『踊るように』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
踊るように…
貴方と逢う前は
心が踊るように嬉しい気持ちになる
それはとても、幸せな気持ち
逢った時は、時間が許す限り、ギュッと抱きつく
一時さえも離れたくない
ギュッと抱きついて、唇を重ねて、体さえも重ねる
そして…お互いの体温を感じて、存在を感じて…
そしてまた、ギュッと抱きつく
それに応えてくれるように、貴方も力強く、だけど優しく、ギュッと抱きしめる
心も踊るように。とても幸せな時間…
音を鳴らし
歌を歌い
手足を動かし
みんなで踊るのは楽しい
踊るように
生きるのもまた
音楽は自前の鼻歌
好き勝手に手足を伸ばし
曲がり角がなくても曲る
踊るように
*ブロマンスです
「はー、あっつ、あっついねー、ナギ」
シャツの首元をパタパタと引っ張りながら、俺を振り返る。暑いって不満をいうくせに、その響きにはネガティブさはなくて。夏は嫌いじゃないんだろうって思う。
「あー、汗やば、俺臭くない? 大丈夫?」
そう言って冗談めかして近づいてくる。
「あー、暑い、近づくな」
「ひどっ、なあー、俺臭い? なあなあ」
ケラケラと笑いながら、俺の体に腕を回してわざと近づいてくる。
もちろん臭くなんてない。部活終わりに汗を気にしてボディーシートで拭いているのも知っているし、そのせいかいつもミントみたいな爽やかな香りを纏っている。それに、リツのことを臭いなんて思うわけがない。そもそも俺に聞くなんて意味のないことだ。
「なーなー、くさいー?」
「くっつくなって、臭くないって」
俺がそう言うと、満足したように笑ってようやく離れる。
「はあよかった、ナギなんでそんなに涼しそうなの? ネクタイ暑くない?」
「ああ、大丈夫」
本当は体温がぐんぐん上昇中で、背中は汗でびっしょりだ。だけどそれはギラギラとした太陽のせいだけじゃない。
もう何年も一緒にいるのに、リツがそばに来てふざけて俺にくっつくと、心臓は早鐘を打ち、体温は上昇して、息も浅くなるし、体調が悪くなる。ここ最近は特に酷くなりつつある。
それが、嫌悪感や苦手意識なんかじゃないってことは、とっくに理解している。
「なんか食べて帰る? ファミレスとか、いっちゃう?」
ステップを踏むように追い抜いて、俺を振り返る。暑いなら無駄な動きしなきゃいいのに。
「久しぶりだよな? 一緒に帰るの」
そう言って笑う。登校するのもクラスも一緒なのに、一緒に帰ることがまるで特別みたいに言う。
無邪気というか馬鹿というか。中学の頃から全然変わらない。そんなところがかわいすぎるだろ。
「うん、寄ってこうか」
「やったね。いこいこっ」
満面の笑みで頷く。
図書室から、グラウンドを走る陸上部のリツが見えた。リツを待たずに真っ直ぐ帰ってもよかったのに、昼に、最近一緒に帰ってないなー、なんて可愛く呟いているのを聞いてしまったから。
図書室で勉強して帰るって言った。勉強をしたのも本当だけど、窓のそばの歴史関係の資料の並ぶ棚に長時間滞在したのは俺だけの秘密だ。
日差しを浴びてキラキラ輝くリツの笑顔が眩しかった。それに、俺にするように気安く他のやつにも絡む様子が憎らしくて、胸がひりついた。
リツを見ているだけで、嬉しい、悔しい、もどかしい、色んな気持ちがないまぜになって、胸が苦しくなった。
その度に、何度も気持ちを再確認する。何度でもリツを好きになる。
自分の気持ちを疑ったり見ないふりをする時期は、とうの昔に過ぎ去った。
それでも、この気持ちをなるべく長く、出来ればずっと秘めていたい。
「なーぎなぎっ、早くっ、お腹すいたっ喉乾いたっ」
少し前を歩いていたリツがパッと振り返る。
「子どもかよ。わかった、急ごう」
ドキッとしたのを悟られたくなくて、俺は早足でリツを追い抜いた。
「えっ、急になにっ」
きゃはきゃは、楽しそうに笑いながら踊るようにスキップで追いついてくる。
そんなところがかわいくて、かわいくって。
ああ、いつまで、耐えられるだろうか。
ダンスって凄く必要だと思うんだ 。
リズム感とか体力とか運動神経とか 。
それ以前に心を動かされる 。
僕は小学生低学年の頃からダンスを始めた 。
バレエを保育園時代からやっていて 、踊りにはずっと親しんできた 。
何をするにも踊りは僕には必要なものとなり 、今でも辞めないと行けないという事実 。
年齢 、運命を悔やむ 。
少しでも忘れないようにと 、何事も踊るようにこなすんだ 。
『不思議はダンス』
パレットのアクリル アルプス山脈 深呼吸 コニーを呼んで 島へ行く 珊瑚が泣けば 僕も泣く ありえない感じで踊りたい 幻想まで後5ミリ 不思議まで行け 辿り着け 君だけのダンスで
人生のゲームオーバーおめでとう!
