『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
目覚める時が来た
真っ赤に燃える日の出とともに
希望の朝がやってくる
今日一日はどう過ごそう
明日明後日は何をしよう
楽しみと不安の狭間で
私は確かに生きていることを知る
日の出といえば初日の出のことだろう。初日の出って見たことないし見たいと思ったこともないな。なんで太陽なんて見たがるのか。
太陽って直視すると目に悪いって聞いたことあるけど初日の出を見るのは大丈夫なのかね。まぁちょっとくらいならセーフなんだろうな。
日本の国旗って太陽だし日本人って太陽が好きだな。他の国で初日の出を見る文化ってあるのかな。
「変わらない」
うまく寝付けなくて何となく眺めた曙(あけぼの)の空。帳が晴れ 段々と色付いていくその茜は神々しく目に眩しくて,何故か同時に少し物悲しい。
肌を刺すように張り詰めた空気。普段よりも厳かに感じられるのは心の持ちようゆえか。謀らずとも済ませた初日の出。太陽はいつもと同じただ佇む。
誰もが寝静まった時からひたすらに見続け,瞼に映る光。それはいやに美しく 残酷なほどに幻想的でリアルだった。
矮小な自分と言う存在をまざまざと思い知らされる。そんな圧倒的な自然の営み。
「届けば良いのに」
出たばかりの紅鏡に向かって伸ばした指先は空を切るばかり。届いたとしても何が変わる訳でもないけれど。
それでも届くなら届けばいいと思う。そして願わくば同じ景色を見続けたいとも思うのだ。
「せめて近づきたい」
無情な浮き世。この身は蜻蛉のごとく散りゆくだけ。さればこそ翔てみたいと願うのかもしれない。例えその翼が焦がれることになろうとも。
聳え立つ摩天楼よりもなお遥か彼方。人である限り側に行くことも叶わない届かぬ存在。
「初日の出? 眩しいね」
気が付けば隣に,顕然と降り注ぐ暁光に目を細める君が。
「本当に眩い。綺麗だよ」
何よりも君が。なんて言えるわけもないけれど。今年こそは少しでも近づきたい。たとえこの手が決して届かなくても。願うだけなら許されるでしょう?
ねぇ,僕のソレイユ。
テーマ : «日の出»
「あーっ間に合わなかったか」
僕は君と日の出を見るために海に来た。来た……のだが……どうやらもう日は出ていたみたいだ。
「ごめん、私が行こうって言ったのに……」
君は寒くて赤くなった頬をマフラーに隠して頭を下げて謝った。
「ううん、僕だってちょっと車を出すのが遅かったし、それに……」
僕がオレンジに染まった海の向こうを向くと、君も顔を上げて向く。
「日が出た瞬間じゃなくても好きな人と見れたら僕はそれだけで幸せ者だよ」
そう言うと君の顔がみるみる笑顔になっていき僕の方へ向かってくる。飛びつく様に僕を抱きしめた。
「ありがと!私もね、あなたと見れたならどんな景色でもいいんだよ」
白い息を出して笑う君の笑顔をずっと守っていたいなと思った。
一年後、僕は君のマフラーを抱きしめて一人で日の出を迎えた。
「日の出に間に合っても、君が居なくちゃ何も感じないなぁ……」
『日の出』
何年も何年も「今年こそ初日の出を見よう!」と決心しては挫折してきた。
でも、いざ日の出前の極寒の暗闇を見ると
「やっぱ今年はいっか・・・」
と、簡単に諦める。
ぬっくぬくの布団の中から体を引きずり出してまで行こうとは思わない、強くない決心なのだ。
そのくせ、太陽がすっかり高い位置になってから目を覚ますと
「あぁ~今年も見れなかったぁ~~~」
とぬかす私。
いや、日の出前に目覚ましかけて、一度しっかり起きたよね(笑)?
