者から盗るのはラクだ、と思ったか?ぇえ?」
抵抗し暴れて、逆ギレで殴りかかってくるのも構わず、附子山の目の前で、盛大な窃盗犯確保と暴漢制圧を始めてしまったのです。
「あの、その辺に、してあげても、」
ポカポカポカ、ポコポコポコ。
一度は拘束から離れ、逃走をはかった窃盗犯。
警察か消防署員か、なんなら自衛隊員でもしているのか、まぁ実際は、どれでもないのですが、
それを疑うくらいの手慣れっぷりで、宇曽野はそいつに追いつき組み付き、ねじり倒し、ハイ確保。
バンビな附子山はバンビらしく、ただおよおよオロオロするばかり。
「都会は、悪いことをすると、こうなるのか……」
駅員が駆けつけ、警察が到着する頃には、窃盗犯はもうぐったり。
悪者をやっつけた宇曽野の達成感的笑顔と、悪事がバレてやっつけられた窃盗犯の満身創痍こそ、
今回のお題、「忘れたくても忘れられない」記憶として、なかなか強烈に、残ってしまったのでした。
おしまい、おしまい。