『良いお年を』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
昨日も書いたけれど、この習慣を始めて一年弱が経ちました。
いろんな話を書いてきました。いろんなお話を読ませていただきました。
いろんな世界を見せていただき、また、たくさんの🖤をいただきました。どうもありがとうございます。
来年も、いろんな話を書いていきたいと思います。
まだまだ寒い日が続きます。どうぞご自愛ください。それでは皆さま、良いお年を。
「良いお年を」
【良いお年を】
今年も残り数時間
大変な一年だった
過ぎた事は終わった事
変える事はできないので
前を見て進んでいく
新しい年は何があるだろ
ゆっくりでも進んでいけると良い
牛のように進めると良い
どうぞ良いお年をお迎えください
たくさん文章を書いた一年
たくさん物語を読んで戴いた一年
スマホの向こう側にいるひと達に
「良いお年を」と
面と向かって感謝を込めて届けたいのに
届けられないジレンマ
#良いお年を
《良いお年を》
あ、あー
これ、聞こえてますかね?
おーい、聞こえます?
まあいいか、聞こえてるってことにします。
えっと、何言うんだっけ。
忘れちゃったな。
うん、そうですね。
取り敢えず今年も終わりですね。
お疲れ様でした!
笑顔で終われたらいいです、多分、きっと。
それでは!
みなさま、良いお年を〜!!
初日の出を見るんだ、と早々と寝てしまった君を起こさないように、キッチンでおせちの準備。
君の大好きな翡翠色の餡がたっぷりの栗きんとん、蒸したサツマイモを裏漉しするのが重労働だった。
甘さ控えめの黒豆、湯通ししてから甘酢に漬けた柚子皮入りの紅白なます、ケシの実がたっぷりとついた松風焼きにカリカリ食感のしょっぱいチョロギ、既にいくつかつまみ食いの跡がある。
悪い子だなあ、とクスクス笑いながら人参に包丁を入れた。
どんこ、花こんにゃく、クワイ、たけのこ、花の形に飾り切りをした人参を甘めの汁でクツクツと煮る。
キッチンいっぱいに広がった出汁の香りを嗅ぎながら、ぼおぉん……ぼおぉん、と遠くで鳴っている鐘の音をひとり聴く。
テーマ「良いお年を」
【良いお年を】
雪の降り積もった駅までの道を、慎重に歩いていく。大晦日の夜に転んで怪我でもしたらたまらない。
年の瀬ギリギリまで働いて、ようやく仕事納めだ。小さく息を吐けば、少し前を歩いていた先輩がこちらを振り返った。
「お疲れさま。年末までごめんね」
「いや、先輩が謝ることじゃないですから!」
会社や上司に多少の不満はあれど、俺以上に忙しなく働かされている先輩に謝罪をされると、むしろ俺のほうが申し訳なくなってくる。慌てて首を横に振れば、先輩は困ったように眉を下げた。
「休ませてあげられなくて、本当にごめん。これ、良かったら少しだけどもらってくれる?」
差し出された紙袋を反射で受け取った。中を見ればそこには缶ビールとチョコレート。どっちも俺が好きだって言ったメーカーのものだ。
「良いお年を、ね」
にっこりと優しく微笑んだ先輩の顔を見たら、吐きそうなくらい忙しかった年末ではあったけれど、それだけで良い一年だったなと思ってしまった。
年の暮れはいつも忙しくて、
あんまりいいこと無かったなって思うこと多いけど
思えば、普段何気なく過ごしているだけで
小さな幸せを見つけることをしなかった。
嫌なことは印象に残りやすいから、
意識しなくてもすぐ見つけられるのにね。
毎年良いお年をって新たな気持ちで迎えるけれど
結局同じことの繰り返し。
だから、
来年は良かったことを探してみよう。
どんな小さなことでも感謝できることや
ちょっとでも嬉しかったことを見つけよう。
それが、自分の抱負。
皆様も、良いお年を迎えられますように。
良いお年を
ばぁちゃんと二人暮しの俺
ばぁちゃんが昨日死んじまってよ、晴れ晴れしたよ!何時も『ゆうちゃん!〇〇何処かな?』とか『ゆうちゃん、ばぁちゃんそろそろ爺さんに会えるかな?』とか鬱陶しいくらい聞いてくるし、でもな。。昨日年明けだろ?ばぁちゃん最後にな?
『ゆうちゃんが幸せになりますように、ゆうちゃんばぁちゃん長くないわ、最後良いお年を、』
今年
一年間を振り返ってみると、いろんな事がありました。
あなたもそうですね。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を
私は繊細さん
人の顔色や言動に敏感に反応してしまう。
嫌なことやマイナスな事かあるとずっと引きずってしまう そして負の言動が出て自分を追い込む
そんな自分は変わりたい
もっと強く 気にしない強い人間になりたい
人から嫌われる勇気を持ちたい
嫌な事があっても反省はするがも引きずらず切り替えのできる人になりたい
来年は!がんばれ私!!
