『恋物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
難しいお題、、、
映画やドラマみたいな恋物語は
そうそうあるもんじゃない
あんなに立て続けにすれ違いは起こらないし
一度に色んな人から好かれて悩むってことも、、まぁない
人に語れるような恋物語はないけど
学生のころ
「目があった」、「今日は会えた」とか
平凡な中にみつけた密かな楽しみごとで一喜一憂してた
そんなことが毎日の支えで
当時の私にしたら、自分を中心とした立派な恋物語だった
46:恋物語
私は未だに恋をしたことがない。正確に言えば、実在する人間に恋をしたことがない。
私の好きな人はいつも恋物語の中にいて、振られることすらできない恋を繰り返している。
こんな私もいつか、誰かの恋物語のヒロインになれるのだろうか。
ー恋物語ー
初恋は小学2年生の頃。
泣いてる女の子を励ましたり女子の味方したり男子とふざけたり自分の意見を持っていたり。
そんな男の子に恋をした。
どうすることもなく片思いを抱えたまま小学校を卒業し、中学に入った。3年間同じクラス。
私には彼氏ができた。
月日が経つと彼の性格が垣間見えた。
6ヶ月もしないうちに別れを切り出した。
少ししてまた初恋の相手を好きになった。
中学3年の9月初恋の相手に彼女が出来た。
諦めよう。諦めたい。
けれど、それから卒業式まで彼は私の前の席だった。
3回も席替えがあったのに。
私はどうすることも出来なかった。
そんな初恋と数年もの片思い。
そして、失恋。
《恋物語》
カチカチカチ
部屋にシャー芯を出す音が響く。
今の彼の周りは文字と物語しか許されないと言わんばかりの気迫だ。
彼の後ろからそっと私は紙を覗く。
するとそこには可愛らしい恋物語が綴られていた。
「………おい。人のもの盗み見すんならもっとコソコソやれ…堂々と後ろから見るんじゃねぇ」
少し不機嫌顔でこちらの視線に気づいた彼と目があった。思わず物語にのめり込んでしまった。
「いやぁ…相変わらず先生は人の心をつかんで話さないですねぇ…」
からかいを含め苦笑いをしながらそう答えると彼は不機嫌顔になった。
「お前…相変わらず俺の小説が好きだよな…正直こんなやつが書いてると怖くならねぇか?」
「何馬鹿なこと言ってんですか。貴方みたいな強面がぴゅあっぴゅあな一途物語書いてる需要がなぜわからないのですか?」
「真顔で言うな悪かったって。怖いわ」
失礼な…とぶつくさいうと彼は細めの眼を少し細めていった。
「でも、お前がいるから俺はこんな本をかけるんだけどな。多分一人だったら今も売れないホラー小説家だった」
映画化された人がこんな事を言ってもあまり信じられない気がする。が、わたしと出逢って雰囲気も作風もジャンルも変わったというのは面白い。
人と人ってこうやって関わると化学変化を見せるんだなぁと驚かせられた。
「まぁ、ほら。わたしは高校の頃から貴方の一番の読者でファンだから。誰よりも貴方の物語に虜なのよ」
ドヤ顔で返すと強面の彼は赤面しながら睨んできた。全く怖くない。むしろこういうところが可愛い。
「…俺だって、お前がいたから今も本が書けると思ってるよ。……いつもありがとな」
まさかカウンターを食らうとは思わなかった。表情を取り繕えなかったわたしを見てニヤニヤし始めた彼を物理的に前を向かせる。
「ほら、締切あと2日でしょう?早く書いちゃいなさい。また編集さんに迷惑かけちゃうでしょう」
いつもどこか疲れている担当さんを思い浮かべながら現実を見せる。
彼は顔をしかめながらもペンを持ち直し、
また恋物語を綴り始めた。
後日、ギリギリで書き終えた原稿を担当さんに渡すと涙を出しながら喜ばれた。そしてなぜか世に出てもいないのに、映画化が決まったらしい。
照れて結末は教えてもらえなかったが彼のことだ。
きっと最高のハッピーエンドを綴ったのだろう。
#恋物語
恋物語
別に全部ロマンチックじゃなくても
