狭い部屋』の作文集

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狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

6/5/2023, 4:33:57 AM

狭い部屋

壁も床も全部白い。
この間よりかは幾分と広いけど
まだ手足が十分に広げられない。
立ち上がって伸びをすることも叶わない。
ガチャッ
玄関の開いた音がした。
いい子にしてた?
柔らかな笑みでこちらを見据える。
僕、まだあのこと許してないからね。
だから、
くらくらする。
彼の匂いだろうか
彼の言葉が入ってこない。
…………いい子にしててね?
声が、こえが


「うん。」

6/5/2023, 4:14:24 AM

私は生まれながらにして、決して裕福とは言えない生活を送ってきた。母子家庭で父がおらず、親戚もほとんど疎遠していたことから、母は女手一つで頑張って私たち兄弟を育ててくれた。五人兄弟の私たちの育児は毎日が戦争のようだっただろう、長子の長女と次子の長男には5歳ほど歳の差がある。長男と次男の間にも三歳ほどの歳の差があり、次男と三男でいる私、そして次女で末っ子の妹は二歳の歳の差がある。これは、純粋に兄弟全員の生活スタイルや行動がバラバラであるから、母は小学生の長女や長男を送り出したあとは、残る兄弟を保育所へ連れていく。末っ子の妹がまだまだ幼いうちは、保育所へ預ける時間が違うため、一度帰宅してからまた保育所へ向かう。そんな目まぐるしい朝を過ごして
、母は仕事へ向かっていた。


