『踊るように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
踊るように
踊るようにたくさんの雨粒が落ちてくる。
雨粒がダンスをしているかのような。
今日は1日天気が悪く、外に出かけるのが無理そうだ。
だって台風だよ?台風来てるせいで電車も遅れるか運休だからね?
出かける予定だったのに困るよ😖💔
自分の生まれ月は本当によく天気が荒れるなぁ…。
ダンスなんて習ったことないから踊ることできないよ。
好きなアイドルのダンスを見ながらダンスをマネして踊ることはあるけれども。
実際問題…、本当に踊れない…。
だから踊るようにはなれないな笑笑
ダンス習いたかったな…。
大人になってからそう思うことよくあった。
今の子達が羨ましいよ。ダンスなんて学校で学べるんだから。
終わり
踊るように。大人になったら踊りとかダンスは縁遠いものになってやる機会がないな。大人で踊る機会があるとしたら祭りくらいなのかな。
格闘技とか特にボクシングは踊るようにって言葉がぴったりな気がする。アウトボクサーとか踊るように戦ってそう。ボクシングははじめの一歩くらいしか知識ないけど。
そういえばお好み焼きの上にかつおぶしをのっけるけどその時かつおぶしが熱で踊るな。あれは正に踊るようにだな。
お好み焼きにかつおぶしをのっけても味や食感にあまり変化がない気がする。あれは見た目をよくするためにのっけてるだけなのかな。それとも違いがわかる人はかつおぶしがいい味出してるって思うのかね。
今日は雨がざーざーでエアコンいらないなと思ってエアコン消したら普通に暑い。結局今日もエアコンをつけて過ごしている。まだエアコンがいらない日は遠いかな。
雨ってよりどうも台風みたいだな。明日にはいなくなって欲しいけどどうなんだろ。
『踊るように』
フフフ……動けないでしょう。不可視の糸に捕らえられた君は、最早私の忠実な操り人形に過ぎない。さぁ、踊りなさい。
フッ、威勢のいいことです。ですが、その威勢がいつまで続きますか。君がどれだけ足掻こうとも、私の糸は決して外れない。君の指で試してみましょうか?
フフ、いい声です。おや、まだそんな反抗的な目をしますか。無駄な事です。こうして君の指を一本ずつ折っていけば、やがて君は最初の威勢の良さが嘘のように、泣き喚き、助けを求めるようになるでしょう。
……さて、指やら腕やら痛め付けるのにも飽きてきましたね。いい加減終わりにしましょうか……何ですか、まだ何か言いたいことがあるのですか?
……フフフ、この期に及んでまだそのような戯れ言を。君のようなウジ虫風情、地面に這いつくばって無様に命乞いをする方が似合っていますよ。
……いつまでも五月蝿いですね。いい加減、君のダミ声を聞くのもうんざりしてきました。もう飽き飽きです。さっさと、死になさい。
……さて、それでは次の玩具を探しに行きましょうか。
雨の雫がベランダをステージに踊るように落ちてくる
最初は弱く
途中激しく
道路を過ぎ去る車のバイクのヘッドライトが光の演出をする
終わりやさしく
そして切なく
太陽が雨の終わりと朝を連れてくる
「踊る、おどる……」
昨日も昨日だったが、今日も今日でまた難しい。
某所在住物書きは某防災アプリのタイムラインを辿りながら呟いた。
その日の午前2時過ぎから20回以上発生している地震が理由。素人ゆえに、それは随分頻発しているように見える。
「油敷いてニンニクのスライス炒めるとき、『ニンニクが踊り始めたら』云々とか、そういえば言うわな」
他は何だろう。風は踊るか?ライブ中の光は踊るだろうな?物書きは加齢で固くなった頭と想像力なりに、なんとかネタを引き出そうとして、どうやら、失敗しているようであった。
――――――
「踊るように」。なかなかに手強いお題ですね。こんなおはなしはどうでしょう。
