『柔らかい雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#46 柔らかい雨
慈愛の降り注ぐその先には、
槍のような天水が襲い掛かっていた
2023/11/7
柔らかい雨
金色の羽毛のような
柔らかい雨
ふわふわとあなたを包む
通学路の落ち葉のような
騒がしい雨
かさかさとあなたを揺らす
おびただしい数の雨粒が
街路樹の
そばの側溝を目指し流れつづけるならば
あなたが想う色とりどりの鳥たちは
そのくちばしにいちょうの葉をくわえて
羽ばたくことをやめないのだろう
雨がやまないかぎりは
想起させるのは色褪せない青春と君。
親愛なる友とはしゃぎ、校舎の窓から身を乗り出して手を振る君。一生色褪せることのない美しい記憶だ
乾いた土を
しっとり湿らせる
柔らかな雨
こんな日は
窓の外の
静かな雨音を聞いて
過ごそう
何も考えずに
雨が降りそそぐ様子を
眺めていよう
いつも仲良しな2人と帰っていた。
でも1人は休みでもう1人は早退した。
だから今日は1人だった。
╼╾╼╾╼╾╼╾╼╾╼帰り道╼╾╼╾╼╾╼╾╼╾
「今日の夜、台風が近くを通ると予想されています。
できるだけ大人数で、そして早めに帰って下さい。
それでは明日会いましょう。さよなら。」
先生が言うと、クラスメイトはいっせいに教室を
出て、それぞれの帰り道へ走っていった。
私は狭く、薄暗い道を1人で歩きはじめた。
ポツポツ…
雨が降ってきた。
しばらくすると
…ザーザー
「やばっ!」
肌にボタボタと雨がおちてくる。
だんだんと強くなっているはずの雨が
柔らかく感じた。
「柔らかい雨」
もっと読みたい、300もありがとうございます!
明日天気が荒れるということで(笑)
ピッタリなお題だったと思いました。
てか、このアプリものすごく良いアプリですね。
文章は毎日書くのではなく、暇なときに書くという
こともできるので、周りの人におすすめして欲しい☆
柔らかい雨。
6時間目、教室の窓からぼーっと眺める薄暗い空。
耳から抜ける先生のつまらない数式。
こんな憂鬱な午後でもあと少し
ほんの少しだけ、
今の自分には針が進む音だけ鮮明に聞こえて
あと10分。
直ぐに校舎を出て相合傘をしながら
貴方と柔らかい雨にうたれるのが幸せなんだ。
7.柔らかい雨
ビュービュービュー
洗濯物を揺らす
強い風が吹いてきた
あぁもうすぐ雨が降るだろう
窓を覗き込む
ポツリポツリポツリ
雨が降り出した
緑一面の庭
彩り綺麗な小菊
多種類のハーブ
地面に這う多肉植物
綺麗に咲いてる
いつもありがとう
季節外れの夏日が続き
暑かったね
久しぶりの雨
水分取って潤ってね
シトシトシト
どんよりと空は暗い
穏やかで優しい雨
庭の植物たちが
柔らかい雨に喜んでいる
雨が降っている。優しい、柔らかな雨だ。
ぬくもりさえ感じるその雨は、まるで彼女を優しく包みこんでいるかのよう。
その美しく神秘的な姿に、彼女に声をかけようとした私は息を呑んだ。
2〜3分見続けていただろうか。
ふとこちらを向いた彼女と視線が合った。
「あー!おそーい!!…は、ふぁ、ぶぇっっくしょい‼!!!
だぁー‼くしゃみでた〜!ずびっ…」
「うん。あんたに神秘さを感じた私がバカだった。
感動を返してくれ」
「は?」
柔らかい雨
柔らかい雨に打たれながら泣く私
失恋をした帰り道
何も考えずに歩いていたら
雨が降ってきた
でも、こと雨はどこか優しくて
温かくて安心した
天気は私の見方なんだろうっておもう
私の味方は天気だけかな?…
サラサラと振る柔らかい小雨。雨は嫌いだが、小雨はまあ許そうという程度だ。僕は傘をさしながら、家路を歩いていた。
すると向かい側から珍しく一人で歩く君がいた。君の連れはどうしたのだろう。そう思った君の頬には一筋の涙が溢れていた。
今、静かに『柔らかい雨』が降っている。
この温(ぬる)い風が吹き終わる頃には冬が訪れるだろう。寒い冬に孤独を乗りきるのは辛い。自分ごのみの新しい一軒家でも買わなきゃ、元気を出す自信がない。
サー。サー。
最近の夜は雨が降っている。
屋根から滴る雨がはねる音を聴きながらベッドに寝転がる。スマホはもう2時間開きっぱなしだ。
「もう寝たのかなぁ、」
そう呟いてみるけど、返事は無い。
確かにね?部活大変だったことは分かってるよ?
けどさぁ、、。
ピコン。
ベッドから飛び起きてスマホを見る。返事が来た。
『外見て』
うん。どゆこと?