でも、夜明け前のキーンと冷えた冬の空気は好き。
くそぉ、来年は見るぞーー!!🌅
初日の出見に行こうね。家族でそう約束していたのに、初夢の夢見があまりにもホラーだったせいで暗闇の中で動くことが出来なくなり、準備が出来なかった。
いつものように夢なんて目が覚めた時に忘れてくれてれば良かったのに、頭の中で1番怖かったシーンがグルグル回って、二度寝しようにも恐怖で出来なかった。
いつの間にか眠っていて、再び目が覚めた時にはもう既に日は空高く昇っており、私は見事に最悪な夢見のせいで初日の出を見逃したのだった。
親愛なる人類へ
私たちの生きる世界にも、朝というものがあり、昼というものがあり、夜というものがあります。太陽に似た何かがあり、それは、登ったり沈んだりします。太陽に似た何かが地平線の向こうに顔を出すことを、私たちはあなた達の言葉を借りて「日の出」と呼びます。
日の出が来ると私たちは太陽に似た何かに向かって攻撃を仕掛けます。あるものは突撃し、ある者は遠くから錆びついた狙撃をします。太陽に似た何かの反撃により、突撃部隊は熱に焼かれ一瞬で灰になります。狙撃部隊もまた、太陽に似た何かから伸びてくる大きな手に潰されてぐちゃぐちゃになります。たくさんの私たちが一度の戦いで死にます。私たちの生命サイクルは人類のそれより早く、単純ですから、死んだ側から同じ数生まれてきて、すぐに戦線に赴きます。
私たちにとって、太陽に似た何かとの戦いは存在をかけた大決戦で、最優先事項です。命や「私」という個の思想は、あなた達人類が思うよりずっと価値が低いのです。だから、死ぬことは、怖くありません。あの光の塊によって灰になったり挽き肉になったりすることは、私たちにとって勇気ある者の証であり、誇りです。
それに、太陽に似た何かも、無敵ではありません。殴りつけられればばきりと音を立ててヒビが入りますし、剣で切りつければ血も噴き出します。以前、狙撃部隊がぶち当てた砲弾が光球の真ん中近くに大穴を開けた時は耳をつんざく酷い悲鳴をあげていました。それがとても愉快で、私たちはいっとき戦いを忘れてけらけらと笑い声を上げてしまいました。
この戦いは、決して、私たちの敗北が決まりきった戦いではありません。不利ではありますが、確実に太陽に似た何かを日々追い詰めているのです。それでも、あなた達人類は、私たちの戦いを不毛なもののように感じるかもしれませんね。
けれど私たちからすると、あなた達だって不毛で無駄な死を重ねるだけに時間を費やしているように見えます。
気のせい、でしょうか。
いつ来るかしれない、けれどいつか来る「日の入り」まで、私たちは何度も太陽に似た何かを拳で殴りつけ、剣を突き刺し、砲弾を浴びせるでしょう。静かな夜を目指して、私たちは死を積み重ねるのです。
太陽に似た何かの叫び声が聞こえます。私たちの断末魔を切り裂いて響くそれを、あと何度、私は聞くことができるでしょうか。
親愛なる人類へ。この手紙が届いているなら、どうか、私たちのことを忘れないで。今この瞬間も、あの光の塊に向かって死ににいく私たちがいることを、どうか、せめて、忘れないでいてほしい。それだけを、祈ります。
「日の出」
冬至を過ぎて、そこからどんどん日が長くなる。日が暮れるのは遅くなって、日の出は早くなる。たまたま、出かけるタイミングで日の出に遭遇できるのは、もうちょい先かな。朝日を浴びて1日をスタートできるっていうのは、それだけで、嬉しい。何もなくても、今日もいい日だ。って浮かんでくる。何もなくないけどね。すでに朝日に遭遇できてるから。
私,知らなかったよ。
早く言って欲しかった。
心の準備必要じゃん。
あなたが日の出を見に誘ってくれたから
着いてきたんだけど
私の目線は彼にしか向かなかったよ。
心臓がバクバクしてるよ。
日の出の光で輝く彼が
そんなに美しいなんて思ってなかったよ。
私は,ほぼ無意識に写真を撮った。
「あっ,写真撮ったでしょ笑」
「バレないと思ったのにバレちゃった笑」
消してよ,なんて言ってくるけど
消せないよ。
めっちゃいい写真なんだもん。
カッコよくて,美しくて,儚くて
新しい彼をしれた気がした。
わがままかもしれないけど
出来れば来年も再来年も
ずっとずっとこの日の出を
あなたと一緒に見に行きたいな
─────『日の出』
真っ暗な闇から
次第に明るく色づき始め
光が眩しくなる。
いつかは、きっと、暗闇にも光が差す。
ゆっくりでも、時間がかかっても、大丈夫。
光は、ちゃんと照らしてくれる。
だから、闇に慣れ過ぎないで
光を嫌わないで
その、明るさが眩し過ぎて、逃げ出したくなるけど
暗闇に閉じ籠りたくなるけど
光を求めて
あったかくて、やさしい温もりが待ってるから。
『日の出』
地の果て水の果てより
出づる新しい生命の胎動よ
輝かしい光をもって
余す所なく照らして欲しい
憐れな日陰者を
