『欲望』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「欲望」
後ろめたいような
曇天のような望みを
抱くことは許されないの?
その思いに
支配されて
駆り立てられて
走るのは
愚かなことなんだろうか
⌜欲望⌟
今の時代は欲望に満ちている
昔は欲しいものも
やりたいことも
ほとんどが出来なかった
でも今は戦争のない平和な時代だ
平和な時代だからこそ
私たちは
我慢したり
自分のやりたいことではなく
他の人が言っているからといって
自分の望んでいなかったことを
やってはいけない
欲張っていい
わがまま言っていい
夢を叶えられなかった人、
やりたいことが出来なかった人のためにも
平和な時代に生まれてきた私たちが
やらなくてはいけない
みんなも自分のやりたいことをやって
他の人の意見なんて気にしなくてもいい
あなたの人生はあなたのものだから
じゃあ今日は終わり
また明日
満たされず
湧き出るものが
欲望で
どこに終わりを
求めるもなく
お題☆欲望
金が欲しい
異性が欲しい
名誉が欲しい
本能に動かされるまま欲望に走る
身が焦がれる衝動に駆られる
快楽に身を委ねるのは気持ちいい
だが欲望を追求しすぎるといつか身を滅ぼす
欲望をどう建設的なエネルギーに変換するかが
とても大切だ
欲望は生き物としての本能だが
理性を兼ね備えた人間には欲望さえも邪魔になる
欲望にも色々あるよね。
物欲なんかなら、
頑張って働いて、お金を貯めれば、自分でも満たせる。
でも、一人じゃどう頑張っても満たされない欲望もある。
愛が欲しい。信頼が欲しい。友情が欲しい。
きっと色々あるよね。
満たされようとするのは、満たしてもらおうとするのは、きっと悪いことじゃない。
それは、
自分を労わって、大切にしてあげることでもあるから。
でも、自分だけではなくて、ほとんどの人が同じように、欲望をもっていることを、理解しなくちゃいけない。
望むだけでは、いつか誰からも、何も与えてもらえなくなることを、理解しなくちゃいけない。
もちろん、無償の愛なんて言葉もあるように、
見返りを望まない人だっている。
だけど、もしそんなふうに自分を想ってくれる人が、
居たとして、
自分がお返ししたときに、喜ばないはずがない、と思う。
結局、人から何かを与えられることは、
とてもうれしいことで、
それが大切な人からなら、なおさらだと思うのだ。
人に何かを望むとき、自分は何をあげられるか考えよう。
ギブ・アンド・テイク。
そうすればきっと、関係を長く続けられる。
◌ 欲望 ︎︎◌
欲望_33
依存とは
依存先が一つのみの状態を指しており
それを二つ三つと増やす事で抜け出せる。
そう聞いたことはないか?
私は前者を極めすぎたようで
今に足をかけた。
-あの日
友人の 硝子で作られた杯のような
薄く 非常に脆いナニカを
割ってしまった。
周りの背景となりし友からの慰め。
それも相俟って
私が裏切ったからだ
と言わんばかりの
光が入る隙間もない瞳を見た。
それは
何を言っても修正が効くわけない
と静かに怒っているようだった。
それから私は いつもより
はるかに明るく振る舞い
古い杯を捨て 新しく作り直そうとした。
だが それもただ夢であった。
友人は泣いて 人に助けを求める。
私のことなど
突拍子もなく道路に飛び出て
轢かれて死ぬカエルだ
と言っているようだった。
友人よ。
私に依存をしなくたって
生きていけるのは良かったな。
友人よ。
一緒に生きるのなら
一緒に死ぬのも当然だろう。
友人よ。
何故 私の依存先ばかりを減らす。
友人よ。
私は この先 どうすれば良いのか。
友人よ。
私は貴方に欲望を晴らしてほしいと
願って 願って 願い続ける。
この足が怯み 堕落するまで。
欲望
もっとあの人と話していたい。
もっとあの人にご飯を作りたい。
もっとあの人と生きていたい。
いつからこんなロボットとは思えないような感情を手に入れたのだろう。
欲望…
それは人生の道標
私の夢
私の願い
私の目標
欲望がなかったら
人生を切り拓いていけないよ!