実家は鉄筋コンクリート四階建ての市営住宅で、その二号館の四階角部屋に住んでいた。間取りは2Kだったと記憶しているが、6人で住んでいれば広いとは言えないような部屋だった。玄関から見て右手にトイレ、正面にアコーディオンカーテンで仕切っている六畳の和室。玄関左手に向くとほんの気持ち程度の廊下、そして廊下の先左手にキッチン。そして、キッチンの奥にお風呂場があり、廊下右手にもう一部屋の六畳の和室がある。このふたつの六畳の和室は真ん中の襖で仕切られているが普段は半分ほど開け放っていた。どちらの和室にも、なぜだか大量の衣類がハンガーに吊るされていたが最後まで誰も着用しなかった。家の中は日差しが余り入らないため、いつも暗くジメッとしていた。家族が大所帯ということもあり、基本的にものが溢れていることもそう感じさせる原因だったのだろう。
私が高学年に上がった頃、芸予地震に見舞われた。あれば私が交通事故に遭った翌日か翌々日だった。足をトラックに轢かれて怪我をおっていた私は学校を休んでいた。朝一番で病院に行き、医師に状態を確認してもらってから帰宅してすぐのこと。母がインスタントラーメンを作ってくれたので食べようと思った正にその瞬間。ズドンと響くような揺れがあり、そのあとは激しく左右に揺れ、食器棚は倒れ!タンスやその上に置いていた仏壇も床に転がっていた。揺れが納まった時にはあまりの恐怖と突然の事で鼓動が跳ねていたが、ふと足元を見るとラーメンどんぶりが転がっており、熱いスープや麺が包帯を巻いた右足を染めていた。アドレナリンが出ていなのか熱さや痛みを感じることは無かった。ただただ冷静に状況把握に務めていたように思う。玄関に行き、靴を履いて私の靴を手に持った母が私に靴を履かせるとおんぶをして外に出た。外に出て階段を降りると、住民のみんなも集まって恐怖の瞬間について話をしていた。私は住宅の外観を眺めながら、もう住めなくなるのかもしれないと考えていた。住宅の外観は酷く損壊していた。コンクリートが剥離し、所々に亀裂が生じていた。
私の交通事故、そして地震と不幸が相次いだが、その後は平穏が戻っていた。半年ほど経過した頃、市役所から立ち退きとそれに伴う新築の市営住宅への入居の優先権が与えられた。入居自体は決定していたが、部屋割りはくじ引きであったと母が話していたのを覚えている。私たち家族皆で、先の芸予地震などの経験もあり入居するなら一階になればいいなと話し合っていた。抽選の結果一階の角部屋に決まり、みんなで喜んだ。その後、小学生の長男以下の私たちが学校にいる間、母と中学生の姉の二人で転居先の下見に行っていたらしく、私たちが帰宅すると誰もおらず鍵も閉まっていた。帰ってきた母たちに不満を口にしながら、私たちも行きたいと駄々を捏ねた。どうせ引っ越すんだからと怒られたが諦めきれなく、次に家財道具などのレイアウトの確認に行く機会があると言うので連れて行って貰うことになった。
家族みんなで日産のバネットに乗り込んで転居式の市営住宅に向かった。これまで住んできたところから徒歩30分ほど、山手へ登ることになったが周りは山や田畑に囲まれておりとても静かで長閑な環境だった。小学校へは一時間ほど歩くことになるが、それでも新築の市営住宅にワクワクしていた。3LDKで、六畳の和室がふたつ。五帖の洋間がひとつ。リビングとダイニングは併せて十二帖。脱衣所には洗濯機と洗面台があり、その奥には広いお風呂場がある。私たち男兄弟が過ごすことになる和室は日差しがあまり入らないため暗かったが広い押し入れがあったり、これまでの部屋のように余計なものがないこともあり快適さを感じていた。廊下には狭いが収納がひとつあり、その横にトイレ。脱衣所にも床下収納が少しあった。
母と妹が共に過ごすことになるもうひとつの和室は、一間の窓があり日差しが降り注いでいた。姉は五帖の洋室をひとりで使うことになったようだが、ここも薄暗かった。しかし、家全体は明るく広々としており期待に胸が高鳴ったのを今でもよく覚えている。
引越してからは、学校への道のりが長かったが帰宅後は遊ぶ場所に困らなかった。山や川、小さな池やダムのようなところもあり、釣りや虫捕りで駆け回っていた。しかし、この時からだろうか少しづつ精神的な変化が始まっていた。理由は無いのにやる気や元気が落ち込んでしまう事が増えたのだ。そのタイミングで中学へ上がったが、イジメを苦に親友が転校してしまった。何度も何度も親友を庇った。同級生に理解を求め、担任に救いを求めたが無駄だった。親友を失った私は人間不信に陥り、投稿することが嫌になった。イジメを黙認し、助けを求める声を無視するような下衆な大人が教鞭をとるという違和感に我慢がならなくなった。
家族ぐるみで付き合いのある生徒指導の先生に事の経緯を話し、教室に上がらなくてもいいように、担任に会わなくてもいいようにと都合をつけてもらった。それからは相談室や保健室へ行き、みなが授業をしている間は私も同じ教科を勉強していた。しかし、そこへ担任がやってきて無理やり教室へ行かされたり、意味不明な叱責を受けるなどしたため午後から帰宅。夕方に生徒指導の先生が訪ねてきて、担任教師が余計なことをしたと聞いたと言うので私からも事情を説明した。翌日からは私は私のタイムテーブルで動いて良いということになり、登校時間をずらし、得意な科目に専念して勉強することになった。周囲が何を思い、何を考えているのか目線で察することがあったが無視をした。そんな私を心配して、仲の良かったクラスメートが毎日のように少しでも隙があれば顔を出しに来るようになった。男子女子に限らず、クラスの半分程の同級生がいつも話し相手になってくれた。家庭科でご飯を作った時は持ってきてくれたし、お菓子を作った時は女子が差し入れをしに来てくれた。


