『貝殻』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
貝殻
頬を撫ぜる海風
潮の香り
澄み渡るほど青々とした海には
今日も
ゆらゆらと流れるまま
貝殻が集う。
海にたゆたう彼らは
一体
その目で
何を見てきたのだろう…?
9.05
お題「貝殻」
海の浅瀬で小さい貝殻を拾う。白、紫、クリーム色。
大きいの、小さいの、穴が空いているの、欠けているの
手のひらにのせて眺めてみる。この貝殻には一体どんな子が住んでいたのだろうか。宿主のいない貝殻に想像を膨らませる。
そしてそっと海に返す。
きれいな色の貝殻ひとつだけ手元に残して。
まだ日も昇らない薄暗い空、誰もいないはずの砂浜。彼女は1人佇んでいた。
幻想的とは正にこのことだろう。仄暗い背景と綺麗な真っ白のワンピースの少女。まるで映画のワンシーンを切り取ったかのような、この世のものとは思えないほど完璧な光景。普段は見向きもしない退屈な砂浜は彼女の存在によって全く別のものに変わっていた。
気付けば足を止め、ただ彼女を見つめていた。何をしているのだろう。たった一人、歩くわけでも泳ぐわけでもない。ただ海を見つめている。
近づきたい、話しかけてみたい。彼女の目に何が映っているのか確かめてみたい。
意を決して砂浜に一歩踏み出したその瞬間、彼女が振り返った。ピクリともせずにただこちらに視線を定めている。何か良くない雰囲気を感じる。この美しい景色に自分が入ることを拒んでいるのだろうか。
ゆっくりと、踏み出した半歩をアスファルトに戻した。彼女は暫くこっちを見ていたが、僕が近づいてこないと悟るとまた海に目を向けた。僕もまた彼女を見つめていた。
どのくらい時間がたっただろう。気付けば東の空から光が差し込んでいる。
不意に彼女が動いた。身につけていた真っ白のワンピースを脱ぎ始めた。脱いだ衣服を丁寧にたたみ、そのまま海に向かって歩き始めた。一歩進む毎に、肌色が海に飲み込まれていく。遂に完全に見えなくなった。
そして1、2分が過ぎた。段々と現実に引き戻されつつあった僕の思考は一つの仮説を立てた。
入水自殺
その言葉が脳に浮かんだ瞬間、慌てて海に向かって走り出した。柔らかい地面を革靴で必死に蹴りながら、海に向かって息を切らして走った。
陸の端まで着いた頃には、すっかり明るくなっていた。息も絶え絶えに水平線を見渡しても何も見えない。脱ぎ捨てた服があるはずの場所には、綺麗な真っ白の貝殻が置いてあった。
『砂浜』
いつか君と行った海で
小さな貝殻を拾ったね
漫画やおとぎ話に
出てくるような
キレイな貝殻ではなかったけれど
君はその貝殻を見て笑うんだ
とても、とても幸せそうに。
それはきっと僕が拾って
君にあげたから?
それを君にたずねる前に
君はいってしまった
今の僕では
けして
けして
辿り着けない場所へ
ただひとりで。
連れて行って欲しかった
けれど
運命も宿命も
僕が思うよりはるかに残酷で
君の居ない世界で
生き続けろ、というんだ
ね、君。
君が僕のもとを去ってから
ひとつ、季節が進んだよ。
小さな貝殻が君の写真の前で
ほこりをかぶって眠っている。
#貝殻
五月雨より►►スンマセン。
しばらくサボっておりました。(・ωく)
ここでは自分を僕と呼びたいと思います
自分にとって凄く大きな1歩です
別に”女”が嫌なわけではないし、”男”になりたいからでもないです。ただ単に性別に囚われたくなかった
女とか男とかどうでもいいって そう思ってるからです。
でもまだ外の世界では自分を僕とは呼べない
まだ弱いんだ
怖いんだ
周りの目が
でも僕の周りのお友達はみんな優しいよ
だったらなんで怖いんだ って?
それは優しすぎるから 優しすぎてその人から嫌われたくないって思うから
だから言わない でもね いつかは言いたいよ
人前で堂々と
”僕”ってね
貝殻
何も考えたくない時の私みたい...
