『枯葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
☆枯葉☆
枯葉だけにスポットを当ててみると
少し淋しい感じがしてしまう
しかし
大樹の葉と考えると
成長していくうえで必要な事で
喜ばしい事でもある
物事をどう捉えかの違いだけなのにね
今あなたが抱える目の前の悩みや不安も
見方を変え
大きな視野で考える事が出来たら
全く違って見えるかもしれないね❢
「木を見て森を見ず」
という奴ですかね❢
枯葉
「年老いていつか枯れ葉のように誰にも知られず朽ちていく。」
「君だって僕だっていつかは枯れ葉のように朽ちてく。」
(命に嫌われている。/カンザキイオリ)
今回のテーマを見て一番に連想したのはこれらの歌詞だった。人生が終わっていくことを枯葉に例え、朽ちることに恐れをなしているように見える。
しかし「枯れ葉のように朽ちる」とは具体的にどういうことだろう。枯葉と青葉で大きく異なる点は、その色と水分量か。
色が変化するということは、緑色が失われ、栄養を生み出すことができなくなるということだろうか。であれば「枯れ葉のように朽ちる」絶望の一つは、かつてできていた生産的な行動ができなくなることかもしれない。
水分量が変化するのは、水の供給が絶たれるからかな。栄養を提供してきた相手に、これ以上水を供給する価値がないと思われやがて捨てられる。極めて合理的な判断だが、そうして瑞々しさを失っていく葉っぱの立場に立ってみれば恐ろしいものかもしれない。歌詞にも「誰にも知られず」とあるけれど、他人に無関心でいられるのは苦しいのだ。
地面に落ちてしまった枯葉は、子どもたちの遊びの一環で、あるいは大人たちのストレス発散で見る影もなくなるまで踏み潰されるのだろう。天命を全うした先にあるのが赤の他人の快楽の道具だとしたら、生命とはひどく残酷なものだと思う。
せめて、いつかは小さな生き物の栄養となって新たな生命の糧になると考えれば、人生の終わりが枯葉だとしても気持ちも少しは救われるかな。
父は東北の寒村地域で生まれた。大学進学のため東京に出るまでの18年間を保守的な地方で過ごした。
ど田舎の高校に通っていた父は周りの友人達が昭和歌謡を聞いているなか、海外の音楽にはまったらしい。とくに好んで聴いたのはジャズだった。きっかけは高校の物理の先生だ。
ある日、理科実験室に行くと、実験室から聞いたことがない感じの音楽が流れていた。ジャズだった。父は一瞬で心を惹かれたらしい。先生からジャズについて教わり、放課後は実験室で先生と共にジャズを聴きまくった。
大学入学後には都内のジャズ喫茶に入りびたり、卒業が危うくなった。
なんとか卒業し高校の数学教師となり、都内の高校に勤務。地元に戻らなかったのは、ジャズ喫茶に通い続けるためだった。
就職後もジャズ喫茶に通い続け数年、ジャズ喫茶で一人の女性と出会った。女子大に通うジャズ好きな女性だった。二人はすぐに意気投合し、恋に落ち、女性が大学を卒業するのと同時に籍を入れた。
数年後、私が誕生。ジャズ好きの両親なので、常にジャズがかかっていた。胎教も子守唄もジャズ。ジャズは空気のようなものだった。
このような家庭で育ったのでわたし自身もジャズが好きになり、現在ではジャズ関係の仕事に従事している。
我が家には校歌、社歌ならぬ家歌がある。ジャズの名曲「枯葉」だ。家族全員が好きであり、家族全員で聴き、時には家族全員で奏でる。
先日他界した父の葬儀の際にも最後は「枯葉」で送った。
今、この文章を書いてる際にも「枯葉」かステレオから流れている。
我が家にとって特別な曲である。
お題:枯葉
春の足音が聞こえる季節だというのに
一枚の枯葉が宙を舞う
なんだか自分と似ていて何気なく話しかけてみた
「お前も俺みたいに仲間に取り残されたのかー?笑」
勿論返事は返ってこないのだが。
ん?…周りの目が痛いが気にしない事にしよう
俺も枯葉みたいに舞う事が出来たらなぁ
なんて考えても意味ないか…笑
もう俺は昔みたいに戻れないんだよ
枯れ葉
いちょうの木の下で
子供たちが 葉っぱと一緒に
