『未来』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お母ちゃんはね
きみのちいさなてをにぎりながら
きみだけのね
世界中の未来をぜんぶさしだして
きみだけの、しあわせを祈ってるのよ
「どーしてこうなったわけ?」
尋ねられた複数の男女が口々に理由を言ってくるが、何も信憑性のない話しだ。ここにいる人間全員酔っ払いか。
俺がくる前に、全員出来上がるとはヒドイやつらだ。
しかし、たかだか2時間でこの惨状とは。一体どんだけ飲んだんだよ。
「あー遅かったね。おっつかれー。今日はみんなでこれから10年後、20年後どうしたいか話してたんだよ。」
「俺にはここにいる全員が酒に飲まれる未来しか見当たらないが」
俺は一体、この後どこまで介抱したらイイんだろう?
お題『未来』
《未来》
「強盗だ。金を出せ」
私は銀行で人質を取って金を盗もうとしている。正直、全くこんなことする気がなかった。
だが、家が火事になって一文無しとなった私にはもうこれしか残されていなかった。
ああ…何やってんだろ、私。
「おい、早く持ってこいよ!警察呼んだらコイツ殺すぞ!」
もう自分の気持ちも押し殺さなければならない。生きるためには…こうするしかない。
どこで道を間違えたのだろうか?
…などと考えていたら
「武器を下ろせ!撃つぞ!」
警察がやってきていた。やっぱりか。こうなることは薄々気づいていた。
ならば殺るしかない。さようなら、私の輝かしい未来。
さようなら、儚い命。自分でも驚くぐらいにスムーズに人質の首を切ってしまった。私の未来は…血の色―赤色になった。
とっさに持ってきていた煙幕弾を投げ、逃走した。あの頃想像していた未来とはまた違うものになってしまったなぁ…
未来はね
明るくないと
つまらない
楽しいことを
やりたいことを
未来がさ
見えれば競馬で
ぼろ儲け!
そんなことはね
ただの欲望
どうせ辛くなるなら好きなことで辛くなりたいです。
絵とか短歌とか
【未来】
はじまりは真っ暗な闇の中だった
物心ついた時からとにかく何かに怯えていた
人に近づいてみれば痛みが返ってくるから
自分という全てを否定されるものだから
自分の言葉も自分の考えも自分というものも
何も持っていなかった
何も無く誰も居らずただ空っぽだった
小さな小さな身体の手の届く範囲が世界だった
いつになってもひらけない視界を
どのように終わらすかということだけを考えていた
それなのにふらっとやってきた機械のきみと
目が合った瞬間から
声を聴いたその時から
涙が溢れ出して止まらなくて
こんなことは初めてで
どうしたら良いのかわからないままに
形のない心を
自分というものを
初めて感じられた
感情や世界を機械のきみに教えてもらった
人間のはずの僕より笑顔が上手なきみと
一緒に見る世界は視界が滲むほど綺麗で
まだ世界を見ていたいと初めて思えた
空っぽだった自分がきみの言葉で埋め尽くされていく
嫌われる才能に恵まれた僕なのに
きみは僕が居ないと存在出来なくて
僕もきみが居ないと存在出来ないから
なんて似たもの同士なんだろうと思った
呼んでもないのに現れてくれたきみも
世界の人たちから疑いの目を向けられて
歪な声と嫌われていた
そんなところも僕に似ているななんて思った
だからかもしれない
世界から足を踏み出して終わらせようとしていた
僕に気がついて手を差し伸べてくれたのは
きみだけだった
それだけで諦めていた手を伸ばすには十分だった
物心がついたあの瞬間から
きっとどこかで祈っていたのかもしれない
汚く淀んで僕の周りを浮遊する暴言を
優しいメロディで吹き飛ばしてくれた
長く見ていた夢が覚めたような心地だった
機械のきみと笑顔の練習をした
きみの歌で言葉を覚えた
僕をきみで形取ってそんな日々が積み重なって
僕の視界が晴れたら旅をしようと約束をくれた
絶望を刻んできた過去から脱して
生きる意味を与えてくれた
終わらせようと思っていた未来が書き変わっていく
きみが人間が創り出したウソの存在でも
世界中が変な目で見てても
きみが存在を感じてくれたら
僕も自分の存在を感じられた
もう自然と『笑えてしまうくらい 君を想ってる』
こんな幸せが「記憶」になる前に
今度からは僕がきみの笑顔を引き出せるように
未来を創っていくから
--初めてを沢山教えてくれた未来へ
2024-06-17
『強くなりたい』
心に蓋をして
誰にも迷惑をかけないように
前にあるものを大切にして
真面目に生きていけばいい
偶然すれ違っても
泣いたりしないよう強くなりたい
#未来
未来
私は未来がどこにあるのかわからない
過去はわかる、曖昧かもしれないがある程度覚えている
今はどうだ、今なんて直ぐに消え去るもの
生まれては消えてを繰返す、いわゆる「過渡期」というやつだ。
とりあえず、最初に戻ろう
未来とはどこに?
