『遠くの空へ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
題 遠くの空へ
遠くまで行きたい。
わたしは定期的にそう思う。
何故かな。
ううん、何故かは分かってる。
自分がずっと転勤族だったから。
2年おきに引っ越してきたから、こうして就職してからもふとどこかへ行ってしまいたくなる。
店舗が市内にしかないから、引っ越さなくていい今の職場。
どうしてだろう。
動きたい。どこか新しい場所に行きたい。
私の最近の夢はいつも引っ越す夢。
大きなデパートの屋上に引っ越して、デパートを散策したり。
新しい家に引っ越して、その奇妙な家を探索したり、引っ越しの日を迎えて必死に片付けして箱詰めしたり。
そんな夢ばかり見てる。
だから、こうしてふと空を見上げた時、違う空に行きたいって思うんだ。
転居して違う空間の空を見たいって。
それは同じに見えて、何もかも違うから。
私の心も環境も、住まいも。
そうして心機一転をリズミカルに求めているのかもしれない。
繰り返されてきた移動を、無性に望んでしまう。
もう動くことはないだろうなぁ。
わたしははぁ、とため息を一つつく。
後は、あれかな?結婚して、引っ越すとかかな?
彼氏もいない私は、羨望の眼差しで、遠くの空を見つめて、また一つため息をついた。
遠くの空へ 飛べるなら
どんなに いいだろう
私は 生まれ変われるなら 鳥になりたい
夢でなら 見たことはあるけど(笑)
夢で 私は鳥になり 空を飛んでいた
あの夢は 忘れられない
海の向こうには何があるのだろう
山の向こうはなんだろう
1歩歩いた後には何が起こるのだろう
好奇心に心を奪われ 今日も生きていく
どうか、「素敵な出会いが
ありますようにますように。」
と、願いを込めて遠くの空を見上げる
【259,お題:遠くの空へ】
遠くの空へ手を伸ばし、考える
『私に翼があったらどんなものか』
自由に空へ飛び立てる翼、色は白がいい
少し大きめで寝むるときにくるまって寝たら暖かいだろう
ふかふかの羽毛で太陽の香水をふんだんにつけた、清く美しい純白の翼
だが私は高いところが苦手だから、翼が貰えるのは想像の中だけでいい
地面を這いずって歩くのも、意外と楽しいものなのだよ
title.拝啓、天使様
遠くの空へ
遠くの空へ想いを馳せて
白の巨躯は打ち上げられた
歓声があがる合間もなく
5秒で木っ端微塵になった
失敗は成功の母と言う
苦難を越えて頑張れカイロス
遠くのそらへ
届ける
いつかまたあう人に、
もう一度会いたい人たちに、
私の氣持ちを届ける…
届くかな…
届くよ。
法事の時お坊さんが言ってたよ。
実感が大事だって。
突きつめたら実感以外何もない…信じること無しには…何も。
私に意味を与えるのは、私しかいない。
思い込みでもいいんだ。最初は…。
…私は実感する。
遠くのそらを。
この私の胸の中からしか、通じる場所は生まれないから。
遠くの空へ願いを送る
あなたの毎日が健やかであるように
あなたの行く先が明るくあるように
あなたの願いが叶いますように
遠くの空へ
飛んでけ
飛んでけ
痛いの
痛いの
飛んでいけ
あの子はね、遠くのお空に行っちゃったんだよ。
だからもう戻ってこないの。
泣いてあの子の名前を呼んでも、何も変わらないの。
もう会えないのは寂しいよね。
それはみんな一緒だよ。
でもあの子は向こうの世界で楽しんでるのかもしれないよ。
だから、あの子の旅立ちを受け入れてあげようよ。
忘れないでいてあげよう。
そうしたらきっと、いつの日かまたあの子がふらっと姿を見せるかもしれないよ。
元気でね、って、笑ってあの空に向かって手をふろう。
ほら、雨があがったよ。
虹も出てる。
あの子が返事してくれたのかもしれないね。
元気でね、って、笑ってあの空に向かって手をふろう。
さようならの意味じゃなくて、またいつかの意味で。
「遠くの空へ」
君と見た夜明けは
本当に美しかった。
思い出のなかの君は、
泣きたくなるほど、美しいと思ったよ。
遠くの空へ
「ねぇねぇ!聞こえてる?私の声!私は、一人でも大丈夫そう!心配しないで!」と遠くの空へ叫んだ。
「ねぇねぇ!なんの本読んでるの?」と、入学してから一番最初に声をかけてくれたのは黒髪がよく似合う活発な性格の女の子だった。声をかけてくれたときは、びっくりして口が動かなかったがそんな時でも彼女は
「ねぇねぇ!大丈夫?そんなにびっくりしなくても!」と可愛い笑い声で笑っていた。