そんな生活をしていると自分を卑下し始めてしまうのか、活力がなくなり下を向くことが増えていた。そんな時、カウンセラーの先生が絵を描いてみるといい。ものを作ってみるといいというので取り組んでみた。私が書いた市営住宅の風景図やジェンガで作った神社のような建物を見たカウンセラーの先生は、これを写真撮影して興奮気味にどこかへ出かけてしまった。翌日、コンクルールへ出してみないかと美術部の顧問と私が席を置いている研究部の顧問とカウンセラーの先生が尋ねてきた。結果を言えば断った。気まぐれで書いた画法もめちゃくちゃな絵を評価されることに、恥ずかしさを感じたからだ。しかし、先生たちは諦めなかったのでコンクルールには出さないけど、どこかに飾るのは構わないと伝えるとその日の内に、美術部と研究部に貼りだされた。私の絵を見た部員やクラスメートが絵を描いて欲しいと尋ねてきたが、知識も技術もない私には出来ないと断ったが、気まぐれで描いた時でいいからその絵を提供して欲しいと言われたので以降は満足いくものだけをカウンセラーの先生を通じて提出していた。


私が過ごした生家はものに溢れ狭ぜまとしており、転居した新築の市営住宅も住み始めて2年ほどで狭く感じるようになった。これは単純な話だが、母は片付けや断捨離が出来ない人だからだ。明らかに不要な物も処分をしないし、とりあえずテーブルや床に物を置く。こういう性格の母と、私と姉以外の、そういったことを全く気にしない兄弟たちによって家中にものが溢れるようになったのだ。中学校では、私の所属していた研究部は他のどの部よりも狭かった。私が通っていた相談室はそこそこ広かったが、私が勉強のために借りていた相談室奥の部屋は激狭だった。私の人生、どこにいても環境をどれだけ変えても「狭い部屋 」という空間はついてまわった。だからだろうか、ものすごく広い部屋や空間に対するこだわりが強い。その癖して、広い部屋を借りてもロフトなどの狭い空間が備わった間取りを選んでしまう。そして、寝るのもそういう狭いところだ。相反する行動と気持ちは、きっと私が私自身を守るための潜在的なものなのかもしれない。広い空間で活動していたいのだけど、寝る時などパーソナルな空間は周囲を直ぐに把握出来る状況に置いておきたいのかもしれない。

私にとって「狭い空間」や「狭い部屋」といったものは、私の人格や人間性を形成、維持する上でとても重要なものなのかもしれない。そして、恐らくそれはこれまでの生活や経験から得てきた生き方なのだろう。

6/5/2023, 4:04:09 AM

とてもとても狭い部屋にいた。
真っ暗で、暑くて仕方がない。
もう1人僕と同じ子がいるけど、さっきまで暑い暑いと叫んでいたのに静かにぐったりとしている。
暑い、喉が渇いた。ここはどこなんだろう
視界がふわっとしてきた。

「大丈夫?」
お日様の強い光が入ってきて思わず顔をしかめた。もう少しで眠れそうだったのに、邪魔しないで頂きたい
「わわ、2匹…だけど、こっちの子はもうダメなのかな」
ぽとっと冷たいものが私に当たった。雨?と思ったけど違う、この人から流れてくるの
「君だけでも助けるからね」

出会った時から泣き虫なのに変わりは無かった。
僕を連れて帰った時、お母さんにこっぴどく叱られてボロボロ泣いて、おぼれてしまうかとおもった。猫は水が嫌いなんだ、一般常識でしょこれ。
それから大学にかようために一人暮らしを始めたから、てっきり僕はおさらばかと思ったけどわざわざペット可のお部屋を選んだ。お母さんも家賃高くなるからやめてというかと思ったけど何も言わなかった。
知ってるんだ、お母さんは大の猫嫌いなんだ。

大学という所は行ったことがないけれど、でも楽しそうなのが伝わってくる。
たまに顔をほんのり明るくして帰ってくるとお酒の匂いがするの、あまり強くないんだから外では飲まないで欲しい。それにおうちで飲むと美味しいイカを食べれるから、おうちで飲んで欲しいんだけどな。

