『美しい』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
見慣れない窓を開けて、
カーテンが揺らめいて、
カーテンの隙間から外の光がさす。
空中に舞うほこりは星のようで、
側から見れば美しい。くしゅん。
【美しい】※フラアサ
美しいといえば、自分のことだ。
そうフランシスが豪語するのはなにも今に始まった話ではなく、十数世紀も前からのこと。
そんなフランシスの隣にずっといたのが、このアーサーという男である。アーサーは実際、フランシスのことを綺麗だと思ったことはあったし、それに憧れすら抱いたことだってある。今は綺麗だと思っていないなどと言えば嘘になってしまう。まあ事実フランシスは自分をよく見せるための努力は惜しまないのだ。
フランシスは稀にではあるがアーサーを褒める。アーサーだけでない。フランシスは人を喜ばせることが好きだ。おそらく自覚はないだろうが、それが自分が喜ぶことにも繋がるわけで、自分の眼鏡にかなったものはなんであろうと口に出して好評価するのだ。
【未完】
美しい
水面に映る月を見ていた
月と夜空
そして淡く咲いている桜
その花びらがひらひらと舞い降りて
水面に絵を描く
美しい風景に
その全てが残像なのだとわかっていながら
恋しさを
愛おしさを
忘れることなど出来はしないのだろう
「美しい」
美しい世界
美しい人
美しい瞳
美しい涙
この世の中は美しいで溢れている
あなたも美しい
美しい人、美しい雰囲気、美しい心、
美しい仕草がある人に凄く惹かれるし、
そういう人のことが羨ましいとも思ってしまう。それは自分がそうでは無いからなのかな…。
いつかは、誰が見てもこの人綺麗だよね。仕草も言葉も品があって美しいよねと言われる人になりたい。
美しいもの
流れるような万年筆の筆跡
鈴の音のように笑う軽やかな声
他の人の見えないところで
さっと助け舟をだす気遣い
雨上がりのきれいに耕された黒土
まだまだいっぱいある
この世界は美しいもので溢れている
まだ見ぬ美しさに出会うことに
意識を向けてみようかな
楽しみがまた一つ増えた
【美しい】
この世には美しいものがたくさんある。
人それぞれ美しいと思うものは違う。
まだ出会えていない美しいものもたくさんある。
自分だけが出会える美しさもある。
そもそも美しいとはなんだろう?
生活していてこんな疑問を思うことはあまりない。
誰に聞いてもバラバラな答えばかりだ。
だから、美しいに正解なんてない。
自分が美しいと思えばそれは美しいのだ。
人に合わせることなんてない。
美しいと思えば意思を曲げることなんてしなくていい。
素直に美しいと言えばいい。
何も恥ずかしいことはない。
だから、自分に正直に生きていることを
私は美しいと思う。
「君は美しいね」
虫けらみたいに踏み潰した彼女の残骸を摘み上げて、辛うじて原型を留めた彼女の顔面を此方に向けてから告げた。
彼女の虚ろな瞳には、もう何も映ってはいなかった。輝きを失ったそれは、どんな闇よりも黒かった。
「美しいよ、君は」
彼女の仲間は、もうとっくに撤退してしまった。此処には、私と彼女しかいない。受け取る先のない言葉が宙を泳いでいる。
私を倒そうとこの洞窟まで潜入して接近戦を始めたものの、あっという間に彼らはいなくなった。主戦力であった彼女の死によって、引かざるを得なくなった。
あぁ……。彼女の勇姿は、美しかった。
彼女の数十、いや、数百倍大きな私に怯むことなく真正面から挑んできたのだ。たった一本の剣だけで。何とも無謀な。しかし、その潔さに、私は感銘を受けた。
戦いの結果、彼女は無惨に散ったのだが。その骸さえ美しかった。
志高き勇敢な戦士の死。
さながら、空高く飛ぼうとやっと羽ばたいたその直後に羽をもがれて墜死した鳥のような。
残酷。
なんて、美しい。
私はそっと彼女を持ち上げ、洞窟の奥のコレクション棚まで運んだ。
丁寧に処理を施して、彼女の骸を透明な小箱に入れた。
それを同じ小箱を置く棚に並べる。
「君たちは美しいね」
数多の骸に向かって、優しい声をかける。
君は、こんな風に死んだね。
君の最期の言葉は、こうだった。
君は死の間際、泣いていたね。
彼女らに思い出を語りかける。言葉を返してはくれないけれど、私はこの行為に満足している。君たちの美しい死骸を、今日も私は愛でる。
