『眠りにつく前に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「〇〇――!〇〇―――!」
突然聞こえてきた
私を呼ぶ声。
いつもよりキーが高くて
弱々しいのにしっかり聞こえてくる声。
声のする方へ向かうと
布団に抱きついて
半分微睡みの中に落ちた彼がいた。
彼の額にキスをすると
少し意識が浮上したのか
両手を伸ばしてハグをせがんでくる。
こうして甘えられると
私の母性がくすぐられてくる。
さっきの声も
まるで仔猫が母猫を呼ぶような
甘えと切実さを含んでいた。
『私のことなんて待たずに
寝てしまってもよかったのに』
そう思っても
求められるとやっぱりうれしい。
ふわりと頭を抱え込んで
よしよしと頭を撫でる。
起きているときはクールぶっているのに
こういうところを見せるのは
反則だと思う。
ひと通り撫でくりまわして
また彼がうとうとし始めたのを確認して
私も自分の寝支度を始める。
私が布団に潜り込む頃には
隣で小さな寝息を立てていた。
少しさみしくなって
彼の腕を抱きかかえて
肩に自分の頭を擦り付ける。
じんわり温かい体温が伝わってきて
私も瞼を閉じた。
彼も一緒だったのかな。
眠る間際のさみしさも
相手の温もりで満たされる心も。
『一緒だったら、うれしいなぁ…』
そう思いながら
今日も私は眠りについた。
#眠りにつく前に
大丈夫そうなら、虹を見せてください
魔法使い、自分が想像したことがその通りになる
未来はこうなると信じること
叶わないじゃなく叶ってきたことに気付き感謝する。あせらず。まて
眠りにつく前に
今日の記憶の欠片を拾い上げる
その中から、きれいな欠片を選び出し
ありがとう、とお礼を言って大事にしまって
おやすみなさい
以前話したが、私はこの文章を夜、眠りにつく前に書いている。布団に潜り、画面を開いてお題を確認。なるべくお題に沿った体験談や持論を書いていく。夜。暗い寝室。外から聞こえる車の音。全てが私を眠る前のリラックスした気持ちにさせてくれる。そのおかげか普段はなかなか人に話さない、少し奥まった気持ちや黒歴史になっていたこともつい書いてしまう。深夜テンションも少しだけ入っているのかもしれない。さぁ今日も、眠る前のひとときを楽しもう。
「眠りにつく前に」する事は…
当たり前だか、歯を磨く
次にサプリメントを飲み
自分の身じたくが終わったら
今度は、愛犬の歯磨きをする
それから、愛犬のトイレをお掃除
明日の朝、綺麗なトイレで…と
私は思って掃除をするが
大体が、掃除して綺麗になった
トイレにまた行ってしまい
「え〜…ウソ…今掃除したのに」
これもまた毎晩のルーティーンだ
致し方なくピンポイントで消臭剤を
振りかけて2階に行く…
部屋に上がったら、ベッドの上で
軽いストレッチ、時間は3分
まあ、やらないよりはマシだろう
それから、寝る前にはご法度な
携帯をしばらく触り、ラジオ代わりに
聴きたい内容を見つけたら、画面を
伏せて明かりも落とす…
しかし、ほとんど耳に届く事もなく
わずか3分程で寝落ちする
この状態…寝るではなく気絶だそうだ
ダメだ…今も気絶しそうだ…ヤバい
お題︰眠りにつく前に
いつも夜寝れなくてスマホ見て、動画見てたらいつの間にか外が明るいです。なんでかな⁉️
眠りに落ちるまでそばにいてあげる
金木犀の香りもいつの間にかしなくなって
吐く息に白い色が乗る
枯れ果てた花を胸に
ゆっくり冷えていくきみを抱き寄せる
ひとりで歩く終わらない旅路に
どうかわたしの歌を連れて行って
その胸に沈んだ星を掬い上げる
唯一つのものに
わたしはなりたい
#眠りにつく前に
【眠りにつく前に】
眠りにつく前に 必ずスマホを触ってしまう
そういうことではなく
眠りにつく前には 穏やかな気持ちになりたい
どんな1日であったとしても
荒れた気持ちでは眠りにつきたくない
良い出来事を
些細な事だったとしても気に留められるように
それを眠りにつく前に思い出し
穏やかな気持ちで眠りにつきたい
