『涙の理由』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
涙の理由
私は涙を流していた。何故か分からない
その後日も何回も考えたが、分からない。ただ泣いていた。
心に聞いてみた。しかし心は返事をしない。
―――しかし、心にはヒビが入っていた。
私は、その理由を、痛みの理由を、知った。
あの日に戻れるなら
あの時間に戻れるならと
いつも 思う
僕は同じ過ちを繰り返す
その度に心に亀裂が入る
いくつもの小さな亀裂から
ほんの少し 滲み出る
後悔しては 思い知る
いくつもの笑顔が剥がれ落ちて
またひとつ またひとつと
足下に溜まっていく
落ちた笑顔の後ろには
また新しい笑顔
綺麗な笑顔
その奥にあるのは
真っ直ぐにこちらを見つめる
虚ろな目
無感情に流れ落ちる水が
止まることを知らずに 傷ついた頬を伝っては
笑顔の中に溜まっていく
涙の理由____
2022/10/10 小説日記
#優しさ
私は小さい頃から「優しい」と言われてきた。昔から友達や家族にずっと言われていれば自覚はする。それに、優しくすればメリットしかなかった。私が優しくするだけで相手は笑顔になるし、私も笑顔になる。だから優しくするのは嫌じゃなかった。
#我慢
中学生になって「我慢」することが増えた。というか、幼い頃は我慢しなくても大丈夫だと思っていたからだ。でも、中学生では我慢するほうが優しいと言われる。自分の意見を我慢したほうがうまく行く。相手の言葉が矛盾していてムカついても我慢する。だから我慢するのはしょうがなかった。
#しょうがない
中学生になって「しょうがない」と思うようになった。あの子が私の悪口を言っている。でも、そうなるのは私が無意識に彼女を傷つけたからだ、しょうがない。あの子の短所は人を傷つけるけどそれは大きな長所にも変わる、しょうがない。だから自分もしょうがないと思われたかった。
#怒り
中学生になって「怒り」というものがほぼ消えた。人の短所ばかりではなく長所を見るようになったからだ。それに、どんなに嫌な思いをしても「我慢」できたし「しょうがない」と思ったんだ。自分は今でも人に優しくできているし怒りなんてほぼない人間を演じていた。だから安心していた。
#涙
「優しさ」「我慢」「しょうがない」「怒り」
全部全部、それを涙に変えるようになったのは、
いつからだっただろうか。
優しくするのが疲れて夜中に泣く。
我慢するのが限界で夜中に泣く。
しょうがないとわかっていても夜中に泣く。
溜め込んだ怒りが涙となって夜中に泣く。
週に4回は泣くようになった。
どうしてこんなふうになってしまったんだろう。
067【涙の理由】2022.10.10
今年のイグノーベル賞を受賞したのは、
涙の理由がわかる試験紙
だった。なんと涙は涙腺を刺激する感情ごとに、微妙に成分がちがっていて、そこに着目して、尿検査の試験紙のような、複数の種類の試薬を染み込ませた試験紙を開発したのだという。
開発した間宮史明教授によると、教授自身、妻の気持ちを読み取るのが苦手で、しばしば激烈な夫婦喧嘩に発展するのが悩みだったそうで、この悩みを解決するために、パートナーの感情を客観的に測定できるアイテムがあればよいのでは、と考えたのが開発の動機、ということだ。
「自分のように妻の気持ちがうまく汲み取れず密かに悩んでいる男性諸氏の苦悩を軽減し、かつ、夫婦間の感情の行き違いを削減することでパートナー同士の幸福度増進に寄与できたら幸いです」とは、受賞に際しての教授のコメントである。
早くも、イヤイヤ期のわが子のギャン泣きに手を焼くパパママから商品化を熱望する声があがっているというが、そもそものターゲットである倦怠期の夫婦は、むしろ敬遠気味だとか。理由は、涙の本当の理由がわかってしまうのが、お互いにとってこわい、ということだが……真偽やいかに?
涙の理由
この涙の理由は単純。
悲しいから。
なぜ悲しいかは自分でもわからない。
わからなくて悲しくて。
助けてほしくて、
でもどうやったら助かるかわからない。
手を差し伸べられても、
私は取る気にならない。
だってそんな力さえもない。
ごめんね。
そんな理由で泣くなとか
何を知ってて言ってんだよ
苦しい時に泣かないで、辛い時に泣かないで
どうやって生きろってんだよ
【お題】涙の理由
どうして君が泣くの?
泣きたいのは僕の方なのに。
どうして君のこと好きになっちゃったんだろう。
違う。
ずっと昔から僕は君が好きだったんだ。
それこそ泣きたいくらいに。
なのに。
どうして君が「ごめん。好きになってごめん……」なんて泣くの?
