『海の底』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
注意
今回の話は、題名「海の底」から逸れているかもしれません。
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私は、日頃から友人達に話しかけている。
話すのは好き。
話したいことが溢れでてしまい。早口になったり、文脈が不自然になったりする。
おかげで、話が行き詰まり相手の続きを待っているのが本当に申し訳なかった。
そんな中でも、私の話を根気よく聞いてくれたり話し上手な人達との会話を好んだ。
彼らは、話し方の重要点。つまり、起承転結がしっかりしている。聞いて不快ではないし、寧ろもっと聞きたいぐらいなので、密かに会話の参考にしている。
そろそろ高校にあがる山田は溜息をついた。英語の授業中なので周りにバレないぐらいに独り言を呟いた。
「いいな」
机の上にはノートパソコン。これで英語の翻訳や意味を調べるが山田は、別のブラウザを覗いていた。
山田は、話し上手な級友を見た。彼らはいつも会話の傍にいるが、話の切り盛りが上手で実質彼女なしでは、会話は行き詰まるばかりだろう。ああいう人ほど、方法聞いても。
「えー、僕も話すのが苦手だしなあ」
と、微笑みながら方法ではなく感覚で話していると感じた。それが、謙虚なのか本当に直感的に話しているのか不明だ。
山田のノートパソコンには「話しかた 上手」を調べてる。____「会話は生まれつきじゃない」「分かりやすい言葉で話す」「内容を明確に」など、調べれば出てきますよ。方法論が。
けれど、知ったことで実践が難しいんだよなあ!
だから、私は彼らを見て、真似し、会話をする。こっちの方が楽なので。本当に彼らの話術は、海の底が深すぎて分析のしがいがある。
山田は、英語の先生がこちらに向かっているのが分かると、すぐさま英語関連のページに乗り移った。
【海の底】
君はまるで海の底みたいだ。
静かで、雰囲気が独特で、クールな君。
海の底には宝箱があった。
宝物は君の本音。
本音に優しく口付けをした。
愛しいほどに、海の底は美しかった。
“海の底にいるような感覚なんだ”と宣われたことを思い出した。
あぁ、そうなのか、と頷いてその場は進んだ。
しかしある程度経った今現在、本当に僕はあぁ、そうなのか、と思っていたのだろうと疑問を呈す。
“海の底”というのはまったく想像もつかない、が、学校のプールで溺れたことはある。運動神経の無い僕は当然泳ぎなどできるはずもなかったのだ。なんておそろしい教育なんだろう、“くろーる”とかちょうちょうとか訳がわからない。
腕の動かし方、脚の動かし方、息の繋げ方、何から何までわからないのだ。というか、泳ぐということがわからないのだ。教わっていないのだ。思えば体育というものは、全て教わっていないのだ。“わかって当然”というように始まるのが癪なのだ。
例えば数学などは、馬鹿でも理解できるよう根気強く丁寧に教える。しかしどうだ、体育という教科は、寧ろ馬鹿のほうが活躍しているではないか、全く以て意味不明である。ボールの投げ方なんて誰も教えてくれないとは流石に不親切でならないと思う。
明らかに僕に向けられていた体育教師の怒号の不穏と、彼女の憂鬱はイコールにはならない。だから、結局意味はわからないのだけれど。
彼女という人間の掴めなさは異常であった、若しくは僕の理解力の乏しさが異常であった。どちらかはさておき、少なくとも世間とは相容れない特性の持ち主なのは明白であった。どちらかはさておき。
彼女が沈む海の底で、僕は魚になりたかった。
しかれどもふと気がついた、彼女の海にはいつも既に魚が居て、その魚の行く先を、彼女は追い、泳げているふりをしていた。僕は深く失望した。それでいて、美しさを覚えた。
本当は、僕も魚に泳ぎを教わらないといけないんだけれど、誰も泳ぎなど教えてくれるはずもないのだ。四肢の動かし方も、息のしかたも、“わかって当然”だから
『海の底』
曖昧は泳ぎ方を知りません(´-`).。oO
でもビート板でぷかぷかしてるとおさかなさんみたいで楽しい、日焼けするから本当は屋内がいいんだけれど
【海の底】
散らばったボトルのガラスに、クジラの骨。
あのとき言えなかった気持ち
今も抱えた思い
飲み込んだ言葉
誰にも見せないと誓った涙
白くなるほど握りつぶした拳
ぜんぶ、全部。
沈めたんだ。
《海の底》
(海の底)
深海。。そこでは、何が、見えるのだろう、
- 海の底 -
午前2時
給湯温度1.5
ここは海です
底はステンレス
#海の底
海の底に何があるのだろうか。