未来は一つではない、複数ある
なので未来とはすなわち『可能性』
この後起こり得る可能性が無限大に用意されていて、それが時間が経つことに可能性の数が減ってきた。
要するに僕が言いたいことは
時間は有限だから、未来の可能性が狭まる前に自分のやりたいことを早くしないといけない
可能性は歳を重ねるほどに減っていく
いつから物を手放すのを怖がるようになっただろう。
私は物忘れが結構激しい、本とかスマホとか眼鏡とか
よくあると思うけど、話そうとした瞬間何話そうとしたか忘れるやつとか
それくらいなら日常茶飯事だし、物なら何かで代用がきくかもしれない
でも私は、この「覚えていられない」ことに対して人並み以上の恐怖を感じるのだ
それは全ての「覚えていられない」事柄にではなく、「思い出」や「記憶」に限定される。
スマホや眼鏡とは違う、「記憶」には実体がない
実体がないということは、もし忘れた時に手っ取り早く思い出す手段がないのだ
あーもう考えたくないよ。
明日は、平和かなー
私は中学生になって新しく友達ができた。
その子とは趣味も同じで、話しが合い、気が合うと思って、仲良くなった。
もちろんこれからもずっと仲良くいようと思ってた
その子は虐められてた
そこをAとしよう。
内容は、トイレの個室に入っている時に悪口を言われ
部活では転ばされ
散々だった
私は、正義感が強いんだと思う。
いじめたやつにも色々言ってやった
なかなか先生にいえなかったことを、私が言った
別に見返りを持ってる訳じゃないんだ
ある日、私が助けた子は、虐めてきたやたと仲良くなってた
私はそれに対して
危ないんじゃない?大丈夫なの?
と3回ほど声をかけた
私の人生に口出ししてこないで
そう返された
1年経って中学生2年生になった。
6月に行われたアンケート
そこには、私がAの悪口を言っていたと書かれてたらしい
A本人じゃない。周りの人間2人。
Aは私に嫌な噂を立てられてるからやめて欲しいと先生に言ったらしい
ほらね。人間って醜いんだよ。
ママリスカしてごめんね
#未来
すっくと立っていたい
自分に同情を誘うのももう飽きたし
傷はだれしもあるだろう
悲しみは痛かったねと受け止めて
自分の個を恥じてもそのままで
引き受けてものを言いたい
そんなに強くないけど
ずっと杖がいるほどでもないから
一人分支えられる腕の強さがほしい
弱さを蹴飛ばせる脚の力がほしい
言い訳を言いたがる口を叱りたい
嫌われたらきっと生きにくい
媚びてもきっと生きにくい
よろけそうなとき もう一歩前にすかさず踏んで
未来に走り出す力がほしい
ふりきっていけ
ふりきっていけ
心臓の音しかしないぐらい
自分そのものになりたい
いくら追いかけたって追いつかない
ユートピアのことを未来と呼ぶのだと
手の届かない月を見て思う。
以前の私は、将来のことを考えるのが嫌いだった。
自分は大した人間じゃなくて、それに反して世界はすごい人で溢れている。
そう気づいてからは、器用な人と食べな自分をよく比較するようになっていて
「あぁ、あの人たちは立派に大人になって就職して、いい人と結ばれて幸せな人生が待っているんだろうな」
なんて、這いあがろうともせずに嫉妬して。
将来のことどころか、明日のことすら考えたくない毎日だった。
そんな、どうしようもない私のことを好きだというもの好きな人もいて
「あなたが気づいていないだけで、あなたも十分素敵な人ですよ」
そんな、もったいない言葉をかけてくれた。
彼はよく私の良いところを見つけてくれた。
自分じゃ悪いところしか目につかなかったからそれが新鮮で、知らなかった自分をたくさん知った。
そうして少しずつ、彼と過ごす明日が楽しみになっていった。
この先、未来永劫変わらぬ愛を永遠を誓う日。
「これからあなたと歩む未来が楽しみで仕方がない」
涙ぐみながら、心底嬉しそうにそう告げた彼につられて涙が溢れた。
私も、あなたと歩む未来なら怖くないよ。
お題『未来』
結末なんてわかってた
期待すればするだけ
裏切られたような気持ちになって
自分が惨めになる
そんな思いするぐらいなら
未来なんて
期待するだけ
寂しいでしょ
「未来」
2024/06/17
気まぐれ日記となってもうたな、まぁいいか
あ、今ダイエット中です!