最近最近の都内某所、某稲荷神社敷地内の一軒家に、人間に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が、一家で仲良く暮らしておりまして、
その内末っ子の子狐は、善き化け狐、偉大な御狐となるべく、神社のご利益ゆたかで不思議なお餅を売って、絶賛修行中。
1個200円でバリエ豊富。おやつ系からおかず系まで、低糖質対応もバッチリ。
ひとくち食べれば心の中の、溜まって悪さをしている毒や傷なんかを、ご利益でくっつけ絡めて落としてくれる、ありがたいお餅なのです。
今日は台風接近の様子。修行のお餅売りは休業。
自宅の中の、自分のお部屋の窓から、ざーざー音立てて降る雨と、風でプラプラ踊るように枝振る木を、
ニンジンがりがり噛みながら、見ておりました。
「そうだ。そろそろ、秋だ」
がりがりがり。歯ごたえの心地良いニンジンを、子狐は贅沢に1本まるごとかじります。
「秋野菜入れたおもちも、そろそろ、考えたいなぁ」
意外と知られていませんが、ネコ目イヌ科キツネ属の狐は、肉食というより雑食性。
野菜も食べるし、山菜も食べるのです。
5月15日あたりなど、唯一のお得意様宅の、田舎たる雪国から届いた根曲がり竹、キロ単価3千5千オーバーの天然物を、コリコリ、むしゃむしゃ。
ひとり大宴会したことも。
「おもちに合う秋野菜の具って何だろう」
がりがりがり、こりこりこり。
今食べているニンジンも、その唯一のお得意様からの、神社へのおそなえ。
お得意様いわく、故郷の雪国から送られてきた、田舎クオンティティーの野菜の山の、少ないながら、おすそ分けだそうです。
ニンジン、トマト、ナスにキュウリ、等々、等々。
それから昨今値上がりが少し話題になったお米も、袋に入れて約1キロ。
これを「少ない」と断言できるのが、まさしく田舎クオンティティー。
母狐は礼儀正しく、おそなえの対価におふだを渡したり、お守りをオマケしたりしていましたが、
コンコン子狐、おいしそうなニンジンとお米に、尻尾を上下左右ビタンビタン。踊るように、ぴょんぴょん跳ね回っておりました。
要するに食欲に正直な食いしん坊なのです。
「ニンジンとかダイコンとか煮込んで、あんかけにして、おもちで包むのはどうだろう」
がりがりがり、こりこりこり。
ニンジン1本、まるごとペロリ食べ終えてしまった子狐。新しい野菜を貰いに、台所へ向かいます。
次は何を食べようか。その足取りはトッテトッテ軽やかで、まさしく、踊っておったのでした。
色褪せて
麻痺してくのを
待てず
沁みる痛みから
ただ
逃げたくて
躊躇いながら
捨てた
君との思い出が
まだ私の中で
舞うように
漂っている
良かった日々と
大好きだった
君の声が
胸の中
踊るように
ヒラヒラと
「踊るように」
9/7「踊るように」
雪が舞う。風に乗って上へ下へ。時に撫でるように、時に叩きつけるように。
その雪の中を、妖精が舞う。白いレースの服をまとい、ステップを踏んでふわりふわり。
冬を楽しみ、春を呼ぶ舞。妖精の朗らかな笑い声が鳴り響く。
ひとしきり楽しむと、雪は、妖精は、踊るように消える。
妖精はいずれまた現れて踊る。花の妖精が目を覚ますまで。
(所要時間:9分)
「踊るように」
雨の中
傘をさした小さな男の子が
水溜まりをジャンプした
雨の中
楽しそうに無邪気に笑っている
雨の中
大人たちは皆、憂鬱な顔して足早に去っていく
いつの頃から雨を鬱陶しく感じ始めたのだろうか
雨の中
眩しいほどの純真無垢な小さな男の子は
踊るように私の前を通りすぎていった
あのね! 今日〇〇ちゃんと一緒に帰ったんだ! あんまり話したことなかったんだけどね、思ってたより面白い子でね、話してたらあっという間に駅着いちゃったんだ! それでね、〇〇くんって勉強得意なの?って聞かれたから、ついそうだよ!って嘘ついちゃったけど、すっごく褒めてくれたから、この嘘も無駄じゃなかったんだなって思うんだ! へへへ、明日も一緒に帰れるといいな!