この星ではいろんな情報が飛びかっている中
海の底には謎が多くある。
1番高い山より1番深い海底の方が長い
この星で、底に何があるのだろうか、
見た事のない魚がいるかも知れない
まだ知らない鉱石があるかも知れない
海底都市があるかもしれない。
そんなこの星で人は我が海を知る前に
無限と言っていいほどの宇宙へ飛びだったのだ、
人は水平線上に広がる海を知るよりも上にある
空という宇宙に興味を持ち、
なぜ海深何千メートルという海よりも何光年もある
長い宇宙に飛び出したのか。不思議である。
海の底、何が広がるのか。
海の青に染まった世界が妙に気持ち良くて、俺は思わず身を委ねた。
青色は好きだ。いつも空を見れば青があり、離島にあった母校でもその海は何よりも身近に存在していた。…いちばんの理由は、かつての親友を思い出すからだ。
光の透けた浅瀬のように輝く髪、海の色をそのまま吸い取って貼り付けたように美しい青い服。
思い出の中で変わらず親友は笑っている。
高い身長に似合わない高い声で、俺の名を呼んでいる。
記憶など、とうに海の底で死んでいる。
たった一人世界を漂うこの赤い肉体は、ようやく潮時を迎えるらしい。
《海の底》
貴方のことを考えると息が苦しくなった。
どれだけ手を伸ばしてもどんどん私は沈んでいって、
光はどんどん遠くなった。
私は海の底で貴方に手を伸ばすだけ。
輝く貴方には、こんな薄暗い海の底なんて
見えていないでしょうね。
私の視界にはどこもかしこも
あなたの光が溢れているというのに。
夢を見る。
海の底でもがく夢。
助けて、声が泡になる。
押さえつけられている感覚。
幼い頃から水が怖かった。
顔を洗うのも、水を片手に濡らしてそれで拭くのがやっとだった。
数年後、四歳上の兄に、お前、小さい頃水に沈められたんだよ、と言われた。その記憶はないが、水が怖かった理由がわかった気がした。
【海の底】
鮟
鱇
の
チ
ョ
ウ
チ
ン
ほ
ど
の
野
心
あ
り
--20--
〜海の底〜
知られたくない真。
見せるは虚。
真っ暗闇。
ゆらゆらと身を任す。
どっちが上か?
どこへ向かうのか?
そこにいるのは、
私じゃないよ。
暗い水底のような双眸だ。月の光も届かない、闇と静寂で満たされた深海が、奥に在る。のぞきこんでみても、その真っ黒い水面におれの姿は映らない。
ふいに彼女は目を細めた。青白い細面に浮かぶ微笑に温度はない。まるで笑う少女を象った、精巧な人形を見ているかのようだった。ぞっとするほど美しい。
喜助さん、と女がささやいた。血の気のない生白い顔の中に、唇の朱だけが鮮やかだ。呼びかけに応えるように、震える指先で、頬にそっと触れた。ひどくつめたい。おれはいよいよ恐ろしくなった。
この娘の正体はきっと、人ではないなにかだ。すべてを呑み込む夜の海のような、おぞましいなにかだ。
彼女に魅入られて、おれは仕事も妻子も、なにもかもを捨てた。世間の目から逃れるように、辺境の古屋に移り住んだ。この女をひと目見たときから、おれは狂ってしまったのだ。
己の内に渦巻く狂気は、彼女への愛憎は、どうしたって消し去ることはできない。逃れようとすればするほど、泥濘に足を取られ、深く深く沈んでいく。
女郎蜘蛛という妖怪は、人を滝壺に引きずり込むのだという。いつか耳にした伝承を、糸のように細い黒髪に触れながら、ぼんやりと思い出した。
【テーマ:海の底】
海の底
見えない場所に…
隠れているの
海の底
きっと…見つからないわ
半ば諦めていた
でも…
君だけは海の底で
繋がっていたのね
うれしいわ
僕は自分の気持ちを隠していた。
ずっと、ずっと。
でも、相手は僕のことをきっと受け入れてくれない。
————————————————————————-「遥斗(はると)の弁当美味そうだな…」
「えっ、あげないよ…?」
「欲しいって言ってねえよ(笑)」
温かい太陽が2人の影を作っている。
学校近くの海の音が聞こえる。
「ねぇ、樹(いつき)はさ、恋人とか作らないの?」
「えぇ〜、まぁ俺も男だし?彼女とか流石に欲しいよ」
「そっか、」
「遥斗は?彼女作らんの?」
「僕は好きな人がいるからいいかな〜…」
樹の卵焼きを食べようとしていた手が止まった。
「えっ!?遥斗好きな人いんの!?」
「あれ、言ってなかったっけ」
「言ってねぇよ!(笑)俺らの仲だろ?教えろよ!」
「うーん、樹には秘密にしておく」
「はー?なにそれ、ずるくね?」
樹は再び箸を持ち直し、卵焼きを食べる。
その拗ねたような顔が僕の中の感情をかき乱す。
本当にずるい男だ。
「僕の好きな人はね〜…きっと一生振り向いてくれないと思う」
「いやいや、遥斗ならどんな相手でもいけるって!