美しいものは、私が大事に、大事にしてあげるからね。
美しいなんて言った記憶何も無いな
自然が美しい
この言葉さえが美しく感じる
【美しい】kogi
「1人ですか?」
女の瞳が私を映したが、
どうも目が合っている気がせず
居心地の悪さを覚えた
「1人ですよォ」
返ってきた予想通りの甘ったるい声に
思わず微笑むと
「お姉さんもひとりィ?」
独りだよ
そう答えると、
彼女の不自然な色の瞳が悪戯に輝き始めた気がした
ー
「帰っちゃうのォ?」
「すごく可愛かった、どうもありがとうね」
ベッドの上で一糸まとわぬ姿の彼女の
寂しげな視線をくぐり抜けて
玄関を出ると
いつもの日常の上に
青々とした空が広がっていた
眩しくて一瞬目がくらむ
思わずUターンしたくなったが
もう不自然極まりないグレーのカラコンと
目を合わせたくなかったから
諦めて
光の下を歩くことにした
しかし
こういう真っ当な美しさを魅せられると
私はいつも思い出したくないことを
思い出してしまう
私が喉から手が出るほど欲してやまなかった
あの人のこと
毎秒毎秒、この世でいちばん尊くて清らかな
あの雰囲気は今どこにあるのだろう
混じり気のない
あの美しい瞳は私を選んではくれなかった
清々しい空に反し、
鬱々たる気持ちを抱えながら
沈み込みそうなほどに重く暗い1歩を踏みしめた
美しいものには 刺があるように
綺麗の中には 醜さが
陽気の中には 暗闇が潜んでる
優しさは強さに値するし
弱さは磨くと輝いたりもする
そんなふうに
私たち人間も造られていて
この世の中もそう造られてる
自分が醜いと思うことも
誰よりも劣っていると卑下することも
あの子を羨ましいと妬むことも
その美しさを疎みたくなることも
人間だから仕方ないね
でもきっと
もっと自分を誇っていいとも思うんだ
結局のところ人は他人が二の次で
自分の意思だけが一番優先なの
それが人間の美しさでしょう。
_ ₁₄₄
仕事から帰宅後、お風呂に入る。
ふと鏡を見た時、メイクが落ちてないと自分の使ってる化粧品の凄さを感じると同時にメイクが綺麗だなと思う。
朝バタバタしてる時は気付かないけど1日終わって思う。
今、自分のメイクは美しいな…って。
ラメとかいろいろ落ちてるはずなのに雰囲気を感じて好き。
辛くない?
大丈夫?
何かあったらすぐに言ってね
うるさいよ。
うるさい。
そんな簡単に言えたら悩んでないよ。
みんなウザイのに。
こいつだけは。何も思わない。
「ねぇ、桜!」
私の友達だ。
「あのさ、なんか悩んでるでしょ〜?」
「え、別に悩んでないよ?」
「ほんとに〜???」
「うん。」
「そう?なんかあったら言いなさいよ〜??笑」
「うん、ありがとう。」
窓から入ってきた風。
カーテンが揺れる。
私の友達は振り返った。
「ねぇ!やっぱ、うん!一緒にご飯行くよ!
これは強制だからっ!」
なんで私に構うの?
ダメなのに。
風に揺られ、カーテンと共に揺れる君のロングヘア
許されないんだ。
同棲愛なんて。
結婚相手は決まってるのに。
言えないよ。
君が大好きで。
今、改めて君が美しいことに気づいてしまったんだ
#美しい
【172,お題:美しい】
美しいものというのは、いつだって心踊る
現実から切り離されたような圧倒的な美しさに
人は自然と引き寄せられるものなんだと思う
冬の野山の雪化粧、春の桜並木、夏の木々の木漏れ日、秋の澄んだ秋風
もともと自然に生きる者だったからだろうか
自然は居て心地が良い
どんなに綺麗なアートも、ビル街も自然の美しさには敵わない
この自然といつまでも共生できたら良いと思う。
「美しい」
割れた破片でも
美しいものは美しい。
【#24】
美しい景色を
沢山見てから
おいでと
父が言う
父に教えてもらった海には
ブルーの魚が居て
父から
教えてもらった湖は
山の中
神秘的
美しい景色を一緒に見たい
見せてあげたいのも
愛だと
気づいた
美しく咲いた桜は
儚さだけが残り、跡は何も無くなってしまう
けれど、それで良いのかもしれない
『美しい』
怪しげな商人から「魔法の鏡」を買わされましたわ
なんでも語りかけると真実を話すとか、胡散臭いですわね。
鏡よ鏡よ、世界で一番美しいのはだあれ?