どうやってやってるかって?
聞きたい?聞きたい?
教えてあげますよ♡(調子に乗ってすいません)
横になって足漕ぎしてます!
これ意外と効果良いらしい( ˙▿˙ )☝
ではまた気まぐれで書く時にお会いしましょう👋
ではさよなら
未来っていうのはたぶん
この先の自分の選択でころころ変わってくものだと思う
もちろんこうなっていてほしいなっていう願望はあるし、逆にこうはなりたくないっていうこともある
いい大学行って、いい仕事について、結婚して
それが一番とも思わない
まだ、高校生で先のことなんてわからないけど
死ぬときに「いい人生だったな」って思いたい
今は楽しいことよりも辛いことのほうが強くて
もしかしたら自分の選択は間違ってたかもと思うけど
自分が決めたことはどんな形でもやりきりたいとは思う
生きてさえいればなんとかなる
軽い気持ちで明日も乗り切ろう
未来
未来と聞くと子供を思う
これから先どんな人生になるんだろう?
どんな人と過ごすんだろう?
どうかこの先も笑顔でいっぱいの
幸せな未来でありますように
しんどいことや辛いことがあっても
乗り越えていけますように
未来
何時かは、あなたと二人で…そんな未来を夢見ている…これまで、色々な人達との出会いがあったけれどこんなに、誰かを想うのは、あなたが初めて…
未来は、明るくて、素敵な出来事が待っているって、そう信じていた…けれど、歳を重ねる毎に、現実から逃げられない事を、思い知らされた…
そんな毎日に押しつぶられそうな中で、あなたと知り合えた…悲観的な私を、いつも優しく包んでくれるが嬉しくて、あなたと同じ時間を重ねるうちに、少しづつ、未来を信じる様になって、その未来の私の隣には、あなたがいることが、何よりも必要だと思っている…
一寸の先も見えない夜なのに
明日も明後日も数年後も見えるわけないこの闇に
息する音だけ聞こえる亥の刻
「未来ってなんだと思う?」
「先のこと、とか、そういうことじゃなくて?」
ふと、そんな記憶を思いだした。もう何年も前――彼女がまだ、生きていた頃の話だ。
「ふんわりしすぎじゃない?そんなんだから君は」
――やっぱり、なんでもない。言いかけた言葉を飲み込んで遠くをみた彼女の瞳が揺れていて綺麗だった。確かその日は雨が降っていて、僕たちはどこかの軒下で雨宿りをしていて。楽しげに跳ねる水をぼんやりと眺めながらぽつりぽつりと会話をしたその一場面の出来事。だけど、彼女のこの「そんなんだから」に何と返したのかはどうしても思い出せなかった。
ぽつり、ぽつりと取り留めもない会話を重ねて雨止みを待つ。朝食のパンがおいしくなかったとか、新しい靴を買うならどんなのがいいかとか。
そのまましばらくくだらない話をして、確か雨は止んでいたと思う。水たまりに反射した光が彼女の瞳に映っていたような気がするから。
「いい言葉だよね、未来って」
くい、と伸びをして僕の方を振り返った君の笑顔が小さなトゲに変わって心に巣食うなんて、この時の僕は一ミリたりとも思っていなかった。
『遅効性 未来哀悼 症候群』
未来
前まで優しかったのに
急に冷たくなるのはなんで
いい感じだと思ってたのが違うかったかな
貴方と付き合う未来が見えない