慈悲深く掻き消すほどに
朝露をたくわえた一輪の花に
希望を感じた
花は小さければ小さいほど
僕の胸をうつ
だけど、なぜか人は僕に
大きくなれと言う
朝の光とともに目を覚まし
堪えきれずに囀りだす鳥たちの
声はみんな鋭い
そのぐらい鳴かなければ届かないのだ
なのに人は僕に
黙っていろと言う
黙っていればいいんだ、と
僕は白い四角形の中に暮らしていて
ときどき何もかもが行き止まりになる
だからそこからはみ出したり
手を振ったりして
自由と接触しなければいけない気がする
それだけのことだ
僕の伝えたかったことは
「日の出」
最近SNSに投稿するために朝夕の姿を撮っている。
毎日変化する海空の姿を見るのは好きだけれど、これをSNSに投稿することになると不純な動機が加わる。
[いいね]が欲しい!もっと純粋に写真を楽しみたい✨
日の出
もう陽が昇らないような毎日でも平気
私の中にはいつも貴方の笑顔があるから
ベッドの中でゴロゴロ。
外はまだ暗い。
日の出の時間までゆっくり寝ようかな
日の出
幼い頃の自分にとって、日の出は野暮なものだった。
うっかり早く目覚めた朝の、時が止まったような静寂の中で、眠る家族の薄い呼吸を聞きながらそっと窓際に寄ると、空気はまだ青く冷え冷えとしていた。誰も何も動かない死んだような風景に、自分だけが動いている不思議さ。借りぐらしの小人になったような、秩序や監視に縛られない全能感を覚えた。やがて、冷え切った窓外のごみごみとしたまちの果てが明るんでくる。すると、それまで身を包んでいた静謐な自分だけの時空間が、熱された硝子のように溶けていく。街がゆっくりと目を開ける。まちのあちこちで草木が頭をもたげ、歯車が徐ろに回りだすような音を、皮膚に感じる。音が満ちていく。一人でなくなってしまう。そうして、特別な時間の終わりをどうしようもなく悟るのだ。
幼い頃の自分は、日の出を残念に感じていた。しかし、残念に感じつつも、その残念さを味わうことができていたように思う。今はあんなにも純粋に感じることはできない。夜中から起きたまま迎える日の出を繰り返しすり減った感性は、もう底をついて取り戻せない。
2023/01/04
【日の出】
【創作】【宵(よい)と暁(あかとき)】
1/1 AM 9:25
「おはよー、宵ちゃん」
「おはよう。思っていたより早いわね」
「でもまだ起きたばっかりだよ~。
これから朝ごはん食べて、急いでお出かけ
準備する」
「別に急がなくていいわよ?」
「……ねぇ、宵ちゃん。
宵ちゃんは初日の出見たことある?」
「はぁ? ある訳ないでしょ。アタシも
アンタも、元日は毎年のんびり寝てるのに」
「そうなんだけど」
「何よ。見たいの? 初日の出」
「全っ然。初日の出を見るなんて、
そんなのリア充とか人生勝ち組な人の
イベントだよ……」
「それは偏見。普段から早起きなだけの人
だって見てるかもしれないじゃない」
「もー、宵ちゃん! 初日の出はそういうの
じゃなくて、もっと輝かしい感じでしょ!
毎日見てる日の出の内の1つじゃなくて、
山とか海とか、そういうとこでキラキラ
してるのを見るものでしょ!」
「はいはい。分かった分かった。
アンタが初日の出に妙な思い入れが
あるのは分かったから。
とりあえず、落ち着いてごはん食べなさい」
「……そうする。
待ち合わせの時間に遅れたら悪いし。
じゃあ一度電話切るね」
「――待ちなさい。待ち合わせって何?
アタシとは時間なんて決めてな…」
「天明(てんめい)くん」
「え」
「初詣、誘ったんだ~」
「……何で、そんなこと」
「だって、例年通りなら、真夜(よる)くんも
一緒に行くでしょ? いつも男の子1人で
わたしたちのお守りさせちゃってるし。
だから、男友達がいた方が、真夜くんも
楽めるかなって」
「……暁、」
「あっ、パン焼けちゃった!
宵ちゃん、また後でね!」
「…………」
「宵、カフェオレ淹れたよ。
……どうした? 頭抱えて」
「……真夜。ちょっとね、天然なロマンチストと
計画的小悪魔って紙一重なんじゃないかと
思って……。ああもう……」
「……?」
今年、人生で初めて初日の出を見た。
小学校からの友達2人と、その内の一人のお兄ちゃんと一緒に。
車で25分くらいかな。家からちょっと遠い海で見た。
海だから、光が反射してすっごく、すっごく綺麗だった。人生の中で日の出すら見た事なくて、初日の出も見たの初めてだったからさ、
うわぁ、一日の始まりって、こんなに美しかったんだって、帰りの車の中で思った。
帰りの車の中でそれを思ったのは、初日の出を見ている時、『良い一年になりますように』
っていう言葉しか頭になかったから。
自分でも、正直びっくりした。
違うことを考えようと思っても、それしか思い浮かばなかった。
去年はそんなにいいことなかったなーって思ってる自分がいるからなのかなぁ?