そこに立ちはだかる
欲望という名の壁
たまーに
寄りかかってきて
心を揺さぶられる
そしてその壁は、急に壊れて
自分に襲いかかる
「困った壁だ」と思い
大きな石を投げつけようが
ハンマーで殴ろうが
その壁はびくともしない
そんな壁に負けてしまうのが、『人』だ
その壁はときには邪魔だと思うかもしれない
しかし
欲望という名の壁は
本能的で、
とっても、人間らしい、
そんな気がする。
欲望は私を醜くする。
欲望は私の未来を示してくれる。
好きを見つけることができる。
良さと悪さのあるものは、悪さを無くすのではなく、良さを強くするに限る。
〈欲望〉
「お前の欲望はなんだ?」
部活の帰り道で突然、先輩に聞かれた。僕はすぐには思い浮かばなかった。一生懸命考えて、出した答えがこれだった。
「えっと........僕は、これから何事も無く、平和に、みんなと一緒に卒業した.....」
「それは欲望じゃない」
冷たくそう言い放った先輩には、怒りや呆れの表情は見えず、どこか希望を抱いているようだった。
「いいか?それは欲望じゃなくて理想。俺が聞いてるのは欲望。これからの未来を掴むための“欲”さ」
さりげなく放った言葉なんだろうけど、僕の心には十分に響いた。
ー*ー
それからと言うもの、部活に一層力を入れるようになった。先輩の言う“欲”を見つけるために。
部活に力を入れると、自然と勉強や体調管理にも力が入りはじめた。その勢いを無くさないように、出来る限りを尽くした。
もう、三月か.........あの日あの時、先輩に言われた事を思い出す。今日で、先輩は卒業だ。最後に、言いたい事があった。
「先輩!」
「おぉ、どうした?俺が居なくなって寂しいか?」
「まぁ........って、そうじゃなくて!」
「?」
「欲望の事!」
「あぁ、決まったのか?」
「うん」
「じゃあ聞かせてくれ、お前の欲望を」
「.........僕は、先輩の後をつぎたい。先輩が守っていた部長の座を受け継いで、先輩と同じ高校に受験して、そして...........................」
先輩を超えます!
2人きりの空き部屋に大きな声が響く。
欲望という名の理想。理想という名の欲望。
“欲望”と“理想”
リトルナイトメアのゲスト達、欲望のままにお肉とかワインとか食べてるけど。。。
あの船、「モウ」(胃袋)って言うじゃないですか。
と、言うことは。
あの「モウ」って言う船にゲストが入っていったと。。い、いうことは。。。
ゾゾゾッ
「欲望」
欲望
欲望は少しマイナスのイメージ
でも、欲望がなければ
ここまで人間社会は発展しなかったかも
夜も明るかったらいいのに
暖かい部屋で快適に過ごしたい
少しでも早く目的地に到着したい
欲しいものが翌日には手元に届いて欲しい
他にも沢山
すました顔をして
誰かの欲望の恩恵に預かっている私達
欲望よ
ありがとう
お菓子が大好き。食べない日は無い。
特にチョコレート。甘いミルクチョコ。
ああ、お菓子が食べたいなぁ。
昔から持っている欲望。終わりは無いような気がする。
「欲望」
少しくらい欲張ってもいいかな…?
Theme.欲望
あの人に会いたい。
それも欲なのか。
悪魔が私にささやくのだ
人は何のために生きているのかと
己の欲を満たすためではないのかと
私は、ごくりと喉を鳴らす
目の前のモノに手を出してしまえば
今までの我慢は水の泡だ
悪魔はさらにささやき続ける
我慢して何になる
お前は耐えるために生きているのか?