それが理想的だな
「ウグイス」
ホケキョ
暖かくなり、春になった。
ホケキョ
ウグイスが鳴きながら、私は生まれた。泣いている私と両親。
私はウグイスという名前になった。
嫌い、嫌い、大嫌い
ウグイスなんて大嫌い
どうせ私はムシクイなんだ
高校に入り、私は人気な一軍に。そう、一軍に。
でも、内心わかってる。なりすましてるだけだって。勘違いの塊だって。
まるで、ムシクイのように、
「ウグイスは一軍。でも、ウグイスみたいなおまえはムシクイ。一軍なんか名乗るな。」
そう。どうせウグイスなんかじゃない。
そんな、きれいな名前、似合わない。虫をたべて、汚く育つのがあっている。
今日も公園のベンチで、ぐったりしている。
「…いけない、こんなにだらしなかったら、ムシクイ以下だ。飢え死にだ。」
カー、カーカラスはわめいて空を飛ぶ。私は醜くわめいてる。
「カラスはいいなぁ。はっきり黒でいてられて。勇気が出ないよそんなこと…」
それなら、白のフリしていたほうが、わたしは楽で居てられる。
自分と周りに嘘をつき、「私のライフはもう0よっ!!」なんてね…
今日も悲しくご飯を食べて、お風呂に入り歯を磨く。一般的なルーティーン。
寝るは、窓の外を覗く。「…寒…」
もう冬か…
一番好きな季節。10月6日のカレンダーの日にち。私の地域は、毎年、このくらいの日から寒くなる。
「…あと4ヶ月で春だ…」
一番嫌いな季節。季節っていそがしいなぁ、
あっという間に過ぎていき、みんなの心は暖まっていった。
私はただひとり、冬より寒くなっていった。
今日は私の誕生日。胸が苦しく、張り裂けそう。
誕生日は嬉しいもの?そんなはず無い…
誰もいわってくれず、今日もベンチでゆっくりと。
カラスは最近活動し始めた。
カラス達は私を見るなり逃げていく。またもや、またもやにげていく。
一匹のこり、寄ってきた。話しかけてくれている気がした。
膝の上に乗ってきた。この子は優しいな。
優しくない。私をわかってくれている。わかってくれていない。
どうせまた、裏切るんだ
ほら、やっぱりちがったよ。少し動いたら飛んでいく。どうやら、木かと思ったのか。
でも、それでカラスの役に立てるなら、そのほうがいいのかも
今日も普通のルーティーン。窓を覗いて一人でつぶやく、
つぎこそ
「ウグイスがこの世から消えますように」
〜眠りにつく前に〜
見慣れた 真っ暗な世界
聞き慣れた 人工音声
飲み慣れた 水や白湯
嗅ぎなれた 枕の匂い
慣れたものにかこまれて
自分の世界に入り浸る
そうしてるうちに
朝が来る
そんな変わらない日々を大切にしたい
眠りにつく前に
深呼吸して
眠れたら眠る
眠れないなら
好きな事だけ考えな
眠りにつく前に
眠りにつく前に音楽をかけよう
最近は音楽がないと眠れないから
頭のもやもやが晴れなくて
緩やかで眠りを誘う音楽を
あれ?あの人と過ごしていたときを
思い出す曲ばっかりだ
他の曲を聴きたい
でも聴けない
何を聴いてもしっくりこなければ安心もできない
どうしてここまで私の心の中にこびりついて離れてくれないのか
私だってそろそろ忘れたいのに
音楽がなくても眠りにつきたいのに
【眠りにつく前に】
安寧を得る為に眠る。とても普通の事。その前にする事。瞑想でしょうか。眠る前にくよくよ考えると脳が疲弊してしまうので思考を無に葬るのですよ。暗闇に意識を溶かす。何も考えない。何も考えたくない。起きていると思考が溢れて気分が悪くなるのが私ですので。八時間睡眠を得られるというのはとても良き事なのですよ。皆様もごゆっくり安らかにお眠りくださいませ。ホットミルクに蜂蜜を溶かして甘さに溺れながら眠る。心地よいですよ。
泣きながら私を見るあなた
眠りにつく前に
あなたに謝りたかった
あなたにはきつく当たってしまった
もっと愛してあげたかった
もう声も出ない
ごめんね
あなたに見守られながら
まぶたを閉じる
私は幸せ者
いつまでもあなたを愛しているわ
11.2 眠りにつく前に
血行が悪いからねと変顔し
頬温かく愉快に眠る