いいと思うんだよね
初恋が叶わないなんて普通だし
恋をしたくて恋をしたつもりになるのも
好きな人にはもう恋人がいて恥ずかしくなるもの
勇気を出して告白して振られて落ち込むのも
恋だよ
名前を呼ばれるだけで喜んでしまうのも
席替えで席が離れてしまって落ち込むのも
もっと頑張ればよかったと泣いてしまうのも
恋なんだよ
あなたと私の恋物語が、
いつまでも続きますように。
「恋物語」
好きって…
深いし…
1人でだと難しい…
好きな人に好きでいてほしい…
当たり前な事が…
難しい…
恋して…
始まりがあって…
どんどん好きになっていく…
物語の始まりは突然すぎて…
ホントに雷に撃たれるような…
なのに当たり前すぎて…
忘れてく…
最初に感じた大切な気持ちを…
忘れてく…
好きでいてほしいから…
頑張るんだけど…
空回りしてるみたいに…
空気感が襲ってくる…
僕はここにいるよ…
何も変わらず…
君を想ってるよ…
愛してるよ…
みーちゃん…
今夜も…
今も…
明日からも…ずーと…ずーと…
『恋物語』🧡
彼のことは好き。
ずっとそばにいたいし
笑っていたい。
頼りにされたいし
支えたい。
でもそれは叶わない。
永遠に続くものでもない。
この気持ちは
恋ではない。
そんな僕の
”物語”
恋物語
御話の中にあるような物語のような恋をしたいと、幼い子供の時は夢をみたものです。
しかし、子供から青年期そして、壮年期になり歳をとるとともにお伽噺から現実を見つめることとなり夢をみる事が出来にくくなりました。
それでも、物語のような恋に憧れていたのは事実で、幼い頃の夢物語ではなくても、恋が始まり現実に起こった、自分だけの恋物語がきっと訪れるのでしょう。
恋物語はあまり好きではない。
ハッピーエンドでも、バッドエンドでも。
好きという純粋な気持ちを、へし折られたことがあるから。
なんで、こんな人を好きになれるのかが分からなくて、読んでて辛くなる。
好きな気持ちなんて、報われることの方が少ないって思うようになってきてから、恋物語を読まなくなっていた。
どうせ、どうせ、って心がひねくれた。
でも、またいつか純粋な気持ちで恋物語を読めたらなって、思ってます。
こいというのが
わからないから
いつもれぷりかを
なつかしむ
こいものがたりが
いとおしい
「恋物語」
淡く儚《はかな》い恋
片思いで、好きで好きで好きで
その人の事をいつも考えてしまう。
恋の病気、恋煩《こいわず》い
思えば思う程、胸が締め付けられる
切ない恋心、やっと好きだと
告白し
思いを告げたけど?
両思いになる事はあるのかな?
愛を打ち明けたら
告白した方が不利になるの?
相手が真剣に考えてくれればいいけど
遊びならどうするの?
恋の駆け引きは、人間関係の駆け引きと
同じぐらい難しいけど、
恋の病気に掛かってしまったら
見るのも世界が変わる。
辛い思いでもあるけど、人を変える
力さえある。
恋物語は貴女がメインヒロイン
その物語をどう演じるのも
貴女次第です。
ねぇ〜、わたしを恋の魔法に
掛けて下さい。
貴女なら、きっとできるはずだよ。
めぐみより
恋物語
「お前恋愛小説って好き?」
「…急に何?」
俺って語彙力ないのかなぁなんて思いながら突拍子もない事を聞く。何がどうしたら急にこんな事聞こうと思うんだよ
「いや、ほらお前図書委員じゃん?色んな本のレパートリー網羅してるのかなと」
「図書委員って言っても委員会だからね所詮。俺はそんなの読まないよ」
「好きな人とかいないの?そういう時こういうの参考に〜とかなんないの?」
「なんで好きな人いる前提で話進められてるんだろ…そもそもいないし、好きな人とか。」
アイツはだから急に恋愛小説の事聞いてきたのか、と納得している様子。そんな事よりも俺は好きな人がいない、という言葉に安堵する。まだ付け入る隙はあるという事か。
「…へへ、いないのか。好きな人」
「えっ笑い方きもちわるっ…」
「酷くね??」
