『泣かないよ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
人は、どうしようもない感情に呑み込まれた時、涙を流す。生まれてすぐは自己表現として泣く。大人になると少しずつ強くなっていく。でも、完璧は作れない。堪えきれない怒りもあれば、悲しみもある。歓喜の涙も、後悔の涙だってある。それは、まだ貴方が本当に強くなれていないだけ。でも、そのままで良い。無理して感情を抑えることなんてない。たまには一緒に涙を思いっきり流してみようよ。泣かないだけが、強さじゃないはずだから。
泣いていないよ?
自然と会わなくなっていったけれど、
それが悲しくて泣いたりはしていないよ?
泣いていないよ?
私が泣いたのは、
あなたが一方的に私を責めたとき。
自分勝手な言い分で、
私は思いきり傷ついた。
今は、もう思い出の中にいる人。
だから、泣いていないよ。
お互い、それぞれの人生を生きている。
もう違う世界の人。
だから、これからも泣かないよ。
「泣かないよ」
背中合わせに君と立つ
私はこっちの道を行く
君はあっちの道へ行く
進む方向は真逆でも
涙なんていらないよ
こんなのは別れのうちにも入らない
君が歩み続けた先には
いつかの私がいるだろう
その私に出会うまで
どうか前を向いていて
私もずっと前を向く
約束しよう
私は泣かないよ
だっていつかの君に出会った時に
泣き顔なんて見せたくないからね
【泣かないよ】
問題です
赤ちゃんの泣き方は「おんぎゃあ、おんぎゃあ」
小学生の泣き方は「えーん、えーん」
中学生の泣き方は「ぐすぐす」
高校生の泣き方は「しくしく」
では大人の泣き方はなんでしょう?
…
……
………
もうわかったかな?
正解はね、
2023.03.17 -泣かないよ-
「待って!行かないで、お願い!行かないでよ!!」
「…仕方いないんだ。それにね、由美さん。お国のために死ねるんだよ。誇らしいことなんだよ」
…?、この人は、何を言ってるの。国のために死ぬのが、誇り?誰かのためなら、死んでもいいって言いたいの?
違う。そんなの間違ってる。
だってあなた現に今、泣いてるじゃない。
「そう…。なら、もういいよ。あなたが一番辛いはずよね。そんなあなたがそこまで思ってるなら、もう私には何も出来ないや」
「…ありがとう。ごめんね」
1年後。お国のために死んだあなたから、手紙が届いた。
手紙の内容なんて、今となっては覚えちゃいない。それくらい嬉しくて、とても悲しかったから。自分の感情を整理するのでいっぱいいっぱいだったんだ。それに何より…
「?、なにか落ちた」
封筒の中に手紙と一緒に入れてあった、押し花の施されたしおり。それが一番嬉しかった。だって、その押し花に使われていた花は ミムラス だったから。
「あなた。私、泣かないよ」
あなたがあの時、どれだけ辛い思いをしていたかなんて私には計り知れない。それでも、あなたがどれだけ優しい人なのかは、私が1番わかってる。自分が死んでもなお、私を笑わせようとしてくれてるくらいにね。
#泣かないよ
ミムラスの花言葉は「笑顔を見せて」
身体に気をつけてね。ちゃんと野菜も食べるんだよ。夜更かししないで、一人でも朝はきちんと起きてね。
辛いときはいつでも帰っておいで。
待ってるよ。
じゃあね。
うん、うん、いいから早く行きなさい。
お母さんは大丈夫だから。
元気でね。
「泣かないよ」
『泣かないよ』
あれ?
10年ぶりの再会
5歳まで仲が良かった
幼なじみのキミ
急に引越しが決まって
疎遠になってしまった。
久しぶりに見たキミは
あのころの弱っちいキミとは違って━━━━━
『わっ!』
やっぱり昔と変わらなかった。
何も無いところでつまづいてる
『大丈夫?』
いや、君は成長してる
『泣かないの?』
『──────』
あなたと別れて数年
別れ際止まらなかった涙
あなたとの思い出の場所
あなたの匂い
涙が止まらなかった日々
もう
泣かないよ
あなたがいなくなった時
どうしようもないくらい
悲しかった。
毎日、
たくさん泣いた。
でも、
月日が経ったら
あなたがいた頃のように
笑って過ごしたい。
あなたが心配しなくて済むように。
毎日
笑顔で
あなたと
一緒にいた頃のように。
泣かないよ
泣けないよ
泣きたいよ…。
思いが溢れ出てくる
泣かないよ。
私が泣いていいのはココじゃないから
泣かないよ
そんなに強がらなくていいの…
わたしの前だけはいっぱい
いっぱい泣いてほしいの…
辛くて悲しくて
さみしい…
弱いところいっぱい
いっぱい言ってほしいの
そんな弱さを見せてくれる
あなたに惹かれたの…
そのままでいて…
おねがい…
泣きたいときは
泣いていいんだよ
嫌なことは
イヤって言っていいんだよ
大切なあなたの心が