「ご…ごめんなさい。き…緊張しちゃってて。」と私。
「ううん。こちらこそ驚かせてごめんね?ただ、その本の名前を知りたかっただけなの。私も、本が好きだから。」と微笑みながら話してくれた。
「本…好きなんだね?どんな本読むの?」と自然と口が開き自分から質問をしていた。すると彼女は、また元気になり「私はね…」と本の話をしてくれた。私と彼女の好きな本のジャンルが同じで話が合った。本の話をしたあとに彼女から
「ねぇねぇ!友達になってよ!あっ!でも、せっかく友達になるなら…親友になろうよ!!」と。眩しい笑顔と明るい声でそう言ってくれた。
入学してそうそう、私は友達なんていなかった。いや、出来なかったのだ。私のこの、暗い雰囲気が人を近づけさせなかったのかもしれない。私は、このまま3年間ずっと友達がいない高校生活を送らなければならないのか。と未来に嫌気が差していた。彼女が、私と親友になりたい。そう言ってくれて嬉しかった。とても。だから私は
「私で良ければ。」と笑顔で言った。彼女はとても嬉しそうに跳びはねていた。
それから1年、彼女と楽しい高校生活を送った。彼女といすぎて、口癖まで似てきた。そんな私は、彼女と出会って変わった。笑顔が増え、暗い雰囲気も消えた。彼女が私を変えてくれた。もう、1人での生活には戻れない。いや、戻りたくない。そう思っていた。
彼女と出会って2年が経とうとしていた頃、彼女は帰らぬ人となった。そう、母から聞かされた。交通事故だそうだ。私は泣き崩れた。つい昨日まで一緒にいて、楽しく本の話をしていたのに。来週は2人で遊園地に行こうねって。そう約束していたのに。私達の願いは叶わなかった。
彼女が亡くなってから2週間ずっと、家にひきこもっていた。彼女がいない高校生活は楽しくないだろうし、学校に私がいてもいなくても変わらないだろう。誰も心配なんて、しないだろう。そう思っていた。
翌日
先生に1度学校に来なさい。そう叱られてしまったので私は、登校することになった。学校へ着き、廊下を歩いていると、クラスの子が数人すれ違いざまに
「大丈夫?」、「無理しないでね!」、「相談いつでものるからね!」とひと声かけてくれたのだ。昔の自分だったら、絶対に声をかけてくれる人なんていなかっただろう。彼女が私を変えてくれたから今の私が居るんだ。
声をかけて去って行きそうだったクラスの子に私は振り向き、
「ありがとう!」そう一言大きな声で言った。
「全然!あの子の代わりにはなれないかもしれないけれど、似たような存在にはなれるように私達頑張るから、いつでも頼って!」と暖かい言葉を言ってくれた。
「ねぇねぇ!聞こえてる?私の声!私は、一人でも大丈夫そう!心配しないで!」遠くの空へ叫んだ。私の背中を押すように、風がふわっと吹いてきた。あなたなら大丈夫、そう彼女が言っているように私は思えた。
あなたはもうこの街にはいない。
また会えるなら私はあなたと何をするだろうか
夢を目指して東京に上京した彼。
今頃何をしているだろうか。
時々遠くの空を見つめて彼のことを考える。
たまにはLINEをしてみてもいいかな。。。
あっちで彼女作ったりしてないかな。
これってメンヘラ????
#遠くの空へ
遠くの空へ
決して、現実逃避ではない。
自分を取り巻く呪縛から、逃れたい時がある。
遠くの空を見つめている自分がいる。
煙草を吸いながら、いい考えを探している。
浮かぶ時もあれば、浮かばない時もある。
浮かぶ時は、即実行する。
浮かばない時は、諦めて切り替える。
そうやって、なんとか生きてきた。
遠くの空へ行きたい気持ちを切り替えて、
踏ん張って、やり過ごしている。
人生ってそんなもんだ。
少々古ぼけた風貌をした書店の片隅。
店内でも奥まった位置の棚端から、数センチの隙間に擬態する細い背表紙が見え、何故だか強く目を引いた。
「長く飛ばせる紙ヒコーキの作り方。それが今、あなたのお手元に!」
「さあ、キミも一緒に折ってみよう!」
その影を抜き取ると、なにやら奇妙な語り口をするキャラクターが表紙を飾っている『謎のハウツー本』を発見してしまった。
ついでに付け足せば、指先の薄いザラつきに加え、四つ角も若干曲がっている状態だ。
これも一つの縁か、と興味のまま少しだけ中身をパラリと覗き見てみる。
──が、まさか考えていたより丁寧な手順を踏み、小粋なコラムすらも載せている一冊らしい。
思わず幼少の頃を振り返ってみると、あまり手の凝った折り方も出来ず、同じくキレイに飛ばせた記憶も無い。
……ならば、本当に“それ”が出来るのだろうか?