俺が人生で一番、気分や状況がどん底だった時。
親父は俺にこう吐き捨てた。
「お前は将来、仕事も見つからなくて人生どん底になって、変な奴と結婚するんだろうな〜w」
酒が入ってたから、という理由でも言ってはいけない物というのはあるだろう。
俺は生憎、根に持つタイプなんだ。
__だから俺は何十年も経った今でも覚えていた。
「何で…何でこんな事をするんだよ!!!!」
俺が家族が寝ている間に全員殺そうとしてたら、唯一、親父だけが起きていた。
親父以外の家族は全員死んだ。
俺が殺したからだ。
殺す前に親父は俺にそう吐き捨てた。
俺の大事な時間を割いている事も、こんなのに耳を貸すのも意味は無いことは知ってたけど、
何となく耳を貸した。
「息子が根に持つタイプだったのが、唯一お前の悪いところだったな。…実際、全人類お先真っ暗だからな。人なんて関係ねぇんだよ。」
まぁ此奴が覚えているとは微塵も思ってないけど、
俺は最後にそう言った。
君は高く飛び上がる。ダンクシュート。歓声の圧が体の芯を揺らす。
君は翻る。相手選手はドリブルとともに走り去る。
君はもう追いついて、軽いステップでボールを奪い去っていく。
君は舞う。川の水が流れるようによどみが無い。
僕は客席にいた。頭の中でコートから自分を見た。
客席で、君と同じユニフォームを着て、派手なスティックバルーンを持っている。
座ったまま空笑いで声を出している。
コートにいる自分を想像することはできなかった。
君は最後に跳ね上がる。歓声の圧。
周りに合わせて立ち上がった僕は、力なくバルーンを叩いた。
コートで君とハイタッチする僕の姿は想像できなかった。
あの日までしていたことが想像できなかった。
題:踊るように
46日目
花畑の中を踊り狂う蝶が目に入った
色彩の海を優雅に舞う彼らは絵になっていた
夜闇の中で光に恋する蛾が目に入った
セピア色の彼らからは目を逸らしてしまった
彼等はほとんど変わらないはずなのに
何故僕らは目を背けてしまうのだろう
「見た目ではなく中身が大事だ」
なんて言う癖に僕らは目を覆ってしまう
所詮僕らは見たいものにしかピントを合わせない
恋愛漫画を読んでいると心が躍る
もっといろんなことにも心を躍らせたい
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(やった! 明日は誰も夜帰って来ない日だ!)