すると鏡の中から声が聞こえてきた。
『もちろん貴女様であります。と、言いたいところですが、貴女様よりも美しい存在がこの世にはおります』
な、なんですって?!
私より美しいなんて一体どこのどいつです!!
『この世界におけるメインヒロインです。彼女は雪のように白い肌と薔薇色の頬、小さな唇に大きな瞳、そして誰よりも純粋な心を持ち、皆から愛される存在なのです』
悪役令嬢は激怒した。
嫉妬という名の毒が彼女の体を蝕んでゆく。
『このままだと貴女様が受けるべき寵愛は全て彼女に奪われるでしょう。そこでこちら、新商品「魔法のアイシャドウ」瞳を大きく見せる魔力が込められており、西の魔女も絶賛!今なら初回価格20万ペイン!
お次は「美の妙薬」!飲み続ければ老化を防ぐ効果があります。今はどんなに若く美しくチヤホヤされても、老いれば見向きもなくなります。そんな惨めな思いはしたくないですよね?こちら定期購入で40万ペイン!如何でしょう?』
ええい、全部買うわ!
悪役令嬢の鬼気迫る様子を見兼ねたセバスチャンは、鏡を窓の外へと放り投げた。鏡は粉々に砕け散った。
あら、セバスチャン。私は一体何を…鏡の魔力にあてられていた?まあ、あれにそんな強い力が…あの商人、何てものを売りつけてくれたんでしょう。
なんだか私とても疲れましたわ。
紅茶を淹れてちょうだい、セバスチャン
美しい
若さは美しさと感じるこの頃
幼かった近所の子どもが思春期を迎えるとふとした瞬間に生き物としての美しさを感じるときがある
お題「美しい」
皆さんこんばんは。噂の歌歩でーす(笑)
噂というほどではないですが(笑) 今回は人格やテュエンテーズの皆さんではなく、私自身が文章を書いていこうと思います(笑)今日のお題は「美しい」、皆さんは「美しい」と思えることがあるでしょうか?
私は、色々なところでそう感じます。例えば初日の出やお月様、かたわれどき、富士山、枝垂れ桜、たくさんの水彩画イラストなどなどたくさん出てきます。
自分(私)にとって1番美しいと思えるものは、やっぱり自分自信なのではないかと思い始めています(笑)なぜならば、夢を持っていて、自分だけの人生を1人で歩んでいて、色々なことを経験して、たくさんの仲間がいて、それを合わせた者が私自身だから私は自分自身を誇りに思っているしそれに大切にもしたい。そう思えることは本当に重要なことで、もし自分のことがどうでも良くなってしまったら…と考えるだけで私は怖くなります。私はそれでたくさん人格を生み出してしまったのにまた同じことを繰り返す行為はあまり、というか絶対に嫌なんです。ここからは少し未来の私へ伝えたいというかなんというか…。
(ここからは読まなくてもいいよ笑)
私は、まだそんなに年老いてはないけど(笑)色々あったのは確かです。たくさんの人は全く意見が違う人ばかりで、私はすごく戸惑いました。それでついて行けなくなって、怒られてばかりです。こんなことは書きたくないけれど、それでも自分自身と少しでも向き合っていかなければならないので一応…。皆さんの見える前で書くことではないですが本当に一応。私は周りのみんなも大切にしたいし、もちろん私のことだって大切にしたい。でも、そのことに気づいたのがあまりにも遅すぎて挫折したかけたけれどそれでも前に向かっていかなければならない日々が続くのが嫌で、何度も何度も挫折しそうになった。それから色々な人格が生まれてきてしまって大惨事。最初は亜里沙(ありさ)無口でなにも喋らない私と正反対な子っていうのが第一印象だった女子。それから赤月(あかつき)、亜里沙と私を調和する存在で普段はあまり喋らないけど時々話しかけてくれる、優しい男子。そして紫乃(しの)ちゃん、誰に対しても敬語で言っていることがすごく丁寧でわかりやすくてみんなを引っ張っていってくれるような存在で機械類が得意な女子。