呼びかけているのだから
そう言われていたなら
自分の人生は変わっていただろうか
辛い
苦しい
本当は
思いきり
泣きたい
でもね
泣かないよ
君が
心配しないよう
君が
笑顔で
いられるよう
だから
泣かないよ
あのね、
転んでも なかなかったよ
火傷した時も とってもとってもいたかったけど なかなかったよ
友達と喧嘩した時も 絶対に悔しかったけどなかなかったよ
だからね、僕は強いんだ
つよいから 大丈夫
なのに
君が僕のために泣いてくれるのを見ると
どうしても涙が出てしまうんだ
悲しませて ごめんね
《強い僕》
#2
泣かないよ
泣きはじめたら止まらないから
泣かないって決めてるんだ
森の奥の水源は
たっぷり水を湛えているから
流れ出したら止められない
大洪水になっちゃうからね
そんなわけにいかないよ
遠いとおい砂漠に行って
泣いて泣いて泣いたなら
きれいなオアシスできるだろうか
悲しい気持ちは太陽に灼かれて
ジュッて蒸発するだろか
「泣かないよ」
#48
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泣かないよ
私はもうあの頃の弱い私じゃないからだから安心して
あなたはあなたの行くべき場所に向かって行って
あなたから教わったものは忘れないからねずっと
お題[泣かないよ]
No.1
私は弱いが守られたくはない。
あなたは強いが怪我をされたくはない。
私が泣くのはいつもあなたを思うから。私はあなたを失う時やあなたが悔しい思いをしたときは号泣する。
でも、私のためなら例え私が死ぬとしても、犠牲になるとしても泣かないよ。
泣かないよ
泣いてたっていい事はないよ泣いてるより楽しく過ごすしたりやりたいことをやった方が前に進める気がするからかな生きていれば辛いことや悲しいこともあるけど前向いて楽しくすごしいこうと俺は思うよ
「あーあ…まただぁ」
俺の双子の兄貴は、毎日雑巾を片手に放課後の教室に訪れる。そこには誰もいない。兄貴はただ自分の机まで行き、あらかじめ濡らしていた雑巾で机を擦る。
「お前も見てるだけなら手伝ってくれよ。アイツら最近油性ペンで書くんだ。消しにくいったらない」
教室の隅にかけてあった雑巾を一枚手に取り、兄貴が濡らした部分を軽く擦る。そこにあるのは、数々の罵詈雑言。馬鹿とか、ブスとか、キモいとか、死ねとか。親ナシ、とか。それはそれは御丁寧に書かれている。
全然消えない。いつものことだが、今日は余計に腹立たしい。
「何でやられっぱなしなんだよ。少しはやり返せ」
「それじゃ同レベルだろ?そんなことするより、なんてことない顔して過ごしてる方が、あっちにとっても不愉快なはずだぜ」
「……」
兄貴の、こういう考え方が嫌いだ。我慢したって、受けるダメージは兄貴の方が大きい。アイツらのクソみたいな火に油を注ぐかもしれない。そうなれば、兄貴はもっと酷い目に遭う。
「お前は賢く生きろよー。俺は手遅れだけど、お前はちゃんと周りの人間を選ぶのが上手いから」
そんなことを言っているうちに消えていく、雑巾の下の醜い言葉たち。その速さに、兄貴はこんな意味のわからない行動にまで慣れてしまっているのだと、たまらなく不快な気持ちを覚える。
「…なぁ、俺、兄貴が泣いてるとこ見たことねえんだけど」
「いやいや、結構泣いてるぞ。前アルバム見た時もあったろ、俺の泣いてる写真」
「ふざけんな、それ俺だからな。はぐらかすんじゃねえ」
はは、と乾いた笑い声が響く。その目は笑っていない。
「少しくらい、泣けよ」
「…泣かないよ。父さんと母さんが死んで、じいちゃんやばあちゃんに引き取ってもらえたけど、二人とも体が悪い。俺の下にはお前も含めて三人いる。俺は一番上の兄貴なんだ。ただでさえ不安な生活の中で、その俺が涙なんか見せられない」
最後の仕上げと言わんばかりに、兄貴はサッと机を吹き上げた。
「よし、これでOKだ。帰ろ「ふざけんなよ」…何がだよ」
「ふざけた見解なんだよ、一丁前に一人だけ大人みたいなツラしてんじゃねえ。俺はお前の弟だけど、双子だ。同い年だ。自分一人で抱え込むのも大概にしろドアホ」
「おいおい…そこまで言われたら兄ちゃん泣くぞ?」
「泣けよ」
俺は兄貴の手から雑巾を奪い取り、自分のものも一緒に主犯格の机に投げつけた。
「兄貴が泣いてる間、俺は泣かないでいてやる。アイツらに何か言われたら、俺が言い返してやる。お前の苦労も悲しみも、俺と分ければいい。それが双子だろ」
兄貴は投げつけられた雑巾を見つめた。その目からは徐々に、少しずつ、一滴一滴、涙が溢れる。
「やっと泣いた。兄貴のチャーミングポイントの涙袋も、これで少しは萎みそうだな」
「涙袋に涙なんか溜まってない…」
「知ってるわ」
涙を流しながら笑う兄貴の声は、さっきより潤っていた。