夕食の支度しないですむぞ🥰
1人でゆ〜っくりYouTube見よ〜
ささやかに小踊りする私です。
「踊るように」
踊るように足は進み、回るように時は動く。
そして静寂。
それでも人は歩みを止めず時を追いかけ、私を残す。
背中を押すのはどこの誰。
その手は友よ、君がいい。
君はいないから進めない。
でもせめて方向だけはさしておくれ。
そうしたら私は前に進める。
「昔の話をしてやろうか」
旅人はそう言って語りだした。
若い蜘蛛は悩んでいた。
彼は巣を作るのが苦手だった。どんなに頑張っても、まわりの蜘蛛たちが作り上げる作品のような美しい多角形にはならない。いつもどこか歪んだ、糸が絡まりあった醜いなにかが出来上がるだけなのだ。
友人たちは、若い蜘蛛に言った。
「君の価値は、なにも君の作る巣だけで決まるわけじゃない。」
そう言われるたび、若い蜘蛛の自尊心は傷つけられていった。そして同時に、友人たちの優しい言葉を素直に受け取れない自分の心の醜さにも嫌気がさすのだった。
若い蜘蛛はとうとう我慢ならなくなって、ある夜、他の誰にも告げずに旅に出た。行先なんて自分でもわからなかったが、ここにはもう二度と戻らないだろう、という予感だけがたしかにあった。
旅を続けるのは愉快だった。若い蜘蛛は、巣を作ることもせずにただあてもなく前進を続けた。
そうして明るい森の中、水辺の美しい場所で若い蜘蛛が水を飲んでいると、目の前に影が落ちた。
目を上げると、アゲハチョウがひとり無邪気に舞い踊っていた。羽は太陽の光を受けて黒くすきとおり、傷つきやすさを隠した青と明るい黄色がそれを彩っていた。
そのあまりの美しさに、若い蜘蛛は何も言えずにただ立ち尽くした。そんな彼を、アゲハチョウは気に留めることもなく、しばらく辺りを飛び回った後、やがてふわふわと彼の前から姿を消した。
あれ以来、若い蜘蛛は美しいアゲハチョウに心を奪われてしまった。彼女のことを考える以外、何も手につかない。旅を続けることなど、今はもう思いつきもしなかった。
いつしか若い蜘蛛は、あれほど苦手だった巣作りを始めた。あのアゲハチョウに、愛を伝えるためだった。一心不乱に銀色の糸を吐き、少しずつ絡めあっていく。それは今までのどんな時よりも苦しく、そして、最も幸せな時間だった。
そうして彼が作り上げた蜘蛛の巣は大きく、美しかった。
若い蜘蛛は、作り上げた巣の中で弱々しい微笑みを浮かべた。彼は巣を作るうちに自分の吐いた銀色の糸にからめとられ、それが完成するころにはほとんど身動きが取れなくなっていた。
若い蜘蛛は、食べることも飲むこともできないまま、次第に弱っていった。いつしか眠りについた彼の近くを、いつかのアゲハチョウが無邪気に飛び回り、そして去って行った。
「もう、昔の話だがな。ま、生きてりゃ色んなことが起こるんだよな。お前さんは、俺やあいつのようにならずに、もっと利口に生きていくこった。」
旅人は、旅を続けるうちにすっかりすり減って、ボロボロになった羽を広げて飛び立った。
(踊るように)
踊るように
指先を意識して
軽やかに
踊るように
小気味よく
ラジオ体操ができる
ほどの
センスも体力も何もない私
(テレビ体操のお兄さんお姉さんたち、さすがだよね)
お仕事前の体操はほどほどにやりますとも
“泣いたあと”
ただひたすら感情に任せて泣いたあと
そのまま眠りに落ちて朝が来て目が覚めたときの心地
最後に鼻をかんで落ち着いたときの心地
お腹がへって何か食べたときの心地
あの、言葉になんて到底表せないような
その経験がある人としか共有できないような
暖かいような切ないような
苦しいような優しいような
寂しいような強くなれたような
そんな心地を
その瞬間にしか味わえない心地を
大切にしたいと思う
舞い上がる心
大きく笑顔になる口
自然に緩める目
響くくらいの弾む声
自分の中のどこかで
何かが踊るように
楽しいんだ
「踊るように」
楽しいときの行動とか言動とかを一言で表すとしたら
「踊るように」な気がしました。
気分が踊ってる?みたいな(笑)
ちなみに気持ちと気分の違いは
気持ちは身体とか心の感じを表し、
気分は心だけの感じを表すらしいです。
これで言うと
「気持ちが踊る」になるけど
そうしたら伝えたいことと「気持ちが踊る」の意味が
違くなるんだよなあ...