前世というものがあるのは知っている。
信じる信じないにせよ、紛れもなく僕には前世がある。
前世の僕は来世は人間以外の生き物に生まれ変わるよう願った。その結果がこれ。
なんでか分からないけれど毎回この男に出くわすんだ
嫌になっちゃうね!!!
嫌いなわけじゃない、美味しいご飯くれるし前世みたいに捨てたりしない。最初のうちは怖かった。また捨てられるんじゃないのかって
だけどお母さんを説得してまで飼ってくれたんだ、あれから長い時間が経つけど幸せに過ごせてるのは彼奴のおかげだから感謝してやらなくもないんだ。
きっと女の子とか家に連れ込むんだろう。その時は全力で引っ掻いてやる!と練習してたのに

「会えないんだ、どうしても、今までは必ず高校生の時に出逢えていたはずなのに今回は会えなかった。会いたいけどもう会っちゃだめってことなのかな」
誰に、会いたいの
「ずっと好きな人がいたんだ。もう3回も手放しちゃってるんだ、毎回今度こそはって思うのに上手くいかない。この人かな、この人かなって手当り次第になってしまっていたのが悪いんだ。彼女は彼女のままでいるから、見た目が変わろうと中身は変わらないから分かるんだ。
もしかして、君が彼女だったりするのかな、ないか笑」
そう言ってまた雨を降らせた
僕も一緒に雨を降らせた
馬鹿、この男はどうしようもないくらいの大馬鹿者だ
とっとと忘れてしまえばいいのに
馬鹿
色んな感情があったのに馬鹿しか出てこなくなった。

踏切の前にきた。ここに来るのは何度目だろう。
頭の中に踏切の音が鳴り響く。
音には合わないけれど右左と規則正しく移ろう赤色が目に入る。
空を見上げると、綺麗な藍色をしていた。
人間同士で出会えなくてごめんね
弱くて自分のことばかりになってしまってごめんね
まだもう一度チャンスが貰えるのなら、人間として逢えますように
けたたましく鳴り響く警笛の音と共に私の記憶はここで終わった。

誰よりも彼のことが好きだった自信があった。
その感情に蓋をしたのにまたこうして出逢った。
人間じゃなくねこに生まれ変われて、今度こそ幸せになれると思ったのに出会ってまたもう一度恋をしてしまった。
猫の生活はとても幸せなものだった。けれど人間にしかできないこともあることを知った。

来世は、人間としてもう一度彼と再開出来ますように。






旅猫リポートの子をイメージしながら書いたから似ているところがあるかもしれない🙇‍♀️
皆さんは犬派ですか?猫派ですか?
私は将来家族がもし出来たら大型犬を買いたいです
ゴールデンレトリバーかハスキーがいいの
でも犬も猫もどっちも好きでは無いから聞かれたらうさぎ派って答えるようにしています
枠に収まるのが嫌いだからって言うのもある、うさぎって寂しがり屋でストレスに弱いんです大切に丁重に扱わないとなんです
猫かうさぎか迷ったけど頭にポンッと浮かんだのが猫だったので猫にしました、ハチワレ可愛いからハチワレにしようかな、毛色は黒の子です

6/5/2023, 4:03:51 AM

狭い部屋

私は、1980年東京で暮らす最も不幸な青年の1人であった。私はコンピュータの仕事をしていたが、コンピュータの知識はなかった。また知ろうともしなかった。私は自分の仕事を軽蔑していた。いまだに思い出すのは、壁に吊るしていた何本かのネクタイである。朝、私がネクタイを取ろうとして手を伸ばすと空腹のために倒れた。私は毎晩、失望・悩み・苦悩を抱えて孤独な部屋に戻ってきた。今思うと、狭い部屋は私にとって貴重な経験だった。自分の弱いところを知って、それを克服するためにもがき苦しんだ。自分の居場所が見つからない若者たちに、私の経験が少しでも参考になればと思う。