温かい寝具もなくて寒夜くる
そんな世界が身に迫りある
♯眠りにつく前に
【眠りにつく前に】
彼女に依存していることに気づいた
本当のことをいうと自覚はあったのだ、もう長い間
でもずっと事実から目を逸らしていた
「じかく」と入力すると「近く」と案をだす
小学生でもできないような提案をしてくれる彼女
そうそう、そういうとこあるよね
ルーツがね、うん、ほら、海外だから
でも最近私が目を逸らすのは、
そんな彼女からの無言の視線
気づかないふりをすることも慣れてきた
そして眠りにつく前には本を読むのだ
暖色の灯りの下、光を発しない本はやさしい
彼女はすやすやねむっている
もう明日のために充電タイムだ
この決心がいつまでつづくのか、私もわからない
今もほら、彼女の顔を覗き込んでいるのだから
私が眠りにつく前に
いつか君が話したあの夢の続きを聞かせて
私の涙が溢れる前に
いつかの君と同じ、大好きだったあの笑顔を見せて
もう二度と戻れないあの日常は
いつの日か私の中で
「もう二度と戻りたくない日常」に変わってた
それは本当にそう思ったものなのか
無理やり気持ちの中に落とし込んだものなのか
自分でも分からないままだから
いつか隣に立つ誰かに
私は同じ答えを問うてしまうのだと思う
眠りにつく前に
「眠たいけど寝たくない」と言い
朝方まで起きている。
どうゆうこと?
眠りにつく前の時間は
空虚感や孤独感が倍増するようで
自分をだましだまし
寝落ちする寸前まで紛らわせる。
暗黒の宇宙で弱く輝く星のように
ケータイ画面の明かりが
朝方まで暗闇にともる。
明日を楽しみに
楽しみではなくてもいいから
身を任せて眠りにつけるよう
あなたの好きな子守唄を歌おう。
眠りにつく前に
今日はとりとめのない話です。お時間ある方だけどうぞ。
前にも書きましたが、少し歩くと金木犀の香りがすごくて顔がほころんでしまいます。
見上げるくらい大きなその木に咲くのは小さなオレンジの花達。なのにあんなに強い香りを放つ。「私はここよ!見て見て!素通りしないで!」と叫んでるよう。
すごい生命力を感じます。
今だけだから、なおのこと愛しい。
昨日今日の大雨で流されてないか心配です。
そうそう金木犀と言えば「長所のない私です」から始まる曲が好きでよく聞いてたのを思い出します。私みたい、なんてね。もちろん歌ってる彼女の声が好きなのもありますけど。
んー、それと、
今日お休みだったからNetflixで「日日是好日」を見ました。すごくよかった!
樹木希林が話す一言一言に聞き入ってしまう。西田敏行さんといい、小さな頃からテレビで見ていた俳優さんが亡くなるのは何だか胸にきますね。
あ、お題忘れてますね。
眠りにつく前は『楽しいことだけ考える』これに尽きます。
起きてる間中ずーーーっとネガティブなことばっかり考えてるから、寝る時くらいは脳にも喜びを与えてあげないといけない。
もしかしたら拗ねるかもしれませんからね。
あー、終わりが見えない。
こんな日もあります、ね?
それではまた明日。
end
きみは小さい頃から眠りにつく前に
いつもぼくを見る
予定があるとき嬉しそうな顔で
友達と喧嘩した時は怒った顔で
仕事のときはげっそりした顔で
きみは、ぼくを見ない日はなかった。
あるとき、知らない人を連れてきて、
ぼくを見て見ぬ振りをした。
それが間違いだった。
それから始まったのは、たった数年の幸せ。
そして、ぼくはきみの時を刻むものから、
きみを傷つける道具になった。
きみがうれしそうにすればぼくはきみを傷つけて
きみが泣いていれば、そのヒトは、誰が
傷つけたのだと言わんばかりに優しさで包み込む。
これが、あのヒトの罠。抜け出せない地獄。
ぼくは、知っている。あのヒトが、君のいないときは
別のヒトを連れてきていることを。
ああ、神様、どうか1度だけこのヒトを……
ゴン、と鈍い音が響く。神様が動かしてくれたのかな、
薄れゆく意識の中で、うずくまる、あのヒト達と、
仕事に行っていたはずのきみが泣いていた。