踊るように操られて上手くできなかったら全部私のせいにされるのは一体なぜ?責任を押し付けるのはやめて頂きたい
踊るように身を交わしながら人とすれ違う。それでも時にはぶつかりそうになりながらも歩いて進んで行く。
避ける人たちはきっといつも避けて居てくれる人達で、気の使える人だと思う。
そう考えると優しい人達が多いのだと気付かされる。
(日記)
今日行ったグラウンドは、とんぼがたくさん踊るようにとんでいた。…正直邪魔だった。今思えば、秋になってきたんだと思う。…いや、今日はめっちゃ暑かったわ。
【踊るように】
『私を舞う』(短い)
私は役者
舞台上、舞い踊る。
皆私を見て魅了させる特別な舞い。
皆私を見ている。
魅了の輪は世界に広がり、皆私を見る。
毎日働くあの人も、無邪気に遊ぶあの子も、塀を歩く猫すらも、私を見る。
お金持ちは舞をみ、魅了され、
私に【踊らされる】お金持ち
私の舞は特別なもの。
お金も、
名声も、
権力すらも
手に入らないものは無い。
ただ一つ
私がこの世で手に入らないものは私の自身を見る人だけ。
それでもいい。
゛私゛を演じてればいい。
『舞と恋』(長い)
「かっこいい」
それが私が王太子殿下を初めて目にして、思ったことだ。
私だけじゃないだろう。
王宮に集まるほとんどの貴族は王太子殿下に見惚れていた
当たり前だろう。それほど王太子殿下は美形だった
今日は王太子殿下のお披露目だ。
全ての貴族が集まる。
そんな中で王太子殿下は剣の舞を披露した。
剣はスラスラと動き、無駄がない。
踊るように剣を打ち合い、圧倒する。
そんな物を見せられたら皆惚れるだろう。
勿論私もそうだ。
頭の悪い貴族は皆、婚姻を申し込むだろう。
王太子殿下と婚姻なんて絶対に出来ないのに。
王太子殿下の婚姻は大きな利益が見込まれる。
他の国の王女様を娶れば交易や国交を結べる。
他にも婚姻を結んでいない王太子殿下の場合は国交を結びたい国から-送り物を-もらえる。(賄賂のこと)
送り物を貰っても絶対に婚姻を結ぶ必要はない。
利益だけが見込める。
つまるところ、よっぽどのことがなけりゃ国内で婚姻を結ぶ事は無いだろう。
しかも、結ぶとしても公爵家から取るだろう。
下から二番目の子爵なんかが王太子殿下に婚姻を申し込むなんて不躾極まりない。
この恋は胸にしまう。
貴族は当たり前にするだろう。
皆、我が身を滅ぼしたくないのだ。
それでも諦めきれない。
王太子殿下と下級貴族が関わりを持つ機会はほとんどないが、あるにはある。
1.武術を磨き王太子殿下の近衛兵になる。
2.勉学に励み総司になる。
(王様とは別で国全体を動かす力が与えられた役割)
3.舞踏会でな舞を壇上で披露し、王太子殿下の妾になる。
大体はこの3つだ。
女性ができることは舞を踊ることくらいしか無い。
しかも舞踏会で壇上に上がるのは貴族、数百人から5人しか選ばれ無い。
それこそ狭き門だ。
それでも、諦めれない。
理由なんて無い。
ただ好きになってしまった。
それから数年、舞に全てを注ぎ込んだ。
やめたくなる時もあった。
泣いたこともある。
それでも王太子殿下に見初められたい。
私はついに壇上で舞を踊れるようになった。
ここまで来るのに7年かかった。
初めての壇上で見た景色は忘れられない。
王太子殿下がこの目ではっきり見える。
こちらを向き、にっこり微笑む顔はこの場でしかはっきりと見えないだろう
舞踏会が終わり王太子殿下は来年、指揮をとる。
つまるところ戦争だ。
王太子殿下が絶対に帰ってこれるとは言えない。
最後の舞踏会の可能性もある。
壇上は30までしか居られない。
それまでに戦争が終わるかもわからない。
壇上から降りる。
もうこの景色は見れないかもしれない。
怖い。
最初で最後のチャンス
一寸の狂いも無いように、舞を踊る。
『良い舞であった』
王太子殿下はそう言った。
今までの努力が報われる。
私の夢は叶わなくなったが、頑張って良かった。
私は今夜も舞を踊る
戦争から帰ってきてくださることを願い。
全然関係ないけど、この何とも言いがたい気持ちを書き連ねさせていただきます。
ずっと、大学時代から今まで、沢山サークルをやってきた。
学生時代をほぼ全て捧げたと言ってもいいくらいに。無論後悔はない。
元々承認欲求が高めではあった。自信は常にないが、頑張って誰かの役に立った時、感謝や褒められた時に、漸く、自分がいて良かったんだ、頑張って良かったんだと思えた。
自分を肯定できた。
そんな自分と過ごしてくれるメンバーがかけがえのない存在だった。