でも、本気で思うよ。
良い1年に、本当になるといいな、ってね。
…そういや初日の出って願い事叶えてくれるんだっけ?まぁ、いいや。私にもいいこと起こるといいな〜
『日の出』
何があろうと、日は昇る
毎日、毎朝、日は昇る
今日は、気分じゃないからと
昇らない日はない。
雨が降ろうと、風が吹こうと
毎日、必ず日は昇る。
迷うことなく、正確に
厳かに、日は昇る。
なんて、強いのだろう
なんとゆう、忍耐強さなのだろう
私は、日の出を見習いたい
日の出のように、淡々と
日の出のように、粛々と
日の出のように、悠々と
私も、日々の生活を営んでゆきたい
日の出のように、日々を重ねてゆきたい
「日の出」
*話が少し重いです。お気をつけください。
そして尺が気持ち長めかもしれません。
最後の部分は1部省きました
また独自の解釈を含んでいます。
実話かはご想像にお任せします。
真っ暗の世界にいた。
夜が永遠と続いているような感覚に襲われるそこにいると酷く静かで寂しくて、心が苦しくなる。
光が差し込まないそこに居ると心だけでなく体までも沈んでいく
真っ暗なそこは自分が何処を進んでいるかも、どこに向かっているかも分からない。
恐怖が体を侵食していく。
孤独と恐怖と寂しさで埋め尽くされていく心身は
もうとっくに限界を迎えていたのかもしれない
ただ光がないと言うだけでこんなに違うのか。そう実感させられた。
道標があっても、目的地があっても、それが目視出来なければ意味が無い。
迷子になっては意味が無いのだ。
道標や目的地が暗闇で覆われている限り、一生たどり着けないだろう。
暗闇は少しずつ私を蝕んでいく。
知らないうちに、奥の方まで侵食していく。
闇は簡単には離してはくれない、1度踏み入れてしまえば中々抜け出すことは出来ない。
そう光が差さない限りは。
光は心を暖かくするだけでない。
視界を広げる。
見えなかったものを目視できるようになる。
今までどんなにちっぽけな世界を見ていたんだと思わせられる。
手元すらまともに見えなかった。
いや見ていなかったのだ。
実際、太陽は何度も登っていた。
でも、光は心までは照らしてくれなかった。
何故なら光から背を向けていたから。
暗い方へ、暗い方へと無意識のうちに走っていたから。
不安、恐怖、寂しさ、悲しさ、切なさ、孤独感、
色々な負の感情が私を蝕んでいたから。
光に気づけないほど、私は追い込まれていた。
助けは差し伸べられていたのに。
それも見えぬほど、分からぬほど、自分で自分を追い詰めていった。
毎日の苦しさから、辛さから、逃げたい一心だった。
他のことを考える余裕なんてなかった。
なんとかしたくて、少しでも紛らわせたくて
私は自分で自分を傷つけた。
そうすると少しだけ心のモヤモヤやストレスが
発散できた気がした。
今考えれば恐ろしい話だが当時の私には唯一の発散方法だった。
しかし、発散してもすぐに溜まって、段々と増えていく負の感情に伴い、動いてしまう手を諌める事は出来なかった。
不思議と痛みは感じなかった。
むしろ思う存分やった方が落ち着けた。
そうとう麻痺していたのかもしれない。
ただひたすら抑えきれない感情を自分にぶつけた。
他の人に向ける訳にもいかず、話す訳にもいかず、1人で抱えて溢れる気持ちを自分にぶつけるしか思いつかなかった。
それから増えていく、痕を隠すことに苦労した。
段々と広がるそこ。
言うことの出来なかった理由。
言えるわけなかった。心配させたくなかった。
私のせいで誰かが傷つくことは自分が傷つくよりもずっと辛いから。
自分だって辛い思いはしたくない。
痛いのも、苦しいのも、辛いのも、嫌なんだよ。
でも、自分のせいで他人を苦しめるなんてもっと嫌なんだよ。
例えその場に誰もいなくても、他人を貶めたり、傷つけたりする誹謗中傷を考えること自体、嫌だった。
別になんと思われようと、言われようと構わない。その気持ちだけは曲げられない。そんな気持ちで居た。
それが知らない人でも、いじめてくる人でも、苦手な人でも、どんな人でも気持ちは変わらない。
だから、自分に向けるしかなかったし、言うことも出来なかった。
だから1人暗い世界に閉じこもった。
自分から光に背を向けた。
もう全てを諦めようと思った。
その時、真っ暗なはずのそこに光が差した。
私が無意識のうちに作り出した壁を破ってその人は現れた。
眩しい程の光が差し込んで、久しぶりに感じる光は目も開けられぬほど眩しかった。
長い長い夜が開けたのだと思った。
壁を破って入ってきたその人はまるで太陽のようで、長い夜があけたことを知らせる朝日の様に眩しく光って見えた。