「酷くねぇよ…思った事そのまま言っただけだし…」
それが酷いんだよ、と言う前にアイツの言葉が過ぎる。
「…お前は?いないの、好きな人。」
先程まで合っていた目を逸らし、本に視線を向ける。この話題の流れでそんな事されると、どうにも期待してしまうものではないだろうか。心做しか顔が少し赤いような気もする。
「俺?俺はなぁ…」
仮に俺の勘違いだったとしてもどうだっていい。なんとしてでも“トモダチ”という関係から進んでみせる。
(…「恋物語」で終わらせる程、可愛い男じゃないんでね。)
私の唯一の楽しみ。
これのために生きていると言っても過言ではないほどのもの。
それは恋物語を描くことだ。
小学生の頃、初めて少女漫画を見た私はそこから恋物語を描くことにハマった。
周りに否定されたりする。でも楽しいものは楽しいのだ。
昔、親に
「私が変に思われるでしょ?そんなもの捨ててしまいなさい!」
と言われたことがあった。
色々あったが、今はこれがなくなれば本当に死ねるかもしれない。
恋物語、私はいつまでも描き続ける。
自作小説の主人公のハルくんは、ついに東京に遊びに来た恋人のいとこと対面した
3日間一緒に過ごした結果、隠していたはずの恋人との関係は、あっさりバレてしまった
でも、いとこは2人の仲を応援すると言ってくれた
そして、自分も片思いの相手に勇気を出して告白すると
物語はまだまだ続く
こんな気持ちを
抱いてはいけないのは
わかっているのです。
けれども…
あの人に育てていただいている間に
芽生えてしまった感情…
感謝でもなく、尊敬でも、憧れでもない。
慈しみのような…そして少しの痛み
やっぱり、これは恋というものなのでしょうか?
あっ!
あの人が帰ってきた!
ガチャッ
「ただいま!アレクサ♪」
【恋物語】
「物語。そう、物語だったのよ」
「魔王がいて怪物がいて、勇者がいて魔女がいて」
「サンタもおばけもいて、宇宙人も未来人もいて」
「でも、現実にいると信じられていないでしょう」
「全部空想の、想像の産物だったでしょう」
「だからおんなじだと思ってたのよ」
「誰かを恋して愛するなんて」
「ただの物語上、よくあるだけの設定だと」
「嫉妬、執着、依存や崇拝の体の良い言い換え、
あるいはただの夢物語の憧れだと」
「そう思っておかしくないでしょう」
「だから、ごめんなさいね」
「きっととても喜ぶべき言葉だったんでしょうけど」
「その気持ちを私は返せない」
「ーーーその感情を、私は一生知り得ない」
<恋物語>
例えば善い子が眠りに就いた後
例えば短針が頂点を廻った時
あるいは草木もすっかり眠る頃
あるいは空の色が変わる直前
一番誰も見てない時間
悪いことの代名詞
それでも確かに誰かを救う
優しい闇の覆う時
<真夜中>
恋物語
あの日私の恋物語が始まった。彼は優しくてかっこよくてみんなの憧れだった。数ヶ月付き合って彼はこう言った。「思ってたのとは違った」そんなクソみたいな理由で私の恋物語は終わりを迎えた。そして東京の街を歩いていると誰かと肩がぶつがった。振り返ると相手が謝ってきた。相手の顔を見るとあの日の彼だった。運命だと思ったのと同時に私の数年閉ざされていた私の恋物語の本が開け放たれたような音がした。またその日から恋物語が続きが書かれ始めた。もう一度彼と恋をしたい。その一心で。
わたしが夢見た恋物語は
わたしが王子様になる物語だ
でも、その王子様は王子様らしい王子様じゃなくて、
お姫様を攫っていくタイプ、庶民派な人
アラジンとかカリオストロのルパンとかラプンツェルのフリンとかそういう人
わたしは彼らみたいに、悲しみや退屈から女の子を救い出す王子様になりたい
"運命の人"
私は出会っているのだろうか。
それは誰にもわからない。
だけれど、
たくさんいる人の中から
私は貴方と出会えてとても幸せ
これからも
幸せだと思える日々を
貴方と一緒に作っていきたい。
いつか貴方と結ばれますように
#恋物語
5月18日 20:46