花束』の作文集

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花束』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/9/2023, 12:44:17 PM

捨てられていた花束を拾った。捨てられている割には綺麗な姿だった。ゴミ捨て場にポンと置かれていた。仮に花弁がバラバラに散ってでもいたなら、まだ救いようがあったように思えた。

加害すらも与えられずに捨てられた花束からは、徹底的な贈り主への無関心が窺えた。おそらく贈り主はまだ、花束が捨てられたことさえ知らないだろう。

そうしてこれまで通り、伝え続けるのだ。昨日は花束に代えたそれを、花束以外の何かに変えて。

「残酷」

呟いて私は、昨日のことを思い出す。

「今日、誕生日なんだ」

客が来ない店内で、小羽さんが言った。

「22ですっけ」

私が言うと、そうそう、と気だるげに頷く。すべての動作に倦怠感が滲んでいるような人だ。

「悠は今何歳だっけ」

「私19です。来週20歳」

「へぇ、じゃあ飲めるじゃん」

実体のないグラスを呷る小羽さん。

「今って18から飲めるんじゃなかったですっけ」

「成人は18だけど、お酒と煙草は20のままだよ。まあ律儀に守ってるやつなんて、ほとんどいないけど」

「そうなんですか?最近のやつはけしからんですね」

真剣そうな顔を作って返すと、小羽さんはふふ、と笑った。

「堂々と飲めるようになったら、連れてったげる」

「え、もしかして奢りです?」

「ボスと呼びな」

「流石です。ボス」

聞き飽きた入店音が鳴って、背の高い男の人が入ってきた。見覚えがある。この時間帯にしょっちゅう来る人だ。

「中ボス、お客さんです」

「ナチュラルに格下げしないでよ」

ボリュームを下げて話していると、ブラックコーヒーを持ってこちらへ来た。スっとボスがレジに立つ。
コーヒーをレジに通して会計を済ませたが、男の人はまだそこに立っていた。
そして、意を決した様な表情に変わる。

「あ、あの。今日、何時に終わりますか!」

「コンビニなので24時間営業ですが……」

ウソでしょボス。

「あの、そうじゃなくて。お姉さんのバイト、終わる時間……」

「え、ああ!そういうこと!」

いわれてようやく気づいたようだ。ミステリアスな雰囲気で気づかれづらいのだが、ボスはド天然だ。

「えーと、あと1時間くらい、よな」

こっちを振り向く。

「です」

「あの、終わったらちょっとだけ時間ください!自分、外で待ってるんで!」

そう言ってコーヒーも忘れたままで、店を出ていった。

「あ、コーヒー」

持っていこうとするボスを止める。これ以上、あの人を恥ずかしい目に合わせるのは可哀想だ。

「私が行きます」

持っていくと、あ、と今更忘れていたことに気づいたようだった。

「すみません」

「謝ることないっすよ」

「いやそれも、ですけど。仕事中、邪魔しちゃったっすよね」

「あー、いいんですよ。ちょうど暇だったんで」

「突っ走りすぎたなって自分でも思ってて。引かれるとは思ったんですけど、これしか思いつかなくて」

「まあたしかにびっくりはしましたけど。あんまり気にしてないと思います。割とぼんやりしてるんで」

んん、と小さく唸る。

「まあ、1時間後くらいに来るんで」

去っていく背中を見て、マイペースな人だなと思った。
悪い人ではなさそうだけど。

バイトの時間が終わって、交代の人が2人、バックヤードから出てきた。
制服を脱いで、すぐに行こうとすると小羽さんが呼び止めた。

「あれ、悠。もう帰んの。一緒いこーよ」

「いや、私いたら気まずいでしょ」

「そっかなー」

「私今日用事あるし、じゃ、明日、話聞かせてください」

そう言ってさっさと家に引き上げた。
なんだかモヤモヤとした塊が心臓にへばりついているような気がした。

翌日のバイトは気分がだるかった。3限に量子力学Ⅲのテストがあったせいで疲れていたのもあるし、朝拾ってしまった花束のこともあった。

あれを持ち帰ったせいで、私は一限をサボってしまったわけだし。どうして、割を食ってまでこんなことをしたのか分からなかった。

1時間はワンオペで、その後小羽さんが来る。

あの花束の贈り主と受取人に私は心当たりがあった。

こんな想像を巡らせる自分が、そうだったらいいだなんて思ってしまう自分が嫌だった。

小羽さんはいつものシフトから1時間遅れだ。
とすればもうすぐ、あの男の人がやってくるはず。
その人の表情次第で私は、自分のことを嫌いになってしまいそうだった。

2/9/2023, 12:40:17 PM

花束

花束は最近もらったりあげたりしていないな

おばあちゃんが花が好きな人で庭に植えてたな
それを花瓶に生けたりしてたな

2/9/2023, 12:35:30 PM

親からも愛されず、
彼からも愛されず…
周りの人間は私に興味なんて示さない。

なら。

私に生きる意味はあるの?

