『眠りにつく前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
眠りにつく前に
あなたのことが好きだから、お別れ。
だけどね。
きっと昨日の私も、今日の私も、明日の私も、何度だってあなたに恋する運命なんだ。
鍵のかかった私の記憶。その扉を開くのは、いつだってあなただけなんだ。
眠りにつく前に。
眠りにつく前に
夢が
指定できるなら
毎日考えよう。
眠りにつく前に
一日の最後は
ゆうがいい。
#10 「眠りにつく前に」
寝る前の習慣がある。
私の部屋の電気はタイマーがかけられる仕様になっているので、30分後に電気が消えるようにセットしてベッドに入る。
電気が消えるまでの30分、私の思い通りに過ごす。
読書をする日もあれば、スマホでゲームをする日もある。他にも先輩とLINEでおしゃべりしたり、ネット配信の動画を見たりと様々だ。30分経って電気が消えたら、中断して眠りにつく。読書やスマホゲームは電気が消える前に寝落ちしてしまうこともある。(私の投稿の中に度々登場する大好きな)先輩とのLINEや、動画を見ている時は途中で辞めることは私にはできないので、「あ〜、目悪くなるだろうな〜」と思いながらも暗闇で携帯を見ている。
そんな寝る前の習慣が、私にとってはかなり大事な時間となっている。その日一日の嫌な出来事を忘れ、自分の好きなことに時間を使ったという記憶を一日の終わりに持ってくる。心に栄養を与えるって大事なことだと私は思う。
眠りにつく前にかのひとが額にくちづけをくれた。
「よく眠れますように」
最近眠りが浅いと愚痴をこぼした自分へのおまじないだと、かのひとは一緒にブランケットを被りながら小さく笑った。その笑顔がなにより心安らぐものだということをかのひとは知らないだろう。
「眠りにつく前に」24.11.2
眠りにつく前に
ごめんなさい
イライラしちゃって
生理が来なくて
アクシデントが多くて
うまくいかなくて
理由をあげればいくらでも
そんなの関係ないよね
君を傷つける理由にはならない
ごめんなさいと
たくさんの良い眠りを
おやすみなさい
【眠りにつく前に】
夜中の出来事。
「はー花火楽しぃーーーー」
私はロケット花火を警察署に打ちまくっていた。
当然すぐ警察官が出てくるだろうがいつものように頭がおかしいフリをすればなんとかなるだろう。
これが処世術というやつである。
などと考えていると
「おい、何をしているんだ」
誰かが声をかけてきた。
私はとっさに鼻に指を突っ込み間抜けな演技で対応した。
「あひぃぃぃーーー?」
「あっ先輩じゃないですか!」
よく見ると会社の新人だった。
これは先輩として体裁的に良くない。
私は冷静に対応した。
「何か用かね?」
すると新人は
「花火ですか?皆でやりましょうよ!」
と言い出した。
見ると警察官がぞろぞろと出てきた。
手には花火を持っている。
意外だ。
「いいんですか?」
私が恐る恐る聞くと警察官は「皆でやれば怖くありませんからね。やりましょうよ」
と気さくに答えてくれた。
「いよっしゃぁぁーーーー」
言質を取った私は遠慮なく警察署に花火を打ちまくった。
─翌日
私は国家転覆罪で死刑になった。
ちなみに会社の新人はキ◯ガイの真似をして難を逃れていた。
眠りにつく前に……最近はろくに寝ていないからなあ。いつも2時くらいに寝ている。今日に至っては8時。眠りにつく前に何をしているかなんて覚えていない。
ルーティーンとでも言うのだろうか。そういや、前もルーティーンについて書いた気がする。ただまぁ、そのルーティーンがないのだから、書くことはできそうにないのだが。
眠りにつく前、眠りにつく前、眠りにつく前……
灯りを消して、横になって、眠る。ブラインドは閉める。うん、それくらいかなぁ。あ、0時から2時までの2時間、ゲームしてる。眠れないと暇だから。
ゲームすれば余計眠れなくなるからなあ。今日は眠りにつく前にゲームするのはやめて頑張って寝るか(頑張って寝るのもどうかと思うが)。