手ぶらの時間も終わりを告げ、自分の足は自然とカウンターに向かったのは言うまでもない。
【遠くの空へ】
わたしは今から
深い眠りにつくのだ
わたしの意識は
遠くの空へ
遠い空はつながっている
遠い宇宙はつながっている
気持ちは遠いところにとばせない
機械を通してとばせても
わたしの気持ちは伝わらない
わたしの心の声は
深く深く
とても深いところにあるのでしょう
見えないものが
一番こわい
ねぇ神様、僕の願いは聞き入れてくれますか?叶えてくれますか?
何度も何度も僕は願いました。そろそろ僕の番じゃないですか?
一生に一度のお願いです!僕の家族を生き返らせてください、、
そうやって『遠くの空へ』願いを飛ばした
青い青い、快晴の大空を見る度に昔から思う。
あの空の向こうへ、飛んで行きたいと。
飛んで行った先が曇りや雨、雪、嵐だとしても。
遠くの空ヘ
遠くの空へ 思いを馳せる
キラキラ輝いて見える
過ぎ去った日々は
美しく残る
遠くの空も
見上げた真上の空も
同じ空
k
「アサダヨ、アサダヨー」
座敷の奥で、羽毛をむくむくと動かしながら、ヨウムが鳴く。
「おはよう」
私は、目覚めたばかりのヨウムの、くすんだ銀の鱗のような羽を撫で付けながら、笑いかける。
今や一人(一羽)きりの同居仲間のヨウムに、餌をやる。
「イタダキマス」
カタコトでお行儀よく答えるヨウムと共に、朝ごはんを食べて、私は立ち上がる。
朝日がゆっくりと、軒先に差し込んでいる。
私はいつも通り、縁側に座ると、庭を眺める。
今日は快晴。庭の木々は若い芽を出し、ところどころに美しい花が咲いている。
日向ぼっこには最適な、暖かい朝だ。
朝日を浴びながら、私は抱えていたものを膝に置き、撫でる。皺が寄って乾燥した私の手が、白い翼を撫でる。
空は真っ青に晴れきっている。
どこからか飛んできた飛行機が、白い線を描きながら飛んでゆく。
ねー、ママ!こっちこっち!
はやくー!早くあそぼ!
近くに住む子供たちの元気な声が聞こえる。
私は、膝上の紙飛行機に目を落とす。
真っ白な皺ひとつない翼。軽くて、紙にしては少し硬いその紙飛行機を、私の皺だらけの手が撫でる。
目を細める。
私が紙飛行機を好きになったのは、こんな晴れた日のことだった。
あの日。もう七十年前のあの日。
その日、私は家の都合で、どうしても幼い妹の面倒を見なくてはいけなくなった。私は、みんなと遠足に行けなかった。
妹の世話で疲れ切った私は、友達と今日を過ごせなかった失望で、すっかり荒んでいた。
その時だ。
その時に、家の土塀の向こうから、紙飛行機が飛んできたのだ。
その紙飛行機は羽を水平に広げ、悠々と、私の家の庭に着陸した。
その様子が、私にはまるで遠い空からの贈り物に見えた。
ドキドキしながら紙飛行機を広げてみると、手紙だった。きっと、私のクラスメイトからだろう、手紙。
正直に言うと、手紙の内容はお世辞にも巧くはなかった。
「私がいなくて残念だった」とか、「おつかれさま」とか、そんな気休め程度のお手紙。
でも、その筆跡は、馴染みのないものだった。
筆跡を憶えていないほどの関わりでも、私を気にかけてくれた、手紙の主がいた。
胸が熱くなった。
その日から、私は、紙飛行機を飛ばすようになった。
遠くの空へ、どこまでも、かつて私に届いた紙飛行機のように、悠々と飛ぶ紙飛行機を私も作りたかった。
そして、いざという時に誰かに届けられるようになりたかった。
紙飛行機を探求している間に、いつのまにか私はこんな歳になっていた。
紙飛行機にだけ異常に詳しい私を、近所の若い子たちは、“紙飛行機の魔女”と呼ぶようになった。
あの紙飛行機には宛名も記名もなかった。
だから、こういう日に、空を見上げながら思い出を漁っていると、時々こんな疑惑が胸を掠める。
あれは私宛のものではなかったのではないか
でも、そうであったとしても、そんなことはどうだっていい。紛れもなく、あの紙飛行機は私を良い方に変えたのだから。
だから、こんな晴れた、風も凪いだ、紙飛行機日和には、私も紙飛行機を飛ばすことにしている。
一番飛ぶ折り方の紙飛行機を、遠くの空へ。
どこか遠くの誰かの心に届くように、遠くの空へ。
「トベトベ、ヒコウキ!」
三十年連れ添った相棒の言葉と風に、私は紙飛行機をそっと乗せる。
紙飛行機は白い翼を水平に広げ、遠くの空へ、飛んでゆく。