疑問に思いながらカーテンを開けると、遮光カーテンの向こうに隠された光が私の目を静かに照らした。
『月が綺麗だよ』
思わず、わぁ、と呟いてしまうほどに美しい月がそこにあった。
そういえば今日は満月だ。いつか一緒に見れたらとずっと願っていた。でもまさかそれが今日だなんて。
カシャ、
雲に隠れてしまわぬうちに。雨が止まないうちに。
少し焦りながら、でもどこか幸せを感じながら返信を打つ。
『もうずっと、月は綺麗だったよ』
いつの間にか夜は更け、雨は柔らかに私のまぶたを濡らした。
ある雨の日のことだった。
雨は、嫌い。
あなたに可愛いって思って欲しくて
ふんわり髪をセットしても雨で元どおり。
だけどね、1本の傘を2人でさして歩く。
あなたとの距離が縮まって
あなたの優しさに触れられて幸せだったりする。
だから、雨も悪いだけじゃないんだよ。
1年前は刺さるように感じていた雨。
雨は冷たくて暗くて嫌いだった。
今はとても柔らかくて
何だか嬉しく感じる。
#柔らかい雨 -55-
【柔らかい雨】
『アンタなんかいなくなれば良い!!!』
つい、そう言ってしまった。
家で姉と喧嘩した。
姉は生まれつき体が弱く、母達はつきっきりで私に構ってくれなかった。
そんな母にも、姉にも、存在自体が私のストレスだった。
ついいつもの喧嘩がヒートアップし、姉に酷いことを言ってしまった。
外は曇天で今にも雨が降り出しそう。
私は家から飛び出したのが悔しくて、姉が羨ましくて、大粒の涙を流しながら歩道を歩く。
それに呼応する様に雨が降り、私の心を移す様に土砂降りになった。
痛い雨。私の悪心を写しているみたい。
嫉妬と悲しさの涙が頬を伝うたびに、チクチクと皮膚が痛む。
泣き疲れ、道の端でうずくまる。
三角座りで顔を埋める。
しばらくそうしていると、ふと頭に当たっていた雨粒が消えた。
泣き腫らした顔を上げると、息を切らせた様子の姉が傘を渡しに差し出していた。
『はぁ、はぁ、、帰るよ。』
『、、アンタは良いよね。お母さんから優しくされて。』
口を開けば嫌な言葉ばかり。
こんな自分も大嫌い。
『、、私のことはどう思ってもらっても良いよ。でもね、、私のことで自分を嫌いにならないで。』
姉は濡れて冷たい私の体を抱きしめる。
『何よ、、私の気持ちなんて知らないくせに。』
『うん。』
『いつも寝てるくせに。』
『うん。』
『何にもできないくせに。』
『うん。』
『、、、ごめんね。お姉ちゃん。』
『いいよ。ほら、立って。お母さん心配してる。』
姉の手を取り、立ち上がった時にはもう雨は晴れてて暖かい太陽が顔を出していた。
『、、、大好きだよ。』
『うんっ、、』
柔らかい雨が、私の頬を伝った。
柔らかい雨
柔らかい硬い関係なく雨は嫌いです
冷たいものは嫌いです。冷たい人も
雨はあんまり好きじゃない
視界が悪くなるから戦いづらいし、音も聞き取りにくくなる。
何より猫の体質で濡れるのが好きじゃなかった。
でもでも、やっぱり旅をするとなると雨に打たれるのは避けられないようだった。
「何してるの、早く次の村に行かないと、もっと本降りになってくるわよ」
雨を避けるために木の下に隠れていた私にロコが話しかけてくる。
「………むぅ、だって雨って冷たいし、痛いし……」
「何言ってるのよ。こんなの痛くないわ。むしろ本降りになったらもっと大変よ。」
「………」
それでも渋っていると、ロコが一つため息をついた後、私の手を掴んで走り始めた。
「ふえ!?」
「さっさと行くわよ」
突然のことで驚きつつ、私はロコと一緒に全身で雨を浴びた。
でもそれは昔の雨よりもよっぽど優しい雨だった。
(昔の雨とは大違い)
そもそも昔私が降られた雨はほぼ嵐の様な日だったし、痛くて当たり前だったのかもしれないが。
なんだか、それだけではない気がした。
「……ロコ」
「何?」
「……ううん、なんでもない♪」
「……そう」
柔らかい雨に包まれながら、私たちは次の村までの道を走った。
ー柔らかい雨ー
ライト・オーサム
雨は、冷たく、衣服を濡らし肌にピタリと張り付かせ、乾くまで離させない。
勢いが強くなれば、雹でもないのに小石混じりの砂利を投げつけられているかの様に痛い。
とても鬱陶しいものだ。
傘で防げど、次は足元に纏わり付き歩く事を妨害する。
恵みの雨と言われるが所詮植物にとってのこと。
そう思っていた。
初めて柔らかい雨に打たれたあの時までは。
バタバタと傘が跳ね返す雨の音を聞きながらまだまだ遠い目的地まで歩いている途中、ふと傘伝いに聞こえた音が止んだ。
目の前の地面は確かにまだ雨を受けて沢山の波紋を作っている。
雨が止んだわけではなかった。
だが、日が差し雨が冷やした空気が仄かに温められ優しく冷えた身体を包み始めていた。
とても奇妙な感覚。
お天気雨、狐の嫁入り、通り雨、境雨。
どれでもない。
とても優しく、静かに、まさに恵みの雨という言葉が合う雨を始めて享受していた。
私は人間なので傘越しではあるが、確かに心が少し豊かになった柔らかな雨だった。
〜柔らかい雨〜
夕立が上がった途端、西陽が差し始めた。
(あっ、チャンス)
夕飯の支度をしていた手を止め窓越しに、急いで東の空を探す。
目を凝らして端から端まで。
(あったー!)
大きな大きな弧を描いて、七色のそれは在った。
雨のいちばん降るここに移ってから、出現するタイミングが分かるようになった。
私にとって小さな特技である。
「雨上がり今だけ魅せる瞬きを
シェアしたくなる七色の虹」
【柔らかい雨】
傘を叩く音がしない。手のひらに落ちた雨粒は、跳ね返ってどこかへ消えていく。これを雨と呼んでいいのか、わからない。