今年もあと3時間で終わってしまうよ。来年が来ておせちを食べるっていう楽しさと、今年も終わってしまうなぁっていう寂しさを噛み締めてるの。
時間が経つのは早いからすぐしたら来年になりますね。私は、来年に向けての我が家の大掃除も終わったのもあってゆっくりしています。今日はいつもより短めになりました。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。今日のお題は『良いお年を』でした。
あと数時間となりましたが皆様良いお年をお過ごしください。来年もお世話になります。
おやすみなさい。
年末年始はここ10年くらい一人のことが多い。
実家は東北の山奥で帰るのに一苦労する。
わざわざ雪の多いこの時期に帰る必要を感じず、
結局一人きりだ。
不思議なもので、普段は自由気ままの
一人暮らしをしている私だが、
なんだか年末年始の一人は心に靄がかかる。
癖になっているのかもしれない。
駄目な自分が沸々と湧き上がる。
「煩悩」なんて言葉が飛び交っているせいかもしれない。
あー、あれは良くなかったな。
なんであんなこと言ったんだろう。
あの時酷い失敗したな…。
走馬灯のようにネガティブな感情がめぐる。
少しでも穢れをとりたくて、
大祓に行ってみた。
早朝から近所の神社は賑わっている。
名前と年齢を書き、体をはらい、
その後息を吹きかける。
少しでも払えてくれていると嬉しい。
私はネガティブな方だと思う。
昔は、自身のネガティブ思考が嫌だった。
今は、わりかしこのネガティブ思考を
気に入っている。
それに、大分コントロール出来るようになった。
吐き出したい時はありったけ吐き出したらいい。
今年も沢山のものを吐き出して、
そして、一歩ずつ進めた。
さて、来年はどんな日々が待っているだろう。
白兎 龍に追われて 雪去りて
/お題「良いお年を」より
#良いお年を
今年も残りあと数時間。
楽しかったこと、苦しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったこと。
様々な感情に振り回されたこの1年。
最後は穏やかな気持ちで年を越したい。
そして、来年は嬉しいこと、楽しいことで溢れる一年になりますように。
皆様、良いお年を
良いお年を
「良い年をお迎え下さい」
年末の挨拶でよく口にし、耳にします
今年一年を振り返り、迎える新たな年が
良い年である様にとの願いが込められてる
この言葉には
「感謝」の気持ちが感じられ
相手を思える素敵な挨拶
良いお年を
Best wishs for the new year
300字小説
年越し夜話
「大事な時計を無くしたんだ……」
大晦日。友達と飲んだ帰り道。私は住宅街の路地でべそをかいているウサギに出会った。
「文字盤に十二支の絵が描かれた、金色の懐中電灯。あれが無いと新年になれないよ……」
ああ、飲み過ぎて幻覚を見ているんだ。
そう思いつつも、放っておけなくて、私はウサギと一緒に時計を探した。
「あった!」
電柱の影に時計を見つける。
「間に合った! ありがとう!」
ウサギが嬉しそうに時計を受け取る。
「これで、新年になれる!」
針が十二時をさすと同時に
「良いお年を」
トンボ返りを打ち、その身体が緑色に変わり、大きく長く伸びる。
「あけましておめでとう!」
ウサギの変じた龍は身をくねらせて、夜空を昇っていった。
お題「良いお年を」
「書く習慣」アプリは、今までの人生を振り返る良い機会を与えてくれた。普段は思い出さないことも出てきて、懐かしくて愛おしい。
また、自分はこういう考えなんだと新たな発見があった。こうやって自分を見直しては、改めて気を引き締めようと思う。
❤︎をくれた皆さん、ありがとう。
良いお年を!
#良いお年を
君と心中を願う、来年中に
それまでは君と想い出をたくさん
幾千幾萬
幾夜幾度と
止まらぬ想ひ
果なき渇望
終はらぬ懸想
止まらぬ願ひに
身を焦がし乍ら
君の背中に手を伸ばす
誰が指差し
咎めようとも
想ひに此の身が
燒け爛れようと
年を跨いで刻を越う
通れあんせや
來なれあんせ
卯貪り倶利伽羅龍を
喚び寄せて
新しき年に
松明掲げよ
荒御魂
奇魂
楽しき夜遊び
幸魂
和御魂
ゴーン、ゴーン。
除夜の鐘が、遠くから聴こえてくる。
冬の澄んだ空気は、遥か彼方の様々な音を届けてくれる。
踏切の警報音。バイクのエンジン音。若い子たちのはしゃぐ声。
年越しそばをすすりながら、一年を振り返る。
まあ、なかなかに、充実していたんじゃないの。自分で自分にはなまる。
つゆを吸って、でろでろになったかき揚げ。これが美味いんだ。
こたつ、みかん、お茶、そば。日本の冬。一人で迎える新年。みんなそれぞれの年越し。
どうか来年も、佳い一年となりますように。