〇〇くんってどんな人なんだろうな。そう思って一緒に帰ろって話しかけた。いっつも職場でおちゃらけている彼が、何を考えているんだろうって。別に好きとかじゃ無いんだけどね。それで、話してく内に思ったんだ。これ中身詰まってないなって。相手のことを考えずにおちゃらけている感じが、すごく馬鹿に感じた。どうしてこの職場につけたのだろうって思うくらいに。どうやってあの頭で仕事をしているって思うくらいに。興味深いっていう点では面白かったけれど、もう2人で帰りたいとは思わないかな。
#踊るように
モンドリアンの絵、コルビュジエのソファー
私が大学を卒業後、モンタナの田舎から摩天楼のニューヨークに独り暮らしを始めたのは、戦争が終わった直後だった。
ドイツも日本も降伏して、ニューヨークは戦勝パレードでそれはもう盛り上がっていた。
戦争中、父さんは飛行機工場で戦闘機を作り、母さんは兵士が食べるレーションの工場で働いていた。
私は大学で生物学を学んでいたから、戦争には一切関わっていない。
私の大学時代の友人のジェイコブは、欧州の激戦区から生還して、再び大学に戻ることにしたらしい。特に彼はケガをしたわけでもなく、『戦利品』として、イタリア製の拳銃を持って帰ってきた。
まあとにかく、長かった戦争が終わったことでアメリカはひとまず落ち着きを取り戻した。
私はニューヨークの町並みがよく見えるアパートを借りると、引っ越しの荷物を並べる前に、まずお気に入りのモンドリアンの絵を飾った。
それから、20世紀の偉大な前衛的建築家が発明したLCソファーを絵がよく見える場所に置くと、深々と腰掛ける。
私は足を組んで、タバコに火をつけた。なんというか、すごく『モダン』だ。これから、この部屋を私好みのモダンな部屋にしていくのだ、と思うとワクワクした。
次の日の朝、私に父さんから電話がかかってきた。
「ニューヨークはどうだ?」と。私は「すごく素敵な所よ」と答え、それから、父さんは言いにくそうに「ジェイコブが死んだ」と告げた。
「どういうこと? 彼はどこもケガをしていなかったじゃない!」
「彼がケガをしたのは心の方だよ。遺書にははっきりそう書いてあったそうだ。可哀想にな」
私は泣き崩れた。せっかく生きて戻ってきたのに、どうして死んじゃうんだろう?
私は「もう切るわ」と言うと電話を切り、窓辺に立ってタバコに火をつけようとする。
ジッジッジッジッ。
ジッジッジッジッジッ。
何よこれ、ぜんぜん火がつかないじゃない。
私は震える手で懸命に火をつけようとした。
外は相変わらず戦後のムードで盛り上がっていた。
彼女は踊るように歩いた。
彼女が歩くとただの廊下がステージになるようだった。
綺麗な容姿に満点の笑み
そんな姿にみんな明るい気持ちになった。
私達も彼女のように
笑顔になった。
彼女の力はすごい
─────『踊るように』
焼け焦げそうな猛暑日に耐え
ひたすらに青い空と
入道雲を、クラクラとする熱風のなか
過ごした夏も
なんとか、乗り切った頃
朝晩の少し冷んやりとした
心地良い風に、ふと気付く…。
秋が少しずつ、少しずつ
台風の到来を越えてじわじわと
稲刈りの光景や
赤とんぼと共にやってくるのだ。
気温が下がるにつれ
紅葉が始まり、私の好きな秋がくる。
春夏秋冬がステージならば
秋は、名場面。
心が踊るように弾む
大好きな、シーンなのだ。
【お題:踊るように】
#踊るように…
これから進む道
踊るように 楽しみたい
これから起こる事
踊るように ときめきたい
これからの出会い
踊るように 手をとりあい
長い道の先…
振り返って