6/5/2023, 4:02:54 AM

狭い部屋の方が落ち着く

自分の好きなものをぎゅうぎゅうにつめて
幸せもぱんぱん
                     完

6/5/2023, 3:58:30 AM

狭い部屋

ここは安心するな、一人で、縮こまっているだけで他の人なんてここには居ないんだから、
俺にはこれくらいの場所がぴったりだ。
世間は広すぎる

6/5/2023, 3:36:30 AM

数枚のブランケット 1番楽な服で
時間は夜がいいだろう
もしかしたら、その日は満月かもしれない。

スマホはつけないで
しーっと人差し指は不思議を守る

私だけの秘密基地
子どもの時をおもいだす。

ちょっとの恐怖と大人に作った秘密

さぁ、なにをしようか?




#狭い部屋

6/5/2023, 3:33:20 AM

オフィスから眺める夕景
まるで自由を模した絵画
機械的に行き来する有象
ただの辻褄合わせの背景
自室の窓から見える宇宙
鍵のかかっていない牢獄
稼動範囲が決まった生涯
蓋の無い窮屈な巨大棺桶


~狭い部屋~

6/5/2023, 3:31:33 AM

1K、ユニットバス付きのこのマンションの一室が私の根城。
人を呼ぶには少し狭いけど、この空間の中だけは何をやっても自由なんだ。
夜にポテチ食べてもいいし、友達と長電話と夜更かししても良い。
どこへ出かけるにも自由だし、門限も伝えなくていい。ああなんて素晴らしいんだ!


……というのを、今の私が書いてるって思うとなんだかおかしくなっちゃうな。
今の私は結婚して、自由な一人暮らしとはサヨナラしてる。
たまーにこの時もよかったな、って思う時もあるけど、今の生活を離れる気も、ないかな。

6/5/2023, 3:20:42 AM

#狭い部屋



「じゃね、美香。アンタもしっかりやんな」
「うん、じゃねお姉ちゃん」

結婚式を終え、お姉ちゃんはこの家を離れていった。

お姉ちゃんと2人で使っていた部屋。
昔は狭い部屋だと思っていたはずなのに何だか、
今はずいぶん広く感じる。

6/5/2023, 3:15:16 AM

走り回る先生。いつも忙しそうにしている。
慌ただしくベットを運ぶ看護婦さん。大変そう。
昨日まで騒がしかった隣の部屋。今日は静か。
新しいベットが廊下を通る。新入りさんかな。
今通りかかった女の人。綺麗だった。


生まれた時からそこにいる彼女にとって、
それは世界の全てだった。
真っ白い部屋の壁に、真っ白いベット。
消毒液のにおいのしない世界を彼女は知らない。
窓から見える木の葉だけが、彼女に四季の移り変わりを感じさせてくれる。

この春。彼女は初めて病院から外の世界に出る。
両親は彼女が外に出られると聞き泣き崩れた。

外の世界の事を楽しみに語る娘の目を、両親はまっすぐ見ることが出来なかった。




半年後。その病室に彼女の名前は無くなっていた。



『狭い部屋』より

6/5/2023, 3:11:28 AM

ー狭い部屋ー

ここで私は満足している?
ここを飛び出したい
ここを飛び出すことを考えると
不安が押し寄せてくる
でも私はここを飛び出したい
飛び出した扉の向こうには
まだ見たことのない世界が広がっているから