じゃれ会うの、って
すぐこの間見たみたい
だけど、枯れ葉散るのが
早すぎる この数年
もう、花まで咲く
自然よ あなたは
何故 日本を 変えたのか
それとも 人間の仕業か
『枯葉』
かつて緑色だった枯葉は、次の季節にまた色をつけるために力強い風に吹かれて大空を舞う。また来年、鮮やかな自分を咲かすために。新しい自分に出会うために。
俺もあの枯葉のように、来年の自分を楽しみにしながら今日も日々を過ごしていこうと思う。
______やまとゆう
歩みを進めるごとに、かさりかさり、と乾いた音が木霊する。日の落ちた遊歩道に人影はない。
等間隔に並んだ街灯が枯葉の敷かれた道をぼんやりと照らす。
やけに静かな夜だった。
車道を走る車の音も、いつもどこかで鳴っているサイレンも、風の音も、虫の声も、羽音さえ聞こえない。
ただ僕の足音だけが、響いている。
かさり、
―――かさり、
かさり、
―――かさり、
僕のものに重なり合って、別の誰かの足音が聞こえる。
それは歩調を合わせるように、付かず離れず追いかけてきた。
立ち止まり、振り返る。
深閑とした闇が伸びているだけだった。
自宅の玄関のドアを閉めて三和土で靴を脱ぐ。
廊下を歩くその後ろから、
―――ぺたり、
―――ぺたり、
僕は何を連れてきてしまったのだろう。
落葉が
たくさんあるところを
敢えて
歩いていく。
カサカサ
カサカサ
カサカサ
なんで
わざと
踏んでみたくなるのか。
この音が
心地いいのかな。
この感触が
楽しいのかな。
わたしも
子供の頃
同じこと
やってたなぁ。
#枯葉
1日1回、部室棟の角にある化学部部室を見に行くようになって、早3ヶ月。枯葉は落ちて学年が1個上がり、卒業がスタート地点からよーいドンで走り始めた。追いつくのも時間の問題だ。
そのタイムリミットまでに、俺は化学部部室へ入らなければならない。扉の上の方のガラスに貼られた『私も』の意味を、中にいるメガネ女に聞かなければならない。そう思っているのに、いつもドアノブに手をかけては諦める。
「あー……また来るか」
毎日それの繰り返し。
「いい加減にしろ!」
今日も今日とて、化学部部室に背中を向けて立ち去ろうとした。だけど、扉が勢いよく開いて、顔を出したメガネ女が叫んだ。何事だ、と向かいの書道部部員が顔を出す。すみません、と一応頭を下げれば、書道部部員はすぐに頭を引っ込めた。
「なんなんだ君は! 私をいつまで待たせる気だ! 毎日毎日、来るだけ来て終わりか!」
「なっ……なんで、知って……」
「影くらい見える! 本当に……いつまで……」
しゃがみこんで、大きく溜め息。
参ったな。急だからなんて言えば良いか分からねえ。
「えっと、あー、その、アレの意味って……」
「……まさか分からないとか言わないよな?」
俺の指を追って、メガネ女はまた溜め息をつく。
いや、意味はなんとなく分かる。分からないフリをして逃げているだけで。
唾を呑む。ごくり、喉が鳴った。
「……お前も、俺に会うために部室にいたって、ことだろ?」
俺の告白紛いの『お前に会いに部室に来ている』に対して、奴は返事をしたわけだ。
「分かっているなら、喜んだらどうだ」
「いや、その……まだ信じられないっつーか、そんな訳ないよなって思うっていうか」
「はぁー……君は本当に……」
「なんだよ」
「私も君が好きだ、とこう言えば分かってくれるのか?」
下から睨みつけられて、思わず顔を背ける。
こいつ、たまにこういう直球なところがあるから苦手だ。
「……充分分かってるよ」
「なら良し。さ、中に入ろう。君に話したいことが沢山あるんだ」
「はいはい」
久しぶりに化学部部室に入る。
相変わらず中は本が散乱していて、ちょっとホコリっぽい。でも、あの日枯葉をつけていた外の木は、すっかり桜が咲き誇っていた。
枯葉
人生で例えるなら
今、枯れてきているだろう
今までの経験は自分で得たもの
これまで経験してないものを
あとどれだけ経験できてるのか、わからない
明日死ぬかもしれないなら
ほんの少しでも何かにチャレンジしてみたい
そんな人生を送りたい
K
【枯葉】