私の心は貝殻みたいに空っぽ...
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何かで見た幸せになれる貝殻
もしそれがあるとしたら欲しい
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Theme:貝殻
貝殻といえば、武田久美子。
それしか思い浮かばない俺は変態?
浜辺で足に何かが当たった。
綺麗な桜貝だった。
貴方はそれを拾って
「それ俺だと思って持ってて。」
あぁ、やっぱり貴方には敵わない。
🍀貝殻
このお題に対してなんにも思いつかない。
私の頭の中は身の無くなったアサリの貝殻みたい。
ここ笑うとこよ。
“貝殻”
みんな違う形をしてる
みんな違う色をしてる
けどどれも綺麗だね
どれが1番なんて決められない
だってみんな輝いてるから
海の宝石みたいだね
みんな違う姿をしてる
みんな違う性格をしてる
けどみんな素敵だね
誰が1番なんて決められない
だってみんなきらめいてるから
僕たちは世界の宝石
今日は担任の先生の誕生日だった
私何でこんなにモヤモヤするんだろう
誰も私なんか見ててくれてないんだってね
ぼくの目の前に差し出された手は真珠のように白くピンク色の爪はさくら貝のようで、とてもかわいい。
ぼくの彼女、こんなにかわいい爪を持つ手でぼくの顔に触れてくる。
頬を下に向けてなぞって唇までその貝殻の爪を差し込んできて、にこりと笑う。いつものかわいい笑顔ではなく、熱を孕み潤んだ瞳でぼくをジッと見つめながら妖しげに笑ってる。
「噛んでいいよ」
痛いだろう?と目で聞いても、構わないよと目で返される。
傷つけないようにそっと噛んだ。
海の味だった。
お題:貝殻
お題《貝殻》
月の海。
月の女神と笛吹きの少年が文を結ぶとき、海は淡い金色に輝く。
砂浜に落ちているのは月真珠の貝殻。
耳にあてると、月の女神の歌が流れてくるらしい。
月の女神。天では星座のみんなとお茶会を楽しんでいる。季節ごとに、その時々のお茶とお菓子を用意する。地では、旅人や自然の精霊たちと文を交わす。想い人と文を結ぶときのみ海が輝く現象がなぜか起きる。
笛吹きの少年
夜の海で笛を奏でるのが好き。笛の音色に惹かれた月の女神が文をよこしたところ、そこから交流が始まり相思相愛になった。ときおり月の女神が、天から降りてくるのだとか。
もし偶然見かけたら、あなたに幸運が訪れるかも?
貝殻
小さなころ、あなたがくれた貝殻。
今でも大切な宝物。
お題「貝殻」
砂浜に足を踏み入れたのは久しぶりでうまく歩けずにそっと砂浜に座って、寄っては返す波を
ぼんやり見つめていた。
指の間にサラリと入る砂は痛くなくて、
むしろ、何か、くすぐったさを覚える。
力を込めると固まる砂、
離すととたんにサラリと消えていく。
そんな砂の中に埋もれた、小さな貝殻を拾う。
おそらくかけてしまったであろう小さなそれは、
とてもきれいな色をしている。
ザワザワ、サーサーと波音が心地よく
優しい砂の暖かさを感じながら
そっと貝殻を持ち帰った。
飾るのもいい、ストラップにしてみようか。
たった一つの貝殻、その一つに
いろんな思い出を詰めていくように。
心を閉ざして
周りを見ようとしないで
関わろうとしないで
ただただ貝殻に閉じこもる子
自分だ
そんな貝を拾ってくれる人はいるのだろうか
それとも自分にしか拾えないのかな
星がたくさんでた夜
わたしは海に行った。
貝殻が光ってるようで、とても綺麗…
だけど、これは1億年に一回のこと。
また、見たい。今度は、来世で見ようかな、
なんて
貝殻は割れてしまっても綺麗に磨かれ飾られる
壊れてしまったこの身体は磨いても傷が癒えぬまま
小さな小さな貝殻を
手のひらに乗せて
両の手で包み込む
あなたへの想いを
この中に閉じ込めて
そっと、海に流すの
どうか、どうか
────もう、あなたを好きになりませんように
『貝殻』