踊るように楽しい日々だったと
微笑んで睡りにつけるなら…
今が少しくらい苦しくても
我慢ができる
私…笑顔を忘れないで…
・踊るように
剣舞とは、その名の通り、剣を使った舞のことである。
踊り子の私からしてみれば、そんな舞は邪道中の邪道、許せない。
その、はずだったのだけど。
動きに合わせてキラリと光る剣先。
流れるような足捌き。
私の踊りにはない、ピリつくような覇気。
生まれて初めてみた剣舞は、正直、綺麗だった。人だかりをかき分けて、無意識に私は前へ出る。抱えている味噌の重みを忘れるほど、気がつけば夢中になっていた。
どれほどだったか、演者の一人が、不意に動いた。動き続けているのに動いた、なんて変かもしれないが、とにかく、ハッと目を引く動きだった。
そして…
その演者は、無造作に…恐ろしいほど流麗に…剣を振った。
誰かの悲鳴。
私は悟った。剣舞の美しさの正体を。
真っ赤な鮮血が、痛いほど目に残った。
私の指が踊る
白と黒のステージの上で
私の心が躍る
【踊るように】
地上の青空を飛ぶ君の姿を、頬杖をつきながら眺める。神々に逆らい地上へと追放された君のことを、愚かだと評するものは決して少なくない。僕だって、もう少し立ち振る舞いを考えれば良かったのにと苦言を呈したくなるくらいだ。
だけどそれでも、人間たちの喝采を受けながら自由に空を飛ぶ君は、天界にいる時よりもずっと楽しそうだった。
救いを求める人間たちを助けて何が悪いのだと、神々へと堂々と反抗してみせた君の、鮮烈な意思を宿した横顔を思い出す。ああ、そうして人間たちと共に汚れた地上で泥に塗れるほうが、あらゆる栄華に囲まれた天界での生活よりも、君にとってはよほど幸せなのだろう。
いつもつまらなそうに翼をはばたかせていた君が、踊るように空を舞う。自由で高らかなそのありようが眩しくて、天界の掟を馬鹿馬鹿しいと思いながらも逆らうだけの勇気もない僕は、ただ静かに瞳を細めた。
おはようキミ
うまくできるかどうかは
気にする必要はないんだ
大切なのは弾むような心
キミの好きな音楽を聴いて
空の色をいっぱいに感じて
陽の光をたっぷりと浴びて
世界に繰り出してごらんよ
いつもそばにある幸せを
たくさん見つけておいで
『踊るように』
学校なんか大っ嫌い。嫌いで嫌いでたまらない。
なんで私があいつの自慢なんか聞かなきゃいけないんだよ
クルクルと世界が回っている。
…いや、揺れているのが正しいか。
曲がっているのかもしれない。
とにかく、そんな感じに世界が動いてる。
体が重くなり、熱くなってきた。
これは、何か起こる気がする。
踏ん張りながら進もう。
自分の家が見えてきた。
もう少し…もう少しだ。
一歩一歩が徐々に重くなっていく。
はぁ…はぁ…
息も荒くなっていく。
ガチャ
玄関を開けた俺は
踊るように、そして気を失うように
ベッドへと倒れ込んだ。
風邪を引いたらしい。
ー踊るようにー
▼ 踊るように
アイツの声は腹に響く
重厚感がありながら軽やかで、喜怒哀楽が乗っている
隣に立っていたあの頃とは違う
経験から、乗り越え、背負うものがある安定感
もう大丈夫と言わんばかりの広く分厚くなった背中
(怯んだり、妬み嫉みがある訳じゃねぇ)
自分だって、環境は変わった
仲間がいて、あの子だけがいない
(アイツと比べてはいる訳だな)
馬鹿馬鹿しいと思考を止めて、こちらへ向かって来る足音に振り返る
表情が綻んでしまうのは一緒にいて楽しいから
それだけはあの頃と変わらない
足取りは軽く、追い風で体も軽い
背負ったものは重くてもこの足で歩いていける