眠りにつく前に…
「本でも読もうかなー」
「あーテレビも見たいなー」
「スマホも、ゲームも…」
「そろそろ寝ようかな」
『5:20』
えっ…朝やん
眠りにつく前に、君に愛を伝えなきゃね。
明日があるなんて保証は無いから。
眠りにつく前に
もう夜も遅い。
そろそろ眠ろうと思い、ベッドに入る。
何か忘れている気がして、ベッドで目を閉じたまま考える。
気がつくと朝になっていた。
考えているうちに眠ったようだ。
そして忘れていたことに気がついた。
目覚まし時計をかけていない。
おかげで寝坊だ。
大切な事は眠る前ではなく、ベッドに入る前に考えるべきだ。
あなたとのラインの画面を思い出し
明日はどんな話をしようと
レンジでほどよく温めたホットミルクを飲みながら、空に浮かぶ小さな星たちを眺めて、君が何をしているかを考えるのがルーティン。
〔眠りにつく前に〕
眠りにつく前にあなたのことを考えた。
幸せで、心が満たされた。
あなたがいないと私はもう駄目になってしまう。
心が苦い時も、あなたのことを考えると心が甘くなる。
あなたってすごいのね。
私と一緒に死んでほしい。
そんなこと言ったらあなたはどんな反応するのかしら。
ああ、あなたの反応をみるのが楽しみで仕方がないわ。
眠りにつく前に
おいしいものをお腹いっぱい食べたか
行きたかった場所に思う存分行ったか
欲しいものを欲しいだけ手に入れたか
やりたかったことを最後までやり遂げたか
心から愛する人に出会えたか
そして、その人にきちんと愛を伝えたか
本当の眠りにつく前に、私にはやらなくてはならないことが山積みだ
お題
眠りにつく前に
「眠りにつく前に」とかけまして
「二世帯住宅にしようよ」と解きます。
その心はどちらも「おやすみなさい/親住みなさい」です。
眠りにつく前に
今日あったいいことだけを
思い浮かべよう
眠りにつく前に今日の楽しかったことを思い出そう。
幸せになれますように。
【ナイトルーティン】
僕はスーパーでちょっとした惣菜を買って、家に帰った。
いつもの癖で「ただいま」と言うのだけれど、今日も部屋中に虚しく響き渡るだけだった。
電気を付けて、冷蔵庫を漁ってみる。
冷えたお茶をコップに注ぎ、買ってきた惣菜を口にする。
パジャマに着替えて、洗面所へと向かう。
歯磨き粉が減るのが遅くなった。
まあ、その分買い替える回数も減るのだけど。
顔を洗い、またよく目を凝らしてみるのだけど、鏡には僕の姿しか写っていなかった。
無駄に余白のあるダブルベッドに横たわり、
スマホを弄ること無く考え事をして時間を溶かす。
破綻したナイトルーティン。
君がいないから壊れた。
「ただいま」といえば「おかえり」と返ってきたし、
夜ご飯は惣菜なんかじゃなくて君の美味しい手料理だった。
歯磨き粉は今よりも速く減ってたし、
ダブルベッドは2人分のスペースでいつも埋まっていた。
スマホなんか弄らずに2人でずっと楽しく話していた。
全部、君のせいだ。
君がいなくなったから、僕は。
僕は電気を消して、今日を強制的にシャットダウンした。
眠りにつく前に
(お題更新のため本稿を下書きとして保管)
2023.11.3 藍
眠りにつく前に
朝、カーテンの隙間から差す光で目が覚める。
コーヒーを飲みながら、机の上の日記を読む。
昼、今日は女の子と会うみたいで、少し遅れて
怒られた。水族館で見た景色を写真に納めて。
少し肌寒い10月の夜、風呂から上がってベランダで
月を見た。今日は満月らしい。
ベットに入って今日あったことを書き留める。
これが日課らしい。
ふと、今日遊んだ子からのLINE。
「今日のことずっと覚えていてね。」
こんなに楽しかったこと、忘れるわけないのに。
「忘れるわけないよ笑」
そう返して、眠りについた。
朝、いつもと変わらない日々。
「ここ、どこだっけ。俺って誰?」
机の上の日記を読み、今日もコーヒーを飲む。