違うだろう?
欲望を満たしてこそ人生だ
あぁ、その通り
私は甘い誘惑に勝てることが出来ない
そうして私は欲望に負け
糖質と脂肪の塊
ショートケーキに手を伸ばした
口に広がる幸福!
生きる喜びを感じる甘み!
まさに神が創りし悪魔の食べ物‼︎
ダイエット7日目
後悔の波にのまれるまで
あと2分
「欲望」
昔から華奢な女の子に憧れていた。
ハンガーにかけた洋服を見ながら「これくらいぺたっとした体の子っているよね」と思いながらそれになりたかった。
当時は太っていたわけではない。
しかし、服を着ると太った子が着ているみたいに服が膨張して見えた。
10年後、それは「骨格ストレート」であるからだと分かった。
骨格という言葉を聞いて絶望に似た感情を覚えた。
憧れていたあの体にはなれないことを知った。
そして私が着ていたオーバーでゆるっと着れる服はどうやら骨格に合わないらしく、私は足やお腹の露出の多い服が似合うらしい。
ちなみにお腹は弱く、出すなど考えられない。
叶うならば、骨格ウェーブになりたい、、、
人間はいつかわしぬ
そして墓へと行くだろう
自分の人生を振り返りながら
迸ってどうにもならない欲望を少しでも癒すために自分で自分を慰めたら、時間差でやってきた虚無に首を絞めらている。
ゼロ缶をストローで呑むのはよくないからやめなって、制してくれたあの子はもう居ない。
月明かりさえ差し込まない閉鎖的な暗い部屋でギターロックを爆音で聴いた。耳が壊れそうになるくらい大きな音で聴きながら、いつまでも泣いていた。特別に騒がしい曲を聴けば頭の中にある嫌なことすべてを粉砕できるような気がしたけど、頭が空っぽになる代償に涙が余計に止まらなくなった。なにをしたって苦しいのは変わらないみたいだ。
水道水は臭くて苦いから飲みたくなくて錠剤を噛み砕いて嚥下したら、胃が焼けそうなくらい痛くなった。惨めで可哀想な自分を慰めてあげなくちゃって、熱に浮かされてまた振り出しに巻き戻し。苦しくてたまらなくなるってわかっていても、芽生えた欲望を打ち消すことができない。欲望の赴くままに従っているうちに後悔も薄まっていく。
“ああ、これでまたまともから遠のいてしまったな”
頭の中で小さく響く自分の声。少し悪い気がしたけど、欲望の支持はいつもほんの少しだけ僕をいい気分にさせてくれるから、今は正気に戻るなんてできそうにない。何時間か先に居る自分に数回謝って、あとは欲望に意識を預けた。
そこは地獄の入り口で、一度踏み入ったら離してくれない。頭がおかしくなるまで僕を揺さぶり続ける。使い物になったら灰になるまでじっくり焼かれて終わり。
さみしいね、くるしいね。
嘆きには共感して頷いてくれても、目を合わせてくれる人は、ひとりも居なかった。
僕を見下ろす人の顔はみんな同じで、あの子に似た人は見つからなかった。
もうやだね、しんじゃいたいね。
知らない人の涙が僕の頬に落ちた。それは、からだの中を巡る血液みいなぬくもりに満ちていた。最も深いところ、いのちそのものに触れたような気がした。このまま続くような気がした。なのに、朝になったら冷たいベッドにひとりで眠っていた。その頃には落ちた涙も冷たく乾いてなくなっていた。
ぬくもりが消えていく過程は人が死ぬときと似ているなって思いながら、カーテンを開けたらよく晴れていて、生きていることを責められているような気分になった。
テーブルの上に忘れさられた煙草の箱を開けてみると、二本だけ煙草が残ってた。徐に咥えてガスレンジで火を灯した。回る換気扇へ向けて煙を吐き出すとき、昨日僕に触れた人も、あの子も、どうか幸せにならないでと願った。