そして水玉(すいぎょく)、明るく元気なタイプでいつもみんなを笑わせてくれるのが特徴の男子。それから桃恵(ももえ)ちゃん、この子も明るい子で水玉と仲がいい女子気遣いもできるし何より可愛い。そして光(ひかり)くん、この子はとにかく大食いで静かな男子だけど可愛い桃ちゃんと同じ癒し枠(笑)。そして響喜(きょうき)、こいつは本当に面倒くさがりやな性格で、なにに対しても「俺はパス」で終わると思ってるやつ(笑)でもいてくれると少しありがたい部分もあるよ。うざいけど(小声)そして響香(きょうか)さん、この人は頼りになる「the姉貴!」みたいな感じのタイプで響喜の姉。そして無歩さん、この人はみんなに合わせるのが得意でいてくれるといつでもどんな時でも学べるしすごい存在(語彙力皆無)それから無無(むむ)くん、名前面白いだろ(笑)私がつけた(当たり前だけど)それで無無くんは無歩さんとは少し違うんだけど少し似ている部分もあってとにかく優しい優男なんだ。ついでに無歩さんの弟。そして、極夜(きょくや)、こいつはいたずら好きで、よくみんなにいたずらして怒られてるけど真剣な時は本当に真面目なやつ。そして白夜(びゃくや)、極夜と同時に生まれたから双子の妹。紫乃ちゃんとは違うタイプだけど敬語を忘れないタイプで誰にでも敬語を使う。霊感があるよ。そして彼岸(ひがん)くん、おとなしいこで滅多なことがないと絶対に怒らない。あまり積極的じゃないから意見を聞いてあげないと答えてくれない。まあ、気遣いができすぎてためちゃう子かな。そして、椿(つばき)ちゃん、この子も彼岸くんとふだごなんだけど性格は全然違くてちょっとツンツンじてる感じ、アニメキャラのツンデレみたいな子。そして(いやまだいるのかよ←セルフツッコミ)羽織さん、ほとんどなにも話さないけど話を聞くのが上手。それから音羽くん、この子羽織さんと唯一よく話す人でわからないところや知りたいことをなんでも調べる好奇心旺盛だけど物静かなクール(?)タイプ。そして春斗(はると)くん、自分の意思をしっかり持っていて嫌なことは嫌だとはっきり言えるタイプ、こういうタイプはいてくれると超嬉しい。でも、時々意思が強すぎてしまう場合もあるからそこは自分で注意している。それから夏日(なつひ)くん、この子はまるで月のような人(笑)(太陽じゃないのかよ←セルフツッコミ)そう、夏日くんは月のように誰かに照らされないと光らない、つまりあまり積極的なタイプではなくて本当に消極的なタイプだから空気のようで月のようだ。という言葉がよく似合う人(笑)まだまだいます、続いて秋くん、これはふりがなふらなくてもそのまま読めるやつ。秋くんは本当に明るい(笑)水玉くんや桃ちゃんと同じ何かを感じる(笑)そして、冬美(ふゆみ)さん、この人は謎人物でとてもミステリアス、なにを考えているのかわからない人。さてお待ちかねの多分最後の人(おい!多分ってなんだよ!←セルフツッコミ)羅夢(らむ)ちゃん、この子は一人称「僕」だけど女子。中性的なのが印象深く、最初は男子と思ってしまうことも多々。本が大好きで良く他の本好きと語り合っているのを見ると楽しそうで嬉しそうでこっちもにこにこになる〜。と、まあ多分こんな感じでの人がこの体内(笑)には住んでいます。みんないてくれてありがとう!自分自身が美しいと思えるのはみんながいてくれるからだよ!そして、他の友達や家族にも感謝です。そして、今読んでくれている方々にもお礼を言わせてください、読んでくれてありがとうございます。是非是非他の子達のも読んでやってください!絶対に面白いと思うしなにかしらの感想は出て来ると思うので!!!それでは長くなりましたが終わります。本当に本当にありがとうございました。