自他共に、NOサークルNOライフと認められるくらいだったし、その時に出会った人達との出会いに感謝しつつ、今もそのメンバーの誰かしらと一緒に活動できることが、自分にとって至福であり、充実していたあの頃の再来のようで嬉しかった。
後輩たちからは、半分同期、と言われ、同期や上からは後輩好きだと認識されていて、まぁそれほどまでに、自分にとっては大切で大好きな後輩たちだった。例え傷つけられたことがあっても、自分を慕ってくれる?子達の存在が自分を支えていた。
去年、そんな人たちに声をかけて、催し物をした。
トップとして引っ張っていくというよりは、周りを駆け回りながら支える方が自分的には合っていると思うし、好きではあるが、主催として開催した。
当日も含めて、前後もトラブルや事件が勃発して、余裕もなく、気持ち的にアップダウンはあったが、あの時の気持ちは忘れられないくらい幸せだった。
またいつか集まってやりたい、、そう思っていた。
そんな後輩たちは、私が開いた催し物で集まった実力派なメンバーや、好きな子達と、来年催し物をする。
気兼ねなくできる人達、という条件で、自分は声を掛けられることはなかった。
無論、客席で見ていてほしいと言っていたので、別に慕われてない、とか、気兼ねなくできない、と言われたわけではない。そう思われているわけではない、、はずだ。
でも、半分同期と言っていたのに。後輩たちだけならまだしも、自分と同期のメンバーも呼ばれていたことが、余計に辛かった。そして、その同期は他大だが、同志と言われていて、やっぱり差を感じた。
もう必要とされていないのだと。
ご飯食べに行こうって2か月前から言っていて、体調が悪いとか、仕事が忙しいと言われて、一緒に行くはずだった予定もダメになったと言われたのに、1ヶ月前に呼び出されて愚痴を聞いてもらったと言う同期。
どういうこと?ってなった。
私といても楽しくないから、断られてたのか。
その後、裏方スタッフとして頼まれた。頼まれたことはとても嬉しい気持ちでいっぱいだった。成功させなければ!そう気持ちが燃えた。しかし、私が常に一緒にやりたいと思っているメンバーが、自分の目の前でやっているのを間近で見なければならないというのは、とても複雑だった。
そんな会が開催されたら、もう自分の会は開けない。
そんな絶望と共に現実を叩きつけられた。
そのメンバー全員、私の催し物に参加したメンバーで。
誰が更に心地よいであろう環境とは異なる方に参加してくれるのか。
文句を言いたいとかではないけれど、この気持ちを誰かにただ聞いてほしい。なのに、後輩たちが開く催し物のことはまだ内密なしなければならない。つまり、そのメンバーにしか言えないのだが、そもそも言えるわけがない。
だって大切であり、大好きなメンバーだからだ。
軽く自分の気持ちを伝えたことがあった。
言わなければよかったと後悔した。何故なら、私と同じ立場の人なんて誰もいないのだ、わかるわけもない。ただの我が儘になってしまう。それで嫌われたり、離れていかれるのはもっと嫌だ。
みんな、自分とは違う。
私は自分の気持ちを優先するよりも、仲間外れは避けるべきだと思っていて、話に入れない人がいれば、話を振ったり、楽しんでもらえるように行動をしている。自分がそうされたら嫌だし、嫌だったから。
自分は絶対にそうはならないぞと決めている。
ただその意識だけの違いなのかもしれない。
今思えば依存もしているだろうし、他人軸なのだと思う。考え方、受け取り方を変えなければいけないのだと思う。でも、ずっとこんな考え方だったから、すぐには変えられないし、どうしたら良いのかわからない。ただ辛い。
そして、たださみしい。
どうやって、そのさみしさの穴を埋めたらいいのかわからない。
こんな気持ちになるくらいなら、消えてしまおうか。
自分とは関係のない人たちなのだと。
新しい居場所を探していくべきか、と。
でも今までの時を思い出すと、本当に消えた時、むなしい、さみしい時間になってしまう気がして。
今までなんだったんだろう。
あのメンバーでもう活動できないのなら、、続ける意味があるのか。
自分の気持ちを言うことはとても勇気がいる。
本当はこう思っている。でも、言ったら、誰もいてくれなくなるのかもしれない。嫌われてしまう。
それがずっと怖かった。自分の本当の気持ちを抑える以上に独りが怖い。
誰も味方がいない。そうやってとじ込もって、一人で。
どうしたら良いのか、、ぐるぐる考えては、おちていく。
「自分は、ここにいていい」「必要としている」と、
家族でもいい、誰でもいい。
代わりなんていないって。
言ってほしい。感じさせてほしい。
※長文、かつ話が行ったり来たりと、駄文ですみません。
ここまで読んでくださりありがとうございました。