腹が立つほど整った顔にある綺麗なアクアマリンの瞳から真珠のような涙を流して君は僕にそう言った。
腹が立つ。
僕はずっと前から君が好きなのに。それこそ君より僕の方がずっとずっと前から君のことが好きだったのに。
嗚呼、腹が立つ。
自然と溢れ出た涙が僕の頬を濡らした。
「どうして、君が泣くの……?」
君は本当に酷い人だね。
最初は好きな人と両思いだったけど急に嫌われたその理由が前髪を切ったから気に食わないと言われてとてもショックだったそれで私も好きじゃなくなった祝る嫌い同士になった私の恋を応援して好き同士になるためにてつだってくれた親友が少し悲しんでいたなんかごめん、、、でと相手が悪いそんな理由で嫌いになるってこと普通に考えてそんなことある?お菓子んじゃないのはじめて好きな人の悪口を言ったそれくらい一気に嫌いになった
さようなら
貴方が嫌い💔👎
涙の理由
お腹がすいた
オムツ替えて
寂しい
ここにいるよ
抱っこしてゆらゆら
大丈夫だよ
転んだ
びっくりした
おもちゃとられた
けんかした
ぎゅとして話をきくよ
大丈夫だよ
悔しい
上手くいかない
理不尽
もどかしい
憤る
もう大きくて抱っこはできないね
ぎゅっとしたら怒るかな
でもね きっとね
大丈夫
ちゃんとあなたなら
進めるよ
今までだって乗り越えてきた
かなで
理由なく泣けないプールサイドにも水はこぼれてゆれて、一日
夢に敗れた
子供の頃は何でもなれると
期待に胸を膨らませた
恐れも挫折も知らなかったあの頃が
羨ましくて切なくて
涙が込み上げる
過去の自分に失望されないように
涙の理由を隠しながら
大切な何かのために
今日を明日を生きていく
#2 ある日の夜。
いつもは心躍る時間だったけど、今日は雨が降っていた。
虫の声や夜空に光っているはずの星達も、ザーっと降る激しい雨にかき消されてしまった。
雫でおおわれたガラスの窓から、外を眺める。
ぼんやりとしか見えないけど、なんだか寂しそうな景色。
ずっと眺めていると、いつ間にか泣いていた。
自然と涙が流れていた。冷たい手で濡れた額をぬぐう。
なんでだろう、自分でそう思ったけれど、すぐにわかったような気がした。
"命"という、必死で燃えている炎が、"何か"をきっかけにこの激しい雨に一瞬で消えてしまう。ジュッとも言わずに。
そう思いながら、降っている雨を見ていると、なぜか涙が溢れて出してしまったのだ。
そして、空も一緒に泣いてくれているのかな、なんて。
その時がいつ起こるなんて誰にも分からない。
だからこそ、幸せや楽しみを見つけて笑っていられるのだ。
ふぅーっと、息を吐くと、目の前のガラスの窓が曇った。
曇らせるつもりなんてなかったのに、とクスッと笑った。
こんな何気ないことでも心が温まるのだ。
やっぱり、笑わなくっちゃ。
今日も、そんなふうに一日が終わった。
___涙の理由
涙の理由なんて絶対に知られたくない。
でも聞いてほしいと思ってしまう。
変なプライドが邪魔してくる。
あなたに素直に伝えられる日は来るのかな?
涙の理由。
涙の理由は
逢えて嬉しいから。
逢えなくなるのが
悲しいから。
またねと言ったまま
離れたのは、
もう2年が経ったよ。
涙の理由
周りに理解されないことが
辛くて悲しいの…
どう言葉にしたらわかって
くれるのか、自分でも
わからない…
周りの人が言ってることが
正しいんじゃないかと
自分の意見に自信が持てないの
…
自分を責めて…
辛く当たってしまうの…
涙がとめどなく流れて
…どんどん苦しくなって
いくの…
人の意見に惑わされて
…暴れて…薬を飲んで
落ち着いて…の
繰り返し
人のことばが
こわくてこわくて
たまらないの…
人の反応がこわくて
こわくてたまらないの…
涙の理由なんて
複雑でわからない
…
信じ難い現実が、言葉が、
容赦なく心に襲い掛かる。
心を隠して頭を下げる―――
この世は理不尽で溢れ返っている。
ごめん、もう逃げたいんだ…
『涙の理由』
涙の理由なんて知らない。
自分にも分からないんだ。
でも気づいたら泣いていた。
何もすごく悲しい出来事があった訳じゃない。
泣きたい心当たりなんてものは無い。
あ、やっぱり心当たりはあった。
小さな悲しみが重なって、限度を超えた。
同時に涙が境界線を越えてきた。
人前には決して見せないと決めたが、
もう1人の自分の前では泣いていいよね。。。
涙の理由
喜んだとき
怒ったとき
哀しいとき
楽しいとき
涙を流す。
感受性が豊かなわたし。
そんな自分を受け入れてあげるんだ。
ずっと一緒にいた
いつだって隣で
お互いのすべてを理解してると思ってた
でもあの日
君の頬をつたう涙の理由だけはわからなかった
話をしたのも 顔を見たのも 声を聞いたのも
あの日が最後だったね
どんな言葉をかけたら
その涙の理由を僕は知れただろう
そうやって
今日も思い出しては
悔しい虚しい心のカケラが左目からこぼれていくんだ
#涙の理由
涙の理由も大事なんだろうけど
その時、寄り添ってくれた人は
もっと大切にしたい。