結構顔もいいし?頭もいいし!」
「そうかなぁ、どうやったら振り向いてくれるかな…」
樹は少し考え込んだあと、口を開いた。
「相手の好きそうな仕草とかは?どう?結構良くね?」
「確かに…樹はどんな仕草が好き?」
「ん〜、そうだな〜…仕草かどうかわからんけど、笑顔とか好きだな、やってくれねぇかな〜…」
「ふーん…笑顔ね〜…他は?」
「えぇ、でも普通に俺がキュンとくるのは…髪型がいつもと違ったらとか?」
「なるほどね〜…」
「遥斗は?やっぱり頑張ってる姿とか?」
「僕は好きな人だったら何してても好きだな」
「遥斗がそんなに惚れるって…そんなに俺より良い奴なの?遥斗の好きな人とか俺で良くね?(笑)」
僕は適当に笑い、なんとかその場は終えた。
————————————————————————
半年が経った寒い冬の頃。
遥斗が行方不明になったらしい。
けれど、あのメールを見たときは正直、嬉しかった。
遥斗が行方不明になった日。
夜の19時58分に来たメールだった。
「突然すぎてごめん、僕さ、ずっと樹のことが好きだったんだよね。本当は直接言いたかったんだけど、
樹の顔を見るのが怖くて言えなかった。
朝も夜も、夢の中でも樹のことばっかり考えてて。
でも、男が男を好きになるなんて気持ち悪いよね、
本当にごめん。どんだけ笑っても、髪型を変えてみても、樹に振り向いてもらえないのはわかってた。
だから余計に苦しかった。
だけど、僕と僕のこの感情が一緒に消えれば、
全部なかったことになるかなって。
意味がわからないことばっかり言っちゃってごめん。
生まれ変わったらまた出逢おうね。」
このメールと共に、霧に包まれた海の写真が送られてきた。
きっと、学校近くの海に飛び込んだのだろう。
「生まれ変わったらまた出逢おうね。」ってことはさ、遥斗が死ぬとき、最期に思い出したのは俺ってことだよな。どうしよう、にやけが止まらない。
ずっと俺に振り向いてもらいたくて頑張ってたことも全部知ってる。いつもよりずっと笑顔でみんなに
接してたのも知ってる。髪型も、センター分けの日もあれば、ストレートの日もあった。
遥斗が笑う理由は全部、俺に振り向いてもらうためなんだもんね。
遥斗、俺の願いを叶えてくれてありがとう。
大丈夫、遥斗の願いも今叶えてあげるからね。
俺は海へ向かい、身体を海という名の棺に入れた。
これでまた、生まれ変わった遥斗に出逢える。
テーマ「海の底」
題名「来世で答え合わせ」
おもりを着け、真っ暗な海底に座り込み上を見上げる事もせず、目の前で牙を向かれようとどうでもいい。
わからない苛立ちを感じる自分に疲れ果てた。
もう一度目をつぶり、ゆっくりと開いたら又わずかな光が見え始めるだろうか…
その光に少しずつでも近づいて行けるのだろうか…
君に会いたくて
君にもう一度会いたくて
君を作ってくれた
君のお父さんとお母さんを食べたんだ
そうしたら君に会えるような気がして
そうしたら君を感じられるられるようになって
そうしたら君と一体化したような気がして高揚するんだ
美味しすぎた君が悪いんだ
「海の底」
あなたの近くにいる人は
あなたをどう思っているのか。
あなたが大切にしている人は
あなたにどこまで本音をさらけ出しているだろうか。
私はあなたという海の底を知りたい。
熱くてふわふわ。
暗くて何も見えない場所に灯りがあれば、不思議と人は「不気味」だったり「美しい」と言う。
泳いでる魚にも「気持ち悪い」「神秘的」「美味しそう」だとか意見を言う。
熱くてふわふわと浮かぶだけの私には出来ない事だけど、意外と羨ましかったりする。
遠くからは見えないのに、海の月と書かれる私。
人は月を見て綺麗だと言ったら。「愛してる」って愛の言葉になるんだって、だったら海の月の私を綺麗だと言ったらどんな言葉になるのか。
水は冷たくて自然的で波を作って。何事も無いように魚は泳ぎ、無駄干渉じゃなく生きるために干渉し合う彼ら。
自然は時に残酷だ。私を置いて進んでルールに沿ってるから。
私は五億年も昔から続いて浮かんでる海の月は、暗闇に引き込まれては、ふわふわと浮遊してる。
だけど熱くてぷかぷかと、底にいることを望んでいる。