「私を忘れて、私を消し去って…」

最後の足掻き。
こんな私を許してください。
皆に向けた最後プレゼント、
皆に届かないだろうけど…。

「さようなら」

私の靴の隣に置かれる花束。

「勿忘草」
「私を忘れないで…。」

2/9/2023, 12:32:52 PM

会社を退職する時、花束をいただいた。
  病気をして、仕事を辞めることを決めた。
  花束なんて受け取ったこと、ほとんど
  無かったから、嬉しかったけれど、
  おめでたいことに送るイメージがあるから、
  手放しで喜んではいなかった気がする。

  いただいておいて、何言ってんだ。
  辞めることを決めたのは自分自身だろう?
  おめでたいことでは無かった。
  それでも「お疲れ様でした」の花束は
  綺麗だった。
  
  花屋を通る機会でもあったら、
  ちょっとのぞいてみようかな。
  綺麗に彩られた花束が見えるかも。
  送り主の楽しそうな笑顔と一緒に。

               「花束」

2/9/2023, 12:25:02 PM

花束

人間のエゴで切り取られた花たち

栄養剤を溶かした水を毎日替えても、
できるだけ風通しのよく涼しいところへ置いても、同じこと

瞬く間に生気を失い、セピア色になっても可憐な姿を、
一体どうしたらよい

ありがとう
言葉も交わせない、触れ合うものでもないあなたに
どれだけ癒されたか

2/9/2023, 12:24:51 PM

花束

花束をもらうと凄く嬉しい。
その花束を買ってくれた人がどんな事を考えながら選んでくれたんだろうとか、どこに飾ろうかなとか、考えながら眺めているだけで幸せになれる。
いつかは枯れてしまうのが残念だけれど、とても素敵な贈り物だと思う。

2/9/2023, 12:22:11 PM

今日はあなたと付き合った日。

今日までありがとう。

これからもずっと俺と一緒に居てください。

いつか必ず言わせて下さい。

その時は花束を持って。

法律では認められなくても、
今日を俺たちだけの記念日にしませんか?
俺と結婚してください。

2/9/2023, 12:16:55 PM

「花束」

ありふれた
花束なんて要りません

あなたが私にくれる
嘘のない
言葉だけを束ねて下さい

ありふれた
花束なんて作りません

私があなたに贈るのは
真実(ほんとう)の言葉だけ
あなただけを想う
愛しさだけを
束ねた花束

2/9/2023, 12:14:55 PM

その意味に期待してもいいのかな。







#__花束__

2/9/2023, 12:14:34 PM

『花束』
 
  いつもありがとう
  
  これからもよろしく

  そんなほんの気持ちを込めて

  君に花束を

2/9/2023, 12:12:14 PM

花束

節目に貰ったり

贈ったりするもの

特別な感じがある

色々な花や色があるのもいい

オレンジや赤とかの

明るい色の花が好き

見てるだけで元気が貰える

彩りに癒される

2/9/2023, 12:11:15 PM

あなたは知ってる?
いつも私があなたに会いに行くときにいつも『あなたを愛しています』っていう花言葉の花を持って行っていることを。いつも私が毎日寝る前に、「早く目を覚ましますように」って、神様に祈ってることを。

いつになったら目を覚ましてくれるの?

2/9/2023, 12:08:59 PM

・花束


習い事や部活のイベントが多いせいか
花束をもらうことは
それほど珍しいなことではない
でも
花に無頓着そうなあなたに貰えたのなら
それはおそらく
一生の宝物

2/9/2023, 12:02:29 PM

花束

花の一つ一つには、意味がある。

また、花をもらった時は、意味を調べよう!

2/9/2023, 12:01:14 PM

これは私の気持ちの束
貴女に捧ぐ一方的な思ひ
全てを理解して
全てを受け入れて
私の思いが枯れることはないけれど
この花達は
枯らさないで欲しい

2/9/2023, 12:00:36 PM

花束

誰かから貰う花束。嬉しいわ!
でも、滅多にもらえない。
大昔に貰ったような‥忘れてしまいました。

自分で買う花束。花束ではなく、切花として売られている物。5〜6本のお花で、数百円。花屋さんでなくても買えます。


わたしは、旅先の道の駅や農産物直売所で購入します。
小バラのものが好き。
小さな花束みたい。

わたしのちょっとした贅沢、
ちょっとした幸せです。

2/9/2023, 11:59:51 AM

「ねぇ見て見て!これ!あの子から貰ったんだー!」
そう言って花束を見せてきたのは私の親友でもあり大切な幼なじみ。
「しかもこの花言葉の意味知ってる!?
あなたを愛しています。って意味なんだって…!」
私は良かったじゃん、と肩を叩く要領で適当に返す
むっふふー!と聞こえてきそうなくらいにあなたはご機嫌だ。
…知ってたんだよ?あなたがあの子のことを好きなこと。そしてあの子もあなたのことが好きだったみたい。
どうやら私は仲介役ね。だからここまで私の根回し通り動いてくれてちょっと嬉しい。
でも辛いなぁ…
私もあの子のことが好きだったのに。報われないのか…
そう自覚した瞬間に私は涙を一粒こぼしてしまった。
「どうしたの?」あなたが聞く。
「ううん、なんでもないよ!」とそして取り繕う。

2/9/2023, 11:57:32 AM

あなたとふたりで

  同じ時を刻み
  同じ空を見上げ
  同じ夢を紡ぐとき

  わたしの心には
  
  沢山の花々が
  次々と
  咲いてゆくから


  あなたに逢えない
  淋しい日には


  心の小径を辿りながら
  いくつもの花束を作り
  
  甘く優しい香りに
  包まれて
  
  微笑みのなかで
  過ごしましょう 



            # 花束 (33)

2/9/2023, 11:53:44 AM

あなたに花束を送ろう

何がいいかな?
そうだ
まずはアサガオ
それからペチュニアを
あぁ
ヒマワリもいれないと
それからドラセナ
花じゃないけど こういうのもいいでしょ?
それから白いアザレアを

他にもたくさん選びたいけど
今日はこれだけ

そうすればまた
あなたに花束を送ることができるから

私の気持ちは1回だけの花束には収まらないんだ
これからも私の気持ちを花束に

2/9/2023, 11:53:31 AM

『花束』

あたたかい日を選んで

明るい色の花束にして

今年も行くから

話を聞いてね

いつも一方的で悪いけれど

どこかで笑っている感じがするの

また逢う日がいつか来るよ

忘れないから

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