不安になるのはその後でいいかな
扉を開けた自分には後悔はないよ
扉を開けた自分を褒めてあげたい
新しいステージの一歩です

6/5/2023, 2:49:01 AM

『狹い部屋』

この狹い部屋には沢山の思い出があった。
楽しい事も、辛い事も。

親元を離れて、上京した私は、小説家の夢を追いかける
日々を過ごしていた。

何度落選しても、諦めない。
書いては消して、書いては消す。

たった四畳半で紡がれていったストーリーは
私の人生において素晴らしい宝物になったに違いない。

人生の1ページが、文章だとしたら、
今書いている小説の半分にも満たないよ。
人生は長いのだから、時には筆を休める事も大切だ。


部屋のドアの前に立った私は、一歩を踏み出す。


「人生という名の小説は、まだ始まったばかりだ」


そう自分にいい聞かせた。

今、その扉を開けて。

6/5/2023, 2:48:37 AM

【狭い部屋】

パチリと目を開けた

暗い、狭い、扉も窓も無い部屋だ

けど、僕はこの部屋から出る方法を知っている

ただその方法を試さないだけだ

もう少し、もう少しだけこのままがいい…

6/5/2023, 2:01:38 AM

『狭い部屋』

この部屋に、僕はずっと閉じ籠っている

狭くて窮屈だけど、僕はここが好きだ

誰にも干渉されることのない

この部屋が

6/5/2023, 2:00:34 AM

狭い部屋。俺が今住んでる部屋も狭いけどそういうことじゃないよな。家賃三万の犬小屋みたいな部屋だけどそういうことじゃないよな。

 このお題の狭い部屋っていうのはもっとこう、うまく言えないけどこう心情的に狭い部屋のことを言っている気がするのだ。よく考えたらただの深読みか。

 じゃあ今住んでる狭くて物の置き場もろくになくてごみ屋敷になってる部屋のことでもいいわけだ。まじ狭いから色々物を処分せんとな。

 なんだっけ、断捨離だとかそういった物を持たない人、ミニマリストだっけか。そういう生活にしないとごみ屋敷のままなんだよな。

 なんでも一年使ってない物は捨てていいとか。でも捨てられないじゃん?物が溜まるじゃん?そうするとごみ屋敷の出来上がりってわけ。

 てか単純に物を捨てるのがめんどいってのもある。別にあって困るものでもないから捨てなくていいや、そう考えてたらごみの山なわけだ。

 でもほんと捨てないとやばいな。部屋の汚れは心の汚れだし、今日を境に部屋を片すか。

 そういえば今日はジャンプの発売日だったのでその感想も簡潔に書いとくか。

 ワンピース面白かった。世界情勢が動くの面白すぎるだろ。イム様女っぽいな。

 アンデラが面白くなる気配を見せた。前回の話は微妙だったけど今回は期待できる。

 鵺が真っ当に面白い漫画で俺は嬉しい。エロとキャラの可愛さだけでないことを期待する。

6/5/2023, 1:25:17 AM

狭い部屋

落ち着くと思う人

窮屈と思う人

私はどっちかな

一人なら窮屈

大好きな人と一緒にいられるなら落ち着く

どんな部屋でもいい

私はあなたとただ一緒にいたい

6/5/2023, 12:45:20 AM

ー狭い部屋ー
狭い部屋に男が五人、寝転んでいる。
事の発端は俺が恋人に振られたから。
「他に好きな人ができたの、ごめんね」
突然の別れ話ですぐには受け止めきれなかったが、
時間が立つにつれ、悲しくなった。
そんな俺の異変に気づいた友達が慰め会をしてくれた。
そんなに広くない部屋。酒を交えながら一日中騒いだ。
時間が経ち、気づいたらみんなでぎゅうぎゅうになりながら
寝ていることに気づいた。
部屋だけでなく俺の寂しい心もぎゅうぎゅうに
埋めてくれる最高の友だ。

6/5/2023, 12:40:44 AM

なぜこの部屋を出ないといけないの?
広大な外に何の意味があるの?
ここにいれば私の形が変わることもないのに。
ここにいれば誰かの形を変えずに済むのに。
何もない空間に放り出されて境界があやふやになることもない。
隙間のない狭さが私を一番象ってくれる。
なのに、なぜ?

6/5/2023, 12:36:40 AM

狭い部屋の中。カーテンを締め切った窓からは光がさすことはなく、薄暗い。
風雨の音。
カップ麺のゴミと割り箸、散らかったメイク道具。
今日も上手くいかなかった。
せめて今日はちゃんと泣こうと思う。

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