暑さも和らいで段々と肌寒い季節になってきた。
上を見ると、瑞々しさを失った枯葉が木の枝にしがみついている。
風が吹く度一枚、また一枚と枝から引き離される。
夏にはたくさんの衣をつけていた木々も、今はすっかり葉が抜けて寒々しい。
さて、掃き掃除の続きをしようか。
きっと、綺麗にしたところで数時間後には風で運ばれてきた枯葉が、また地面を覆っているのだろうけれど。
"桜綺麗だね"って微笑み合う時間も好きだけど
季節が変わって紅葉になって
紅葉が枯葉になっても
"秋になったね"って微笑み合える時間も好き
枯葉を掃除しないといけないのは
少しめんどくさいけど
私は乾燥してる枯葉を踏むのが好き
パリパリって音を聞くのが
気持ちいいって感じる。
今日も色んな好きを見つけられたらいいな
─────『枯葉』
「俺は枯葉がいいな」
好きな花をきいてるのに何だこいつは。ほんと読めないやつだな。
「葉っぱだし枯れてるじゃん」
「それがいいんだろうがよ」
「何がそんなにいいの?」
「最初はなんも目立たない緑の葉っぱだろ?んで、どんどん枯れて、地面に落っこちて死ぬだろ?そんな人生がいいんだ」
あいつの顔はいつも以上にキラキラしている。
「ただ枯れて死ぬのがいいと?」
「ちっとは考えろよ〜。枯れる前にあるだろ?紅葉」
意気揚々と話し出した。
「普段は目立たないで、そのへんに転がってる葉っぱだけどさ、紅葉の時期になるとみんなきれいきれいって絶賛するんだ。たったの何週間だけど、その時だけは何よりも目立つんだ!どんなものよりも一番綺麗な花を持てるんだよ!俺もそんな感じでさ、人生でたった一回でいいんだ。花を持ってみたい。輝きたいんだ」
熱弁が終わった。
「お前、ほんといいやつだよな」
「そうか?」
「お前が友達でよかったよ」
「俺も!」
「本当はその先に行きたいけどね…」
「何か言った?」
「別に…」
お前が花を持ちたいなら、私がお前の花になってやる。
お前がたった一回輝きたいなら、私がこのたった一回の人生ずっと輝かせてやる。
絶対に。
いい話のようで、そんなに面白くない気がする。
平和な話書いたら狂気が思いつかなくなってしまった。
どしよ
枯葉
パキパキと枯葉を割りながら、箒で枯れ葉を吐く。
吐いた枯葉をまた割って、枯葉の残骸積み上げた。
吐いて、掃いて、履いて
掃除にはならなかったけれど、楽しかったのでヨシ
この葉のように、
いつかはみんな、落ちていくんだろうな
生き物を飼わないようにしている。
一人暮らしの寂しさに、ちょっとした鉢植えを買った。
スーパーで売っていたよく知らない植物だが、それでいいと思った。知らない方が成長が楽しみだと思った。
毎日毎日仕事に忙殺されていた。休みも少なく、たまの休みは家で眠るだけ。そんな毎日だった。
最初はちゃんと水もあげていた。大きくなるのが楽しみだった。
それが、日々に追われ、毎日の水遣りが数日に一回となり、いつしか存在を忘れていった。
気付いた頃には枯れていた。
枯れ落ちた葉をつまむ。
呆気ないものだ。しっかりと世話をしないと、こうも簡単に枯れてしまうのだ。水と、栄養と、愛情を込めて育てないといけないのだ。
日々に忙殺される私のように。
何もなければ簡単に死んでしまう。きっとこの植物は自分と同じだった。
寂しさで傍に置かれ、忙しさに忘れ去られ、何もなくなって死んだ心。
生き物を飼わないようにしている。
きっと私には育てることができない。
もう何も失わず、もう失われたくなかったから。
『枯葉』
紅葉のころは
持て囃され
今では
踏みつけられ
養分になるだけ
枯葉が舞うこの季節
君が去った
冷たいベッド
かすかな君の髪の残り香
君に似た人とすれ違うと
僕はその香りを 追い求めてしまう
君の肌のぬくもり
今はもう冷たい僕の左側
僕にささいな日々の喜びをくれた
ありがとう
そっと空に呟く
ちくしょう
そんなこと 夢にも思ってないのに
【枯葉】
「枯れ葉」(一行詩/三連)
ざくざくり枯れ葉を踏み潰し音を奏でたる
◆
放り投げては払いを繰り返しす鳩の餌の時間
◆
枯れ葉の下に潜り遊びするはかしまし娘たち(※)
※雀